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無頼9「神姫の日常・ヒカル編」
今話も夏休みである。
「武装神姫RADIO RONDO」CDの発売を記念して、今回はヒカルの一日に視点を合わせてみよう。
「ラジオ劇場」が気に入ったからであるが…
~・~・~・~・~・~・~~・~・~・~・~・~・~
&bold(){午前6時45分}。
ヒカルのオーナー「彩聞形人」は、すでに一階で朝食をとっている。
肝心のヒカルはまだ寝ていた。
「ZZZZZ……」
「先輩、起きてください」
ジーナスが起こしにかかる。
「むぅ…んん…」
「セイレーンがいびきをかかないでください。あと、猫のボクより起きるのが遅いって…」
……
&bold(){午前7時20分}
「ヒカル、いい加減起きろ」
「ん…!」
隊長に呼ばれ、ようやく先輩は起き上がりました。
あ、ここからはボク(ジーナス)がナレーションを務めさせてもらいます。
#ref(http://www19.atwiki.jp/shinkiss_matome/?cmd=upload&act=open&page=%E7%84%A1%E9%A0%BC9%E3%80%8C%E7%A5%9E%E5%A7%AB%E3%81%AE%E6%97%A5%E5%B8%B8%E3%80%80%EF%BD%9E%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88%EF%BD%9E%E3%80%8D&file=jienas.jpg)
「おはよう、形人」
「『おはよう』じゃない。もうちょっと早く起きれないのか?」
「無理」
「おい…(汗)」
隊長はヒカルさんを気遣って言ってるのです。
先輩には、そこのところを早く理解してもらいたいものです。
……
&bold(){午前7時31分}
今日は出発が遅いみたいです。
「行ってくる!」
「形人、連れてってくれないの?」
「ついてってもつまんないからな」
隊長は宿題を終えて暇を持て余していました。
だから最近はもっぱら図書館に行っています。
ボクたちも連れていく事もありますが、今回は一人で行きたいそうです。
~・~・~・~・~・~・~~・~・~・~・~・~・~
&bold(){午前9時37分}
ボクがパースe…じゃなくて、小火器の分解整備をしているころ。
ヒカル先輩は何かを探していた。
「どうしたんですか?先輩」
「んー…、ヒマだからなにかないかなって」
家探しとは感心しませんが…、事実先輩はやる事がない訳で。
&bold(){「あ!」}
先輩がおおきな声をあげた。
「どうしたんですか?」
「こ…これ、れは、は……!?」
すごく動揺しながら、見つけたものを指さす先輩。
「…ッツ!?」指をさされものを見て、ぼくも一瞬驚きます。
そう、「あれ」なDVD。
お姉さんでメカ娘コスプレな…!&bold(){「何なのこれわァァァーーーッ!!!」}
「先輩落ち着いて!!」&bold(){「落ち着けるかーーッ!!」}
隊長だって思春期の男子高校生なのだから、これくらいは当たり前といえるだろう。でも実際に所持してるのを確認したとなれば…、さすがのボクも動揺した。
&bold(){「ぶち壊す!ぶちこわす!ブチコワァァァァァァァァァァァァァァスッ!!!!!」}「駄目ですって先輩!!」
これが噂のタミフルという奴ですかね?(違う)
「てやっ」ばきっ
結局先輩には眠ってもらった。
やれやれ…。
~・~・~・~・~・~・~~・~・~・~・~・~・~
&bold(){午後1時03分}
「あ…れ?」
先輩がようやく目を覚ましました。
「ジーナス、わたしはなぜ…?」
覚えてないのか、気絶してた理由を聞いてきた。でも話したらまた暴走するだろうからごまかす事にする。
「え? 机から足をすべらして頭から落ちたんですよ。びっくりしましたよ」
「言われてみれば…首が痛い…」
&bold(){午後2時59分}
まもなく3時です。
でもボクたち神姫には3時のおやつは不要、食べれないですから。
「そういえば、今度Front Lineから発売されるやつって発売延期したんだっけ?」
「はい、来月になったそうです」「ふーん」
先輩が他社の神姫の発売情報(こと)を聞くのはめずらしい。
「いや、あの飛鳥ってコ。実際に戦ったらどんだけ差が出るのかなって」
「公開スペックを見たかぎり、間接攻撃は実弾のみみたいですからね。当たりさえすれば十分対処可能だと思います」
「ふーん…」
&bold(){午後4時34分}
先輩はアニメの再放送を見ていた。むろんボクも一緒だ。
えっと…「らき☆すた」? …深夜番組でしょ、これって。
「ジーナス」「なんですか?」
「あのかがみってコ、なんだかエウクランテ(わたしの仲間)と声が似てない?」
「気のせいでしょう」
楽屋オチはいけませんよ、作者さん。
~・~・~・~・~・~・~~・~・~・~・~・~・~
&bold(){午後6時11分}
がちゃっ。と音を立て、部屋のドアが開いた。
「ただいま」
「おかえり、形人」「おかえりなさい、隊長」
またしても大量に借りてきたですね…。
「何となくだが…新しい神姫を迎えようという気がある」
「形人ぉ! 新しいコって何にするの!?」
「それはまだまだ先だ。待ってろ」
嬉しそうだな、先輩。
&bold(){午後7時57分}
「あ゛ーっ…、しんどかった…」
隊長はTシャツとハーフパンツの組み合わせの格好でベットに突っ伏していた、図書館は結構遠いですからね…。
とか言ってたら、隊長はもう眠りについていた。
早すぎです、同状態の作者でももうちょっとかかりますよ。
むろん、タオルケットはかかってません。
「こーゆーとこ、しょうがないなァ…」
先輩が隊長の上を飛び、タオルケットをかけました。
こういう所は、先輩もわかっているようです。
「わたしももう寝よう…」
そう言って、隊長の顔のとなりにころがり、そのまま眠ってしまいました。
バッテリーの残量が心配ですが、これは本人にまかせるしかありません。
明日、隊長に言わなければならない事がある。
「あれなDVD」の隠し場所、変えた方がいいですよ。と
あはは…
結局ボクの日記みたいになってるや、しょうがないから寝よう。
オワリw
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どうも、猫型マオチャオのジーナスです。
今回はヒカル先輩の一日をボクの目を通して観ていこうと思います。
…
午前6時45分。
隊長は既に起きて、一階で朝食をとっている。
肝心の先輩はまだ寝ていた。
「ZZZZZ……」
「先輩、起きてください」
起こしにかかりますが…。
「むぅ…んん…」
「セイレーンがいびきをかかないでください。あと、猫のボクより起きるのが遅いって…」
……
午前7時20分
「ヒカル、いい加減起きろ」
「ん…!」
隊長に呼ばれ、ようやく先輩は起き上がりました。
「おはよう、形人」
「『おはよう』じゃない。もうちょっと早く起きれないのか?」
「無理」
「おい…(汗)」
隊長はヒカルさんを気遣って言ってるのです。
先輩には、そこのところを早く理解してもらいたいものです。
……
午前7時31分
今日は出発が遅いみたいです。
「行ってくる!」
「形人、連れてってくれないの?」
「ついてってもつまんないからな」
隊長は宿題を終えて暇を持て余していました。
だから最近はもっぱら図書館に行っています。
ボクたちも連れていく事もありますが、今回は一人で行きたいそうです。
&bold(){~・~・~・~・~・~・~}
午前9時37分
ボクがパースeもとい、小火器の分解整備をしているころ。
ヒカル先輩は何かを探していた。
「どうしたんですか?先輩」
「んー…、ヒマだからなにかないかなって」
家探しとは感心しませんが…、事実先輩はやる事がない訳で。
「あ!」
先輩がおおきな声をあげた。
「どうしたんですか?」
「こ…これ、れは、は……!?」
すごく動揺しながら、見つけたものを指さす先輩。
「…ッツ!?」指をさされものを見て、ぼくも一瞬驚きます。
そう、「あれ」なDVD。
お姉さんでレースクイーンコスプレな…!&bold(){「何なのこれわァァァーーーッ!!!」}
「先輩落ち着いて!!」&bold(){「落ち着けるかーーッ!!」}
隊長だって思春期の男子高校生なのだから、これくらいは当たり前といえるだろう。でも実際に所持してるのを確認したとなれば…、さすがのボクも動揺した。
&bold(){「ぶち壊す!ぶちこわす!ブチコワァァァァァァァァァァァァァァスッ!!!!!」}「駄目ですって先輩!!」
これが噂のタミフルという奴ですかね?(違)
「てやっ」ばきっ
結局先輩には眠ってもらった。
やれやれ…。
&bold(){~・~・~・~・~・~・~}
午後1時03分
「あ…れ?」
先輩がようやく目を覚ましました。
「ジーナス、わたしはなぜ…?」
覚えてないのか、気絶してた理由を聞いてきた。でも話したらまた暴走するだろうからごまかす事にする。
「え? 机から足をすべらして頭から落ちたんですよ。びっくりしましたよ」
「言われてみれば…首が痛い…」
午後2時59分
まもなく3時です。
そこで先輩が持ってきたのは駄菓子屋とかで売っている安物のカステラ。
パサパサしますが結構おなかが膨れて、しかも安いので軽食向けだと思います。
「とは言っても…少し食べすぎではないですか?」
先輩は自分の背丈ほどもあるそれをすごい勢いで食べている。
「へーきへーき! このぐらい六分目にもならないって!」
…どうみても体に入らないですよ、物理的に。
午後4時34分
先輩はアニメの再放送を見ていた。むろんボクも一緒だ。
えっと…「らき☆すた」? …深夜番組でしょ、これって。
「ジーナス」「なんですか?」
「あのかがみってコ、なんだかエウクランテ(わたしの仲間)と声が似てない?」
「気のせいでしょう」
楽屋オチはいけませんよ、作者さん。
&bold(){~・~・~・~・~・~・~}
午後6時11分
がちゃっ。と音を立て、部屋のドアが開いた。
「ただいま」
「おかえり、形人」「おかえりなさい、隊長」
またしても大量に借りてきたですね…。
「ねえねえ! 何借りてきたの!?」
「んー、「山本弘のハマリもの」とか「MM9」とか」
隊長は山本弘のファンで、今回借りてきたのはまだ収集してない本のようです。
「MM…&bold(){な、なんだってー!!(AA略}」
「馬鹿、怪獣ものだ。MMRと一緒にするな」
なんだか嬉しそうだな、先輩。
午後7時57分
「あ゛ーっ…、しんどかった…」
隊長はTシャツとハーフパンツの組み合わせの格好でベットに突っ伏していた、図書館は結構遠いですからね…。
とか言ってたら、隊長はもう眠りについていた。
早すぎです、同状態の作者でももうちょっとかかりますよ。
むろん、タオルケットはかかってません。
「こーゆーとこ、しょうがないなァ…」
先輩が隊長の上を飛び、タオルケットをかけました。
こういう所は、先輩もわかっているようです。
「わたしももう寝よう…」
そう言って、隊長の顔のとなりにころがり、そのまま眠ってしまいました。
バッテリーの残量が心配ですが、これは本人にまかせるしかありません。
明日、隊長に言わなければならない事がある。
「あれなDVD」の隠し場所、変えた方がいいですよ。と
先輩の観察日記、心の奥に仕舞っておきましょう。
なんとなく、そう思いました。
オワリw
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