「決意」(2007/03/03 (土) 00:08:48) の最新版変更点
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*決意
**※エロ注意!18禁です!
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ガシィ!
ミチルの斬撃が見えない壁に阻まれる
「ふふっ。いくら貴方でも、反発フィールドの前には形無しのようね」
「ミチル、マズイんじゃないか…?」
「そうでもないのだ♪」
ミチルはフリーのオンラインバトルで鳳凰カップの調整をしていた
ファーストのトップクラスということで、敬遠されやすい面があるが、逆にフリーでも倒して名を上げようという輩も多い
今回対戦を受けてくれたアーンヴァル型もそういう輩で、アムドライバーシリーズのエアバイザーを装着していた
この装備、飛行だけでなく、反発フィールドをバリアにして物理攻撃を遮断してしまうという、近接イジメとして有名な装備だ
さらにショットガンも装備している為、無理にこじ開けようとすれば散弾を喰らう事になる
いくらなんでもマズイんじゃないかと思うのだが、当の観奈とミチルは余裕の表情
「ケンシロウ、この程度のヤツならリーグにはゴマンといるのじゃぞ?」
…そういえばそうだ
それなのにエアバイザー装備のファーストランカーなんて言うほど居ない
それに対し、近接型のファーストランカーは結構いたりする
「まぁ健四郎は特等席で、あたしの華麗な戦いっぷりを堪能してればいいのだ」
「この状況で、なにを言うか!」
言って距離を取り、ライフルを撃ってくる相手。あ…怒ってる
「せっかく対戦を受けてくれたと思ったら、ヒッキーだったなんてツマラナイのだ」
弾丸を易々と避けならがミチルが相手をを挑発する
「なっ!…っと、その手には乗りませんよ。挑発してバリアを解除させようだなんて」
「今解除してたくせに。別にそのまま引きこもってていいのだ」
…挑発してるわけじゃないのか?
「解析終わったぞよ。ミチル、もう遠慮はいらないのじゃ」
「りょーかい、観奈。んじゃ終わりにするのだ」
観奈はミラージュコロイドで隠していたジャガーに相手を解析させていた。そのデータを受け取ったミチルがムラサメを構え相手に急接近する
「いくら来ようとも、バリアを破れなければ私の優位は変わらない!」
フィールドの出力を上げ、攻撃に備える相手
「いくら強くしても無駄なのだ!」
ヒュン
ムラサメディバイターを横一文字に振るうミチル
ミチルの斬撃は、まるで素振りでもしたかのように見えた
しかしその軌道は、フィールドを無視し、相手の体をなぞっていた
「な…なんで…?」
呆然としたまま上半身と下半身に分かれる相手
「甘すぎるのだ。いくらフィールドを形成してもそのエネルギーの流れを見切ってしまえば、その隙間からいくらでも攻撃なんてできるのだ」
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「ミチル、無茶苦茶だろ。フィールドごと斬るなんて」
バトル終了後、戻ってきたミチルに話しかける
「その程度の事、ファーストじゃ日常茶飯事なのだ。あの相手も良い勉強になったのだ」
確かにフィールドにはムラがあり、時として穴が空くこともあるがコンマ数秒の話だ。それを簡単に斬るとは…
「やっぱお前ってスゴイんだな」
「ふっふっふ。ホレ直したか、健四郎?」
ミチルがニコっと微笑みながら問いかけてくる
「う…」
雛祭りの一件以来、なんかコイツを妙に意識してしまうようになった俺
イカンイカン!俺にはユキがいるんだ
ユキへの気持ちは変わらないし、浮気なんかしないぞ!
『浮気じゃなくて本気ならいいんじゃない?一人じゃなきゃダメなんて方がおかしいのだ』
ミチルの言葉が思い出される…
「…どうしたのだケンシロウ?」
観奈ちゃんの言葉に我に返る
「…ははーん、やはりあたしにホレたのだな。あたしの裸体の悩殺されたのだ」
「お兄ちゃん、ミチルちゃんの事が好きなの?」
「そんなこと…ないぞ」
「今の間は何なのだ?」
「そ、それよりも鳳凰カップの準備だ!あ忙しいなー!」
なんか風向きが妖しくなってきたので、この場を離れたかった
忙しいのも事実だし…
「お兄ちゃん、私は観奈ちゃんの方のお手伝いをしてるね」
ユキが胸ポケットからぴょこんと飛び降りて言った
ジャガーの細かい整備等は、人間の観奈ちゃんや大雑把なミチルがやるよりもユキがやった方がいい場合もある
「ああ、解った」
ちょっと気になったが、許可しない理由が無かった
俺は三人を残し、その場を後にした
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「ふぅー忙しかった…」
鳳凰カップの準備といっても、この前やった展示会と内容はさほど変わらないのに、なんでこんなに大変なんだろう
「お兄ちゃん、お風呂沸いたよー」
「ああ、わかったー」
ユキに言われ、風呂に入る
ザパー
「ふぅー極楽極楽…」
おっさん臭い気がしないでもないが、そのくらい疲れていたのも事実
湯船でくつろいでいると
「お兄ちゃん、入っていい?」
珍しい。ユキから一緒に入ろうだなんて
「ああ、いいぞ。今開けるぞ」
ガラッ
そこにはバスタオル一枚だけのユキと
…ミチルがいた。全裸で
「んなっ!」
「お兄ちゃん。今日ミチルちゃんと話し合ったの」
「いや、それと今の状況と…」
「関係あるの。ミチルちゃんもお兄ちゃんの事が好きだから。そしてお兄ちゃんもミチルちゃんの事が好きだから」
「え…?」
「お兄ちゃん、また自分に嘘付いてる。そんなのダメだよ」
「いや、俺が好きなのはユキ、お前だ」
「うん…解ってるよお兄ちゃん。私もお兄ちゃんが好き」
「なら…」
「でも、ミチルちゃんもお兄ちゃんが好き、ムツキちゃんも観奈ちゃんも新道さんも斗小野さんもお兄ちゃんが好き。そしてお兄ちゃんもみんなが好き」
「う…」
反論出来なかった。俺ってこんな気の多いヤツだったのか…
「お兄ちゃん、何を悩んでるの?」
「何をって…」
「それでいいじゃない。みんな好きで」
「え…?」
「お兄ちゃんは『誰か一人に決めなきゃいけない』って思い込んでるから、それを取り払う必要があるの。だからミチルちゃんに来て貰ったの」
はらり…
ユキの体を隠していたバスタオルが落ちる
「…そういうわけなのだ。覚悟を決めるのだ」
ミチルが近づいてくる
「あのーもしもし、お二人さん?」
「お兄ちゃん、もしそのままバスタブに籠城するなら、今後一切のえっちは無しだよ」
「おいおい…」
「そうなのだ。健四郎は今からあたし達にに脅されて無理矢理えっちさせられるのだ」
…二人にここまでさせておいていいのか俺?
…よし、決心した
ザパー
湯船から出る
「一つ言っておく」
俺は二人に言わないといけない
「俺はお前らにいわれたからえっちするんじゃないぞ。俺の意志で今から二人にえっちな事をする」
そういって二人の体に手を伸ばす
「…うん」
「…わかったのだ」
返事を聞き、二人をそっと抱える
ちゅ…
ユキにキスをする
ちゅ…
続いてミチルにキスをする
「んっ…」
ミチルが可愛い声を上げる
「ユキ、ミチルは初めてだから色々教えてあげてくれ」
「うん…」
ユキの返事を聞いた後、仰向けに寝そべる俺
「ミチルちゃん。お兄ちゃんのを気持ちよくしてあげようね…」
「うん、わかったのだ…」
そういって俺の股間へと向かう二人
「コレが健四郎の…」
俺のモノを見て驚きの声を上げるミチル
「なんだ、この前見たろ?」
「あの時はちょっとだけしか見れなかったから…こんなに大きいんだ…」
「ミチルちゃん。見てるだけじゃダメだよ」
そういってモノに手を伸ばすユキ
「こ、こうか?」
ミチルも手を伸ばす
「うを…」
二人から刺激され、快楽が発生する
「あ、大丈夫か健四郎?」
「ふふ、それは気持ちいいって事なのよ。もっと良くしてあげようね。私のやるようにしてね」
そういってモノにしがみつくユキ
「くっ…」
「あ、うん…」
ミチルも抱きついてくる
「うう…」
体を揺すり、刺激を与えてくる二人
「どうお兄ちゃん、気持ちいい?」
「ああ、いいよ、二人とも…」
二人でしてくれているので、刺激を受ける面積も2倍だ
「ほらミチルちゃん、擦るだけじゃなくて舐めてあげて…ぺろ…」
「ぺろ…ぺろ…どうかな、健四郎…」
「う…気持ちいい…そろそろ…」
「そろそろ…何なのだ…?」
「ふふっ。お兄ちゃん、出そうだって…」
「…出そうって…?」
どぴゅっ!
ミチルの疑問に答えるように射精する俺
「きゃっ!」
ミチルが可愛い悲鳴を上げる
どぴゅっ!どぴゅっ!どぴゅっ!
「お兄ちゃん、イッパイ出して…」
どぴゅっ…どぴゅっ…どぴゅっ……どぴゅ………
ぴゅ………ぴゅ…
「はぁ、はぁ、はぁ…はぁ…」
俺はユキとミチルにたっぷりと精液を浴びせた
「んふ…お兄ちゃんの…精液…れろ…」
ユキがミチルに浴びせられた精液を舐め取る
「これが…せいえき…?れろ…」
ミチルも真似してユキに浴びせられた精液を舐める
「ん…苦い…」
「無理しなくていいぞ」
ミチルに言う…が
「ん…でも、美味しいかも…れろ…」
お互いに浴びせられた精液を舐め合う二人
イカン…こんなえろちっくな光景を見させられては…
「「あ…」」
再び大きくなっていくモノを見て二人が声を上げる
「二人とも、風呂から上がるぞ!」
そういって二人に湯をかけて、精液を洗い流す
ザパー
「きゃっ!」
「あうっ!」
大急ぎで体を拭き、二人を抱え寝室へと向かった
二人をベッドへと寝かせる
「あの…お兄ちゃん?」
「あうう…」
さっきまでと打って変わって、大人しくなる二人
「ミチル」
「なんなのだ健四郎…?」
俺の問いかけに弱々しく答えるミチル
「俺は今から、お前の初めてを奪う」
そういいながら、ミチルの秘部を指で突く
「あうっ…うん…わかったのだ…」
「といっても、体がこわばってるな。ユキ、緊張を解いてやってくれ」
「うん、わかった」
そういってミチルへと覆い被さるユキ
「あ、ユキちゃん…」
「ミチルちゃん、ちからを抜いて…」
そういってミチルの胸へと手を伸ばすユキ
むにゅ…むにゅ…むにゅ…
「あん…ユキちゃん…」
「ふふ、こっちはどうかな…」
ミチルの秘部へと手を伸ばす
くちゅ
そこは既に濡れ初めていた
「あううっ!はうっ!…」
くちゅ…くちゅ…
その光景をみていたかったが、俺には俺の準備があった
ベッドの下からあるモノを取り出す
「準備はできたかな?」
「うん、もう大丈夫みたい」
ユキの返事を聞きミチルを見る
ポーっと上気し、どこか虚ろな目をしている…
そんなミチルの足を持ち、あるモノを履かせる
「あ…それは…もしかして…」
「そうだよ」
それは愛澤が作ったふれあいツール『赤ずきんちゃんご用心』の固定具であった
「んふ…ミチルちゃん、私の上に仰向けになって乗って…」
ユキが仰向けになり、ミチルを誘う
「うん…わかったのだ…」
言われるままにユキの上に乗るミチル
「ふふっ、ミチルちゃんの胸、可愛い…」
後からミチルの胸を揉むユキ
「あん…ユキちゃん…」
さらにユキは足を絡め、そのまま開く
ミチルの足も開かれていく
その開かれた足の間には固定具の穴があり、そこからミチルの秘部が見える
「あっ…恥ずかしい…」
「風呂場に全裸で入ってきたヤツが今更…」
「そういうのとは違うのだ…」
俺の茶化しを流す事も出来なくなってるミチル
「それじゃ、いいか?」
コクっと頷くミチル
それを確認し、ケーブルを穴へと接続する
そして親機へモノを入れていく
ずずっ…ずずっ…
「くっ…あう…はうぅっ!」
模造性器がミチルの中へと入っていこうとする
シーツを掴み、苦しさに耐えるミチル
「大丈夫だよ、ミチルちゃん…」
耳元で囁きながら、胸を愛撫して落ち着けようとするユキ
ずずっ…ずずっ…
「くっ…きつい…」
ずずっ…ずずっ…
どうにか奥に到達する
「くうう…入ったぞ」
「はうぅっ…今…健四郎と…一つになってるのだ…」
「大丈夫か、ミチル?」
「うん…大丈夫なのだ…動いてもいいのだ…」
「よし、じゃあ動くぞ…」
腰をゆっくりと動かし始める
くちゅ……くちゅ……くちゅ…
「はあぅ…あうぅ…あん…くぅっ…」
ミチルの様子を見ながら慎重に腰を振る
「どう、ミチルちゃん。気持ちいい?」
ミチルの全身を愛撫しながら問いかけるユキ
「はう…んん…きもちいい…のだ…はうう…あんっ…健四郎…ユキちゃん…もっと強くして…ほしいのだ…」
返事の代わりに刺激を強くする俺とユキ
くちゅっくちゅっくちゅっ…
むにゅっむにゅっくりっくりっ
俺は腰を早め、ユキは胸を揉みながら先端を捻る
「くぅっ!…はう…あうう…あんっ…なに…これ…はう…なにか…きちゃう…」
「ミチルちゃん、イっちゃいそうだね」
「くっ…こっちも…出そうだ…くっ…ううっ…」
「はうっ!…あうっ!…ああっ!…ああ~~~~~~~っ!」
背筋をピンと伸ばし、初めて絶頂に達したミチル
ぎゅううう…
ミチルの膣が、模造性器を締め上げる
「くうっ!出るっ!」
どくっ!
その締め付けを伝えられた俺のモノが限界に達し、射精する
どくっ!どくっ!どくっ!
その精液が模造性器を伝ってミチルの膣内へと注ぎ込まれる
「んあぁ…ナカが…熱い…」
どくん…どくん…どくん…
「うう…ううっ…」
どく……どく…………どく…
「んふ…イッパイ出したね、お兄ちゃん…」
カチリ…
ユキはケーブルを外し、ミチルに突き立てられていた模造性器を引き抜いた
ミチルの秘部からは精液がどろりと溢れてきていた
「ふぅ、ふぅ、ふぅ…」
膣内に熱い精液を受け、ミチルは放心状態となっていた
「よかったね。ミチルちゃん…」
ミチルの髪をそっと撫でるユキ
「次はユキの番だ」
「まって。ミチルちゃんが回復してから…」
「はう…あたしは…大丈夫なのだ…」
「うん…じゃあお兄ちゃん、仰向けになって」
言われるままに仰向けになる
「んじゃミチルちゃん、お兄ちゃんの胸の上で仰向けになって」
俺の上で仰向けに寝ころぶミチル
「そしたらコレを持って…ううん、そこじゃなくて、ミチルちゃんの股のあたりで」
まるでミチルからモノが生えた様に持つように指示を出すユキ
そういうことか。ユキは俺とミチルと両方を犯してるようにする気なのか
ミチルの上に跨り、模造性器を掴むユキ
そして自らの秘部を指で開き、そこへと誘導する
くちゅり…
「うっ…」
膣口に模造性器が触れる
その快楽が俺に伝わる
「ふふっ…まるでミチルちゃんとえっちしてるみたい」
「えっ…?」
その言葉に驚くミチル
しかしユキはそれを無視して、腰を下ろし始める
ずぶずぶずぶ…
「くうっ…」
「あうう…」
「きゃうっ!」
包み込まれる快楽に声を漏らす俺
挿入される快楽に酔いしれるユキ
そして、ケースが秘部に当たり、振動が伝わってきてその快楽に驚くミチル
「ふふっ、コレならお兄ちゃんもミチルちゃんも気持ちいいでしょ…」
ずぶずぶずぶ…
とうとう模造性器はユキの奥まで到達した
「んあっ…それじゃ…いくよ…」
そういって腰を上げ始めるユキ
くちゅり…
「ううう…」
ユキの膣壁に、モノが擦り上げられる快楽。それを忠実に再現するツール
「お兄ちゃん…ミチルちゃん…気持ちいい?…」
ずぶぶ…
腰を下ろしていきながらユキが訊ねてくる
「ああ…いいぞユキ…もっと…」
「はう…きもちいいのだ…」
「それじゃあ…もっと…よくしてあげるね…」
そういって腰の動きを早めるユキ
ずちゅっ…ずちゅっ…ずちゅっ…
「うっ…くっ…はうっ…くふっ…」
「あん…あうう…はんっ…ああんっ!…」
「あん…お兄ちゃん…ミチルちゃん…あうう…」
快楽に溺れていく俺達…
「くっ…そろそろ…また…出そうだ…」
「くふ…あたしも…また…おかしく…なっちゃいそう…なのだ…」
「はう…わたしも…そろそろ…イっちゃう…」
ユキが止めとばかりに腰を大きく強く早く振ってくる
「くうっ!出るっ!」
どくっ!
本日3回目となる射精をする俺
それはツールを介してユキの膣内へと送り込まれる
「熱っ!ああ~~~~~~っ!」
熱い精液を受けたユキが絶頂に達し、背筋をピンと伸ばす
それにより結合が深まり、模造性器が最奥へと突き込まれる
「あうっ!ああ~~~~~~~っ!」
その衝撃がミチルにも伝わり、絶頂へと導かれる
どくっ…どくっ…どくっ…
俺達三人は、暫くベッドの上でぐったりと快楽の余韻に浸っていた…
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「なんじゃケンシロウ。大事な話とは?」
あの後ミチルを送りに観奈ちゃんの家(というか社長宅)へと行った俺とユキ
やはりこの事を黙っているわけにはいかない
最近の教育では、こういう行為の事もちゃんと教えてるというから、どういうことなのか解ると思う
さすがに嫌われるだろうな…
そうなったらもう観奈ちゃんやミチルとも会えなくなるのかな
「実は俺…さっき、ミチルと…」
「知っておる」
「そうか、知って…え?」
「わらわが許可したのだ。ホントはわらわも行きたかったのじゃが、法律が許してくれないのでな」
「そうだったのか…」
「早とちりだな、健四郎。そもそもあたしが独断で行けるわけないのだ」
「この前風呂場に来たじゃないか」
「あ…あはは…それはそれ、なのだ。でも嬉しいのだ。ちゃんと報告してくれて」
「当たり前だ。大事なことだからな」
「はぁ~。わらわはあと3年か。長いなぁ…」
「それじゃ今出来る事をしよっか?」
そう言って俺は観奈ちゃんの前へと行き、体を屈める
「えっ?」
驚いた観奈ちゃんの顔が目の前にある
首筋に手を回し、そっと顔を近づける
「あ…」
意図を察した観奈ちゃんが目を瞑る
ちゅ…
「ん…んん…」
長いキス…
「ぷはぁ…」
二人の唇の間を、銀色の唾液が糸を引く
「2回目の…接吻なのじゃ…」
頬を赤らめ、観奈ちゃんが言う
「こんな気の多い俺だけど、これからもよろしくね」
観奈ちゃんの頭を撫でながら、勝手なことを言う俺
「…うん、わかったのじゃ…」
そんな勝手な言い分を聞いてくれる観奈ちゃん
先の事なんて解らない
でも今ある幸せを守り育てていこうと決心した俺であった
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あとがき
うーむ、ハーレムルートまっしぐら…
コレでいいんだろうか?
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