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「第十七話『女湯パラダイス』」(2008/02/20 (水) 00:12:27) の最新版変更点
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「・・・・に、二時間・・・山奥とは聞いていたが・・・・・こ、これほどとは・・・・」
「ま、マスターしっかりしてください・・・!」
「・・・・真・・・・暗」
「・・・お姉ちゃん・・・私もう駄目・・・疲れた・・・」
「いいじゃないですか。ダイエットですよハルナ」
神姫センターを出てから電車で十五分。さらにそこからタクシーに乗り換え十五分。さらにさらにそこから徒歩で二時間かけてやっと記四季たちは自宅へと辿り着いた。
「・・・・どうでもいいがよ。なんで春奈までいるんでぇ?」
「都お嬢様がどうしてもと」
記四季の疑問に肩に乗った彩女が答える。その答えに記四季は軽く肩を落とした。
一方、今回の謀の首謀者たるアメティスタは記四季の左手の中で堂々としている。もはや何を考えているのかすらわからない。
「・・・・ま、とりあえず上がれや。昔ながらの日本家屋だ。ぼろいが風情はある」
*ホワイトファング・ハウリングソウル
*第十七話
*『女湯パラダイス』
「・・・・ハルナ。これが“タタミ”というものですか」
玄関で靴を脱ぎ廊下を通って今に辿り着いたとき、春奈の神姫であるサラがそう呟いた。
どうやら畳を見るのは始めてだったらしい。
「え、あ、そっか。サラは畳み見たこと無かったわよね」
「これが・・・これが“タタミ”・・・・」
そういいながらサラは畳みの縁を小さな手でぺしぺしと叩いている。どうやら畳返しがやりたいらしい。
都はというと机の上にハウとノワールを置いて畳みの上に大の字に寝転がっていた。
ハウとノワールはその様子を珍しそうに見ている。
「・・・何か修学旅行みてぇだな」
「あぁ成る程。確かにこの光景は以前主から聞いた修学旅行ですね」
記四季と彩女は客人のために台所で茶を入れていた。
アメティスタはというと・・・
「・・・・・・・生き返るわぁ・・・」
水を張ったナベの中でくつろいでいた。
「・・・・彩女、茶菓子先に出してきてくれ」
「承知」
記四季がそういうと彩女は滑車のついた盆をからからと引きずっていく。居間につくまでには少しかかるだろう。
「・・・・で、だ。こっから先はどうするつもりでぃ?」
「今から一時間後に都さん達だけで川まで行かせて。理由を聞かれたらこう答えればいい。『そこに釣具を忘れてきた』って。記四季さんは若作りだけど高齢だからね。都さんは渋々ながら川に行くよ。・・・ハウさんとノワールさんも連れて」
問いにすらすらと答えるアメティスタ。予め考えてあったのか・・・それとも予知したのか。
「記四季さんは今から三十分後にボクを井戸に放り込めばいい。ボクはそのまま水脈通って川に向かうよ。・・・・そのチャンスを逃したら彩女に見つかっちゃうからね。時間厳守だ」
「判った。・・・・しかしなんでハチ公とクロまで連れてくんだ?」
記四季は前から思っていた疑問を口にする。
都に真実を明かすだけならば、彼女の神姫はいる必要が無いはずだ。
「クロ? ハチ公? ・・・あぁハウさんとノワールさんの事か。二人はね・・・保険だよ」
アメティスタはそういうと水をすくい、胸元に垂らす。
その露出の多さからかなり扇情的な光景だが、すでに立ち枯れとかした記四季はそれを無視した。
「保険・・・?」
「うん。あと懐中電灯用意しといて。三つくらい。一つは都さん用で」
そのままアメティスタは続けた。
「二つは居間にでも置いといて、いつでも使えるように。あとは彩女にボクの名前をムラサキと言わせること。アメティスタじゃばれちゃうからね。それと・・・・・・彩女にさ。謝っといてくれないかな。セクハラしてごめんって」
目を伏せ、少し悲しそうに彼女はそういった。
「・・・・お前さん。一体何をたくらんでやがる?」
「別に何も。不確定な未来をあえて予知せずに対抗策を打つだけだよ」
これで話すことがなくなったとばかりに、アメティスタは水浴びを始める。
記四季はそれ以上の追求を諦め、大人しく居間へと茶を運んだ。
----
「はぁ・・・・・・・ヒノキ風呂って最高・・・」
記四季の家の風呂は広い。
人間用ならちょっとした大浴場だ。
「おじいちゃん普段からこんなのに入ってるんだ・・・ずるいなぁ・・・」
「あぁ全くだ。・・・この風呂はいい。目の保養にもなる」
春奈の言葉に都が続く。
結局夜遅いということで彼女達は泊まる事にした。
・・・・ちなみにこの会話の間中、都の視線は春奈の胸に注がれていたのは言うまでもない。
「これが・・・これが温泉なのですか。アヤメ」
「そうですよ。最高でしょう?」
「・・・・はぁ・・・たまらないなぁ・・・・ね、ノワールもそう思わない?」
「ん・・・・いい・・・きもち・・・」
神姫達は神姫達でくつろいでいる。
サラに至っては始めて浸かる温泉に若干緊張気味だ。
「あ、そういえばムラサキさんはどこいったのかな。さっきまでいたのに」
ハウの言葉に彩女は一瞬反応する。
「“ムラサキ”ならさっき帰られましたよ。何でも明日は用事があるとか。彼女ああ見えて神社で働いてますからね」
彩女は、“アメティスタ”の事を“ムラサキ”と呼んだ。それは彼女の主に言い含められていたことだった。
「ふぅん・・・勿体ないなぁ・・・温泉いいのに。ねぇマスター」
ハウのその言葉と共に春奈が風呂から上がる。体を洗うらしい。
「うむ。最高だ。目の保養にもなる・・・・なるのだが・・・なぁハウ、私とあのムラサキは以前に会ったことがあるか?」
「え? あったことも戦ったこともありませんけど・・・」
突然の都の言葉にハウは少し驚く。
「ん、そか。ノワールはどうだ。アイツに関して何か知らないか?」
「・・・・・わからない。わから・・・・ないけど・・・・・デジャヴ」
そういうとノワールは頭まで湯に浸かってしまった。
恐らくは見たことがあるような気がするといいたかったのであろう。それが何時何処でかはわからないようだが。
「なにお姉ちゃん。神姫くどいちゃ駄目よ?」
「別にくどきはせんよ。ただ・・・どこかで見たような気がしてな」
都はそういうと湯から上がり、シャワーで泡を落した春奈の後ろにすわる。
「お前にもあるだろう。どこかで見たような見ていないような、そんな感覚。ひとはそれをデジャヴ・・・既視感と呼ぶのだ」
「地味な講釈はいいから胸を揉まないでよっ! 言葉だけ聞いたらシリアスっぽいし!!」
「ミヤコミヤコ、ハルナは谷間が弱いですよ」
「あ、この裏切り者!!」
「ほほぅ? ならばまずはこの白濁したアレっぽいシャンプーをだな。胸の谷間にだな」
「人の胸に何をするかこの変態!!」
「セクハラ」
「ぶっちゃけたーっ!? なんで私にやるのよ!! 他にもいるでしょうやりがいのある人!!」
「ムラムラさせるからです」
「単純明快な回答ありがとう! ついでに拘束といてくれないかしら!?」
「いやだね。このおっぱいを自由に揉みしだきたいから」
「ミヤコミヤコ、同時に鎖骨を攻めてみてはどうでしょう」
「それ採用」
「すんな! 採用すんな!! しかもさっきから地味にアドバイスすんなこのバカ鉄砲!!」
「ふふん。なら寄せずとも出来ている谷間を更に寄せてそこに私の腕を挟んで上下運動してやる」
「え、あ、本当にやるなこのバカ姉・・・! ・・・んぅ!?」
「・・・・・・あのサラ様。あまり春奈お嬢様を虐めては・・・」
「大丈夫ですよアヤメ。この程度ではハルナはへこたれません。日常茶飯事ですので」
サラはそういうと神姫サイズの風呂で伸びをする。
適度に春奈を虐めて満足したようだ。
「・・・あはは。マスターって相変わらず春奈さんラブだね」
「いもうと・・・かわいい・・・姉の・・・宿命・・・」
ノワールはそういいながらハウの方を流し見る。ハウはそれに気づかずに苦笑しながら都と春奈の方を見ていた。
「・・・姉の心・・・妹知らず・・・・」
そのまま肩まで浸かって拗ねてしまった。
ノワールの長いツインテールが湯に広がる。
彩女はそれをみて苦笑する。拗ね方がアメティスタによく似ていたからだ。
「どうしました?」
「いえ・・・・ただ平和だなと思いまして」
サラの言葉に彩女は返す。
「ほら、私達は武装神姫・・・つまりは戦うために生まれてきたじゃないですか。その戦う者がこうして戦わずに過ごすというのも・・・少し不思議なものだな、と思った次第で」
「戦うためだけに生まれてきたなら、銃のトリガーにでもなればいいんですよ。何のためにわたし達は人の形、それも人体の理想形を模して作られたのか・・・そこらへんはよく判りませんが、ま、何か意味があるんでしょうよ」
「ふふ・・・それもそうですね。サラ様は面白い価値観をお持ちだ」
「・・・それ、褒めてます?」
「褒めてますとも。・・・それよりも、春奈お嬢様をお助けになられた方が宜しいのでは?」
「あぁいいんですよあれはあれで。泡姫ごっこも楽しんでますから」
「ちょっ! サラ助け・・・・ひゃんっ!?」
「んふふ・・・やーらけー!!」
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「・・・・に、二時間・・・山奥とは聞いていたが・・・・・こ、これほどとは・・・・」
「ま、マスターしっかりしてください・・・!」
「・・・・真・・・・暗」
「・・・お姉ちゃん・・・私もう駄目・・・疲れた・・・」
「いいじゃないですか。ダイエットですよハルナ」
神姫センターを出てから電車で十五分。さらにそこからタクシーに乗り換え十五分。さらにさらにそこから徒歩で二時間かけてやっと記四季たちは自宅へと辿り着いた。
「・・・・どうでもいいがよ。なんで春奈までいるんでぇ?」
「都お嬢様がどうしてもと」
記四季の疑問に肩に乗った彩女が答える。その答えに記四季は軽く肩を落とした。
一方、今回の謀の首謀者たるアメティスタは記四季の左手の中で堂々としている。もはや何を考えているのかすらわからない。
「・・・・ま、とりあえず上がれや。昔ながらの日本家屋だ。ぼろいが風情はある」
*ホワイトファング・ハウリングソウル
*第十七話
*『女湯パラダイス』
「・・・・ハルナ。これが“タタミ”というものですか」
玄関で靴を脱ぎ廊下を通って今に辿り着いたとき、春奈の神姫であるサラがそう呟いた。
どうやら畳を見るのは始めてだったらしい。
「え、あ、そっか。サラは畳み見たこと無かったわよね」
「これが・・・これが“タタミ”・・・・」
そういいながらサラは畳みの縁を小さな手でぺしぺしと叩いている。どうやら畳返しがやりたいらしい。
都はというと机の上にハウとノワールを置いて畳みの上に大の字に寝転がっていた。
ハウとノワールはその様子を珍しそうに見ている。
「・・・何か修学旅行みてぇだな」
「あぁ成る程。確かにこの光景は以前主から聞いた修学旅行ですね」
記四季と彩女は客人のために台所で茶を入れていた。
アメティスタはというと・・・
「・・・・・・・生き返るわぁ・・・」
水を張ったナベの中でくつろいでいた。
「・・・・彩女、茶菓子先に出してきてくれ」
「承知」
記四季がそういうと彩女は滑車のついた盆をからからと引きずっていく。居間につくまでには少しかかるだろう。
「・・・・で、だ。こっから先はどうするつもりでぃ?」
「今から一時間後に都さん達だけで川まで行かせて。理由を聞かれたらこう答えればいい。『そこに釣具を忘れてきた』って。記四季さんは若作りだけど高齢だからね。都さんは渋々ながら川に行くよ。・・・ハウさんとノワールさんも連れて」
問いにすらすらと答えるアメティスタ。予め考えてあったのか・・・それとも予知したのか。
「記四季さんは今から三十分後にボクを井戸に放り込めばいい。ボクはそのまま水脈通って川に向かうよ。・・・・そのチャンスを逃したら彩女に見つかっちゃうからね。時間厳守だ」
「判った。・・・・しかしなんでハチ公とクロまで連れてくんだ?」
記四季は前から思っていた疑問を口にする。
都に真実を明かすだけならば、彼女の神姫はいる必要が無いはずだ。
「クロ? ハチ公? ・・・あぁハウさんとノワールさんの事か。二人はね・・・保険だよ」
アメティスタはそういうと水をすくい、胸元に垂らす。
その露出の多さからかなり扇情的な光景だが、すでに立ち枯れとかした記四季はそれを無視した。
「保険・・・?」
「うん。あと懐中電灯用意しといて。三つくらい。一つは都さん用で」
そのままアメティスタは続けた。
「二つは居間にでも置いといて、いつでも使えるように。あとは彩女にボクの名前をムラサキと言わせること。アメティスタじゃばれちゃうからね。それと・・・・・・彩女にさ。謝っといてくれないかな。セクハラしてごめんって」
目を伏せ、少し悲しそうに彼女はそういった。
「・・・・お前さん。一体何をたくらんでやがる?」
「別に何も。不確定な未来をあえて予知せずに対抗策を打つだけだよ」
これで話すことがなくなったとばかりに、アメティスタは水浴びを始める。
記四季はそれ以上の追求を諦め、大人しく居間へと茶を運んだ。
----
「はぁ・・・・・・・ヒノキ風呂って最高・・・」
記四季の家の風呂は広い。
人間用ならちょっとした大浴場だ。
「おじいちゃん普段からこんなのに入ってるんだ・・・ずるいなぁ・・・」
「あぁ全くだ。・・・この風呂はいい。目の保養にもなる」
春奈の言葉に都が続く。
結局夜遅いということで彼女達は泊まる事にした。
・・・・ちなみにこの会話の間中、都の視線は春奈の胸に注がれていたのは言うまでもない。
「これが・・・これが温泉なのですか。アヤメ」
「そうですよ。最高でしょう?」
「・・・・はぁ・・・たまらないなぁ・・・・ね、ノワールもそう思わない?」
「ん・・・・いい・・・きもち・・・」
神姫達は神姫達でくつろいでいる。
サラに至っては始めて浸かる温泉に若干緊張気味だ。
「あ、そういえばムラサキさんはどこいったのかな。さっきまでいたのに」
ハウの言葉に彩女は一瞬反応する。
「“ムラサキ”ならさっき帰られましたよ。何でも明日は用事があるとか。彼女ああ見えて神社で働いてますからね」
彩女は、“アメティスタ”の事を“ムラサキ”と呼んだ。それは彼女の主に言い含められていたことだった。
「ふぅん・・・勿体ないなぁ・・・温泉いいのに。ねぇマスター」
ハウのその言葉と共に春奈が風呂から上がる。体を洗うらしい。
「うむ。最高だ。目の保養にもなる・・・・なるのだが・・・なぁハウ、私とあのムラサキは以前に会ったことがあるか?」
「え? あったことも戦ったこともありませんけど・・・」
突然の都の言葉にハウは少し驚く。
「ん、そか。ノワールはどうだ。アイツに関して何か知らないか?」
「・・・・・わからない。わから・・・・ないけど・・・・・デジャヴ」
そういうとノワールは頭まで湯に浸かってしまった。
恐らくは見たことがあるような気がするといいたかったのであろう。それが何時何処でかはわからないようだが。
「なにお姉ちゃん。神姫くどいちゃ駄目よ?」
「別にくどきはせんよ。ただ・・・どこかで見たような気がしてな」
都はそういうと湯から上がり、シャワーで泡を落した春奈の後ろにすわる。
「お前にもあるだろう。どこかで見たような見ていないような、そんな感覚。ひとはそれをデジャヴ・・・既視感と呼ぶのだ」
「地味な講釈はいいから胸を揉まないでよっ! 言葉だけ聞いたらシリアスっぽいし!!」
「ミヤコミヤコ、ハルナは谷間が弱いですよ」
「あ、この裏切り者!!」
「ほほぅ? ならばまずはこの白濁したアレっぽいシャンプーをだな。胸の谷間にだな」
「人の胸に何をするかこの変態!!」
「セクハラ」
「ぶっちゃけたーっ!? なんで私にやるのよ!! 他にもいるでしょうやりがいのある人!!」
「ムラムラさせるからです」
「単純明快な回答ありがとう! ついでに拘束といてくれないかしら!?」
「いやだね。このおっぱいを自由に揉みしだきたいから」
「ミヤコミヤコ、同時に鎖骨を攻めてみてはどうでしょう」
「それ採用」
「すんな! 採用すんな!! しかもさっきから地味にアドバイスすんなこのバカ鉄砲!!」
「ふふん。なら寄せずとも出来ている谷間を更に寄せてそこに私の腕を挟んで上下運動してやる」
「え、あ、本当にやるなこのバカ姉・・・! ・・・んぅ!?」
「・・・・・・あのサラ様。あまり春奈お嬢様を虐めては・・・」
「大丈夫ですよアヤメ。この程度ではハルナはへこたれません。日常茶飯事ですので」
サラはそういうと神姫サイズの風呂で伸びをする。
適度に春奈を虐めて満足したようだ。
「・・・あはは。マスターって相変わらず春奈さんラブだね」
「いもうと・・・かわいい・・・姉の・・・宿命・・・」
ノワールはそういいながらハウの方を流し見る。ハウはそれに気づかずに苦笑しながら都と春奈の方を見ていた。
「・・・姉の心・・・妹知らず・・・・」
そのまま肩まで浸かって拗ねてしまった。
ノワールの長いツインテールが湯に広がる。
彩女はそれをみて苦笑する。拗ね方がアメティスタによく似ていたからだ。
「どうしました?」
「いえ・・・・ただ平和だなと思いまして」
サラの言葉に彩女は返す。
「ほら、私達は武装神姫・・・つまりは戦うために生まれてきたじゃないですか。その戦う者がこうして戦わずに過ごすというのも・・・少し不思議なものだな、と思った次第で」
「戦うためだけに生まれてきたなら、銃のトリガーにでもなればいいんですよ。何のためにわたし達は人の形、それも人体の理想形を模して作られたのか・・・そこらへんはよく判りませんが、ま、何か意味があるんでしょうよ」
「ふふ・・・それもそうですね。サラ様は面白い価値観をお持ちだ」
「・・・それ、褒めてます?」
「褒めてますとも。・・・それよりも、春奈お嬢様をお助けになられた方が宜しいのでは?」
「あぁいいんですよあれはあれで。泡姫ごっこも楽しんでますから」
「ちょっ! サラ助け・・・・ひゃんっ!?」
「んふふ・・・やーらけー!!」
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