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武装神姫のリン
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クラブハンド・フォートブラッグ
ホワイトファング・ハウリングソウル
ハウリングソウル
ウサギのナミダ
アスカ・シンカロン
引きこもりと神姫
キズナのキセキ
魔女っ子神姫☆ドキドキハウリン
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2015年

えむえむえす ~My marriage story~

2014年

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デュアル・マインド
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悪魔に憑かれた微駄男
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えむえむえす ~My marriage story~

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深み填りと這上姫
キズナのキセキ
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2012年

美咲さんと先生
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類は神姫を呼ぶ
浸食機械
引きこもりと神姫
ライドオン204X
フツノミタマ
白濁!? 阪高神姫部
白い英雄を喰う黒い女神
マイナスから始める初めての武装神姫

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流れ流れて神姫無頼
アスカ・シンカロン
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天海市神姫黙示録
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車輪の姫君
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おまかせ♪ホーリーベル
戦うことを忘れた武装神姫
Gene Less
The Armed Princess―武装神姫―
ウサギのナミダ
PRINCESS BRAVE
神姫☆こみゅにけ~しょん
アルトアイネス奮闘姫
ロンド・ロンド

2009年

せつなの武装神姫
双子神姫
鋼の心 ~Eisen Herz~
犬子さんの土下座ライフ。
狛犬はうりん劇場
Memories of Not Forgetting
Knuckle princess

2008年

武装神姫のリン
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師匠と弟子
マリナニタSOS!(仮)
橘明人とかしまし神姫たちの日常日記
戦う神姫は好きですか
スロウ・ライフ
徒然続く、そんな話。
妄想神姫
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剣は紅い花の誇り
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武装神姫~ストライカーズ・ソウル~
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ネコのマスターの奮闘日記
ホワイトファング・ハウリングソウル
ハウリングソウル
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 雨が降り注ぐ近代都市を、重武装の神姫が滑るように移動していた。
 その神姫は背中のブースターを全開にし、その巨躯からは想像もつかないほどの速度でビルの谷間を翔ける。
 その姿は・・・神姫と言うよりは・・・・一体の機動兵器の様だった。
「・・・・・・・・目標確認、破壊、する」
 機動兵器の彼女は小声でそう呟く。元々声の大きい方ではないからだ。
『うん。なかなか調子がいいじゃないか。ブレードよりもこう言う兵器系に向いてしまったのはなんとも皮肉なもんだが・・・・まぁいいか。それよりもノワール』
「なに」
『今日一日の感想はどうだい?』
「・・・・・それを・・・どうして・・・・聞くの?」
 ノワールはそういいながらビルの陰から現れたターゲットを破壊する。
 右手のライフルの残弾は・・・・残り僅か。
『どうしても何も、ハウはもう寝てるしサラに聞くわけにもいくまい。私達が見たのは暗闇で何か話していた二人だけだ』
「・・・・・・・・・・・」
 彼女の主の言葉を無視しマグチェンジ。
 その間も左手に装備したライフルは火を吹き続けている。
『おぉっと。わからないという返答はなしだよ? 具体的な意見を聞くまでは、このトライアルは終わらないし終わってもその武装は使わせてあげませんからね?』
 多分、クレイドルで寝ている自分の傍にはニヤニヤ笑った主がいるのだろう。ノワールはそう思った。
 意地が悪い。
「・・・・多分・・・二人・・・好き合った・・・・でも・・・・」
 ・・・・でも、なんだろう?
 何か違うような、そうでないような。そんな感じがする。
『・・・・ふむ。つまり微妙な状態なわけだな』
 とうとう右手のライフルの残弾がなくなった。
 ノワールはライフルを捨てると、左手のライフルを右手に持ち返る。
 そのまま空いた左腕で、近くまで来ていたターゲットを殴った。ターゲットはよろめき、その隙にライフルで止めを刺す。
 それと同時にアラームが鳴り響き、ノルマをクリアした事を知らせた。
『ん? 随分と早いな。もう二百体倒したのか。・・・・・AC武装は物凄い相性がいいな。メインこれで行こうか』
「ヤー、マイスター」







クラブハンド・フォートブラッグ

第十九話

『出現、白衣のお姉さま』











「ちょっと! 何で起こしてくれなかったのよ!! 遅刻確定じゃない!!」
「そうは言われましても。何度も起こしたのですが・・・・まさかハバネロが効かないくらいに眠りが深いとは」
「どおりで口の中がひりひりするわけね! 毎度の事ながらあんたには手加減って言葉が無いの!?」
「――――――わたしは相手に対し手加減はしない。それが相手に対する礼儀と言うものなのです」
「無駄に格好いい!? あんたいつからそんなハードボイルドになったの!?」
「時の流れは速い・・・というわけでハルナ。わたしと話すより急いだ方がいいのでは?」
「あんたに正論言われるとムカつくのはなぜかしらね・・・・?」
 朝、目が覚めたときにはもう八時を過ぎていた。
 普段私を起こすのはサラの役目だけどさ。流石にこういうときは起こしに来てよお母さん・・・・・・。
 大急ぎで制服に袖を通し、スカートのファスナーを上げる。
 筆箱は・・・あぁもう!!
「何か学校行くのがだるくなってきた・・・・休もうかしら」
 私がそういうと、サラが驚いた顔で見つめてきた。
 え、なに?
「・・・・珍しいですね。普段なら遅刻してでも行ってたのに。と言うか無遅刻無欠席じゃないですか。行ったほうがいいのでは?」
「ん・・・でも何か面倒になっちゃってね。・・・別にいいじゃない。たまには無断欠席も。それに・・・・・」
 学校には、八谷がいる。
 昨日の今日でどんな顔をしたらいいのか判らない。
 お互いにはっきり言葉にしなかったとはいえ・・・・OKしちゃったわけだし。
「うん、決めた。今日はサボる。サボって神姫センター行って遊びましょう!」
「・・・・・まぁ、別にいいですけれども」




















 そうして辿り着いた神姫センターには、当たり前と言うかなんと言うかあんまり人がいなかった。
 まぁ月曜日だし午前中だし。来ているのは自営業さんか私みたいなサボり位だろうけど。
 それでも高校生と思しき集団がバトルしてたのは驚いた。まぁ多分同類だと思うけど。
 ・・・・でも強いな。あのアイゼンとか言うストラーフ。
 砂漠なら・・・勝てる、かも?
「それにしてもなんだか新鮮ですね。人が少ない神姫センターというのも」
「平日はこんなものじゃない? 仕事や学校あるし。・・・・あぁでも最近は神姫預かる仕事も出来たんだっけ」
「そんな職業があるのですか。なんと言うか、実にスキマ産業的な・・・・所でハルナ、わたしは武装コーナーを見たいです」
 私はサラの言葉に苦笑しながらも、センターに設けられた一角に向かって歩き出す。
 このセンターは武装やら神姫本体やら色々揃ってたりするので結構お気に入りだ。筐体もリアルバトル用とVRバトル用の二種類を完備してるし。
 とりあえず売り場についた私はサラを机に乗せ、商品を自由に見せて回る。・・・・買うつもりは無いのよ。
 そうこうしているとサラが一挺の拳銃のカタログを持ってきた。
「ハルナ、このハンドガンなんてどうでしょうか」
「・・・いや、そういうの良く判らないんだけど」
「なんと!! ハルナはこの芸術品を知らないと!? このマウザーは世界初にして世界最古のオートマティックハンドガンなのです。マガジンをグリップ内部ではなく機関部の前方に配置しているのが特徴でグリップはその特徴的な形から『箒の柄』の異名で呼ばれています。かつては禿鷹と呼ばれた賞金稼ぎ、リリィ・サルバターナや白い天使と呼ばれたアンリが使用した銃として有名ですね。さらにこの銃、グリップパネル以外にネジを一本も使用しないというパズルのような計算しつくされた構造を持っておりこの無骨な中に存在するたおやかな美しさが今もマニアの心を魅了し続けて ―――――――――――」
「あ、この服可愛いー。でもレディアントはサラに合わないかな」
「ひ、人の話を聞いていないッ!? そして何故ハルナではなくこのわたしがこんなに悔しいのですかっ!?」
 ふふん。ささやかな復讐なのよ。
「でもさ、だったらそんなへんてこな銃じゃなくてこっちの馬鹿でかい方が強いんじゃないの?」
「ぬ・・・わたしのツッコミを無視して話の流を戻すとは。いつの間にそんな高等技術を・・・・それはともかく、確かに威力が多きければ強いと言えなくもないですね。でもそのM500は対人・対神姫用としては明らかにオーバーパワーです。リボルバーですから装弾数も期待できませんし」
「ふぅん。数ばらまけないのはきついわね」
 威力だけじゃ勝てないってことか。
 サラのマニアックな説明はそもそも理解する気が無いけれど、戦闘に関してはさすが武装神姫。私よりも知識が多い。
 ・・・うん、この後バトルでもしてみようかしら。
 どうせ暇だし、作戦を立てたり実力を図る意味でもバトルはしたいし。
「ねぇサラ。この後さ ――――――」
「ん? こんなところで何をやってるんだお前」
 と、サラに話しかけようとしたら逆に後ろから誰かに話かけられた。
 振り向くと・・・・そこにはなぜか白衣を着たお姉ちゃんが立っていた。胸ポケットにはノワールちゃんだけが入っている。
「え、何で白衣?」
「第一声がそれかね。これはバイトの仕事着だよ。それよりもお前、何でこんなとこいるんだ? サボりか」
「え、えと・・・・それはですね・・・なんと言うか」
 まずいことになった。
 そういえばここら辺はお姉ちゃんのテリトリーだったっけ。
 ここで見つかってお母さんに告げ口されたら・・・・!
「ん・・・あぁ別に怒ってるわけじゃないんだよ。サボりなら私もよくやったさ。仲のいい三人組で遊びまわったもんだ」
 そういってお姉ちゃんは笑った。
 よかった。告げ口されたらどうしようかと。
「そっか・・・・そういえばハウちゃんはどうしたの? ノワールちゃんだけだけど」
「アイツは定期健診。今神姫用医務室にいるよ。それよりも、暇だったら一戦やらないか? 今バイトの方も暇だしな」
 お姉ちゃんはサラの方をチラリと見ながらそう言った。
 サラがどうかしなのだろうか。
「うん、いいよ。それじゃ筐体の方へいこう。・・・サラ、おいで」
「承知です」
 断る理由の無い私達はお姉ちゃんの誘いに乗った。


















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