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「戦うことを忘れた武装神姫-1」(2006/12/26 (火) 23:46:43) の最新版変更点
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**戦うことを忘れた武装神姫 その1
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ある日曜の昼下がり。昼飯に焼きそばを作ろうかと台所で準備をしていると。
かさっ
背後から何やら質量の小さい物が移動する音が。 と、
「・・・侵入者感知。レベル2に移行しますがよろしいですか?」
俺が振り向くより先に、テーブルに座る神姫が反応していた。
音の発生源を凝視するは、ウチが飼っている神姫の一体、吼凛型のシンメイ。
「レベル3まで許可する。 つーか、処理任せてもいい?」
「了解しました。」
俺がそう言うと、さくっと武装を装備し、蓬莱壱式を持ち出す。
シンメイが模擬弾を部屋の隅へと打ち込んだ。侵入者をおびき出すためだ。
弾を打ち込むや否や、黒い影が飛び出した。
「目標、確認しました。」
侵入者は慌てふためき、逃げようとする。相当足が速い。しかし。
「ターゲット、ロックオン。 発射します・・・ ファイアっ!」
バシュッ!
べちん!!
腕に構えた蓬莱壱式が火を噴き、侵入者を仕留める・・・も、実弾では無い。
「ミッション完了。ヤマトゴキブリ一匹、仕留めました。」
自信に満ちた顔付きのシンメイの指す先には、粘着「泡」弾により捕獲されたゴキブリ。
「お見事〜! いやはや、ありがとう。助かったよ。」
「いえいえ、このくらいは楽勝です。『朝飯前』・・・と言えばいいんですか?」
「そう、正解。 シンメイもだいぶ学習したねぇ。」
「え、えへへ・・・」
照れながら武装の解除をしているシンメイの頭を、ちょいとつついた。
頬をちょっと赤らめ頭を掻くその姿に、俺まで照れてしまった。
俺の日常の中に転がり込んできた神姫たち。
しかし、ここに居るのは戦うことを忘れた武装神姫。。。
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[[>その2 へ進む>>戦うことを忘れた武装神姫-2]]
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**戦うことを忘れた武装神姫 その1
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ある日曜の昼下がり。昼飯に焼きそばを作ろうかと台所で準備をしていると。
かさっ
背後から何やら質量の小さい物が移動する音が。 と、
「・・・侵入者感知。レベル2に移行しますがよろしいですか?」
俺が振り向くより先に、テーブルに座る神姫が反応していた。
音の発生源を凝視するは、ウチが飼っている神姫の一体、吼凛型のシンメイ。
「レベル3まで許可する。 つーか、処理任せてもいい?」
「了解しました。」
俺がそう言うと、さくっと武装を装備し、蓬莱壱式を持ち出す。
シンメイが模擬弾を部屋の隅へと打ち込んだ。侵入者をおびき出すためだ。
弾を打ち込むや否や、黒い影が飛び出した。
「目標、確認しました。」
侵入者は慌てふためき、逃げようとする。相当足が速い。しかし。
「ターゲット、ロックオン・・・発射します・・・ ファイアっ!」
バシュッ!
べちん!!
腕に構えた蓬莱壱式が火を噴き、侵入者を仕留める・・・も、実弾では無い。
「・・・ミッション完了。ヤマトゴキブリ一匹、仕留めました。」
自信に満ちた顔付きのシンメイの指す先には、粘着「泡」弾により捕獲されたゴキブリ。
「お見事〜! いやはや、ありがとう。助かったよ。」
「いえいえ、このくらいは楽勝です。『朝飯前』・・・と言えばいいんですか?」
「そう、正解。 シンメイもだいぶ学習したねぇ。」
「え、えへへ・・・」
照れながら武装の解除をしているシンメイの頭を、ちょいとつついた。
頬をちょっと赤らめ、頭を掻くその姿に・・・ 俺まで照れてしまった。
俺の日常の中に転がり込んできた神姫たち。
しかし、ここに居るのは戦うことを忘れた武装神姫。。。
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