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武装神姫のリン
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ウサギのナミダ
アスカ・シンカロン
引きこもりと神姫
キズナのキセキ
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えむえむえす ~My marriage story~

2014年

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悪魔に憑かれた微駄男
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えむえむえす ~My marriage story~

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深み填りと這上姫
キズナのキセキ
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美咲さんと先生
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類は神姫を呼ぶ
浸食機械
引きこもりと神姫
ライドオン204X
フツノミタマ
白濁!? 阪高神姫部
白い英雄を喰う黒い女神
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流れ流れて神姫無頼
アスカ・シンカロン
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2010年

おまかせ♪ホーリーベル
戦うことを忘れた武装神姫
Gene Less
The Armed Princess―武装神姫―
ウサギのナミダ
PRINCESS BRAVE
神姫☆こみゅにけ~しょん
アルトアイネス奮闘姫
ロンド・ロンド

2009年

せつなの武装神姫
双子神姫
鋼の心 ~Eisen Herz~
犬子さんの土下座ライフ。
狛犬はうりん劇場
Memories of Not Forgetting
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2008年

武装神姫のリン
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戦う神姫は好きですか
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妄想神姫
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武装神姫~ストライカーズ・ソウル~
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ネコのマスターの奮闘日記
ホワイトファング・ハウリングソウル
ハウリングソウル
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 第九間幕。
 冷たい色のライトが僅かずつ差し込み、やがて朝を思わせる淡い光に変わる。

 そのライトの下、照らし出される銀装飾に囲まれたクレイドル。
 その上に立つヴィネットとボタン。双方共に先ほどとは髪型もスーツカラーも違う。
 二人、一礼。

ボタン「久しい、諸兄。2036の風・・・うむ。第九幕になるな。ご覧頂き恐悦至極。ボタンだ」
ヴィネット「Guten Morgen、ヴィネットです。これにて第三編を終了いたします。残すは最終第四編のみとなりました」

 クッションに腰を下ろすボタン。ヴィネットは枕部に新しく誂えられた椅子のような場所へ。
 ライト、明るさをゆっくりと増していく。

ボタン「そうだな・・・。あれは、アタシが角姉の所に行って・・・初めて四人が揃った時であった」
ヴィネット「今となれば、ある意味記念日よね」
ボタン「それはいいな! ・・・そうだ、白姉とルクスが連れ立ってきてくれた」
ヴィネット「12月も中旬、随分と寒くなってきた時だったわ」
ボタン「うむ。いずれにしてもきっと。あの日、それぞれが全く違う方向性を持つ我らが集う事が出来たのは…きっと、母上が導いてくださったのだ」
ヴィネット「・・・」

 そう、強く頷いて言うボタン。微笑むヴィネット。
 ライト、少し暗く。ボタン、自分の手に目をやる。

ボタン「我ら一代限りの物。このボディ以外一切何も持たずに生まれてくる物。しかしながら・・・多くの物をこの手に、そして心に受け取る事が出来る」
ヴィネット「・・・それは決して今だけの物じゃない。例えこの体がマスターと共にある事が出来なくなっても。・・・母が示したそれのように」
ボタン「うむ」
ヴィネット「それにね・・・」

 ヴィネット、すみれ色の髪を揺らして、こちらを流し見る。

ヴィネット「私達は・・・与えられているだけ、ではないはずです」
ボタン「アタシ達もまた、主らにタカラモノを与える事が、出来ている」
ヴィネット「・・・」
ボタン「きっと。受け取ってくれている・・・そう信じているから」

 ライト、更に暗く。
 ボタン、大きく溜息を吐いて腕を組んだ。

ボタン「タカラモノか・・・ただ、自身には何も出来ぬと諦めて、ただ、その主の想いを受け取り続けるだけで・・・満足なのか?」
ヴィネット「・・・目を覚まし、全てを受け入れる事は辛いかもしれない」
ボタン「それでも直視せよ。我らは神姫だろう?」
ヴィネット「全てを識って。全てを受け入れて・・・受け入れてしまったら自分は何も出来ないと思っているの? 貴女は・・・」

 ヴィネット。目を伏せて首を振る。

ヴィネット「それを・・・持っているのに」
ボタン「・・・。それでは諸兄。いつかまたお目にかかる」
ヴィネット「これよりは最終編。どうか、最後までお付き合いください。」

 ライト消灯。


 ・・・。ガタン、という何かが落ちる音。
 固定していた台が壊れたか、ゆらゆらと揺れるスポットライトが差し込む。影もまたつられて揺れる。
 何も無い舞台。何も無い場所。ただ、無機質な廊下が延々と続く。
 その廊下の隅に、転がっている小さな種。ライトはそれを照らし出す。

 種の表面には埃が積り、乾き切り、どこかで当たったのか・・・それとも踏まれたのか。小さなヒビが入っていた。

 ・・・。
 消灯。


 第九幕。了。





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