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ep05

飛鳥ちゃん初めてのバトル






「あーいたいた。おーい、耕介はーん」
みんなで談笑していると、下から凛奈さんが上がってきた
「あっ、凛奈さん!」
マスターが勢い良く返事をする
「飛鳥ちゃんのプレステイルの修理、終わったでー」
凛奈さんの手の平にはプレステイルが乗っていた
「あ、有り難う御座います」
「礼なら夏はんに言うたってや。はい、飛鳥ちゃん」
私の前にプレステイルを差し出す凛奈さん
「有り難う御座います。おいで、プレステイル」
ぶぁさっ!
私の指示を受け、凛奈さんの手の平から軽やかに飛び立つプレステイル
「おおっ、優雅やねぇ」
そして、私の隣に降り立つ
「おかえり、プレステイル」
首?の辺りを撫でてやる
「はえー。なんかプレステイル、嬉しそうだね」
「よかったなぁ飛鳥ちゃん。美孤ちゃん、もう壊したらアカンて」
「う…ごめんね、プレステイル…」
凛奈さんに怒られたお姉様もプレステイルを撫でる
「…ところで、飛鳥さんはバトルをしないんですか?」
不意にクロテンさんが私に問いかける
「え…私は…そのつもりですが…」
と言ってマスターの方を見る
「せっかくだから、やっていくか?武装も直ったし」
突然の展開に、私は戸惑った
いくら戦闘プログラムがあるとは言っても、実戦ではなんの役にも立たなかった事はお姉様との一件で身に染みて解っている
しかも、今まで武装した事さえ無い
私は少し悩んでいたが
「あたし、飛鳥ちゃんの戦ってるトコ、みたいなー」
「解りました。バトルします」
お姉様の一言で、私の考えは決まった
「では私とやりませんか?実は私、バトルは初めてなもので…」
クロテンさんもバトルした事が無かったらしい
イキナリ実戦経験を積んでいる相手とやるよりは、まずはバトルの雰囲気に慣れる意味でもクロテンさんと戦った方が、お互いに良いかもしれない
「あ、クロテンちゃんも初めてなんだ。いや、ウチの飛鳥も今日が初めてなんだ。祐太朗、いいかな?」
「クロテンも飛鳥ちゃんもいいなら、俺は構わないぞ」
というわで、私とクロテンさんのデビュー戦が決まった



「あれー、飛鳥ちゃん、着ないの?」
装備をそのままプレステイルにしている私に、お姉様が不思議そうに訊ねる
「トップスピードではこの方が上なんです。クロテンさんのEXブースターが切れるまではコレでいって食らい付いてないと、遠くから撃たれて終わってしまいます」
近接戦闘を考慮して作られた私に、飛び道具はボレアスしかない
十分高性能な装備ではあるが、射撃戦を得意とするアーンヴァル型を相手にするには、私自身の技量が無さ過ぎる
防具無しでクロテンさんに近づかなければならないが、なんとか得意な接近戦に持ち込まなければ勝ちは無い
「おーい、そろそろポッドに入れー」
「あっ、コウちゃんが呼んでるよ。それじゃ飛鳥ちゃん、頑張ってねー」
私はお姉様の声援を受け、ポッドへと入っていった


…現実の私の意識が消え、電子の空間に『私』が現れる
「…ここは…?」
私はビルの屋上にいた
私の傍らにはプレステイルが控えており、指示を待っている
通常のサイズではなく、私達神姫のサイズに合わせて立てられたビル
しかしそれらは老朽化が進んでおり、とても誰かが住んでいるとは思えない
「ゴースト…タウン…?」
ヴァーチャルのみならずリアル戦でもよく造られる、神姫バトルに於いて最もポピュラーな戦場
「等と考えていては危険だ」
既に戦闘は始まっている
策敵に於いてもトップクラスを誇る天使型を相手にしているのに、同じ所にボーっとしてるのは自殺行為だ
急ぎプレステイルに乗り、離陸指示を出す
同時に
『ピピッ』
「やはり見つかっていましたか…」
ロックオン信号をキャッチし、警告が頭の中で鳴る
私達が離陸した直後、一条の光がさっきまでいたところを突き抜ける
ドオオオンッ!
目標を失った光はそのまま、向こうのビルへと当たり、瓦解させる
「あれがレーザーライフル、とんでもない威力ですね」
リアルリーグしか無い頃にアレを作ったというのだから、島田重工のイカレっぷりが解るというものです
ともかく、レーザーの飛んできた方向を見る
「…いた」
また遠い所から撃ってきたものです。小さい点にしか見えません
もし通常カラーだったら見落としてかもしれません
私はランダム回避をしながら、クロテンさんへと向かって飛んだ
途中、何度もレーザーが私の脇をかすめ飛んでいく
ある程度まで近づくと、クロテンさんはライフルを諦め、アルヴォPDW9へと持ち替える
そして、ブースターを吹かし移動を開始する
時折PDW9を撃ちながら逃げるクロテンさん
こちらも回避行動を取りながらなのでなかなか距離が詰まらない
ガスッ!
時折、PDW9がプレステイルに被弾する
「頑張って、プレステイル」
さすがにこれ以上の被弾は危険かと思ったとき、それは起きた
ぼすっ…ぼすっ…
「え…あれ?」
突然、ブースターが吹けなくなった事に慌てるクロテンさん
遂に燃料が切れたようだ
「よし!今だプレステイル!」
プレステイルが機首-嘴を開く
そしてボレアスから直結された部分からエネルギーを受け取り、ビームを放つ
「え?そんなのアリですか~?」
ビシッ!
クロテンさんの脚部へとヒット!
元々は推進システムを転用したものなので威力は知れてるが、牽制にはなったようだ
「武装コード発動!」
『武装コード発動確認。合体シークエンス実行します』
私はプレステイルの上からジャンプする
その後をプレステイルが追随し、分解
そしてパーツが私へと装着されていく
各部位が私とリンクしていく
全システム異常無し!
「いきます、クロテンさん!」
ぶぁさっ!
エウロスを構え、クロテンさんへと急行する
「あっ…こうなったら…」
ブゥン
PDW9を捨て、ライトセイバーを構え応戦体勢を取るクロテンさん
ガキィッ!
セイバーとエウロスが交差し、激しい火花が散る
「なっ…その剣は…?」
「高周波ブレードです。ビームで切る事は出来ませんよ。」
ググッ
ビームの刃が歪み、高周波の刃がクロテンさんへと迫る
「くぅっ…」
私に押され、苦悶の表情を浮かべるクロテンさん
ボッ!
不意にウイングのスラスターを切るクロテンさん
そのせいで、私と拮抗していた力が切れ、押し出されるクロテンさん
ブゥン…
エウロスが空しく空を切る
「くっ…落ちるっ…」
互いに空中で失ったバランスを取り戻すとする
仕掛けた側のクロテンさんが先に立て直した
ハンドガンを抜きながら距離を取ろうとする
「逃がしません!」
ヒュン!…ガシッ!
「え?きゃ~!」
私は咄嗟にゼピュロスを投げつける
それはクロテンさんの左足へと食い込んだ
そしてワイヤーを掴み、彼女を強引に引き寄せる
「わわっ…わわっ…」
「とりゃー!」
ぐいん!
「あ~れ~…」
ブンブンブン!
そのままクロテンさんを振り回す
十分に勢いがついたところで地面へと放り投げる
「きゃ~!」
キリモミをしながら地面へと向かっていくクロテンさん
「まだまだっ!」
彼女を追撃する
再びエウロスを構え、彼女に斬りかかる
ザシュッ!
ブースターの一本を斬る
バシュゥ!バシュゥ!
スラスターを吹かし、懸命に体勢を立て直そうとするクロテンさん
「コレでトドメだ!」
「…よし!」
ガキッ!
あと僅かの所で、体勢を立て直したクロテンさんにガードされた
「気を付けろ飛鳥!高度が落ちてる。もうじき地表だ!」
今まで黙って見ていたマスターから注意が飛ぶ
落下しながら随分戦っていたようだ
「えい!」
「わわっ、しまった!」
注意が逸れた僅かな隙を突かれ、地面へと押される私
クルッ…シュタッ!
「あらら、残念。でもコレはどうかしら?」
そう言ってクロテンさんは私の真上へと来て…
「キャストオフ!」
「わわっ!」
なんと彼女は、自らを覆うアーマーを解除し、私へと降らせてきた
ガン!ガン!
「そんな奇策…うわっ!」
どごぉっ
目の前にレーザーライフルが落ちてくる
ゴオッ!
轟音に驚き上を見れば、黒い影が飛び去ろうとしていた
「逃がさない!テンペスト起動!」
私は全武装とアーマーパーツの一部を使い、最強武装『テンペスト』を起動させる
「ターゲットロック!発…」
「まて撃つな!」
え?と思う間もなく
カチッ
トリガーを引いてしまった
バシュゥッ!
テンペストの電光に照らされた物を見て愕然とした
それは、黒いウイングとブースターしか無かった
コン…
驚いている私の背中に何かが当たる
「チェックメイトです。降参してくれますか?」
おそらくはライトセイバーがビームを切った状態で当てられているのだろう
…ビームが出ていれば勝負はついていた
私はテンペストを投げ捨て、両手を上げる
「…私の負けです、ギブアップします」
『ギブアップ確認。勝者、クロテン!』
AIジャッジの声が、クロテンさんの勝利を告げた



「やられたな、飛鳥」
「申し訳ありません、マスター…」
「まっ、最初にあれだけ出来りゃ上等だ。あとは最後まで油断しないこった」
「は、はい!」
「あらー、残念やったねぇ、飛鳥ちゃん」
「あ、凛奈さん」
「そしておめでとう、クロテンちゃん」
「ありがとうございます」
ペコリ
「…しっかし、あんな戦術、良く知っとったなぁ…?」
「ええ、さっき他の人のバトルを見てた時に、とある騎士さんが鎧を飛ばしてたのを見たのと、家で漫画を見てたら、ウイングをダミーにしてたのがあったんで」
「ああ、あの漫画か…俺も見た。しまったぁ、飛鳥にも見せておくんだった」
「なんですか、漫画って?」
「なんか、むか~~~しに書かれた漫画だよ。コウちゃん、そのキャラの名前から取ってエアルちゃんの名前付けたんだよ」
「断じて違う!エアルは『アークエンジェル』から3文字取って並べ替えたんだ!」
「あのー、エアルさんって?」
「あたしの妹で、飛鳥ちゃんのお姉ちゃんだよ。今は下で色々見てるの。バトルよりも機械いじりが大好きなんだよ」
「そいや長いこと放置しちゃったな。そろそろ下に戻るか」
「んじゃ俺達も降りるか。クロテンもエアルちゃんに会ってみたいだろうし」
「だなー。私も久々に会いたいし」
小鉄さんも同意する
「んじゃ戻るか」
「はーい」
私達は再びエルゴの売場へと降りていった



「あの、エアル姉さん、何を…」
「あ、おかえり飛鳥ちゃん!丁度良かった!」
工具を見ていたはずの姉さんは、なぜか服に埋もれていた
「コレなんて飛鳥ちゃんに似合うと思うのよ!あ、こっちも!さすが『TODA-Design』よね!」
「あのーもしもし?」
「あ、コッチもいいわよ!國崎の『M-collection』なんだけど…」
「…なんかスイッチ入っちゃってるな」
「そだね…こんな状況でこてっちゃんやクロテンちゃん見たら…」
マスターとお姉様ななにやら悩んでいる
「あーいたいた。エアルー、久しぶりー!」
「「あちゃー…」」
「あっ!小鉄さん良い所に!この服、貴方にピッタリだと思いません?」
「いや私はゴスロリはちょっと…」
「ゴスロリってなんですか?」
「あーっクロテン、来ちゃダメッ!」
「どうしたのです、姉さん?」
「あっ!この可愛い子誰?」
小鉄さんの願いも空しく、クロテンさんはエアル姉さんに見つけられてしまった
「こんにちわ、私は柳家祐太朗の神姫、「クロテン」と言います。貴方がエアルさんですね?」
「はいそうです。えーと、貴方に似合うのは…コレかな?」
「わーっ!可愛いですっ!」
「…なんか見事に意気投合してるな」
「…そうだな」
二人でワイワイ騒ぎながら服を物色している
「あのー耕介はん、祐太朗はん?」
「「ハイナンデショウ」」
「あの二人が漁ってる服、勿論全部買うてくれるんやろね(にっこり」
「「すいません!全部は無理です!」」


帰り道、ホクホク顔のエアル姉さんとクロテンさんの顔とは対照的に、ため息ばかり付いている男二人であった…






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