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**鋼の心 ~Eisen Herz~
**登場神姫の武装紹介
~その他編~
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**焔星(エンシー)
#ref(Yanxing01.jpg)
【壱式=炎(ホノオ)】
焔星の基本形態。
強力無比な【プロトン砲】を主兵装に、【レーザーブレード】や【シールドファング】、【オートガン】等で武装している。
基本的には回避主体の軽量級神姫だが、プロトン砲の火力は凄まじく攻撃力は極めて高い。
二機の【ぷちマスィーンズ】である【光阴(コウイン)】、【闇阳(アンヤン)】との連携を駆使する事で、ステータス以上の戦闘力をも発揮できる。
ただし、【光阴】、【闇阳】は、高い性能の代償として稼働時間が短い為、こまめな補給を行う必要があるが、その際の補給は、本体との接触により電力の譲渡と言う形で行われる。
その電力を生み出す為の大型ジェネレータをバックユニットに内蔵している上、プロトン砲とシールドの重みも加わり、機動性を維持する為に装甲の大部分をオミットする必要があった。
大型ジェネレータは、【ぷち】への補給以外にもプロトン砲のエネルギー源としても利用される。
#ref(Yanxing02.jpg)
【式神弐式=光阴(コウイン)】
浮遊移動を駆使する近接防御型の自律兵器。
上半身のみという特異な形態ながら、非常に高い装甲防御力と切断力の高い大鎌【デスサイズ】を有し、近接格闘戦で相手を追い詰める。
作中では使用していないが、飛び道具として双発式の【小型イオン砲】を装備している。
腕と頭部を本体内部に収納する事で球状の防御形態へ変形し、更に守備力を向上させることも可能。
高性能かつ多彩な装備を有するものの、そのエネルギー源は小型のバッテリー一つでまかなわれている為、こまめな補給が欠かせない。
#ref(Yanxing03.jpg)
【式神参式=闇阳(アンヤン)】
四足による安定性を活かした精密砲撃を駆使する砲撃支援型の自律兵器。
ある程度の連射力と威力を両立させた速射砲二門を主兵装とし、後方から焔星本体や【光阴(コウイン)】を援護する。
更に、変形する事で高速飛行も可能であり、砲撃の最適ポイントへと素早く移動することが可能。
また、飛行モード時に焔星本体を上に載せ、ボードアタックを敢行する事も出来、用途は多岐にわたる。
エネルギーの消耗が【光阴】ほど激しくないので頻度は多少落ちるものの、補給が必要なのはこちらも同じ。
#ref(Yanxing04.jpg)
【真鬼王=零】
焔星の高速戦闘形態。
従来型の【真鬼王】とは真逆に、速度と機動性を向上させる事を目的とした形態であり、焔星本体が、【光阴(コウイン)】、【闇阳(アンヤン)】と合体する事で形成される。
両ぷちとの合体により、それぞれのコンデンサを活用することが出来るようになるため、主兵装の【プロトン砲】もリロード時間が短縮され、発射間隔が短くなる。
また、【デスサイズ】、【レーザーブレード】、【オートガン】等も使用可能で、攻撃面に隙は無い。
巨大な割に装甲防御は然程高くも無いが、強化される機動性で攻撃を回避する事が出来る為、生存性は高い。
なお、【零】の高速戦闘能力は、機体に直結される二機の【ぷち】が焔星本体のAIとCSCを補助することで実現している。
【プロトン砲】
非常に高い威力を持つエネルギー砲。
榴弾砲と同様に、着弾地点で爆発を起こす性質があり、回避するのが困難な武器。
その威力、攻撃特性の代償として重量とリロード時間と言う枷を持つ。
【零】形態では【ぷち】用のバッテリーを流用する事で、リロード時間の大幅な向上を得ている。
【シールドファング】
【炎】形態時に盾となる部分を展開し、大顎として敵に食いつかせる武器。
奇襲性が高く、飛行タイプなどの脆弱な装甲ならば食い破る威力も持つが、重装甲タイプの神姫には歯が立たない。
本来は噛み付く事で動きを止め、【ぷち】でトドメを指す為の補助的な武器。
【デスサイズ】
単分子カッターを内蔵した長柄武器。
作中では使用していないが、大鎌、薙刀、長斧の三形態を使い分けられる。
切断力は凄まじいものの、少々重く扱いづらい面もある。
実は市販されている典雅の製品の一つ。
【レーザーブレード】
アーンヴァルのレーザーブレードを出力強化したもの。
威力はノーマルタイプに比べて向上しているが、稼働時間で劣り、充電に必要な時間も長い。
もちろん、威力が高いといってもカトレアはおろか、フランカーのものよりも出力は劣る。
ただし、通常の神姫相手に格闘武器として用いるならば、充分に強力な性能。
【オートガン】
【炎】、【零】、どちらでも使用できる小型火器。
通常のハンドガンとして手に持って使用する事も可能だが、脚部にマウントしたまま自動的に稼動し、発砲する事もできる。
威力は無改造のハンドガンと同じでしかないが、自衛火器としては有用であり、近接防御に一役買っている。
***歌憐(カレン)
#ref(karen001.jpg)
【重装潜水装備(メキアリル)】
目立たないものの、実はかなりの実力者である藤堂晴香の神姫。イーアネイラ型。
重装潜水装備となる【メキアリル】ではサポートマシンである【アイオール】をそのままバックユニットとして装備し、水中での機動力と攻撃力を強化している。
カレン最大の特徴は、主兵装である【オルフェウス】がギタータイプに改造されている事で、音響兵器としての性能向上に加え、そのまま近接武器としても使用可能。
特別に【エレメンタルソング】と銘を与えられているこの【オルフェウス】は、弦を爪弾く事でエッジ部分が共振を起こし、刺突のダメージを格段に向上させられる。
近接戦では、相手に突き刺したまま『演奏』する事で相手の内部(電子機器)に直接攻撃できる。 &color(white){要するに轟鬼の『雷電激震』}
背面ユニットで目立つ二器のサーペントは、【エレメンタルソング】に砲身を共振させる事でその効果を増幅するアンプの役目も持つ。
もちろん直接メーザー砲としても使用可能で、各種魚雷やニードルガンなどと合わせ、カレンの絶大な水中戦闘能力を支えている。
水中戦に限れば作中最強で、フブキにすら抗し得る神姫。
#ref(karen002.jpg)
【軽装陸戦装備(メルリンク)】&【自立型随伴砲台(アイオール)】
9話で使用した軽装の陸戦装備。
本来肩装備のニードルガンを合体させ、ツインランサーにしているが武器はこれと【オルフェウス】だけ。
余談だが【エレメンタルソング】が開発されたのは大会直前なので、9話の時点では武器は普通の【オルフェウス】だった。
サポートメカである【アイオール】は、水中行動しか出来ないという制約はあるものの、水中戦では単独でも陸戦型の神姫を倒しうるほどに強力。
高い移動速度と圧倒的な火力を武器に、水中戦を制するだけでなく、VLS(垂直発射ミサイル)で陸上への支援攻撃も行える。
カレンの18番である【霧】も【アイオール】本体、及び発射されるミサイルから散布する。
***天使型MMSブラック・アーンヴァル
#ref(BlackArnval01.jpg)
#ref(BlackArnval02.jpg)
#ref(BlackArnval03.jpg)
試作開発段階のプロトタイプアーンヴァルをコピーした擬似神姫=マリオネット。
正確には神姫でもMMSでもないロボット。
旧海底資源掘削プラントで行われた戦闘(バトル)においてフブキ側の手勢として数千機が投入された。
CSCを搭載しておらず、本体内蔵のAIが司令塔からの大まかな指示で行動する方式。
もちろん性能は通常の神姫は及ばず、数で攻める物量戦でその真価を発揮する。
件の旧プラント攻防戦においては数種類のブラックタイプが確認されており、それぞれに用途が異なる。
神姫と違い柔軟な判断が出来ない為に最初から役割を分担していた物と推測されるが詳細は不明。
【TYPE/α】(写真上段)
LC3レーザーキャノンで武装した空戦砲撃戦タイプ。
小回りは利かないものの、最大速度は最も早く装甲も(比較的)頑丈であった。
反応速度等に難のある擬似神姫だが、武装の威力は通常の神姫と変わらず、特にこの【TYPE/α】は突入側の最大の脅威となっていた。
頭髪はロングであり、レーザーの発熱を放出するヒートシンクの役割を果たしていた。
【TYPE/β】(写真中段)
空中格闘戦(ドッグファイト)に特化した戦闘タイプ。
上記の【TYPE/α】とは比較にならない旋回性能を持ち、射程こそ劣る物の時間当たりの総火力でも勝っていた。
手持ち武装のレールガンは後に市販される物とは違い、本体から電力を供給されている為、手首のジョイントに固定する必要があり運用には多少の難が見られる。
格闘専用のレーザーソードと防御用のシールドを一つづつ持った最もバランスの良いタイプでもある。
頭髪はポニーテールで、利便性と緊急時の放熱性能を秤に架けた結果だと思われるが、マリオネットにその様な判断が出来たのかは不明。
【TYPE/γ】(写真下段)
屋内白兵戦に対応した陸上歩兵タイプ。
装備は最も安価で、施設内に大量に配備されていた機種。
しかし、過半数を占めていた主力部隊は、たった一機の神姫に一瞬で撃破されており運用には問題点が残っていた物と推測される。
火器はアルヴォ系のSMGであり対神姫戦には十分な威力だが、特筆するべきような機構は見受けられない。
屋内での密集戦を想定してか頭髪は短く、過熱の多い武装の使用が出来なかった物と推測される。
尚、この戦いの後回収されたこれらのブラックタイプを参考にFrontLine社が開発した物が、トランシェタイプのアーンヴァルであるとも言われているが、同社から公式の発表は無い為に詳細は不明。
***サソリ型MMSアルアクラン
#ref(Alacran01.jpg)
神姫事業の先駆けであるグループK2が開発した試作神姫。
一体の神姫に極限の装甲と火力、それを支えるパワーを持たせたテストベッド機。
商品化する際の価格がストラーフやアーンヴァルに対し3倍ほどに上る為、試作段階で企画が終了している。 後にUnion Steel社が神姫事業に参戦する際、開発資料として譲渡されており同社のティグリース、ウィトゥルースの雛形ともなった。
主な武装は
【荷電粒子ビーム砲】×1
【2連装速射機関砲】×1
【電熱シザーアーム】×2
特筆するべき性能としては斥力場浮遊による滑走能力が上げられるが、これは単体では完成しておらず、バトルフィールドに予め電磁レールとして使用できる磁場発生装置が必要となる。
鋼の心本編の最終決戦場となる、旧資源掘削プラントには重要設備付近にある大部屋にこの電磁レールが予め敷設してあり、一体ずつのアルアクランが配備されている。
また、その電磁レールを利用し、主砲である【荷電粒子ビーム砲】を発射後に湾曲させる能力もあるが、滑走機能同様にレールの敷設された室内以外では使用できない。
余談だが、基本的に試作タイプの情報は他社に公開されない為、後にMagic Market社がサソリ型MMS(グラフィオス)を作成したのは単なる偶然である……。
***清姫(キヨヒメ)
#ref(Kiyohime01.jpg)
数多の重火器で武装し、強固な電磁装甲で身を守る巨大な神姫。
乱戦においては最強とも言われており、天海におけるランクは2。
火力の高さは言うまでも無いが、格闘能力、機動力も決して低くは無い。
非常に有名な神姫ではあるが、その実態は謎に包まれており、オーナーの正体すら定かでは無い。
一部では、イリーガルであるとも噂される。
幾度かバージョンアップを受けているが、現在(大会時)の搭載火器は以下の通り。
【3.5mm滑空砲】
主砲となる、インターメラル製の超大型滑空砲。
火力は凄まじく、直撃を受ければ如何なる神姫とてひとたまりも無いと言う、文字通りに必殺の火器。
重量がある為に取り回しが難しく、近距離では照準をつけるのは困難だが、破壊力はそれを補って尚余りある。
【1.2mm滑空砲】
副砲は【FB256 1.2mm滑空砲】と同様のもの。
腕部に内蔵されており、非常に広い射角と操作性を持つ。
威力では【3.5mm滑空砲】に劣るものの、近接戦でも使用可能である為に使用頻度は高い。
【1.0mm狙撃砲】
超長距離での主力となるロングバレルキャノン。
他の砲と同じく行進間射撃も可能だが、静止状態における精度が極めて高く、大口径の狙撃銃としても機能する。
ある程度の連射も可能で強力な弾幕を展開し、対空射撃を行う事も可能。
【0.8mm速射砲】
連射性に特化した小口径滑空砲。
清姫の弾幕の真髄とも言える火器であり、これと【ガトリングガン】の併用は極めて強力。
弾種は近接/時限信管の【榴弾】であり、対空高射砲としても機能する。
【ガトリングガン】
小口径の銃弾を極めて速い速度で連射する機関砲。
清姫の火器としては比較的小型だが、通常の神姫であれば主兵装であっても過剰とも言える程の火力である。
【6連短距離ミサイル】
左右連動で、合計6発の誘導ミサイルを発射するミサイルポッド。
短距離と銘打たれているが、通常の神姫の射程距離よりも遠くまで攻撃可能。
誘導性が極めて高く、飛行型、高機動型の神姫にとっては致命打となる。
【2連長距離ミサイル】
理論上フィールドの端から端まで届く長射程の巡航ミサイル。
威力は【3.5mm滑空砲】にも匹敵する程であり、極めて強力。
装弾数が少なめなのが弱点。
【レールガン】
電磁加速された小口径高速弾を発射する武器。
装甲貫通性が極めて高く、ジュビジーの【キュベレーアフェクション】ですら貫通する。
破壊力そのものは【榴弾】に比してやや劣る。
【スプレッドランチャー】
散弾のように拡散する【榴弾】を発射するランチャー。
比較的射程距離は短いものの、面制圧火器であり、広範囲を一瞬でなぎ払う。
更に連射も可能であり、主砲とは別の意味で凶悪な武装。
【小型機銃】
至近距離や小型目標への射撃に使用するバルカン砲。
補助的な兵装であり、威力も普通の神姫の副砲並で極立った特長は無い。
【Sマイン】
爆発し、周囲に散弾をばら撒く近距離用特殊兵装。
無差別攻撃であるため、清姫自身も攻撃を受けるが、散弾の威力は清姫の装甲で弾く事が可能である為、敵だけが被害を蒙る。
これを防ぐような重装甲の敵はそもそも至近距離まで近寄れない為、低い威力に問題は無い。
***リーヴェレータ(リーヴェ)
#ref(Liberator01.jpg)
飛行型かつ、重量級という極めて特異な神姫。
飛行速度は極めて遅く、他の飛行型はもちろん、平地であればトライクやティグリース、果てはハウリンにすら移動力で劣る事もある。
ただし、装甲はストラーフをも凌ぎ、攻撃力は極めて凶悪。
また、移動力の低さも地形の利用(悪路へ追い込む)や高度を下げながら飛行する事で加速を行い、補うことが可能。
空対空戦には向いていないが、バトルロイヤルの特性上飛行タイプは遭遇率が低く、リーヴェの装甲を貫けるだけの重火器を有さない事が殆どなので、結果として生存性は極めて高い。
主な兵装は機体下部の大型連装機銃と各種爆弾。
爆弾は【無誘導爆弾】【レーザー誘導爆弾】【燃料気化爆弾】【クラスター爆弾】【テルミットナパーム弾】等を多数有しており、彼女の真下は如何なる神姫もその生存を許されない地獄と化す。
実は重過ぎる重量をフロートで浮かして、ターボプロップで移動するという飛行船のような移動法である。
普段はお淑やかだが、バトル中は性格が豹変する。
それはもう、別人レベルで……。
何か溜まっているのかも知れない。
***アーシュラ
#ref(Ursula01.jpg)
【アトラクアナクア】
パワー最優先のチューンナップを施されたストラーフ。
天海市の神姫センターでも上位に位置する神姫の一人で、ランクは6。
最大の特徴は6本装備の【チーグル】であり、近接格闘で右に出る者はいない。
ただし、反応速度を向上させる為、思考能力を極限までカットしてしまう為、戦況判断が不得手。
過去に、「蜘蛛らしく糸を吐く能力」を付与された事があったが、自分で張った蜘蛛の巣を敵と認識し、即座に殴りかかった事がある程におバカ。
当然、正式採用は見送られた。
***トリオ・ザ・サーべラス(Cerberus)
#ref(Cerberus01.jpg)
三機一組で活動するサーべラスの構成機体。基本的に三機とも装備は同一。
概要としては、ハウリンの標準装備をベースに、カスタムアップされた強化型ハウリン。
主兵装は【吠莱壱式】と【ヒートサーベル】(レーザーブレードではない)。
補助兵装として【拡散ビーム砲】(頭頂部の“耳”部分)を装備している。
ただし、【拡散ビーム砲】は出力不足で目くらまし程度の効果しかない。
機動面では、極小タイプのフローターユニットを内蔵しており、地面の上を滑走移動する事が可能で、通常のハウリンの比ではない高速移動を可能としている。
更に、装甲も充分に頑丈で、ハウリンタイプの特徴である頑強さと相まって高い耐久性を持つ。
しかし、これ程の高性能でありながら何故か戦果が振るわず、天海最弱の3機という不名誉な知名度を持ってしまっている。
三機の連携による、非常に強力な必殺技を持っているらしいが、未だ公開された事はない。
因みにオーナーは黒井三兄弟。
高校3年生の三つ子であるらしい。&color(white){(黒い三年生!!)}
また、構成する三人のハウリンは戦闘中の呼称をα、β、γと言う記号で呼称するが、本名は別にあるとか。
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**鋼の心 ~Eisen Herz~
**登場神姫の武装紹介
~その他編~
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**焔星(エンシー)
#ref(Yanxing01.jpg)
【壱式=炎(ホノオ)】
焔星の基本形態。
強力無比な【プロトン砲】を主兵装に、【レーザーブレード】や【シールドファング】、【オートガン】等で武装している。
基本的には回避主体の軽量級神姫だが、プロトン砲の火力は凄まじく攻撃力は極めて高い。
二機の【ぷちマスィーンズ】である【光阴(コウイン)】、【闇阳(アンヤン)】との連携を駆使する事で、ステータス以上の戦闘力をも発揮できる。
ただし、【光阴】、【闇阳】は、高い性能の代償として稼働時間が短い為、こまめな補給を行う必要があるが、その際の補給は、本体との接触により電力の譲渡と言う形で行われる。
その電力を生み出す為の大型ジェネレータをバックユニットに内蔵している上、プロトン砲とシールドの重みも加わり、機動性を維持する為に装甲の大部分をオミットする必要があった。
大型ジェネレータは、【ぷち】への補給以外にもプロトン砲のエネルギー源としても利用される。
#ref(Yanxing02.jpg)
【式神弐式=光阴(コウイン)】
浮遊移動を駆使する近接防御型の自律兵器。
上半身のみという特異な形態ながら、非常に高い装甲防御力と切断力の高い大鎌【デスサイズ】を有し、近接格闘戦で相手を追い詰める。
作中では使用していないが、飛び道具として双発式の【小型イオン砲】を装備している。
腕と頭部を本体内部に収納する事で球状の防御形態へ変形し、更に守備力を向上させることも可能。
高性能かつ多彩な装備を有するものの、そのエネルギー源は小型のバッテリー一つでまかなわれている為、こまめな補給が欠かせない。
#ref(Yanxing03.jpg)
【式神参式=闇阳(アンヤン)】
四足による安定性を活かした精密砲撃を駆使する砲撃支援型の自律兵器。
ある程度の連射力と威力を両立させた速射砲二門を主兵装とし、後方から焔星本体や【光阴(コウイン)】を援護する。
更に、変形する事で高速飛行も可能であり、砲撃の最適ポイントへと素早く移動することが可能。
また、飛行モード時に焔星本体を上に載せ、ボードアタックを敢行する事も出来、用途は多岐にわたる。
エネルギーの消耗が【光阴】ほど激しくないので頻度は多少落ちるものの、補給が必要なのはこちらも同じ。
#ref(Yanxing04.jpg)
【真鬼王=零】
焔星の高速戦闘形態。
従来型の【真鬼王】とは真逆に、速度と機動性を向上させる事を目的とした形態であり、焔星本体が、【光阴(コウイン)】、【闇阳(アンヤン)】と合体する事で形成される。
両ぷちとの合体により、それぞれのコンデンサを活用することが出来るようになるため、主兵装の【プロトン砲】もリロード時間が短縮され、発射間隔が短くなる。
また、【デスサイズ】、【レーザーブレード】、【オートガン】等も使用可能で、攻撃面に隙は無い。
巨大な割に装甲防御は然程高くも無いが、強化される機動性で攻撃を回避する事が出来る為、生存性は高い。
なお、【零】の高速戦闘能力は、機体に直結される二機の【ぷち】が焔星本体のAIとCSCを補助することで実現している。
【プロトン砲】
非常に高い威力を持つエネルギー砲。
榴弾砲と同様に、着弾地点で爆発を起こす性質があり、回避するのが困難な武器。
その威力、攻撃特性の代償として重量とリロード時間と言う枷を持つ。
【零】形態では【ぷち】用のバッテリーを流用する事で、リロード時間の大幅な向上を得ている。
【シールドファング】
【炎】形態時に盾となる部分を展開し、大顎として敵に食いつかせる武器。
奇襲性が高く、飛行タイプなどの脆弱な装甲ならば食い破る威力も持つが、重装甲タイプの神姫には歯が立たない。
本来は噛み付く事で動きを止め、【ぷち】でトドメを指す為の補助的な武器。
【デスサイズ】
単分子カッターを内蔵した長柄武器。
作中では使用していないが、大鎌、薙刀、長斧の三形態を使い分けられる。
切断力は凄まじいものの、少々重く扱いづらい面もある。
実は市販されている典雅の製品の一つ。
【レーザーブレード】
アーンヴァルのレーザーブレードを出力強化したもの。
威力はノーマルタイプに比べて向上しているが、稼働時間で劣り、充電に必要な時間も長い。
もちろん、威力が高いといってもカトレアはおろか、フランカーのものよりも出力は劣る。
ただし、通常の神姫相手に格闘武器として用いるならば、充分に強力な性能。
【オートガン】
【炎】、【零】、どちらでも使用できる小型火器。
通常のハンドガンとして手に持って使用する事も可能だが、脚部にマウントしたまま自動的に稼動し、発砲する事もできる。
威力は無改造のハンドガンと同じでしかないが、自衛火器としては有用であり、近接防御に一役買っている。
***歌憐(カレン)
#ref(karen001.jpg)
【重装潜水装備(メキアリル)】
目立たないものの、実はかなりの実力者である藤堂晴香の神姫。イーアネイラ型。
重装潜水装備となる【メキアリル】ではサポートマシンである【アイオール】をそのままバックユニットとして装備し、水中での機動力と攻撃力を強化している。
カレン最大の特徴は、主兵装である【オルフェウス】がギタータイプに改造されている事で、音響兵器としての性能向上に加え、そのまま近接武器としても使用可能。
特別に【エレメンタルソング】と銘を与えられているこの【オルフェウス】は、弦を爪弾く事でエッジ部分が共振を起こし、刺突のダメージを格段に向上させられる。
近接戦では、相手に突き刺したまま『演奏』する事で相手の内部(電子機器)に直接攻撃できる。 &color(white){要するに轟鬼の『雷電激震』}
背面ユニットで目立つ二器のサーペントは、【エレメンタルソング】に砲身を共振させる事でその効果を増幅するアンプの役目も持つ。
もちろん直接メーザー砲としても使用可能で、各種魚雷やニードルガンなどと合わせ、カレンの絶大な水中戦闘能力を支えている。
水中戦に限れば作中最強で、フブキにすら抗し得る神姫。
#ref(karen002.jpg)
【軽装陸戦装備(メルリンク)】&【自立型随伴砲台(アイオール)】
9話で使用した軽装の陸戦装備。
本来肩装備のニードルガンを合体させ、ツインランサーにしているが武器はこれと【オルフェウス】だけ。
余談だが【エレメンタルソング】が開発されたのは大会直前なので、9話の時点では武器は普通の【オルフェウス】だった。
サポートメカである【アイオール】は、水中行動しか出来ないという制約はあるものの、水中戦では単独でも陸戦型の神姫を倒しうるほどに強力。
高い移動速度と圧倒的な火力を武器に、水中戦を制するだけでなく、VLS(垂直発射ミサイル)で陸上への支援攻撃も行える。
カレンの18番である【霧】も【アイオール】本体、及び発射されるミサイルから散布する。
***天使型MMSブラック・アーンヴァル
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試作開発段階のプロトタイプアーンヴァルをコピーした擬似神姫=マリオネット。
正確には神姫でもMMSでもないロボット。
旧海底資源掘削プラントで行われた戦闘(バトル)においてフブキ側の手勢として数千機が投入された。
CSCを搭載しておらず、本体内蔵のAIが司令塔からの大まかな指示で行動する方式。
もちろん性能は通常の神姫は及ばず、数で攻める物量戦でその真価を発揮する。
件の旧プラント攻防戦においては数種類のブラックタイプが確認されており、それぞれに用途が異なる。
神姫と違い柔軟な判断が出来ない為に最初から役割を分担していた物と推測されるが詳細は不明。
【TYPE/α】(写真上段)
LC3レーザーキャノンで武装した空戦砲撃戦タイプ。
小回りは利かないものの、最大速度は最も早く装甲も(比較的)頑丈であった。
反応速度等に難のある擬似神姫だが、武装の威力は通常の神姫と変わらず、特にこの【TYPE/α】は突入側の最大の脅威となっていた。
頭髪はロングであり、レーザーの発熱を放出するヒートシンクの役割を果たしていた。
【TYPE/β】(写真中段)
空中格闘戦(ドッグファイト)に特化した戦闘タイプ。
上記の【TYPE/α】とは比較にならない旋回性能を持ち、射程こそ劣る物の時間当たりの総火力でも勝っていた。
手持ち武装のレールガンは後に市販される物とは違い、本体から電力を供給されている為、手首のジョイントに固定する必要があり運用には多少の難が見られる。
格闘専用のレーザーソードと防御用のシールドを一つづつ持った最もバランスの良いタイプでもある。
頭髪はポニーテールで、利便性と緊急時の放熱性能を秤に架けた結果だと思われるが、マリオネットにその様な判断が出来たのかは不明。
【TYPE/γ】(写真下段)
屋内白兵戦に対応した陸上歩兵タイプ。
装備は最も安価で、施設内に大量に配備されていた機種。
しかし、過半数を占めていた主力部隊は、たった一機の神姫に一瞬で撃破されており運用には問題点が残っていた物と推測される。
火器はアルヴォ系のSMGであり対神姫戦には十分な威力だが、特筆するべきような機構は見受けられない。
屋内での密集戦を想定してか頭髪は短く、過熱の多い武装の使用が出来なかった物と推測される。
尚、この戦いの後回収されたこれらのブラックタイプを参考にFrontLine社が開発した物が、トランシェタイプのアーンヴァルであるとも言われているが、同社から公式の発表は無い為に詳細は不明。
***サソリ型MMSアルアクラン
#ref(Alacran01.jpg)
神姫事業の先駆けであるグループK2が開発した試作神姫。
一体の神姫に極限の装甲と火力、それを支えるパワーを持たせたテストベッド機。
商品化する際の価格がストラーフやアーンヴァルに対し3倍ほどに上る為、試作段階で企画が終了している。 後にUnion Steel社が神姫事業に参戦する際、開発資料として譲渡されており同社のティグリース、ウィトゥルースの雛形ともなった。
主な武装は
【荷電粒子ビーム砲】×1
【2連装速射機関砲】×1
【電熱シザーアーム】×2
特筆するべき性能としては斥力場浮遊による滑走能力が上げられるが、これは単体では完成しておらず、バトルフィールドに予め電磁レールとして使用できる磁場発生装置が必要となる。
鋼の心本編の最終決戦場となる、旧資源掘削プラントには重要設備付近にある大部屋にこの電磁レールが予め敷設してあり、一体ずつのアルアクランが配備されている。
また、その電磁レールを利用し、主砲である【荷電粒子ビーム砲】を発射後に湾曲させる能力もあるが、滑走機能同様にレールの敷設された室内以外では使用できない。
余談だが、基本的に試作タイプの情報は他社に公開されない為、後にMagic Market社がサソリ型MMS(グラフィオス)を作成したのは単なる偶然である……。
***清姫(キヨヒメ)
#ref(Kiyohime01.jpg)
数多の重火器で武装し、強固な電磁装甲で身を守る巨大な神姫。
乱戦においては最強とも言われており、天海におけるランクは2。
火力の高さは言うまでも無いが、格闘能力、機動力も決して低くは無い。
非常に有名な神姫ではあるが、その実態は謎に包まれており、オーナーの正体すら定かでは無い。
一部では、イリーガルであるとも噂される。
幾度かバージョンアップを受けているが、現在(大会時)の搭載火器は以下の通り。
【3.5mm滑空砲】
主砲となる、インターメラル製の超大型滑空砲。
火力は凄まじく、直撃を受ければ如何なる神姫とてひとたまりも無いと言う、文字通りに必殺の火器。
重量がある為に取り回しが難しく、近距離では照準をつけるのは困難だが、破壊力はそれを補って尚余りある。
【1.2mm滑空砲】
副砲は【FB256 1.2mm滑空砲】と同様のもの。
腕部に内蔵されており、非常に広い射角と操作性を持つ。
威力では【3.5mm滑空砲】に劣るものの、近接戦でも使用可能である為に使用頻度は高い。
【1.0mm狙撃砲】
超長距離での主力となるロングバレルキャノン。
他の砲と同じく行進間射撃も可能だが、静止状態における精度が極めて高く、大口径の狙撃銃としても機能する。
ある程度の連射も可能で強力な弾幕を展開し、対空射撃を行う事も可能。
【0.8mm速射砲】
連射性に特化した小口径滑空砲。
清姫の弾幕の真髄とも言える火器であり、これと【ガトリングガン】の併用は極めて強力。
弾種は近接/時限信管の【榴弾】であり、対空高射砲としても機能する。
【ガトリングガン】
小口径の銃弾を極めて速い速度で連射する機関砲。
清姫の火器としては比較的小型だが、通常の神姫であれば主兵装であっても過剰とも言える程の火力である。
【6連短距離ミサイル】
左右連動で、合計6発の誘導ミサイルを発射するミサイルポッド。
短距離と銘打たれているが、通常の神姫の射程距離よりも遠くまで攻撃可能。
誘導性が極めて高く、飛行型、高機動型の神姫にとっては致命打となる。
【2連長距離ミサイル】
理論上フィールドの端から端まで届く長射程の巡航ミサイル。
威力は【3.5mm滑空砲】にも匹敵する程であり、極めて強力。
装弾数が少なめなのが弱点。
【レールガン】
電磁加速された小口径高速弾を発射する武器。
装甲貫通性が極めて高く、ジュビジーの【キュベレーアフェクション】ですら貫通する。
破壊力そのものは【榴弾】に比してやや劣る。
【スプレッドランチャー】
散弾のように拡散する【榴弾】を発射するランチャー。
比較的射程距離は短いものの、面制圧火器であり、広範囲を一瞬でなぎ払う。
更に連射も可能であり、主砲とは別の意味で凶悪な武装。
【小型機銃】
至近距離や小型目標への射撃に使用するバルカン砲。
補助的な兵装であり、威力も普通の神姫の副砲並で極立った特長は無い。
【Sマイン】
爆発し、周囲に散弾をばら撒く近距離用特殊兵装。
無差別攻撃であるため、清姫自身も攻撃を受けるが、散弾の威力は清姫の装甲で弾く事が可能である為、敵だけが被害を蒙る。
これを防ぐような重装甲の敵はそもそも至近距離まで近寄れない為、低い威力に問題は無い。
***リーヴェレータ(リーヴェ)
#ref(Liberator01.jpg)
飛行型かつ、重量級という極めて特異な神姫。
飛行速度は極めて遅く、他の飛行型はもちろん、平地であればトライクやティグリース、果てはハウリンにすら移動力で劣る事もある。
ただし、装甲はストラーフをも凌ぎ、攻撃力は極めて凶悪。
また、移動力の低さも地形の利用(悪路へ追い込む)や高度を下げながら飛行する事で加速を行い、補うことが可能。
空対空戦には向いていないが、バトルロイヤルの特性上飛行タイプは遭遇率が低く、リーヴェの装甲を貫けるだけの重火器を有さない事が殆どなので、結果として生存性は極めて高い。
主な兵装は機体下部の大型連装機銃と各種爆弾。
爆弾は【無誘導爆弾】【レーザー誘導爆弾】【燃料気化爆弾】【クラスター爆弾】【テルミットナパーム弾】等を多数有しており、彼女の真下は如何なる神姫もその生存を許されない地獄と化す。
実は重過ぎる重量をフロートで浮かして、ターボプロップで移動するという飛行船のような移動法である。
普段はお淑やかだが、バトル中は性格が豹変する。
それはもう、別人レベルで……。
何か溜まっているのかも知れない。
***アーシュラ
#ref(Ursula01.jpg)
【アトラクアナクア】
パワー最優先のチューンナップを施されたストラーフ。
天海市の神姫センターでも上位に位置する神姫の一人で、ランクは6。
最大の特徴は6本装備の【チーグル】であり、近接格闘で右に出る者はいない。
ただし、反応速度を向上させる為、思考能力を極限までカットしてしまう為、戦況判断が不得手。
過去に、「蜘蛛らしく糸を吐く能力」を付与された事があったが、自分で張った蜘蛛の巣を敵と認識し、即座に殴りかかった事がある程におバカ。
当然、正式採用は見送られた。
***トリオ・ザ・サーべラス(Cerberus)
#ref(Cerberus01.jpg)
三機一組で活動するサーべラスの構成機体。基本的に三機とも装備は同一。
概要としては、ハウリンの標準装備をベースに、カスタムアップされた強化型ハウリン。
主兵装は【吠莱壱式】と【ヒートサーベル】(レーザーブレードではない)。
補助兵装として【拡散ビーム砲】(頭頂部の“耳”部分)を装備している。
ただし、【拡散ビーム砲】は出力不足で目くらまし程度の効果しかない。
機動面では、極小タイプのフローターユニットを内蔵しており、地面の上を滑走移動する事が可能で、通常のハウリンの比ではない高速移動を可能としている。
更に、装甲も充分に頑丈で、ハウリンタイプの特徴である頑強さと相まって高い耐久性を持つ。
しかし、これ程の高性能でありながら何故か戦果が振るわず、天海最弱の3機という不名誉な知名度を持ってしまっている。
三機の連携による、非常に強力な必殺技を持っているらしいが、未だ公開された事はない。
因みにオーナーは黒井三兄弟。
高校3年生の三つ子であるらしい。&color(white){(黒い三年生!!)}
また、構成する三人のハウリンは戦闘中の呼称をα、β、γと言う記号で呼称するが、本名は別にあるとか。
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