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光と影のクリスマス 前編


 今年も後一ヶ月を切り、町の中はクリスマス一色になった。そんな中、いずるはある場所に足を運んでいた。
 「確かここだったはずなんだけど…」
 いずるの探している場所とは、新しく開店した神姫専用ショップのことである。ここでいずるはあるものを探していた。
エレベーターに飛び乗り、最上階に向かういずる。ショップはこのショッピングモールの最上階にあるのだ。
 「この階にあるみたいだな。 どこにあるのかな…」
 周りを見ながらショップを探すいずる。暫く探しているうちに、やっと目当てのショップを発見した。
 「けっこう並んでるんだな。無事買えるかどうか…」
 なぜ彼がこんなところにいるのかというと、こんな理由があるのだ。

 「やった~、これで通算100勝目だ~」
 バトルが終了して控え室に戻るいずるとホーリーは、今回の闘いで100勝したことを自慢げに話していた。今回のバトルはハウリンタイプの神姫が相手で、数分でホーリーの勝利で終わったのだった。
 「ああ、それはよかったな」
 それに対していずるは喜ぶどころか微笑み一つしなかった。
 「え~、それだけ?もっと喜んでもいいのに…」
 そこへ廊下で待っていた恒一とシュートレイが祝福して迎えてくれた。
 「やったなホーリー、これで1ランク上昇したな」
 「おめでとうございます」
 「えへへへ、このままいけばすぐにランクアップしちゃう勢いだよ」
 はしゃぐホーリー。しかしいずるは余計に心配の色を隠せずにいた。
 「喜んでいいのかホーリー、油断大敵って言うだろう。今回のバトルだって相手が強くなかったから勝てたんだからな」
 「おいおい、お前相当カチカチになってるな。100勝したんだから、もう少し喜んだっていいだろうに」
 「とはいっても、まだ100勝目だし、これから順調に勝ち進めるとはいえない。それにまだ強敵が大勢いるんだから、油断なんてできないよ」
 カリカリしているいずるは、思わず起こったような口調になってしまった。
 「でも、ここまでがんばったんだから、おめでとうの一言くらいかけてもいいはずだぜ。…もしかしてお前、あの神姫のこと、頭で考えてるんだろう?」
 恒一の言うとおりだった。あの時のことをいずるは考えていたのだ。いずれはあのブラッククリスマスと対戦することになる。そのとき、ホーリーの身に何かあったら…彼の脳裏には不安ばかり浮かんでは消えて行った。
 「…本当いうとあのBクリスマスのことが頭から離れないんだ。あの神姫はほとんど実践経験がないはずなのに、神姫を次々と再起不能寸前にまで追い込んでいる。あの神姫の狙いが分からないと、うかつに闘う事はできない」
 「そうか、あの神姫はシュートレイですら再起不能寸前まで追い込んだ相手だからな、不安なのも無理はないな。でも、今日くらいはそのことなんか忘れた方がいいんじゃないか?せっかく相方がランクアップしたんだからな」
 恒一はいずるの背中をバンバン叩いて元気付けてあげた。
 「そ、そうだな。でも、今回のランクアップでBランクに上がっただろ。それはシュートレイやあのBクリスマスと同じランクになったということになるじゃないか。もしBクリスマスと闘う事になったら…」
 「バカなこと言うなよ」
 恒一が叱咤した。
 「そうなることはお前も知ってるだろう?このままでも自ずとランクは上がるんだ。酷なことかもしれないが、ここまできたならお前達も覚悟決めろよ」
 恒一の言葉にいずるは唖然とした。なぜなら、あの恒一がこんなことを言うとはしんじられなかったからだ。
 「だが、そのBクリスマス、実は公式の神姫じゃないっていう噂があるんだ。コミッショナーの意見で暫くの間はBクリスマスの出場を停止するらしい」
 「出場停止…」
 「だからお前は心配しなくていいんだ。せっかくのお祝いだろ?そんなことで水を差すようなことをしない方がいいぜ」
 Bクリスマスの出場停止の話を聞いたいずるは、少し安心した。そして改めて恒一に礼を言った。
 「ありがとう、おかげで気持ちが楽になったよ」
 「いいってことよ。それより、ホーリーに何かプレゼントしたらどうだ?100勝記念として彼女の好きなものでも買ってあげなよ」
 「ああ、そうだな。ホーリー、リクエストは?」
 しかしホーリーは疲れたのか、スリープモードに入っていた。
 「あれだけ動いたんですから、眠くなるのは当たり前ですよ」
 バッグのポケットからミルキーが出てきて、ホーリーをバッグ内の簡易ベッドに運んだ。
 「ありがとう、ミルキー」
 「ところでプレゼントの事ですが、お姉さんには暫くの間黙っておきましょう」
 「え?どうしてだよ?」
 ミルキーの発言に驚くいずる。それを後ろで聞いていた恒一は、思わず納得していた。
 「なるほど、ホーリーを驚かせるためだな」
 「どういうことだ?」
 「お前、鈍いな。プレゼントは驚かすために贈るものだぜ。それに、なによりそうした方が相手も喜ぶだろうが」
 その言葉を聞いて、いずるはこの分野について鈍い事に気付いた。
 「…そうか、たしかにその方がホーリーだって喜ぶだろうな。分かったよ、ホーリーには内緒にしておこう」
 「物分りがいいな、お前は。実は今度、この近くのショッピングモールに神姫ショップがオープンするそうなんだ。そこでホーリーの喜ぶものを買えばいい」
 恒一は新ショップのチラシをいずるに渡した。
 「あいにくこんなのしか手元にないが、これに場所が載ってるから分かるだろ。あと、開店日は12月の第1土曜日だ。人気の商品をゲットしたいなら初日を狙うんだな」
 「ありがとう、こんなことまでしてくれて…」
 「いいってことよ。その代わり、クリスマスには誘ってくれよな」
 そういい残して、恒一はこの場を去った。残されたいずるとミルキーは、ホーリーのプレゼントの事について話を続けた。
 「それで、何を買うんですか?12月まであと少ししかありませんよ」
 「そうだな、どうしようか…」
 帰る準備を始めるいずるだったが、プレゼントの事を考えるあまり、手元がおろそかになっていた。
 「いずるさん、早くしないと次に使う人が来てしまいます」
 「ああ、そうだったね。早く帰ろう」
 慌てて準備を終えたいずるたちは、そそくさと控え室を後にした。

 「けっこう並んでるな…」
 ショップに連なる長い列を見て、いずるは呆然とした。
 「とりあえず並びましょう。時間が経てばもっと長くなりますから」
 ポケットからミルキーが顔を出してきた。
 「そうだな、早くならばないと売り切れるからな」
 いずるは最後部に並んで開店を待った。
 そして待つこと一時間近く…、開店を告げるアナウンスが鳴った。
 『只今より開店いたします』
 その瞬間、列がショップになだれ込み、たちまちショップ内は満員になった。
 「すごい人だかりだな、この調子で目当てのものなんか買えるんだろうか…」
 人だかりを掻い潜り、いずるは武装パーツコーナーへたどりついた。
 「ここにもいるのか…。早い所目当てのモノを買わないと」
 武器やサブウエポン、それと洋服まであるこのコーナーで、いずるは目当てのモノを探した。
 「あ、ありました!こんな所に!!」
 ミルキーが棚の上を指さした。その上には目当てのパーツが一つ、奥のほうに置かれていた。
 「やっと見つかった。これでホーリーも喜ぶぞ。ところでミルキーも何かほしいものあるだろう?遠慮しないでいいなよ」
 功労者のミルキーを見て、いずるはほしいものがあるか質問した。
 「い、今の所は特に…」
 「遠慮しないでいいんだよ。これは私からのプレゼントだからね」
 いずるの言葉に、ミルキーは恐る恐るある方向へ指を差した。
 「…あれがほしいのかい?」
 それは、鳥形のペットロボットのキットだった。
 「…わたし、一度でいいからこれほしかったんです。これならお話もできますし、お友達にもなれるでしょう?」
 ミルキーの意外な言葉に、いずるは驚いていた。
 「…だめですか?」
 「いいや、いいよ。それにミルキーにとって始めてのプレゼントだから、買ってあげるよ」
 それを聞いたミルキーは、思わず顔を赤らめながらコクコクと頷いた。
 「…あ、ありがとう、ございます…」
 そしてバッグの中に逃げ込んでしまった。
 (…あれ?どうしたんだろう?ミルキーのも意外なところがあるんだな)
 一瞬疑問に思ったいずるだったが、すぐにそれを忘れてレジに向かった。

 次の日、いつもと変わらない日常を過ごしていたいずる達に、ある情報が飛び込んだ。
 「これは…!」
 「ああ、恐れてたことが起きたようだな」
 いずると恒一は学校のパソコンを使ってインターネットのニュースを見ていた。その中にBクリスマスのバトル復帰の情報が載っていたのだ。
 「一体どうなってるんだ…。Bクリスマスは出場停止になったんじゃないのか」
 「おそらく、Bクリスマスの行為がレギュレーションに違反してないと判断したんだろうな。そうじゃなきゃ、こんなニュース入ってくるはずないじゃないか」
 強敵の復帰に不安の色を隠せない二人は、どのような対策を練るか考える事にした。
 しかしそれから数日後、いずる達をさらに不安に陥れるニュースが飛び込んでくることになる…。


つづく







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