第六話「風間の神姫」
突然だが、ウチの学校がMMS解禁となった。
「何故だあぁぁぁぁあぁぁあ!!!?!?」
本編はまだ始まってない、今説明してやるから黙れ、矢瀬。
「何故だあぁぁぁぁあぁぁあ!!!?!?」
本編はまだ始まってない、今説明してやるから黙れ、矢瀬。
矢瀬が以前生徒会をたぶらかして校内MMS禁止にした事は、前に説明したハズだ。
しかし、無茶もいいとこで、生徒間での不満を通り越し、教員を含めた全校がキレかけていた。
そこで立ち上がったのは、隠れ神姫愛好会の会長であるレンだった。
MMS解禁を希望する署名を集め、全校生徒232人の内、220人から署名を集め(残り12人は矢瀬とアンチ、生徒会だ)
教員からも石頭の教頭を除き、全員から署名してもらった。
提出時に神姫愛好家の校長先生にもついて来てもらい、生徒会のマヌケ面が拝めたぜ。
全校の98%以上を敵に回し、流石に生徒会も解禁せざろうえなかった訳だ。
しかし、無茶もいいとこで、生徒間での不満を通り越し、教員を含めた全校がキレかけていた。
そこで立ち上がったのは、隠れ神姫愛好会の会長であるレンだった。
MMS解禁を希望する署名を集め、全校生徒232人の内、220人から署名を集め(残り12人は矢瀬とアンチ、生徒会だ)
教員からも石頭の教頭を除き、全員から署名してもらった。
提出時に神姫愛好家の校長先生にもついて来てもらい、生徒会のマヌケ面が拝めたぜ。
全校の98%以上を敵に回し、流石に生徒会も解禁せざろうえなかった訳だ。
とゆう事だ矢瀬、諦めろ。
「ぬぉぉぉぉぉぉっ!!覚えてろ!」
「ぬぉぉぉぉぉぉっ!!覚えてろ!」
とゆう事で、本編は解禁の翌日から始まる。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
午前9時7分
「よう相棒、元気か?」
「おはよう、ラリー」
現在授業中につき、神姫たちは空教室で井戸端会議である。
形人は国語、聖憐は英語の授業中である。
「それにしては、いっぱいいるなぁ…」
何しろ神姫を複数所持する生徒や教師もおり、一年だけでも80体以上居るのだ。
普通の教室一つの半分が埋め尽くされていた
なお、二年・三年はそれぞれ別の場所に集まっている。
「そりゃ皆神姫が好きだからよ」
さっき知り合ったツガルタイプの神姫「ミシカ」が言う。
彼女のマスターは形人のクラスの担任で、通称がミシカ先生である。
「そりゃ…そうですよね(笑)」
「そう言えば、風間くんの神姫(こ)…来てないわね…」
「え?風間さんって神姫持ってたんですか?」
「そうよ、家庭訪問の時に会ったの、確か…マオチャオタイプだったかしら」
「猫…トムキャット?」
夏夜の外のラリーが関係ないものを連想した、視点を向けない事にしよう。
ラリー、出番終わり「ああ!ジャン・ルイ…もとい出番がやられた」
「よう相棒、元気か?」
「おはよう、ラリー」
現在授業中につき、神姫たちは空教室で井戸端会議である。
形人は国語、聖憐は英語の授業中である。
「それにしては、いっぱいいるなぁ…」
何しろ神姫を複数所持する生徒や教師もおり、一年だけでも80体以上居るのだ。
普通の教室一つの半分が埋め尽くされていた
なお、二年・三年はそれぞれ別の場所に集まっている。
「そりゃ皆神姫が好きだからよ」
さっき知り合ったツガルタイプの神姫「ミシカ」が言う。
彼女のマスターは形人のクラスの担任で、通称がミシカ先生である。
「そりゃ…そうですよね(笑)」
「そう言えば、風間くんの神姫(こ)…来てないわね…」
「え?風間さんって神姫持ってたんですか?」
「そうよ、家庭訪問の時に会ったの、確か…マオチャオタイプだったかしら」
「猫…トムキャット?」
夏夜の外のラリーが関係ないものを連想した、視点を向けない事にしよう。
ラリー、出番終わり「ああ!ジャン・ルイ…もとい出番がやられた」
お昼休み
「…とゆう訳なの」
「ふぅん。…風間、どうなんだ?」
「…うーん、確かに神姫を持ってるけど…」
「けど、どうした?」
「…とゆう訳なの」
「ふぅん。…風間、どうなんだ?」
「…うーん、確かに神姫を持ってるけど…」
「けど、どうした?」
「今、目が見えないんだよ、神姫センターに連れてって直してもらわなきゃならないくらいに」
「どうして?」
「バトルロンドの最中に頭を強打されたのが原因らしいんだ」
「…それ何てサキ司令だ?」
「?」
「それより、家に置いて来てるのか?」
「いや、帰り道によってこうかと思って鞄の中に…ああっ!いない!?」
「「な、なんだってーー!!(AA略)」」
「どうして?」
「バトルロンドの最中に頭を強打されたのが原因らしいんだ」
「…それ何てサキ司令だ?」
「?」
「それより、家に置いて来てるのか?」
「いや、帰り道によってこうかと思って鞄の中に…ああっ!いない!?」
「「な、なんだってーー!!(AA略)」」
午後1時21分、三階廊下上空。
「出番は待ってればまわってくるもんだな」
ラリーが呟いた。
「そんな事言ってないで西棟をお願い」
「ラジャー(了解)、ブレイク(散開)!」
「出番は待ってればまわってくるもんだな」
ラリーが呟いた。
「そんな事言ってないで西棟をお願い」
「ラジャー(了解)、ブレイク(散開)!」
西棟三階、テラス。
現在は柵の老朽化が原因で封鎖されている。
「む?」
ラリーの視線の先には小鳥が居た。
「怪我をしているのか」
その小鳥は羽に傷を負っており、フェンスの前でうずくまっていた。
「ん?…これは」
傷を見ると、切り傷…しかも研爪「ヤンチャオ」によるもの…?
「近くに…いるのか?」
現在は柵の老朽化が原因で封鎖されている。
「む?」
ラリーの視線の先には小鳥が居た。
「怪我をしているのか」
その小鳥は羽に傷を負っており、フェンスの前でうずくまっていた。
「ん?…これは」
傷を見ると、切り傷…しかも研爪「ヤンチャオ」によるもの…?
「近くに…いるのか?」
前が見えない。
これほど恐ろしいものは少ないだろう。
しかも、聴覚にも異常が発生したらしく、音がよく聞こえない。
少女は、底知れぬ恐怖な囚われていた。
戦闘用レーダーが近づく物体を捕らえた。
敵か味方かわからない
「k……が……iかiい…」
何かを言っているようだった。
だが、身体は考える前に、本能的に逃げる事を実行していた。
これほど恐ろしいものは少ないだろう。
しかも、聴覚にも異常が発生したらしく、音がよく聞こえない。
少女は、底知れぬ恐怖な囚われていた。
戦闘用レーダーが近づく物体を捕らえた。
敵か味方かわからない
「k……が……iかiい…」
何かを言っているようだった。
だが、身体は考える前に、本能的に逃げる事を実行していた。
その直後、身体が宙に舞った気がした。
「~~っ!?」
「~~っ!?」
「こぅの!馬鹿っ!?」
自ら身を投げたマオチャオに、ラリーは絶叫した。
推力全開、アフターバーナーON。ラリーの意志は瞬時に「リアウイングAAU7・C」に伝わった。
青白い炎を吹き、ラリーの身体が宙に浮かぶと同時に前方に加速する。
「(間に合え…!)」
猫をモチーフに作られているマオチャオだが、別段着地が上手い訳ではない。
更に視覚が無い、着地なんて望めない。
14cm程度の神姫にとって人間の1mは10m以上となる。
ましては三階、しかも地面はアスファルトである、激突すれば助からない。
全速で落下するマオチャオに追いつくラリー。その小柄な体をしっかり抱きしめた。
後は上昇するだけ。ラリーは上昇を始めようとした。
自ら身を投げたマオチャオに、ラリーは絶叫した。
推力全開、アフターバーナーON。ラリーの意志は瞬時に「リアウイングAAU7・C」に伝わった。
青白い炎を吹き、ラリーの身体が宙に浮かぶと同時に前方に加速する。
「(間に合え…!)」
猫をモチーフに作られているマオチャオだが、別段着地が上手い訳ではない。
更に視覚が無い、着地なんて望めない。
14cm程度の神姫にとって人間の1mは10m以上となる。
ましては三階、しかも地面はアスファルトである、激突すれば助からない。
全速で落下するマオチャオに追いつくラリー。その小柄な体をしっかり抱きしめた。
後は上昇するだけ。ラリーは上昇を始めようとした。
その直後、ブースター内の燃料が無くなった。
アフターバーナーは通常より高い推力を出すことが出来るが、燃料消費量も多くなる。
さっきから捜索のため飛び続けたため、燃料をかなり消費していたのだ。
落ちる!
そう思った瞬間、何かに受け止められた。
「ヒカル!」
アフターバーナーは通常より高い推力を出すことが出来るが、燃料消費量も多くなる。
さっきから捜索のため飛び続けたため、燃料をかなり消費していたのだ。
落ちる!
そう思った瞬間、何かに受け止められた。
「ヒカル!」
「ふぅ…間一髪」
溜息をつきながら一言
「よお相棒、まだ生きてるか?」
普段ラリーが言う台詞をそっくり言った。
溜息をつきながら一言
「よお相棒、まだ生きてるか?」
普段ラリーが言う台詞をそっくり言った。
後日談
マオチャオは小鳥の前に居た。
羽には包帯が巻かれている。以前、彼女がつけてしまった傷だった。
「ごめんなさい…あたし、怖くてつい…」
目に涙を湛え、小鳥を抱きしめる。
小鳥は、懺悔するマオチャオを赦すかの如く、静かに鳴いた。
羽には包帯が巻かれている。以前、彼女がつけてしまった傷だった。
「ごめんなさい…あたし、怖くてつい…」
目に涙を湛え、小鳥を抱きしめる。
小鳥は、懺悔するマオチャオを赦すかの如く、静かに鳴いた。
「…これで一件落着、ね」
「まあ、元々悪気があった訳じゃないし」
ミシカの言葉に続けてラリーが言う。
「私としては、ちょっと不満」「「!?」」
「まあ、元々悪気があった訳じゃないし」
ミシカの言葉に続けてラリーが言う。
「私としては、ちょっと不満」「「!?」」
「翼が壊れた…(泣)」
3人分の重量だ、それくらいの洒落は覚悟しろ。
3人分の重量だ、それくらいの洒落は覚悟しろ。
終われ
次回予告
おのれ…神姫愛好会め…
よろしい、ならば勝負だ!
よろしい、ならば勝負だ!
次回「燃えるバトルロンド」
形人「…で、勝負に何を使うかわかってるよな?」
うがっ!?(N:矢瀬)
うがっ!?(N:矢瀬)
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