戦うことを忘れた武装神姫 - type_S -03
皆様、こんばんは。
神姫との生活、いかがお過ごしでしょうか。
神姫との生活、いかがお過ごしでしょうか。
キャッキャウフフも、ドキドキハラハラも。そして、夜の生活も。
それぞれに、それぞれの生活があることでしょう。
それぞれに、それぞれの生活があることでしょう。
しかし。
世の中には、本当は怖い神姫との生活というものもあるのです。
世の中には、本当は怖い神姫との生活というものもあるのです。
今宵は、その一部をご紹介しましょう・・・。
・ ・ ・ ・ ・
~めざまし神姫・Phase-2:ハウリンの場合~
朝。
目覚まし時計の電子音が部屋に響く。
「・・・。」
布団から手がぬっと出てきて、器用に目覚まし時計の電池を外した。 電子音が止まると、再び手はずるずると布団の中へ。
「相変わらず器用ですね・・・って感心している場合ではありませんね。」
ベッドサイドに立っていたハウリンは、静かにまくらでよだれを垂らす男の顔の横へ立った。
「マスター、起床の時間です。」
ぺちぺちと小さな手で男の頬を叩くも、反応無し。ハウリンはもそもそと耳元へよじ登り、囁くように、しかし先よりも大きな声をかける。
「朝ですよ! もう、起きてくださいっ!」
だが、男はすやすやと穏やかな寝息を立てたまま。
「・・・。」
その寝顔に、一瞬見入ってしまったハウリン。ポッと頬を染めるも、すぐさま首を振って次の作戦を考える。
「あ。 以前、マスターと見たDVD! あれの真似をしてみましょう。。。」
ハウリンは耳元に膝をつくと。
「・・・はむっ」
男の耳たぶを甘噛み。 男が、一瞬ぴくりと反応した。
「・・・ふぉれふぁ・・・ひいへはふへ・・・(これは・・・効いてますね・・・)」
目覚まし時計の電子音が部屋に響く。
「・・・。」
布団から手がぬっと出てきて、器用に目覚まし時計の電池を外した。 電子音が止まると、再び手はずるずると布団の中へ。
「相変わらず器用ですね・・・って感心している場合ではありませんね。」
ベッドサイドに立っていたハウリンは、静かにまくらでよだれを垂らす男の顔の横へ立った。
「マスター、起床の時間です。」
ぺちぺちと小さな手で男の頬を叩くも、反応無し。ハウリンはもそもそと耳元へよじ登り、囁くように、しかし先よりも大きな声をかける。
「朝ですよ! もう、起きてくださいっ!」
だが、男はすやすやと穏やかな寝息を立てたまま。
「・・・。」
その寝顔に、一瞬見入ってしまったハウリン。ポッと頬を染めるも、すぐさま首を振って次の作戦を考える。
「あ。 以前、マスターと見たDVD! あれの真似をしてみましょう。。。」
ハウリンは耳元に膝をつくと。
「・・・はむっ」
男の耳たぶを甘噛み。 男が、一瞬ぴくりと反応した。
「・・・ふぉれふぁ・・・ひいへはふへ・・・(これは・・・効いてますね・・・)」
はむっ、 はむっ、 はむっ・・・
数分間は続いただろうか。 ハウリンが自ら噛みやすいように出す唾液で耳たぶがヌレヌレになり、はむはむと噛む音がぴしゃぺちゃと卑猥な響きに変わった、その時だった。
「ぅわあぁあぁあぁぁあぁあぁぁぁっ!!!!!!!!!」
大絶叫と共に、男が飛び起きた。 投げ出されたハウリンは空中で見事に姿勢を変え、男の腿へしゅたっと着地。
「おはようございます、マスター!」
「はぁ、はぁ、はぁ・・・お、ハウリンか・・・。おはよう。今日は君がめざまし当番だったよね。」
と言うなり、男はため息ひとつ。
「どうされました?」
「いや、その・・・この前一緒に見たAVのシーンが夢になってな・・・耳をはむはむとしゃぶられる強烈な夢d・・・」
その時、股間のテント状の部分をじっと見つめるハウリンの視線に気づいた男。 ・・・顔を赤らめて、もじもじするハウリンと目が合う。 ・・・気まずい雰囲気。。。
「あの、どうも申し訳ありません・・・あのDVDのように耳をはむはむすれば、すんなり起きると思ったのですが・・・」
「ちょ・・・それ違う! なんだその豪快な取り違いはっ!!!」
「すみません!!!」
「・・・でもな。 そんな夢を見てしまうくらいに君のはむはむは上手だっt・・・はっ! 今・・・」
ふと気づくと電池を抜いたままの時計が傍らに。 ということは・・・大慌てで、腿に乗るハウリンを再び投げ出し。机上の腕時間を確認。 いつもの出勤時刻・・・15分前。
「やっべーーーー!!! 遅刻、遅刻するっ!!!」
ベッド上でちょっとポーズしてみるハウリンには目もくれず、バタバタと男は仕度を整え始めた。
「おはようございます、マスター!」
「はぁ、はぁ、はぁ・・・お、ハウリンか・・・。おはよう。今日は君がめざまし当番だったよね。」
と言うなり、男はため息ひとつ。
「どうされました?」
「いや、その・・・この前一緒に見たAVのシーンが夢になってな・・・耳をはむはむとしゃぶられる強烈な夢d・・・」
その時、股間のテント状の部分をじっと見つめるハウリンの視線に気づいた男。 ・・・顔を赤らめて、もじもじするハウリンと目が合う。 ・・・気まずい雰囲気。。。
「あの、どうも申し訳ありません・・・あのDVDのように耳をはむはむすれば、すんなり起きると思ったのですが・・・」
「ちょ・・・それ違う! なんだその豪快な取り違いはっ!!!」
「すみません!!!」
「・・・でもな。 そんな夢を見てしまうくらいに君のはむはむは上手だっt・・・はっ! 今・・・」
ふと気づくと電池を抜いたままの時計が傍らに。 ということは・・・大慌てで、腿に乗るハウリンを再び投げ出し。机上の腕時間を確認。 いつもの出勤時刻・・・15分前。
「やっべーーーー!!! 遅刻、遅刻するっ!!!」
ベッド上でちょっとポーズしてみるハウリンには目もくれず、バタバタと男は仕度を整え始めた。
悶々としたまま、ろくに仕事も手に付かない一日を過ごすハメになった男だったが、寝起きの悪い自分のために必死に考えてくれたハウリンを当然怒ることもできず。 夜もまた、悶々と過ごす独り身であった。。。
神姫との生活。
それは、快楽と地獄が紙一重なのかも知れない。
それは、快楽と地獄が紙一重なのかも知れない。