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あすかちゃんとぁゃιぃお店

※ややエロ気味







「あ、そうだ。ねぇコウちゃん?」
「…どうした、美孤?」
エルゴからの帰り道、思わぬ出費にしょぼくれているマスターにお姉様が話しかけた
「さっきの戦闘で気になったんだけど、3番と5番のブースターの吹けが7%程悪くなってるみたい。あと盾のフィールド発生時の安定性が28%程低下してたよ」
「…そらマズイな。つか、なんでもっと早く言わないんだ?」
「えへへ、ゴメンね」
あ…もしかして…
「申し訳ありませんマスター。私がお姉様と話し込んだばかりに…」
「飛鳥ちゃんのせいじゃないよ。単にあたしがうっかりしてただけだから」
「だな。オマエはいつも帰ってから言うからな。今日は早い方だ」
「しょぼ~ん…まぁそれは置いといて、いっつぁんのトコいかない?」
「そうですね。最近の美孤さんの装備の状況を考えたら、一度総点検をして貰った方が良いと思います」
「エアルがそう言うんなら、そうした方が良いんだろうな。よし、んじゃいくか」
お姉様の希望とエアル姉さんの進言で、私達は『いっつぁんさん』の所へと行く事になった




「あのー、その『いっつぁんさん』って、どのような人なのですか?」
「う~ん、スゴイ人だよ。私の装備も、その人に改造して貰ったんだよ」
確かにお姉様の装備はパワー、防御力、反応速度等、凄い物だった
…勿論、それを使いこなすお姉様はもっと凄いけど
「でも、少し変わった方でもあります」
エアル姉さんの発言に、ちょっと不安を感じる私でした

「ここが、『いっつぁんさん』の店ですか?」
「うん、そうだよ~」
町はずれの廃工場。そこに付けられた(周りから比べれば)新しいドアの前に私達は居た
そしてこれまた新しい看板には、お姉様の装備に描かれていたMFのロゴと『MACHINE FRIEND』という文字が書かれていた
「マシン…フレンド?」
「ああそうだ。ここがいっつぁんこと今井一太郎さんのショップ、『マシンフレンド』だ…って、お客さんが来てるみたいだな」
マスターの視線を辿ると、店の前に停まっている一台の車を見ている事が分かった
ステーションワゴンタイプだけど、ピカピカに磨いてあって、高級感が漂っていた
「…いいなぁ。俺もこーいうの欲しいよなぁ」
「大丈夫だよコウちゃん!あたしがいーっぱい稼いでコウちゃんにプレゼントしてあげるね!」
「ううっ…美孤は優しいなぁ…」
「でもお金が貯まらない理由も姉さんにあるんですけどね」
「はうっ!ヒドイよエアルちゃん…」
確かにアレだけの性能を発揮する装備となると、その維持費も馬鹿にならないだろう
「気にするな、俺が好きでやってるんだから。それに俺にはあんな車は似合わないさ。それよりも中に入るぞ」
「そ、そうだね。ここにいても装備の点検は出来ないし」
というわけで私達は店の中へと入っていった





中では男の人が二人で話し込んでいた
「今井さん、これが今回納品した物の内訳です」
…どうやら、話しかけられている方が今井さんらしい。もう一人は、肩にマオチャオ型神姫を乗せているマスターより若い感じの男だ
そして今井さんは、受け取った紙と、箱の中を見比べているようだ
「…あい、確かに。頼んだモン、全部入ってます」
ペンを取り、何かを書き込んでいる
「しっかし、オタクの品は性能は一級品だけど、価格も一級品だねぇ」
「それを言われるとツライですが、ウチとしてもコレが精一杯ですよ」
「ちげぇねぇ。これだけのモンをこの価格で売って貰って文句は言えないよな」
「そう言って戴けると助かります」
「さて、取引も終わった事だし、香田瀬のダンナもユキちゃんもお茶くらい…って、あれ?耕介のダンナ、来てんすか?」
「あ、いっつぁん、話終わった?」
「おう。今終わったトコさ。丁度いいとこ来たな。國崎の新作が入荷したトコだぜ!」
「へぇ~、なんかいいモンある?」
「そうだなぁー。コレなんかどうだ?那俄世源九郎のサムライソード!」
「スマン、無理…」
あれ…
いつもならとっくにお姉様が会話に割り込んでくるはずなのに…?
ふと見回すと、お姉様が居ない
「あれ?おねムグッ!」
私はエアル姉さんに口を塞がれた
そして姉さんはある一点を指さした
…なんで棚に隠れてるんだろう?
そう思った矢先、お姉様が跳んだ
その先には、香田瀬と呼ばれた男の肩にいるマオチャオがいた
お姉様、なんで?
次の瞬間
「甘いよ、美孤ちゃん」
ひょい
そのマオチャオはお姉様の跳び蹴りをアッサリと避けた
「ユキちゃん、久しぶり~」
と、フレンドリーな言動とは裏腹に、鋭いパンチやキックを放つお姉様
「美孤ちゃんとエアルちゃん、お久しぶりです。あ、そちらの方は…?」
私を見ながらお姉様の攻撃を避け続ける彼女
「あ、私は飛鳥といいます。えーと、ユキちゃんさん…」
「ユキでいいよ。よろしくね、飛鳥ちゃん」
お姉様の猛攻を顔色一つ変えずに避け続ける彼女
…なに…コレ…?
普通の神姫の動きじゃない!
私はデータスキャンを試みる
-データベース照合-
-正式ライセンス素体・白雪姫と確認-
「なに…これ…」
頭の中に流れるカタログスペックを見て驚く事しか出来なかった
全ての能力に於いて、通常の神姫を遙かに上回っている
勿論、最新型の私をも、だ
そして彼女は、その能力を存分に生かす技量も持っている
「はい、時間切れ~」
ぱしっ!
ユキさんはそう言ってお姉様の拳を受け止める
「う~っ!またダメだった~!」
残念そうなお姉様
「残念でしたね、姉さん」
「あの、残念って?」
「あ、姉さんとユキさんは、ある賭けをしてるの。姉さんが攻撃を始めて一分以内に…」
「一分以内に当たったら、國崎のテンタクルスユニットの試作品をくれるって」
「ふふっ、簡単にはあげないよ。美孤ちゃん、あと1回しかチャンス無いよ?」
…そんなの簡単にあげていいのでしょうか?
それともお姉様じゃ無理だとでも思ってるのでしょうか?
「こら美孤、香田瀬さんにワガママ言うんじゃないぞ。あれだって高いんだから」
「別にあげてもいいんだけどな。美孤ちゃんがどうしてもユキに勝ったら貰うって言うから…」
…國崎って、どんな所なんだろう…?
「姉さんはそれを口実にユキさんと戦いたいだけなんですよ。ユキさんはバトルをしないから」
私の考えを読んでか、エアル姉さんが教えてくれた
「え?でもバトルをしないって?あれだけの能力と技量がありながら?」
業界関係者の神姫はオフィシャルバトルには参加出来ないとも聞く。どの程度本当かは分からないけど
「あー、私って攻撃出来ないから」
「え…?」
「だって、叩いたら痛そうじゃない?」
彼女の答えに呆ける私
「…まぁ、ユキには実験データ取りの為に無理矢理戦闘技術仕込んだからな。本当なら、ひなたぼっこでもしてノンビリと過ごしたかったろうに…」
「ううん、私、お兄ちゃんに色々教えて貰って楽しかったよ?」
「えーコホン、くつろぐのは構わないが、店先でイチャつかれるのはちょっと…」
「あっ!すいません、先輩」
「オマエに先輩言われるとこっちが恥ずかしい。ウチの大学一番の出世頭にな」
「あれ?今井さんと香田瀬さんって、同じ大学だったのですか?」
「俺も入れて三人とも同じ大学さ。最も、いっつぁんはメカ研OBとして顔出してただけだし、香田瀬は途中でスカウトされてさっさと辞めちまったけどな」
マスターが三人の関係を教えてくれた
「んじゃ俺はそろそろ戻ります。あんまり遅くなるとウルサイ奴がいるもんで」
「あー、例の恋人かい?いいねぇ、シアワセで」
「今井さんだって結婚したばっかりじゃないですか。それより柏さん、いっつぁんに用があるんじゃ?」
「大方、美孤ちゃんの装備の点検だろ。もうちっと早く来ると思ってたんだがな。っと、香田瀬、またな!」
「ええ、また来週来ますんで」
香田瀬さんは会社へと帰っていった



「ん~どれどれ…ブースターの方は掃除で良いが、盾はフィールド発生器のパーツ交換が必要だな…」
「やっぱり…」
「本来、回して相手にぶつけるモンじゃないしな。そりゃ、イマイチだろうよ…」
「あれ?ナックルブラスターって、いっつぁんさんが作ったんじゃないんですか」
「ああ、作ったのは俺だが、考えたのは耕介のダンナさ。俺は色んなオーナーさんの要望に応えて、様々なカスタマイズをするのさ。でもな…」
「でも…?」
「最近、変な注文をするヤツが多くてな。「ビル一個消せる威力で連射が出来るビームライフル」とか、「相手の攻撃を絶対避けるウイング」とか」
「あはは…」
「まぁせっかく作ってやったのに、バッテリーが足りずに切れて負けとか、あまりのGに神姫が耐えきれずに失神してKO負けとか、そりゃ、イマイチだろうよ…」
…作ったのですか、この人…
「まぁ、パパっと整備するから。おーい、宝華~!」
二階へと大声を上げ、誰かを呼ぶいっつぁんさん
少しして、二体の神姫が降りてきた
「宝華さんなら、今休んでますわ」
そう答えたのはジルダリア型神姫だった
「…お前…また宝華を苛めてたのか?」
「失礼ですわね。私は宝華さんの望んだ事をして差し上げただけですわ」
「あっ、私起こしてくるね」
と行ってもう一体の神姫-ジュビジー型が二階へと上がっていった
「いらっしゃい、耕介さん、美孤さんにエアルさん。あら?こちらの方は?」
ジルダリア型が私を見ながら言った
「あ、私は飛鳥と言います」
「飛鳥さんですか、良い名前ですね。私は亜矢華、一太郎さんの神姫です。宝華さんはフォートブラッグ型、私の妹ですわ。で、先程のジュビジー型は魔土華。奥様の神姫です」
亜矢華さんと話してるうちに、先程のジュビジー型-魔土華さんとフォートブラッグ型-宝華さんが降りてきた
「おい宝華、大丈夫か?」
「あ、マスター。大丈夫です、ご心配には及びません。オーバーヒートの為、一時的に機能が低下しただけですので。既に復旧しております」
「そっか、んじゃ魔土華と一緒に手伝ってくれ。あ、美孤ちゃんと耕介のダンナもウイングのテストするから一緒に裏に来てくれ」
「私は飛鳥さんとお話しててよろしいですか?」
亜矢華さんがいっつぁんさんとマスターに言った
「ああ、構わないよ」
「飛鳥ちゃんに変な事するんじゃないぞ?」
「さあ?それはどうかしら?」
「おいおい…」
「うふふっ、冗談ですわ」



エアル姉さんもメンテを見に行ってしまったので、私と亜矢華さんだけになった
「…飛鳥さん、ちょっと訊ねたいのですが」
「はい、なんでしょう?」
今初めて会った私と話したいっていってたっけ…
「貴方、美孤さんの事、好きなんでしょう?」
「えっ?」
あまりの質問に私は一瞬驚いたが
「…はい。私はお姉様が大好きです」
「ふーん。で、もうえっちな事はしたの?」
「ぶっ!」
いきなり何て事を聞いてきますかこの人は!
「…なるほどね。こりゃいよいよかな…?」
私の反応を見て何かを思案している亜矢華さん
「…あのー、いよいよって…?」
「そっか。まだ何も聞いてなかったのね。まぁ確かに言いづらい事だし」
「一体何なんですか?」
「…本当なら私から言うべきじゃないのかもしれないけど。ひょっとして耕介さんは、貴方と美孤さんがえっちな事をしたの、知らないとか?」
「そりゃ…」
そういえば
仲良くなって良かったとは言ったが、別にえっちな事をしてるのを見たって意味とは限らない
単にお姉様に手を引かれて戻ってきた所を見て仲良くなったと思っただけと考えた方が自然だ
「…知らないかも」
「やっぱりね。だから耕介さんは貴方に話さなかったのね。エアルさんの時は何も無かったから」
「一体どういうことなんですか?」
「あの子ね…『神姫性性同一障害』なの」
お姉様が『神姫性性同一障害』…?
「…って何ですか?」
「神姫は元々、女性を模してるわよね?でも、同じ女性『も』好きになったり愛する事が出来る特殊性があるの」
そう言われれば、確かに私はお姉様が好きだけど、柳家さんを見てカッコイイなって思ったっけ
「でも、彼女は違う。男性には目もくれず、女性しか愛せないのよ。いえ、そういった感情が極めて男性に近いと言った方がいいわね」
「それってどういう…?」
「つまり、いずれ貴方とのえっちな戯れだけじゃ我慢できなくなって、性行為をしたいって思うようになるかもしれないのよ」
性行為って…それって…
顔を真っ赤にしながら想像する
優しく私を抱きしめるお姉様。そしてお姉様の大きくなったモノが私の膣内に…
「あっ…でもっ…神姫同士じゃそんなの無理…」
お姉様には当然、おち○ちんなんて無い
「そこなのよね、問題は。神姫同士じゃそんな事は出来ない。でもしたいって思うようになると…」
「…なると?」
「その思いがストレスになって、様々な問題行動を起こしたり、場合によってはAIが壊れちゃう可能性も…」
「そんなのイヤです!お姉様がそんな事になったら私…」
「ごめんなさい、怖いこと言ってしまって。まだそういう可能性も若干あるってだけなの。ここまでの症例は殆ど無いから…」
お姉様が、いなくなる?…
「そんなのイヤです!何か、何かお姉様を救う方法は無いんですか?」
「その為に貴方に話したのよ。方法は二つあるの。一つは美孤さんにおち○ちんを付ける方法。でもコレだとこれ以降公式戦には出られなくなる。戦えなくなった美孤さんは結局AI崩壊を起こすかもしれない。そうなると戦うには裏バトルしか無いわね」
裏バトル。それは神姫が完全に破壊されるまで戦わされる恐ろしい所
「それじゃ結局お姉様は…」
「最近、もう一つの方法が処方できるようになったの。それがコレ」
そう言って亜矢華さんは小さな箱を見せる
「これは…?」
箱を開けてみる
「きゃっ…これって…」
どうみてもおち○ちんです本当に(ry
「取り外しが自在な模造品よ。コレならレギュレーション違反な改造どころか、無改造でそのまま使用する事が出来るわ。でも…」
「でも…?」
「貴方に、美孤さんに全てを捧げる覚悟があるかしら?女の子の一番大切なモノを捧げる覚悟が。会って一週間も立ってないんでしょ?」
「う…」
確かに。私はお姉様の事は大好きだ
でもそれとお姉様の性欲を受け止めることはちょっと違う気がする…
「コレは貴方に差し上げます」
そう言って箱を私に渡す亜矢華さん
「もし、美孤さんが性欲を押さえられなくなった時に、貴方が美孤さんに全てを捧げる覚悟があったならそれを使いなさい」
真剣な眼差しで私を見つめる亜矢華さん
「…はい。もしダメなら使いません」
私は正直に答えた
「気を付けてね。心の通わない性交渉は、余計に暴走させる事になりかねないから。尤も、まだそこまで症状が悪化すると決まった訳じゃないから」
「じゃあコレは…」
「有った方がいいわよ。心が通ってるなら女同士としても使って良い物だから。でも、安易には使わないでね」
「なっ…!」
ぽっ
「あらら、赤くなっちゃって。可愛い…」
あうう、そんな目で見ないで下さい
…そいうえば
「そういえばさっき、エアル姉さんの時は何もなかったって言いましたよね?」
「ええ。エアルさんもステキな方ですが、美孤さんはえっちしたいとまでは考えなかったようです」
「じゃあ、なんでお姉様が『神姫性性同一障害』だって分かったんですか?」
「分かったのはエアルさんが来てから少し立ってからなんです。いくら性的に感じなくても、異性からの応援って嬉しいですよね。その時の異常なまでの張り切りっぷりに、一応検査してみようって事になったんです」
「お姉様ったら…」
「まだ軽度なので、そんなに考えなくてもいいですよ。もし何かあったらいつでも相談しにいらしてくださいね」
「はい。その時はお願いします」

…まさか、お姉様がそんな大変な事を抱えていたなんて…
マシンフレンドからの帰り道、私は頭の中を整理するのに必死だった
「どうしたの?飛鳥ちゃん?」
お姉様が心配そうな目で覗き込んでくる
「あ、いえ、何でもありません…」
お姉様は、いつもどおりのお姉様だ
そうだ。まだ重症になると決まった訳じゃない
それにきっと、もし悪化してもその時には全てを捧げる覚悟が私に出来ている事だろう
「お姉様…」
私はお姉様の手を握りながら
「…私はお姉様が大好きです」
と言った
「あたしもだよ、飛鳥ちゃん」
お姉様の優しい返事が、とても心地よかった



帰宅後、私はマスターと二人きりになって、亜矢華さんと話したことを打ち明けた
「…ゴメンな、言えなくて」
「いえ、マスターが言いづらかったのも仕方ありません。それに、お姉様とえっちな事をしているのを知らなかったのですし」
「それに関してもなぁ…俺、二人のマスターなのにな…」
二人の関係を見抜けなかったことに落ち込むマスター
「…という訳ですので、コレは預かって貰えませんか?」
そう言って例のツールをマスターに渡す
「うわ…コレって國崎の最新ツールじゃん…やっぱタダって訳には行かないよな」
「あ、それに関しても國崎からのモニター品という事だから気にしなくて良いとの事です。症状が悪化して使用した場合のログ提出だけで良いそうです」
「そっか…ってそれって、お前等がえっちしたらその状況を報告しろって事だぞ?」
「なっ…」
よく考えたら、それってかなり恥ずかしくないですか?
ご免なさいお姉様。と心の中で謝る私でした







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