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「これですか……アレより少しその…」

「しょうがないでしょ、初期の物なんだし……」

「でもカッコいいの~♪」

私たちの目の前にあるのは、2つのユニット。

その名は【クロスバイザー】


 ねここの飼い方・EX 01


それはある日の事、ネットを暇潰し代わりにしていたねここがそのページを発見したのが始まりでした。

「みさにゃんみさにゃん、何コレ~?」
と、居間のテーブルに置いてあるノートPCの前でネットをしていたねここが声を上げる。
「ん、何かな~」
「これ♪ 何か物凄くカッコいいのっ!」
私もひょいっとPC画面を覗き込むと、そこにはまるでガン○ムかガオガ○ガーかと思うほどのヒーローロボットの写真が……
あれ、でも違和感が……って、コレ装着してるの神姫よね。頭部どう見てもアーンヴァルだし。
サイトを確認すると、武装神姫関連の画像掲示板みたいだ。でもコレ純正品ではないわよね……でもその割に物凄いしっくりとしている。
まるで初めから武装神姫用に作られたように。
「えぇと……アムドライバー?」
添えられていた文章には『アムドライバーシリーズ ネオボードバイザー・ソードダンサー』と記載されていた。
確か武装神姫のメーカーが数年前に出していたシリーズ……だったかな、確か。
そういえばやたら出来が良いって評判になってたっけ。結局私は買わず終いだったけれど。
同じメーカーならマッチングの良さも納得なのかな。
他の記事も読んでいくと、このシリーズは全体的に武装神姫と高い互換性がある事がわかってきた。
「ふむー……つまり、ねここもコレ欲しいの?」
「うん♪」
にぱっ、と満面の笑みで返してくるねここ。うぅ……その顔には弱いなぁ。
「ねここ~、あの剣みたいなバイザーでぴゅーん!っておもいっきり飛んでみたいの。それで合体してずばぁ!っとカッコよく決めちゃうの♪」
「私にも一機調達して頂けませんか? 私の場合はこのネオボードバイザー・ガンシンガーを希望します。
 ガンシンガーは中~遠距離戦闘用ですので、ねここのサポートには最適かと」
と、何時の間にかねここの隣でPC画面を見つめていた雪乃ちゃんもそう宣言してるし。
「……しょうがない、買っちゃいますか♪」
「わぁい☆」「ありがとう御座います、姉さん」
ねここはぴょんぴょん飛び跳ねて、雪乃ちゃんは礼儀正しく一礼してそれぞれ喜びを表現している。
「でもコレってもう絶版品よね、とりあえずオークションでも見てみますか……げ」
ちょっと固まる私、そこに表示されているお値段は予想より0が結構多い……
「みさにゃん、ココに『武装神姫との互換性が確認されたため需要が急増、高騰中』って書いてあるの……」
ガックリと肩を落としながらそう報告してくれるねここ。
みんな考える事は同じって訳だ……アハハハ……いやこの値段じゃ買えないって。
「う~ん、オークションだから過剰にあがってる可能性もあるけれど、どっちみち今回はパスね。今ちょっとお金無いし」
「……はぁぃ」
ねここはへにょん、と体育座りで俯いてしまう。うぅ、そのポーズはこっちまで凹むから止めてほしいなー……
「他にはえぇと……中古ショップ類を」
しかし見る所全滅だらけ。あってもオークションと似たり寄ったりのお値段でちょっと手が出ない。
どうも大抵の大会で使用に問題がないみたいで、武装神姫ユーザーが一気に買って行ったらしい。
「……お手上げね、諦めましょ」
「……にゅぅ」
「……ねここ、お風呂行きましょ、ね?」
トボトボと雪乃ちゃんに支えられて去ってゆくねここ。でもワガママ言わなかったから成長したね、うん。

……まぁ今月の金欠はねここのせいなんだけど……


それから数日後
「え~と、お目当ての本はと」
「みさにゃんアレじゃないの~?」
「お、アレだね。ねここよく見つけた、褒めて遣わす♪」
うりうりとねここの髪の毛をくしゃくしゃっしてあげる。ねここはごろにゃーな表情をしてとっても気持ちよさそう。
ちょっと思い立って、私たちは古本屋のブックオンに来ていたり。
いやエリ○88を急に読みたくなって買いに来たんだけどね……あはは。
しかしちょっと高いかなぁ、中古なのにこのお値段は……これならこの前出た300版を新品購入してもいいかも。
「姉さん、此処の店舗は子供服売り場も併設されてるようですね」
と、傍らでゴル○13を物色していた雪乃ちゃんがふと気づいたらしく、ふ指摘する。
雪乃ちゃんが指差した方向には確かに、
『子供服、ベビー用品、玩具類』
との看板が天井からぶら下がっていて。
……玩具類かぁ、こういう所の方が意外と掘り出し物があるのよね。一応覗いてみようかな。
と、本を棚に戻してから玩具コーナーへと移動する私たち。

「雑多ねぇ……」
玩具コーナーにはカゴに入った箱無しTOYの山や、今年~数年前程度の戦隊シリーズ、
放送60年を超えようという仮面ライダーシリーズのライダーベルト等、思った以上に種類が豊富で結構面白い揃えになってる。
「……これ、バイクのサイドカー部分だけじゃない」
うん、逆の意味で価値をわかってない商品まである……
「…みさにゃん…みさにゃ~ん…」
物色するために肩から棚に移動していたねここの声が聞こえてくる……って、姿が見えず声だけが。
「姉さん、そこの箱の裏です……」
「わ、わかってるわよ。ちょっとボケてみただけじゃないっ」
……という事にしといて欲しい、ぐすん。
等とちょっと凹みつつ箱を掻き分けていくと、奥には埃塗れになったねここの姿が。
でも、その顔はとても満足げで
「にゅふふ~♪ 発見しちゃったのっ!」
と、自分のサイズの数十倍はあろうかという箱をズリズリと隣から引っ張り出してくる。

(88)

「あ、コレって」
「そっ!アムドライバーなの♪ 」
確かにパッケージには、以前画像掲示板で見たようなデザインのロボット…パワートスーツかな、この場合、が描かれている。
「……でもコレはデザインが違いますよ。クロスバイザーって書いてありますし……」
雪乃ちゃんがすまなさそうに突っ込みを。
「んー……確かにそうみたいね」
手持ちの携帯モバイルで軽く調べてみたら、やっぱりねここが欲しがっていたネオボードバイザーとは別物で、初期の製品らしい。
あ、でも割と評判は良いみたいね、初期の製品にしてはって話だけれど。
「でもでも、このデザインなんか気に入ったの~♪ それにっ」
ズリズリと箱の端を押して回転させるねここ。あ、値札見せたいのね……あら、このお値段は。
「すっごいお安いの~。これなら買ってもいいよね、みさにゃんっ☆」
確かにこの値段は定価の1/4、かなり安い。
まぁパッケージは風雨に晒されたのか劣化しているけれども、中身に問題がなければ許容範囲かな。
「じゃ、コレ買っちゃおうか♪」
「おー♪」


大型ビーグルのキャタピラが唸りを上げ、勇ましく荒野を駆け抜けてゆく。
『雪乃ちゃん、【エキドナ】の調子はどう?』
ヘッドフォン越しに状態を尋ねる、私たちはテストも兼ねてタッグバトルに参戦していた。
「良好です。モーターの回転音もクリアですし、今の所は何の問題も見受けられません。」
高出力のじゃじゃ馬マシンを難無く乗りこなしながら、そう返事を切り返してくる雪乃ちゃん。
雪乃ちゃんはバイクのようなエキドナに搭乗する都合上、普段のハウリン装備は装着できず頭部バイザーのみを装備している。
今回ほぼ武装はエキドナ頼みという訳だ。
『来るよ、前方150!』
「了解。牽制を掛けます」
両脇に設置されたビームキャノン“ブルドガング”が眩い閃光と共に発射される。
牽制と言ってたけども狙いは正確で、一気に接近しようとしていたバッフェバニーパーツ装備のアーンヴァルは、
直線加速から即座に回避シークエンスへと移行。間合いを取りつつカロッテTMPを乱射してくる。
「その程度では倒せませんよ」
呟く雪乃ちゃん。
それは伊達ではなく、エキドナの装甲でソレを跳ね返し、逆にブルドガングで畳み込むように速射を掛ける。
圧倒的な火力の差に耐え切れず、岩陰の向こうへと後退してゆくアーンヴァル。
「……此処で此方も引いていては大局が変化しませんね。ねここ到着まであと……よし」
ブォォォォン!!!と回転数を一気に上げ猛追する体制に入る。
荒野の荒地なのに、ハイウェイを走るかのようなスピードと安定感で爆走してゆく。
そのまま一気に相手の隠れた岩をジャンプ! ドリフトを掛けながら岩陰を制圧射撃していく。
隠れていたアーンヴァルは至近弾多数を受け、高出力ビームの余波でダメージを負いそのまま行動不能に陥る。
「もう一人……何処にいます」
「ココよっ!」
途端岩陰と反対方向から突然出現するもう一体のアーンヴァル!
瞬間両手にしたアルヴォLP4ハンドガンを乱射、いや正確な射撃で無防備な雪乃ちゃん自身に確実にHITさせてくる。
「ちぃっ!」
雪乃ちゃんはエキドナに急加速を掛けウィリー状態に、底面を防壁に仕立て上げ急場を凌ぐ。
相手のアーンヴァルは翼を装備せず、脚部ブースターだけで器用にまるで空中でステップを踏むような動作で追い詰めてくる。
大型マシンだと小刻みな動きには対応しにくい。火砲も使えず防戦一方になる雪乃ちゃん。

「ユキにゃんっ!」
次の瞬間、ねここが閃光の様に二人の間に乱入する。騎乗しているのはクロスバイザー“オルトロス”高速移動用特化されたバイザーだ。
「一気にいくよー! アーマーパージっ」
「OKですっ」
ねここの叫びと共に装甲が強制パージ。同時に雪乃ちゃんのエキドナからも後部パーツが外れ、ねここの方へと飛んでいく。

「チェンジ!ブリガンディ・モードッ!!!」

オルトロスがたちまち巨大な下半身へと変形、そこにねここがドッキング。ついでエキドナが変形した上半身が覆いかぶさる様に合体!
わずか数秒で武装神姫の数倍のボリュームはあろうかと言う大型パワードスーツが完成する。

「にゃんこ合体!ねここバイザー!!!」

ジャキィィィィン! と決めポーズを取るねここ。
……馬子にも衣装……
「ふっふっふ~」
と自信満々の表情でアーンヴァルを見つめる。相手はその大きさに明らかにたじろいでいる……そりゃそうよね。
「それじゃ、いっくよー!」
どんな物凄い攻撃がやってくるのかと身構えるアーンヴァル。…………あれ?
シーンとした音だけがフィールドに響き渡る。
そしてねここが一言

「……う、うごけにゃぃ」

コケッ、という音がしそうなほどに関係者一同が崩れる。いや私もなんだけど。
『ねここ、それマトモに歩けないから足のブースター使って移動するのっ』
「りょ、了解なのっ! とぁー!!!」
『あ、ダメそんな一気に吹かしたら!!』
カカト部分に当たるメインスラスターを一気に全開にしたら当然前のめりになってしまうわけで。
……そして落下予測地点には、ねここにうっとりと見惚れていた雪乃ちゃんが……
「……え」
ガッシャーーーーーン!!!!!

『試合終了。Winner,ヘンゼル&グレーテルチーム』

「はぅぅぅぅ……」
「予想…外…です…バタリ」
そこには倒れた衝撃で戦闘不能になったねここと、下敷きで下半身ぺっちゃんこになってしまった雪乃ちゃんが……

そしてこの日の出来事は、直ちに風見家の黒歴史になったのでありました。
ちゃんちゃん。





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