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愛と情熱のタッグバトル 後編


 数分後、凛花達は地上に下りてヤクト達の様子を見ることにした。しかしその周りには誰の姿もなかった。
 「おかしいな、どこにいるんだろう」
 「どうやらあの二人、どこかに隠れたみたいですわね」
 おそらくさっき使ったあのシートを利用して隠れたのだろう。凛花達はセンサーを駆使してヤクト達を探した。
 「なかなか見つからないけど」
 「もう少し移動しながら探しましょう。必ずどこかに隠れているはずだから」
 凛花が場所を移動しようとした瞬間、すぐ側の砂が盛り上がった。
 「これは!」
 「凛花姉、危ない!!」
 とっさに避ける凛花。しかし飛ぶ瞬間、足元から何者の手が彼女の脚を握った。
 「しまった!」
 砂から現れたのは巨大なロボットだった。そのロボットが凛花を捕まえたのだ。
 「このロボットは一体?」
 驚いている來華に、どこからかヤクトの声が聞こえ、その質問に答えた。
 「こいつは真鬼王・不動、おいら達の守護神さ」
 そして別な場所から軽装備のヤクトが現れた。
 「し、真鬼王!?それにしては形が違うような・・」
 來華は真鬼王・不動をよく見てみてみた。確かに真鬼王そのものだが、どこか違う事に気付いた。
 「神姫が、神姫がコアになってない!!」
 普通なら真鬼王は神姫をコアにしないと合体できないはずである。この真鬼王はそのコア無しで動いているのだ。
 「そう、そうなんですよ~。不動さんは単独で動けるようにプログラムを変更して、パーツを再構成しました~。ですので、自立して行動する事ができるのです」
 不動の後ろからカウベルがひょっこり姿を現して説明した。
 「でも、後ろに乗ってるじゃん」
 「うるさいな!細かい事はどうでもいいんだよ!!」
 來華の言い分にヤクトは怒り出した。
 「とりあえず不動、手に持ってる花子をぶん投げてやれ」
 ヤクトの命令を受けて、不動は手に持っている凛花をぶんぶん振り回して遠くに投げた。
 「ああっ、凛花姉!一体どういうつもり…」
 その瞬間、來華の体が宙を舞い、地面にひれ伏した。
 「い、いつの間に…」
 「油断したな、お前の相手はおいらさ!覚悟するんだな!!」
 ヤクトは両腕のクローを出して來華に攻撃を仕掛けてきた。
 (まさか凛花姉と引き離される事になるなんて…大丈夫なんだろうか、凛花姉は)
 ヤクトの攻撃ラッシュに防戦一方の來華は、こんなときでも凛花のことを心配していた。

 一方、飛ばされた凛花は何とか岩肌に直撃を避け、体勢を立て直していた。
 「私としたことがあんなことで飛ばされるなんて…」
 凛花はセンサーで敵の様子を窺った。しかしセンサーに反応はない。
 「おかしいですわね、センサーに反応しないなんて…」
 だがそこへ真鬼王・不動が近づいてきて、凛花に攻撃を仕掛けてきた。
 「うかつだったわ、あんなところから現れるなんて…」
 どうやら不動にはステルス機能があるようだ。そのため、凛花の行動タイミングが一瞬遅れたのだ。
 (このままではこちらがやられてしまう。早く何とかしないと…)
 凛花が何とか行動を起こそうとしたとき、賢市から連絡がはいった。
 『大丈夫か、凛花』
 「ええ、大丈夫です」
 『あの真鬼王というロボットはオリジナルじゃない事は分かってるな。お前は何とかして攻撃をかわして來華と合流するんだ』
 「でも、こんな状態ではうかつに動く事などできません」
 さすがの凛花も不動の激しい攻撃にはなす術がなかった。しかし賢市はそんな凛花に命令をした。
 『あのロボットを倒すには來華との連係プレイが必要だ。力を合わせないとこちらに勝ち目はない』
 「…分かりました、要は來華と合流すればよい事ですわね」
 『ああ、頼んだぞ』
 凛花は周りを見渡すと、高速で空中を移動し始めた。
 「あ~、どこへ行くんですか~。逃がしませんよ。不動さん、あの子を追いかけて!!」
 「ウオォォー!!」
 後を追いかけるカウベルと不動。それを後ろ目で見た凛花は、薄ら笑みを浮べた。
 (これでいいのね、あとは來華と合流すれば…)
 凛花は急上昇してカウベル達を引き離した。

 その頃來華は軽装のヤクトに苦戦をしていた。
 「どうだ、接近戦においらに右に出るものはいねえんだ。観念するんだな」
 大降りの剣を持って攻撃を続けるヤクトに、來華は防戦一方だった。
 (このままじゃいつかやられる…。早く攻撃に移らないと)
 ヤクトの大剣が來華に振り下ろされようとしたそのとき、空の上から何者かが降りてきて大剣を絡みとった。
 「な…っ、どうやって振りきったんだ?」
 驚いているヤクトの目線には、凛花がいた。彼女は大剣を鞭を使って放りあげた。
 「わたくしを…甘く見ないことね!!」
 そしてヤクトを一蹴し、吹き飛ばした。
 「凛花姉!!」
 「お礼は後にして。それより、そろそろここに大物がやってきますわ」
 凛花が言い終わった直後、どこからかビームが飛んできた。
 「あ、アレは…」
 「真鬼王・不動!!」
 引き離したはずの不動がようやくここへやってきたのだ。
 「よくも私たちをこんな目にあわせましたね~、不動~、ミサイル攻撃をお見舞いしてやりなさ~い!!」
 カウベルは不動にミサイル発射の命令をした。不動の各部からハッチが開いてミサイルを発射した。
 「またミサイル?」
 「來華、わたくしと動きをあわせて!ダブルエレメント攻撃をやりますわよ!!」
 凛花の指示に従い、來華は共に背中合わせになってポーズをとり始めた。
 「一体何のポーズだ?念仏でも唱える気かよ?!」
 呆れるヤクトを尻目に、ミサイルは二人を目標にして突っ込んでいく。しかし…!!
 「はあぁぁぁっ!!」
 次の瞬間、大きな竜巻が起きてミサイルの方向を変えた。
 「行きますわよ來華!」
 「よし、念心!」
 「合体!」
 「「GO、スクラム・オン!!!」」
 大きな竜巻と化した二人は、そのまま不動目がけて突進していった。
 「こんな竜巻、たいしたことねえ!いいから吹き飛ばしてやれ!!」
 カウベル&不動に指示を出すヤクト。すかさずカウベルは不動にキャノンを撃つように命令した。
 「ターゲット、ロックオン!五行砲、発射!!」
 五行砲から放たれたエネルギー弾が凛花・來華目がけて発射された。
 「來華、二方向に分離攻撃!」
 「OK!」
 二手に分かれてエネルギー弾を避けた二人は、不動を両方向から攻撃を仕掛けた。
 「「必殺、双龍風雷撃!!」」
 凛花の掌打と來華の蹴りが不動のバランスを崩し、そのまま落下させた。
 「いや~ん、いいところなしでやられるなんて~」
 砂に埋もれた不動は戦闘不能になった。
 「…」
 それを見て、あっけにとられるヤクト。まさか不動がこんな目に遭うとは思いもしなかっただろう。
 技が決まり、無事地上に降り立った二人は、勝利のサムズアップを掲げた。
 「やったー、あたしたちの大勝利だ~!!」
 「まあ、何とか決まったわね。これであちらも負けを認めざる終えないでしょうね」
 しかしその直後、凛花の膝がガクっと落ち、その場にしゃがみこんでしまった。
 「だ、大丈夫、凛花姉!?」
 心配する來華。それでも凛花は笑顔で彼女に答える。
 「さっきの急降下のダメージが今になって出たのかしら…。でも大丈夫よ」
 「早い所ステージアウトして診てもらおうよ」
 來華は凛花の肩を貸して、ステージアウトの指示をしようとした。
 「おいおい、誰か忘れてないか?!」
 そのとき、後ろから聞き覚えがある声が聞こえてきた。
 「げっ、まだいたの?もういい加減負けを認めたら?」
 「まだおいらが残ってるぜ。ここからは1対1で決着をつけようじゃないか」
 しぶとく立ち向かってくるヤクトに、來華は嫌気を感じていた。
 (いい加減にしてよ、もう勝負はついてるじゃないか)
 「おいら達はどちらか一人が残ってる限り、まだ闘えるんだ!さあ、さっさと決着つけようぜ!!」
 そのとき、ヤクトの耳元から和多の声が入ってきた。
 『ヤクト、今回はお前たちの負けだ。これ以上闘っても無意味だ』
 「でも、おいらはまだ闘えるぜ?!」
 『動けないお前のパートナーをひどい目にあわせるつもりか?それに今のお前の装備では勝つ事は出来ない。あくまでもこの試合は模擬だという事を忘れるな』
 神姫はオーナーに対しての命令は絶対であり、それに従わなければならない。ヤクトの場合は熱くなりやすいため、誰かがブレーキを掛ける役を担わなければならないのだ。
 「…わかった、今日のところはお前達の勝ちにしてやるよ。でもな、本当の試合だったら容赦しねえぞ。分かったな!」
 悔しそうに負けを認めたヤクトは、降参のサインを出した。
 『ギブアップ確認!WINNER、フレグランス!』
 その瞬間、凛花と來華の勝利が決定した。そしてバトルステージが消え、來華達は元の場所へ戻っていった。

 「いや、すいません。うちの神姫たちがご迷惑をお掛けしまして」
 帰り際、和多が賢市に恥ずかしそうに謝ってきた。
 「とんでもない、僕たちもいい経験をさせていただきました。お礼を言いたいくらいだしね」
 賢市は和多に対して握手を求めた。
 「そうですか、ありがとうございます」
 お互いに握手を交わした二人は、再戦を誓った。
 「今度は公式のリングでお会いしましょう」
 「その時は本当のバトルができるといいですね」
 再び会える日を約束した二人は手を振りながら別れていった。しかし、和多の肩に乗っているヤクトは不満そうだった。
 「いいか、今度会ったら本当の勝負だからな!分かったな!!」
 そして振り向きざまに再戦を約束させた。來華はそれを見て、最後の最後までしつこいなあ、と思った。
 帰り際、來華と賢市は試合の事を話していた。
 「それにしてもあのヤクトという神姫、結構しつこかったなあ」
 「人それぞれさ、あんな神姫も世の中にはいるということだよ。でも、凛花をここまで追い詰めるなんて、かなりの実力なんだろうね」
 賢市はメンテナンスカプセルに収納されている凛花を見た。今の凛花は高速飛行のダメージが残っており、カプセル内で休息をとらなければいけない状態だった。
 「そういえば來華、お前は何ともないのか?お前もかなりダメージを受けてる状態で一緒に双龍風雷撃を放ったはずだが、もしかして頑丈なのかもしれないな」
 たしかにあの時、同じ技を放った來華だったが、本人はそれほどダメージを受けている様子はない。來華本人もそれには気付いていなかった。
 「た、たぶん、他の神姫より頑丈にできてるんだよ!ほら、ジュビジータイプって防御力が桁外れに高いって言われてるし」
 「そうか、僕もまだ勉強しなくちゃいけないみたいだね…」
 すんなり納得する賢市。しかし來華本人はそれを気にかけていた。
 (それにしてもビックリしたなあ。あたしもこんなに打たれ強いなんて思ってなかったし)
 そのことで少し悩んだ來華だったが、それは忘れる事にした。
 (そんなことどうでもいいや、今はあたしの目標は主人の役に立つこと、それでいいんだから)
 そう思いながら來華は賢市たちと一緒に愛車に乗り込んだ。そして車はまっすぐ自宅目指して走っていくのだった。


外伝2 おわり




















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