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光と影のクリスマス 後編



 一試合の制限時間は僅か30分…しかし今回の試合はその30分ですら長く感じた。Bクリスマスとの攻防戦は最初こそ互角だったが、次第にホーリーの方が追いつめられていった。
 「きゃああああッ!!」
 受け止められたトンファーブレードが折れて、蹴りを入れられたホーリーは、そのまま市街地の壁に激突した。
 「大丈夫か、まだいけるか?」
 「うん、大丈夫…、まだ負けたわけじゃないもの…」
 じりじりと近づいてくるBクリスマス。その両腰には8枚のブレードが怪しく輝いていた。
 「まだ…まだまだ!!」
 至近距離でハンドマシンガンを連射するホーリー。しかしそれはブレードで撥ね返されてしまった。
 「ホーリー、今はここから離れる事を考えるんだ。あれが間に合うまでなんとか時間を稼ぐんだ」
 「このまま逃げてもどうにもならないよ。だって、あんなことするのに、このまま黙っていられないもの!!」
 ホーリーはアーマーをスノーモビルモードにして、Bクリスマスの後ろに回りこんだ。
 「!!」
 Bクリスマスは、ホーリーの変形に一瞬ひるんだ。
 「むちゃだ、やめるんだホーリー!!」
 速度を出し、風と一体化したホーリーは、そのままBクリスマス目がけて突進した。
 しかし、Bクリスマスは口元に微笑を浮べると、ブレードでその突撃を受け止めた。
 「え!?」
 「ダメだホーリー、早く逃げろーっ!!」
 その瞬間、モビルは切り裂かれ、ホーリーは投げ出される形となった。そしてその場に倒れこみ、動けなくなってしまった。
 『お前もその程度のようだな、早いところヴァルキリーブレードの露と消えるんだな』
 どこからか男の声が聞こえた。おそらくBクリスマスのオーナーだろう。男は冷静に、そして冷酷にBクリスマスに指示を出した。
 『さあ、止めを刺せ』
 8つのブレードがツバサのように開き、そのままホーリーに向かっていく。
 (だめだ、やられる…)
 ふたりがそう思ったとき、突然Bクリスマスの動きが止まった。
 一体何がおきたのか…。いずるは画面を改めて見た。
 そこには鳥形のマシンが一機、ホーリーの前に現れていた。

 「こ、これは…」
 『やっと間に合ったわ』
 別の画面に小百合の姿が映し出された。
 「小百合さん、やっと調整が終わったんですね!」
 『ええ、少し手間取ったけど、ミルキーのおかげで何とか完成したわ。さあいずるくん、「鳳牙」に指示を送って』
 鳳牙、このマシンの名前は鳳牙か…。いずるは再びヴァーチャル画面を見て、鳳牙に指示を送った。
 「鳳牙、ホーリーを助けるんだ!!」
 鳳牙はひと声上げると、両翼に装備されたキャノン砲でBクリスマスを攻撃した。
 『ひるむな、お前のターゲットはあいつだ!あんな奴は打ち落とせ!!』
 Bクリスマスは両肩のレールガンで鳳牙を迎撃しようとした。が、鳳牙はそれを見切ったのか、弾丸を避けて行った。
 「なんてすごい機動性能なんだ…。いいぞ、鳳牙!!」
 鳳牙はBクリスマスの攻撃を避け続け、ついにBクリスマスにダメージを与える事に成功した。
 『むう…、こうなったら身動きできないホーリーベルの方から始末するんだ!!』
 男の指示を受けてBクリスマスはホーリーの方に向かい、攻撃を仕掛けようとした。
 「だめだ、ホーリーが先にやられてしまう!」
 『いずるくん、ホーリーと鳳牙を合体させるのよ。鳳牙は分解してホーリーのプロテクターになるの』
 小百合のアドバイスに従い、いずるは鳳牙に指示を出した。
 「鳳牙、ホーリーと合体するんだ!!」
 鳳牙はそれに応えてホーリーのもとへ飛んでいった。そしてBクリスマスの攻撃が当たる寸前にホーリーの身体に装着した。
 「これは…」
 鳳牙を装着したホーリーの身体から力が湧いてくる。そしてその直後、ホーリーはBクリスマスを翼の羽ばたきで吹き飛ばした。
 『何なんだ、これは?!』
 吹き飛ばされたBクリスマスはよろよろと起き上がり、たどたどしく喋った。
 「お前は、何者だ?」
 「…平和を愛するもの、ヴィクトリアホーリーベル!!」
 とっさに考えたのか、ホーリーはパワーアップ後の自分の名前を名乗り、ポーズを決めた。
 「ヴィクトリア…ホーリーベルか、面白い!!」
 Bクリスマスは8つのブレードを広げ、Vホーリーに襲い掛かった。
 『ホーリー、ディスプレイに出ているマニュアルに従って武器を選択するんだ』
 「うん、やってみる」
 ホーリーはマニュアルに従い、武器を選択した。するとディスプレイに背中の武器が点滅し、ロックが解除された。
 「これは…」
 『高周波ソードよ。これで相手の装甲を切り裂く事ができるの』
 小百合が武器の説明をした。ホーリーは背中のソードを引き抜き、まじまじと見回した。
 「へえ…これであのブレードを切ることができるのかな」
 『ホーリー、前、前!!』
 いずるの声でホーリーはBクリスマスの攻撃を間一髪避ける事ができた。
 「ひゃ~、危ない危ない」
 『ひやひやさせるな、お前は』
 ホーリーは改めてソードを引き抜き、Bクリスマスに向かって行った。
 「…すきだらけだ」
 Bクリスマスはブレードを展開し、攻撃を受け流そうとした。しかし…!
 「なに!?」
 ホーリーはまっすぐ向かわずに、横に飛んでブレードの基部を狙ったのである。
 「もらった!」
 それに気付いたBクリスマスはブレードをたたみ、防御にはいった。
 「残念でした」
 しかしホーリーはその隙を見逃さなかった。少し後ろに下がり、腕から羽根型のミサイルを発射してブレードの基部の片側を破壊した。
 「くっ!」
 『あの小娘といい、あのオーナーといい、何て意表をついた攻撃をするんだ?!』
 男は焦りを感じていた。なぜなら、予測できないホーリーの動きと、そのオーナーの指示の正確さが彼を窮地に陥らせているのだから、無理もない。
 『ホーリー、後少しだ。もう片方のブレードを破壊すればこちらに勝機が生まれる。攻撃の手を緩めるな』
 「うん、分かった!!」
 ホーリーはさらに後ろに下がると、両肩のキャノンを発射し、Bクリスマスを攻撃した。片方のブレードを失ったBクリスマスは隙が生まれ、防御するにもモーションが大きくなってしまい、キャノンのビームを避けるのに精一杯だった。
 『ブレードを片方失っている今の状態では、接近戦に持ち込まれるとこちらが不利になる。何とか間合いを取り、あいつを打ち落とすんだ』
 Bクリスマスは無言で頷くと、ホーリーから離れてライフルで攻撃を始めた。
 『相手の攻撃パターンに乱れが生じてるな。ホーリー、思い切って接近戦を仕掛けてみろ。ただしブレードには気をつけるんだ』
 ホーリーはソードを持ってBクリスマスの間合いを縮め始めた。中距離攻撃に専念しているBクリスマスにとって、その行動は自分が不利な状態に陥られる結果となった。
 「もらった!!」
 銃弾の雨をくぐり抜けて、ホーリーはBクリスマス目がけてソードを振り下ろした。ソードは残りのブレードの基部をバックパックごと切り落とした。
 「な…」
 『なんという機動力だ…。だが、まだ負けたわけではないぞ。勝負はこれからだ』
 しかしBクリスマスは動かなかった。
 『どうした、まだ戦闘は終わっていないぞ』
 「この戦い、どうやら私たちの負けのようです。マスターも分かっているでしょう、あの神姫とオーナーのコンビネーションの完璧さを。そして、私たちではとても太刀打ちできないという事も。もうやめましょう、こんな戦いは」
 淡々と話すBクリスマスに、ホーリーは驚いていた。
 「あれ、Bクリスマスって無口だと思ってた…」
 Bクリスマスの言葉に、男の怒りは頂点に達した。
 『お前はこの俺に従わないというのか?今頃こんな態度をとったとしても、今まで神姫たちを始末した罪は消えないのだぞ!!分かっているのか?』
 「罪は消えるとは思っていません、だから…」
 その瞬間、Bクリスマスは胸アーマーをぬぐい捨て、落ちているブレードの破片を手に取り、それを胸に突き刺した。
 『な、何だと!?』
 予期せぬ事態に、男は唖然とした。
 「Bクリスマス!」
 「これで…いいのです…。今までの罪は…消えないから…こうするしか…」
 ぐったりと倒れたBクリスマスを、ホーリーは抱きかかえた。
 「どうして、どうしてこんなことを…。いくら自分が悪いからって、こんな事って…」
 「今まで…したことは…皆様に悪いと…思っています…。でも…、私は…従うしか…」
 CSCがある胸を貫いたBクリスマスは、もはや機能停止寸前だった。それだけ自分が犯した罪が重いことに気付いたからこんな行動に出たのだろう。
 「マスタ…、もうこれ以上…神姫たちを…倒さないでください…。そして…私たちの行った罪を…認めてください…」
 『もういい、もういいからこれ以上話すな…!』
 「約束…、できますか…?」
 Bクリスマスの途切れそうな声に、男は声を振り絞って答えた。
 『ああ…、約束する…。もう、こんな事は終わりにしよう…』
 「ありがとう…ございます…。これで…私も…安心して…眠れます…」
 ついにBクリスマスのCSCに異常が起きはじめた。
 「Bクリスマス!しっかりしてよ!!」
 その名前を聞いた彼女は、笑みを浮べてこう言った。
 「Bクリスマス…、いつから…こんな名前で…言われたのか…」
 「それじゃあ、あなたの本当の名前は…?」
 「メリー…」
 ついにBクリスマス=メリーの機能が停止した。そしてそれと同時にホーリーの勝利を告げるアナウンスが響き渡った。

 試合終了後、黒いスーツの男と対面したいずる達だったが、彼の顔はどこか浮かない顔をしていた。
 「すまない、こんな事をしても俺たちの罪は消える事はないことは分かっている。どんな処分でも受ける覚悟でいるつもりだ」
 男はいずる達に深々と頭を下げ、詫びるように謝った。
 「おっさん、謝るなら他の神姫に謝れよ。シュートレイのほかにもひどい目に遭ってる神姫たちもいるんだからな」
 恨む気持ちを抑え、恒一は男に言葉を発した。
 「どうしてあなたは神姫を付けねらったの?返答しだいではそれなりの処分をしなければいけないわ」
 「…それは、ある人物を探していたからだ」
 男の言葉に、小百合たちは驚きの色を隠せなかった。
 「俺はある人物と闘ったことがあってね…といっても、ロボットバトルでだが…そこで俺はひどい目に遭った」
 「そのパートナーって、神姫?!」
 「そうだ。俺はあいつと戦って、敗北した。そして俺の最初のパートナーをあいつの神姫は破壊したんだ」
 男の意外な話に、一同は静まり返った。
 「今のパートナーのメリーは2代目、いわゆる初代メリーの代わりといえる存在だ。2代目はいくら初代のメリーに似ていても、俺のメリーにはなれなかった。…もうあの頃には戻れないんだ…」
 一通り男の話を聞いた小百合は、彼の心境を知った。
 「そうだったのね、だからあなたは復讐するために神姫たちをあんな目にあわせたのね」
 「みんなには悪い事をした。いくら復讐とはいえ、やってはいけない事をしたのだから。どのような罰でも受ける覚悟はある。もう試合に出られなくてもかまわない」
 男はすでに覚悟を決めていた。復讐の代償は払わなければならない。そのためにはどんなことでも甘んじることなく受けるつもりだった。
 「…分かったわ、確かにあなたのやったことは悪い事ね。復讐という理由で相手の神姫を倒した罪は重いわ。でも、今のあなたは十分反省してるわ。さっき連絡があってね、あなたの神姫に倒された神姫たちが回復に向かってるって言ってたの」
 「…?どういうことだ?」
 小百合は男に詳しい内容を説明した。神姫病院にミルキーを派遣し、神姫たちの精神治療を施した事、そして、その神姫たちが順調に回復に向かっていることを。
 「今後はコミッショナーの判断に任されるけど、あちら側にも問題があったから、そんなに罪は重くならないと思うわ。だってあなたの神姫はレギュレーション違反だって言われてたくらいだし。それを許可したコミッショナー側にも責任はあるわね」
 男は軽くお辞儀をして小百合達の前から去って行った。
 「…あの人は復讐に踊らされていた犠牲者だったのかもしれませんね…」
 「そうかもしれないわね。あるきっかけで恨みが生まれ、そのまま復讐に走る人はいる。でも、それは人間としての一線を越えてしまうことだから、本当ならそれをやってはいけない事なのよ」 
 いずるたちは寂しく感じる男の背中を、ただ見続けるしかできなかった…。


 試合が終わり、いずる達は神姫病院にいるミルキーを迎えにいくことにした。待合室で暫く待つと、ミルキーが小百合の方に乗って戻ってきた。
 「お疲れ様です、試合、どうしました?」
 「勝ったよ。ミルキーのおかげでね」
 鳳牙にはミルキーのペットロボットのAIが移植されていた。そのため、短時間で完成することができたのだ。
 「それはよかったです。あれ、ホーリーお姉さん、どうかしたんですか?」
 ミルキーはいずるの肩で元気なさそうに座っているホーリーをみて、心配そうに声をかけた。
 「あ、ううん、大丈夫。それよりミルキー、大手柄だったね。鳳牙の開発の手伝いをしたり、病院で精神治療の手伝いをしたり…」
 「そんなに時間が経ってなかったのと、被害者が殆どいなかったのが幸いでした。皆さん、順調に回復に向かってますよ」
 いずるはホッとした。結果的には一人の犠牲者も出さずに済んだのだから。
 「それじゃ、私は研究所に戻るわね。三人ともすてきなクリスマスと年末を過ごしてね」
 そういい残し、小百合はいそいそと研究室へもどって行った。
 「小百合さんにとってはクリスマスも年末のないようだね」
 「ああ、去年もこんな様子だったからな。正月もどうなることやら」
 「そうなの?」
 忙しそうな小百合を横目に、一同は病院を後にした。
 いずる達は恒一と共に自宅に戻り、パーティーを開くことにした。本当なら小百合も呼ぶ予定だったが、仕事に忙しいため、結局いずる達だけで開く事にしたのだ。
 「今年は色々あったな、来年もいい年でいようぜ」
 恒一はかなり乗っていて、いずる達も引くくらいの勢いだった。
 そんな中、いずるはあることを思い出した。
 「…あ、そういえばホーリーにプレゼントがあったんだ」
 「本当?どんなプレゼントかな♪」
 そっといずるはホーリーにプレゼントを渡した。
 「何が入ってるかな~」
 ホーリーはラッピングを取り外し、少しずつふたを開けた。
 「こ、これって…」 
 「前からほしがってただろ?これ探すのに苦労したんだ」
 中身は鮮やかな神姫ドレスが入っていた。
 「ありがとう、大切にするよ」
 喜ぶホーリー。いずるはそんな彼女をみて微笑んだ。


 今年も色々な事があった。嬉しい事も、悲しい事も。色々な人に出会ったことも、別れたこともあった。それは人生のワンステップで、これからの人生に必要な事。そして来年もその後もそれが続いていく。これからどうなっていくのかは分からない。でも、今はこのひと時を大切にしたい、といずるは思った。




第一部 おわり 第二部につづく











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