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えむえむえす ~My marriage story~

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The Armed Princess―武装神姫―
ウサギのナミダ
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アルトアイネス奮闘姫
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双子神姫
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犬子さんの土下座ライフ。
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武装神姫のリン
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戦う神姫は好きですか
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現(いまどき)の神姫──あるいは祭




世間では、物の見事にお盆である。一般の人々は行楽の時だろうが、
接客業となれば暇か忙殺か、どちらかしかない。さて、私・槇野晶が
MMSショップ“ALChemist”を置く秋葉原はと言うと、表通りを中心に
何処から集まったのか……とボヤきたくなる程の混雑を見せている。

「と言っても分かってるんだよ、マイスターもさっき行ってきたもん」
「これクララや、人の思考を勝手に継ぎ足すでない……とはいえ、な」
「ぁ、あぅぅう……鳳凰杯の比になりませんよぉ~……有明と幕張~」
「アルマお姉ちゃん、すっかり熱がこもっちゃってますの~……もう」
「やむを得まい。日中“行軍”して、これから店を開けるのだしな?」

そう。今年は久しぶりに、皆を連れて“祭典”へと行く事にしたのだ。
察しのいい諸兄なら分かるだろう、欲望渦巻く夏冬二回の“アレ”だ。
……相変わらず殺人的な熱さと臭気だった。エアコンは有ると言うが、
あの大群衆だ。熱気を醒ますには、とても出力が足りんな。物見遊山が
主目的だったので、敢えて人混みは避けたのだが……それでもキツイ。
オマケにコスプレ等と勘違いされて写真を強請られたのも、頂けんな。

「事前事後の風呂、クリーニングに給水……毎回行く者の気が知れん」
「カメラさんを蹴り倒さなかったのは、良心が働いた為でしょうか?」
「……単純に、全力で薙ぎ倒す為のスペースが無かっただけなんだよ」
「でもマイスター、今回はわたし達が居る事で大分違ってましたの♪」
「有無。神姫があの界隈でどう扱われているか、妙に気になってな?」

ロッテのみならずアルマとクララをも擁して、敏感になってきたのだ。
今回“祭典”に私がわざわざ出向いた理由の一つは、それなのだが……
お約束の自作書籍類も、いかがわしい系統の本はそう多くなかったな。
と言っても、その手の本が集中する三日目は完全にスルーしたのだが。
妙に人気があったのは、マオチャオを題材にした小説本だったか……?

「今年は幕張で、玩具展示会もあったもんね。神姫も新作一杯だよ」
「うむ……第七弾・第八弾の試作型が、コンパニオンをするとはな」
「でも、そっちもハシゴするのはハードでしたよマイスター~……」
「そう言うなアルマや、なかなか可愛らしい連中だったじゃないか」
「わたしは、あの限定マオチャオさんが一番気に入りましたの~♪」

人気だったとは言え本は買わなかった……荷物を増やしたくないのでな。
だが気にはなるので、通販を実施するならばそちらを利用しようと思う。
それより、早々と抜け出して赴いた幕張もなかなかの物だった。神姫達を
扱う“EDEN”主催の共同ブースでは、様々な趣向が凝らされていた。
その最たる物こそ、新作の神姫達数名による“自己紹介”だったのだな。

『こんにちわなのにゃー!暑い中、有明から来た人もいるにゃー!?』
『こら、マオ。飛ばしすぎッ……オーナーの皆様初めまして、凛です』
『にゃー達は、今日ここで先行発売してるリミテッドタイプなのだ!』
『ってマオ!あの娘は神姫でしょ!すみませんでした、オーナーさん』
『気にしないで下さいですの~♪マイスターはこういうの好きですし』

リペイントとマイナーチェンジを施された第二弾の神姫二人は、私達を
出汁にして見事ギャラリーを沸かせた。その後、まるでモデル達の様に
最新作の神姫が己の一芸を披露しながら、特設ブースに出てきたのだ。
無論神姫の体格を考慮して、ブース上部には拡大用モニターも完備だ。

『俺様、お前、マルカジリーッ!なんて事はしないぞ、幾ら寅でも』
『い、いたいぃぃ~……こほん、でもウチらは合体もこなしますえ』
『第六弾が合体なら、私達は変形を主軸に勧めます。私、アークと』
『私、イーダです。地上戦ではこのスピードと機動性が武器ですよ』
『ちょーっと待った!ボクらも忘れてもらっちゃ困るね、飛鳥に!』
『小官はムルメルティア!軍事的要素を最大限活かして戦います!』
『ほう、今後も新機種が続々登場するのか……勉強は怠れぬな……』

とまあ、漫才なのか模擬戦なのか分からぬ掛け合いに始まり、己の躯と
武装を十分に見せつける為のファッションショー的イベントもあった。
掛け合いには居なかったEX版の面々も、ここでは存分に輝いていた。
圧巻は、ツガル二人による激しいダンスだ。限定版の青い娘もいたぞ。
そしてその横で、常設展示として新機種の紹介をしていた二人が……!

『あ、マイスター!こっちのエウクランテとイーアネイラは凄いです!』
『……如何ですか、レーシングカーや高級外車を彷彿とさせるこの躯は』
『ふふふ。黒と紅の妖しい魅力、このクールなボディペイント。そして』
『え!?あ、あぁぁ……イーアネイラさん、胸が増量されてますの!?』
『お~っほっほっほっ!そう、限定版らしく更に美しく更に華麗にッ!』
『……ボクらにはマイスターが付いてるから、悔しくなんかないんだよ』
『ぷ、プレッシャーを掛けるな三人とも!しかし、これは誰の企画だ?』

あの黒い限定版の姿は、今でも忘れられぬ。嫉妬の炎が神姫センターで
更に巻き上がるのも、そう遠い未来の物語では無さそうだな……有無。
そう言う訳で、半日使って“現(いまどき)の神姫”を探ってきたのだ。
決して入念に見たという訳ではないのだが、アンテナ感度は実にいい。
今後の創作活動にも、意欲が益々かき立てられるという物だ!まずは、
秋冬モデルの“Electro Lolita”を作り上げる所から始めるか、有無!

「実にいい収穫だった。お前達も、存分に見聞きして感じただろう?」
「はいですの♪マイスターの創作意欲がある内に、お手伝いしますの」
「まあ待て。風呂あがりでバッテリーが切れかけているだろう、皆?」
「あ……そう言えば。でもマイスター、お店は手伝わなくても……?」
「何、疲れていても半日位なら一人でこなせる。デザインもするしな」
「……そう言う事なら、ボクらは十分“お昼寝”させてもらうんだよ」

──────現(いまどき)の神姫は、未来に向けて何処へ行くのかな?







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