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第弐章第伍節:{あれ?俺のが無いぞ??}

「ただいま~」

俺はある箱を持ちながら家に入った。
ある箱とういのは少し内緒だ。
まぁ、すぐそのうちに教えるから少しだけ待ってくれ。
さて、独り言なんかしていないで、とっとと二階に上がってあいつ等にこれを渡すかぁ。
階段を上り、自分の部屋に入った。

「お~す、いい子にして待っていたかぁ~?」

俺が顔を見せるとアンジェラスがいち早く俺が来た事を察知し、机の端ギリギリまでトコトコと走って来た。

「お帰りなさいませ、ご主人様♪」
「おう、今帰ったぞ」

明るい声と笑みするアンジェラスに俺は気分よく迎えられた事を実感する。
ここんとこ最近、アンジェラスの奴がこの行為をよくやる。
まるで、新婚さんに近い行為だ。
まぁ、だからって嫌な気分にもならないし別にいいやと思い、アンジェラス自身にはどうこう言ってない。
所で…。

「あれ?ルーナとパルカの姿が見えないぞ。クリナーレの奴は相変わらず机の上でダンベルで筋肉トレーニングしてるけど」
「パルカはご主人様のベットの下で何やらゴソゴソしていて、ルーナはご主人様のパソコンを弄っていますよ」

あぁ~、パルカはモアイ帝国に行ってやがるな。
前にあの国に近寄ったら痛い目にあったからあんまり近寄りたくないんだよな。
しょうがない。
後でクリナーレに頼んで来てもらうか。
次はルーナだな。
確かアンジェラスの情報だと、俺のパソコンを弄って…。
弄ってだと!?
なんか嫌な予感がする。
俺はパソコンのディスプレイを見る。
そして案の定。

「このデスクトップ画面つーことわぁ~…ルーナ!テメェ、また俺のアカウントで入りやがったなー!!」
「あ!?ダーリン、いつの間に帰っていたのですか?」

そう。
ルーナの奴は俺が態々ルーナのためにルーナ専用のアカウントを作ったのにアイツは自分のアカウントを使わず俺のを使いやがった。
まったく、どうやって俺のアカウントに入るパスワードを知ってるんだ?
毎週、定期的にパスワードを変更してるのに。
何故、俺がここまで自分のアカウントを見られたくないのか。
それは俺のアカウントは知ってはならない秘密事が沢山入ってるのだ。

「まったく、しょうがない奴だ。テメェだけケーキ抜きだな」
「エェッ!?そんな事言わないでくださいー…」

お、結構今の言葉は効いたかも。
そして『ケーキ』という言葉に釣られてアンジェラス、クリナーレ、パルカが来た。

「お兄ちゃんがケーキを買うなんて珍しいですね」
「んぅ?まぁ、ちょっとした理由で食べたくなったんだけどね」

そう言いながら俺は箱から一つのショートケーキを取り出した。

「ほら、口元を汚さず食え…銀のフォークでいいだろ。ちゃんと分け合って食えよ」

机にあった皿にケーキを置く。

「ありがとうございます、ご主人様」
「わーい!ケーキだ!ケーキだ!!」
「姉さん、はしゃぎ過ぎてケーキに顔を突っ込まないでくださいね」
「ダーリン~、アタシもケーキが食べたいわー…」
「…はいはい。そ~、泣きそうな顔をするなよ、ルーナ。ちゃんと食っていいから」
「ありがとう、ダーリン!大好き!!」

現金な奴め。
でもまぁ、そいう所がルーナの可愛さだと思う。
さて、と。

「俺のは、これっと…」

箱からもう一つのケーキを取り出し机に置く。
ついでに内ポケットにある上着から煙草の箱を置いた。


「これは俺のだから食うなよ」
「えぇー!そっちのも美味しそうじゃ!!アニキー食べさせてくれよー!!!」
「駄目だ!ったく、クリナーレは食い意地がはってるぞ」
「ブー!ケチー!!」
「ケチで結構、コケコッコーだ。そんじゃあ、俺は地下に言って今週中に作らないといけない武器があるからお前等、先に食っていていいぞ。しつこいようだが絶対俺のケーキを食うなよ」

俺は自分の部屋を出て、地下に向かった。
あぁー早くあの『チンコチョコケーキ』を食べたいぜ。
…下品かもしれえないがあのケーキの上に乗ってる棒状のチョコとあの丸い二つのチョコの形がどうみても男性の性器にそっくりだからしかたない。
これがケーキを買った理由だ。
因みに俺は断じてホモじゃないから。
『チンコチョコケーキ』を買ったからって、ホモにされちゃあ適わないからだ。
ギャグで買ったんだからな。
あ、これは言っとかないとなぁ。
あのケーキのタイトルは『チンコチョコケーキ』じゃなくて、ちゃんとした『チョコケーキ』という名前だ。
ただたんに俺が命名しただけだから。
そんだけの事。
さぁ~て、とっと終わらせてケーキを食べるか。

アンジェラスの視点

「さぁ、ご主人様が買った来てくれたケーキを食べましょ。けど、どのように分けようか?」

一つのショートケーキを分けるとしたら結構難しいです。
しかも三角形の形をしているので、なお分けづらい。
どうしましょうか。

「お姉さま、そこで考え込んでなんかいないで食べましょう。あー、美味しいですわー」
「えっ?」

ルーナに呼びかけれたときにはクリナーレ、ルーナ、パルカの三人は銀のフォークを上手く使ってケーキを食べていたのだ。
ちょっと!?
なに勝手に食ってやがりますか!
私だけ除け者扱い!?

「アンジェラスー!早く食べないとお前の分もボクが食べちゃうぞ!!」
「そ、そんな事させません!」

私はクリナーレの挑発にのり、銀のフォーク両手で持ってショートケーキを狙った。
そのまま銀のフォークはショートケーキにグサリと刺さり横に切り取り上手く自分の口元に持っていき。

パク

食べた。
食べた瞬間は私の口内に甘い香りと味が広がった。
美味いです。
ショートケーキ独特の味でした。
濃すぎも薄くも無いクリームにスポンジは硬くも柔らかすぎでもない。
まぁ言ってしまえば何処にでもあるような味でした、
それでも、ご主人様はケーキを買ったり作ったり滅多にしないのでとても美味しく感じたのでしょう。
こうして私達四人はケーキに夢中になりバクバクと食べていきました。
…。
……。
………。
そして悲劇が起こりました。
今私達はチョコレートが付着している銀のフォークを片手に持って沈黙しています。
さて、何故ここで銀のフォークにチョコレートが付着してるのでしょうか。
それは簡単に理由です。
あまりにもケーキという概念に夢中になり私達四人が、いつの間にかご主人様のチョコレートケーキを食べてしまっていたのです。
途中で味が変わった時に気づくべきでした。
ですが時既に遅しです。
もうチョコレートケーキの姿は完全に無いのですから。

「………」
「………」
「………」
「………」

お互いの目線を逸らしひたすら沈黙。
物凄く気まずいのだ。
そしてさっきまでチョコレートケーキが置かれていたお皿を見て、頭を悩ます。
でも早くこの状況を打破しなくては。
ご主人様が来る前に!

「みんな聞いて」

私が声を上げると一斉に目線が私の方にくる。

「私達は罪を犯しました。罪はご主人様のチョコレートケーキを食べてしまったこと」

チョコレートの事を言うと三人ともビクッと体を震わせる。

「そこで私達はこれからの行動でご主人様の態度が急激に変わります。行動はどうします?」
「…なんとかして誤魔化す?」

クリナーレが辛い表情で私に提案してきた。
珍しく悪い事をした、と思っているのだろう。

「クリナーレはご主人様を完全に誤魔化しきれると思う?」
「ウッ!?無理だと思う」
「それに…お兄ちゃんに嘘ついちゃう事になっちゃうんだよ。そんな事できないよう」
「そうね。ダーリンはああ見えて結構そいう事に五月蝿いですからね」

クリナーレ達は嘘をついてまで、ご主人様に迷惑を掛けたくないみたい。
でもどうしよう。
ご主人様だって楽しみにして、地下で仕事をしてるみたいだし。
あ、そうだ!

「ねぇ!私に考えがあるんだけど!!」

…。
……。
………。

「どう、クリナーレ?見つかった??」
「ううん、まだ見つかんない。パルカの方は見つかったか?」
「ごめんなさい姉さん。こっちも見つからないの…」

現在、今私達がいる所はそれなりに大きなケーキ屋さんにいる。
なんでケーキ屋さんにいるのかというと、私達はご主人様から月ごとにお小遣いとして貰っているお金で、ご主人様が買ってきたと同じチョコレートケーキに買いにきているのです。
これが私のアイディア。
みんなに話したら即決で首を縦に振ってくれました。
そうと決まったらケーキ屋さんに行くために、クリナーレとパルカは外に飛び立つリアパーツを出し、私とパルカがお皿や銀のフォークを台所に持って行き、洗って乾かした。
あと、空っぽになったケーキが入っていた箱を冷蔵庫に入れる。
なんとかして誤魔化すためです…とても心苦しいのですが、いたしかありません。
すべての準備が整ったら各自リアパーツを装着してご主人様の窓から飛び出したわけですが…。

「お姉さま~、見つからないですわよー」
「頑張って、ルーナ。これもご主人様のためです」

もうかれこれ数十分は経っている。
少し大きいケーキ屋さんくせに…なんでこんなにもケーキの種類が豊富なの!?
探すのにこんなに労力と時間を使うなんて思いもしなかったです。
それに…。

「ねぇ何かしら?あの空中にフワフワと飛んでいる人形は?」
「そうだね。さっきからウロチョロしていちょっと迷惑だわ」

店の中にいる人間達にあんまり良く思われていないようだし。
このままじではいつか店の店員さんに追い出されてしまう可能性がでてきます。
そうなってしまったら、おしまいです。
と、そんな時でした。

「あれ?もしかして先輩のところのアンジェラスちゃん??」
「あ!あなたは!?」

薄紫色のロングヘアーにアホ毛一本ありでしなやかな髪質。
スレンダーな体形に童顔な容姿。
間違い無いです。
この人は!

「婪さん!」
「あ、やっぱり先輩っとこの神姫ね。会えて嬉しいわ。よく見たら全員いるじゃない…でもなんでこんな所にいるの?」
「あの…これには理由がありまして…」
「理由?ちょっと話してみなさいよ。相談に乗るわよ」

あぁなんて優しいんでしょう、ウチのご主人様と同じ男なのに、この性格の差の違いには毎回驚きます。
あ、でもご主人様も優しいですよ…極たまにですけど。
そんな婪さんに私は『ご主人様のケーキ食べちゃった事件』を詳しく教えました。

…。
……。
………。

「…という訳なんですよ」
「うん、よく分かったよ。ケーキを選ぶなら、あたしに任せて」

ニコヤカに笑う婪さん。

「先輩の事だから斬新奇抜的なケーキを買ってるはず。それにチョコも好きなのよね。とすると~」

色々な展示されているケーキ食い入るかのように見る。

「うん!多分、アンジェラスちゃん達が話しから聞いてこのチョコレートケーキだね!!」

ひとつのチョコレートケーキを一指し指で示した。
婪さんが一指し指で示したケーキはまさに私達の四人の神姫が食べてしまった時と同じチョコレートケーキだった。
流石婪さんです。
婪さんはご主人様の事をよく理解してらっしゃいます。
羨ましいと同時に少し嫉妬してしまいますが…。

「ほら、あたしが買ってあげるからお金を渡しなさい」
「あ、はい。お願いします」

婪さんに私のリアウイングM‐88対消滅エンジンの翼にセロハンテープでくっ付けられてる500円玉のお金を渡した。
レジでチョコレートケーキを買ってる婪さんの後姿を見ていると。

「あれ?あれって婪さんか??」
「婪様が来ているのですか?」
「アンジェラス姉さん、婪さんがいるのなら私達にも教えてくださいよ」
「みんな。いつの間に戻ってきたの?」

『今っ先だよ』とクリナーレが溜息交じりで言った。
お目当てのケーキは見つからなかったみたいでした。
まぁそれもそのはずです。
だって婪さんが見つけてくだっさったですから。

「これがケーキよ、アンジェラスちゃん。先輩が気づく前に早く家に帰った方がいいわよ」
「ありがとうございます、婪さん」

婪さんからケーキが入った箱を受けとる。
私一人だけではバランスがとれないのでクリナーレとパルカのリアパーツに付いてるチーグルアームで箱を持ってもらう。
さぁ家に帰りましょう!

「先輩によろしくね♪」
「はい!みんな、早く帰ろう!!」
「「「はい!」」」

こうして無事にケーキを買えてので、私達は急いで家に帰るので婪さんと別れた。

…。
……。
………。

天薙龍悪の視点

「よっしゃー!やっと終わったぜ!!これで明日オヤッさんの所に持って行けば終わりだ」

両腕を天井の方に向け背伸びした。
そしたら一気に肩に荷が降りた気分になる。
仕事疲れってやつか?
まぁバイト疲れに似ているかな。
さてっと、俺が買ってきたケーキでも食べるか。
俺は自分の部屋に向かった。
…。
……。
………。
ガチャッ、と自室のドア開けると。

「お帰りなさい、ご主人様」
「おかえり、アニキ」
「お帰り、ダーリン」
「お帰りなさい、お兄ちゃん」

一斉にお出迎えらえた。
しかもなんだか皆はやたらと畏まっているし。
あのクリナーレでさぇ礼儀でお辞儀したしぃ。
何かあったのか?

「お前等、何かあったのか?」
「いえ、何もありませんでしたよ」
「心配性だなーアニキは」

アンジェラスとクリナーレは少しぎこちない笑みをこぼしながら言った。
なんだか変だ。

「それよりダーリン。ケーキ食べなくていいんですか?」
「オッ!そうだった」

ルーナの言葉で思いだした。
あまりにもこいつ等がぎこちない所為でケーキを食べる事をすっかり忘れていたぜ。

「ケーキ、ケーキっと…あれ?俺のが無いぞ??」

机の方を見てもチョコレートケーキの姿は無かった。
つーかぁ、ケーキが入っていた箱ごと無い。

「お兄ちゃんの仕事が長引くといけないと思ってケーキを冷蔵庫の中に入れといたの」
「マジで?サンキュー。そんじゃあお前等も来いよ、分けてやる」
「え!?いいですか、ご主人様?」
「あぁー。この俺が『良いって』言ってるんだ。食べたくないのか?」
「いえ、そいう訳ではぁ…」

やっぱり様子がオカシイ。
何か俺に隠し事でもしてるかのようだ。

「あのさぁ。吐かぬ事を聞くが…まさか俺のケーキを食べたのか」
「「「「!?!?」」」」

俺が訊いた瞬間、四人共ビクッと体を震わせた。
あちゃー図星かよ。
こいつはケーキ食う食わないの話じゃないな。

「まぁ来いや、お前等」
「…はい」
「分かったよ…アニキ」
「………あぁあ~」
「…グスッ…」

…。
……。
………。

「ふぅ~ん。なるほどなぁ。調子に乗ってるうちにいつの間にか俺のケーキを食ってしまって、俺があげていたお小遣いでケーキを買いに行ったと」

俺はチョコレートケーキを適当に五等分に分けながら言っていた。
すべての話はリーダーであるアンジェラスから聞いた。
今は気マズそうにションボリしている俺の神姫達。
まったく世話が焼けるぜ。

「しかもケーキ屋さんで婪に会って仕舞いにはアイツがケーキを買ってしまう結果に。婪の野郎にはあんまり借りを作りたくないんだけどなぁ」

五等分したケーキを四人の神姫達の皿に乗せる。
さぁ、そろそろこいつ等が気にしてる所を突っついてみるかぁ。

「なにアレともアレ、怒ってないから安心しろ。ほら、俺が上げたケーキでも食おうぜ」
「ご主人様!」
「アニキ!」
「ダーリン!」
「お兄ちゃん!」

一気に明るい表情になる四人の神姫達。
さっきも言ったが、まったく世話が焼けるぜ。

「食ったら、食ったらで俺に謝ればいいのに」
「そんなの気まずくて、モグモグ…言えるかよ。モグモグ…」
「まぁそれもそうだな。それとクリナーレ、食いながら喋るなよ」

溜息を吐きながら肩を落とす。

「でもまさか、パルカやアンジェラスの二人も食うとは思わなかったなぁ」
「ちょっとした軽はずみで…」
「ごめんね、お兄ちゃん」
「はいはい、そうしょ気るなよ。さぁ食おうぜ」

こうして俺のケーキ事件が終わったわけだ。
こうやってこいつ等と一緒に食卓でケーキを食うのも悪くない…が。
本来ならこんな事する資格は…俺にはないかもしれない。
俺が違法改造武器開発している悪い奴だというのに。
こいつ等はその事知っていても俺に向かって嫌な顔をせず協力してくれる奴等。
だから、俺はその代わりと言っちゃぁなんだが、俺はこうも思ってる。
…表では素っ気無い事を言ってしまうが少しでもこいつ等が悲しい思いさせてはいけないと…なぁ。


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