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*第六回「私のこと、愛してますか?」
時報「どうも、時報です」
日暮「日暮です」
日暮「今回の質問は&bold(){"MMSを取り巻く環境はどんな状態ですか?"}」
時報「これは結構ややこしい問題ですねぇ…(MMS入門を開く)」
MMSを取り巻く環境は薄暗い。
欧米圏においてはフランシュタイン・コンプレックスが存在し、当初MMSの普及率は低かった。
しかし2031年に武装神姫が発売、翌年にバトルサービスを開始した事により爆発的にユーザーが増加した。
ただその裏では、リアルバトルの度合を超えた賭け対戦が日常的に行われており、大きな問題となっている(その年齢層は20~30代)
また、違法品の中枢部取り外し用器具が流通しており、素体の"使い捨て"が頻繁に行われている。
それとは別に、近年増加するMMS犯罪に過敏に反応し排斥運動を行う過激派集団も増加傾向にある。
日本国内においてはそれほど表立った問題は発生していない。
しかし、家庭レベルでは大きな問題が多数発生している。
世代を完全無視した、「ある」層である。
人、それを&bold(){主婦}と呼ぶ。
かれこれ80年ぐらい前、かの「月光仮面」が打ち切りになったのは(色々要因があったものの)親からのブーイングが原因である。
「仮面ライダー(一作目)」も「ウルトラマン80」もその他数えきれない作品群に対し何かと難癖つけて文句を言うPTAも、この問題にかかわっている。
"無理解"、これほど怖いものはないだろう。
中高生の親の中には、MMSが「心を持つ小さなロボット」と言う事を知らず「人形」として捨ててしまう者もいる。
私事となってしまうが、著者の甥にも「親がわかってくれなくて、捨てられそうだ」と相談を受けそれを仲介した事がある。
一部の主婦層は「MMSが居る事で引きこもりが増える」と言う、根拠不明の理由で学校へ訴え出る者まで出ている。
各市町村役場の相談内容はこれらのものが多く、相談員を戸惑わせている。
ここ最近(2036年4月時点)増加傾向にあるリサイクル店舗による「里親探し」もMMS犯罪の温床となるケースがある。
またリセット(分解)なしで引き取るため、絶対的な"約束"である「&bold(){登録をしたオーナーとMMSの関係は絶対}」と言うMMSの根本的思考パターンにも反する。
日本ならではの問題として、「&bold(){野良MMS}」というものがある。
これはオーナーと死別したなどの理由で、一人身となってしまったMMSが野良化(正しくはストリートチルドレンと言った方が正しいか)してしまうものを指す。
普及率の都合で、武装神姫の割合が多い。
通常の生物と異なり電気でしか動く事のできないMMSは、そのまま放置されていればバッテリー切れで「眠りにつく」。
あとは、朽ち果てるかバラバラにされる(あるいは良心的な人間に拾われて第二の人生を歩むか)
場合によっては、武装を所持している事もあり、凶暴化していた場合は十分な脅威になりえる。
神姫NETはこれを&bold(){イリーガルと同レベルの危険対象}として、発見もしくは捕獲した場合は速やかに最寄りの神姫センターに届けるのを推奨している。
日暮「野良MMS…ですか。そのうち本編にでてくるかもしれませんね」
時報「たぶん、ね。それにしてはこの本の著者はホントにMMSを愛しているんだね」
日暮「ミリオンセラーになるのも分かります。今回はここまで、また次回お会いしましょう」
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