「海」(2007/09/21 (金) 21:02:51) の最新版変更点
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パルカの視点
私が目を覚ました瞬間、上は青い空、下は青い海があった。
そして私は空を飛行していた。
陸地は…あうぅ、遠いです。
というより見えないです。
「きれーい」
ふと零した言葉が率直な感想。
これがとてもプログラムで作れていると思えない程の綺麗さ。
「あ!それよりも敵を探さないと」
「……………必要ない」
「キャッ!?」
敵を探そうとしたら、いきなり後ろをとられていた。
いつの間に。
でも何故攻撃してこないのかしら?
私はすぐに距離をとって振り向かえる。
「…あ、あの~」
「…………………何」
敵さんは私と同じ悪魔型でした。
色違いですけど。
「なんで攻撃しなかったんですか?」
「フライング……………ルール違反」
「そうなんですか?」
随分静かな人ですね。
姉さんとまったく逆な人です。
姉さんもこのぐらい御しとやかな人だったら私の苦労も減るのに…。
「私、パルカといいます。宜しくお願いしますね!」
「ノワール……………よろしく」
お互い頭を下げて礼をする。
これから闘い合う人なんです。
礼儀を守らばければ。
READY?
男性の電気信号の声が鳴り響き、ノワールさんはすぐに構える。
私も構えをとる。
にしても可笑しいですね。
普通の筐体なら女性の声なのに。
アレンジかな?
そ、それよりも敵に集中しなきゃ。
FIGHT!
勝負の合図があった同時に私はノワールさんから離れる。
勿論、ノワールさんは逃がすまいと、追ってくる。
本来ならお互いの距離150メートルからスタートするのですが、今回は運用テストだから距離もランダム。
私的にはもっと離れて闘いたかったのに~。
「ひぃ~!来ないでくださ~い!!」
「……………それ、無理」
途方もなく目的もなく空を飛び続ける私とノワールさん。
バンバン!
「キャー!?」
ノワールさんは私の事を追いかけながらモデルPHCハンドガン・ヴズルイフを撃ってきました。
避けるので大変。
とても反撃する暇がありません。
「何やってんだ、パルカ。追いやられてるぞ」
「お、お兄ちゃん!ごめんなさい、助けてー!!」
お兄ちゃんの声が聞こえたので逃げながら大きな声で叫ぶ。
助けて!
助けて、お兄ちゃん!
「いいか、まずは急行落下し水面スレスレで平行飛行しろ」
「は、はい!」
お兄ちゃんの言う通りに私は身体を垂直にし高度を下げていく。
海がどんどん近づいてきます。
不安がつのる。
このままでは海に当たってしまいます。
「…お兄ちゃん」
「まだだ。水面スレスレだからな」
お兄ちゃんの命令を聞き、更に高度を下げる。
もう間近まで海に近づいてきました。
「お兄ちゃん!?」
「よし!そこで平行飛行しろ!!」
「くぅー!」
私はスピードを落としながら無理矢理平行飛行に移る。
ヒューン…バシュー!
なんとか水面スレスレで平行飛行に移る事が出来た。
海の水は私が、かなり速いスピードで飛んでるので波が出来て両側に役1メートルぐらいの水柱が出来る。
「何コレ……………!?」
あれ?
ノワールさんが少し距離をおいて追ってきます。
なんで距離をおいたんだろう。
「昔から戦闘機は水面ギリギリは狙いづらいんだよ。180度分失われるからな」
「お兄ちゃん、ありがとう」
「おう!後はライフフォースを何処で召喚するかはお前が決めろ」
「はい!お兄ちゃん!!」
「頑張れよ!おっと今度はクリナーレのヘルプか…三人分のオーナーは大変だぜ」
そう言ってお兄ちゃんと通信が切れた。
よし、頑張るぞー!
私は更にスピードを上げ水柱を更に高くする。
…もうそろそろいいかな。
距離は400メートルぐらい離したし。
「ライフフォース!召喚!!」
ドパーーーーン!
私が言った瞬間、私の周りに水柱が出来た。
そして私の左手にはライフフォースを握っていた。
確かお兄ちゃんの話だと系統は光闇弓剣というらしい。
弓って言ってたから私の得意攻撃、遠距離攻撃に適切です。
お兄ちゃんがちゃんと私の事を理解し分かってくれてる証拠です。
ありがとう、お兄ちゃん。
「……………おー」
ノワールさんは私が作り出した水柱に困惑してるみたい。
今がチャンス!
ライフフォースを持つ左手をノワールさんに向け右手で玄を引く。
すると、そこには本来存在しない矢が、作り出され白い矢が玄に引っかかっていた。
「凄い…そして綺麗…」
矢が白くキラキラ光る。
幻想的な矢。
「当たって!」
バシュン!
矢を放った瞬間、私は驚愕しました。
最初の方の矢は、矢という形になっていましたが、私が発射した瞬間物凄いスピードで水柱を突き抜けノワールさんに向かって飛んでいく。
飛んでいく形はまるで流星みたいだった。
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ノワール視点
パルカの視点
私が目を覚ました瞬間、上は青い空、下は青い海があった。
そして私は空を飛行していた。
陸地は…あうぅ、遠いです。
というより見えないです。
「きれーい」
ふと零した言葉が率直な感想。
これがとてもプログラムで作れていると思えない程の綺麗さ。
「あ!それよりも敵を探さないと」
「……………必要ない」
「キャッ!?」
敵を探そうとしたら、いきなり後ろをとられていた。
いつの間に。
でも何故攻撃してこないのかしら?
私はすぐに距離をとって振り向かえる。
「…あ、あの~」
「…………………何」
敵さんは私と同じ悪魔型でした。
色違いですけど。
「なんで攻撃しなかったんですか?」
「フライング……………ルール違反」
「そうなんですか?」
随分静かな人ですね。
姉さんとまったく逆な人です。
姉さんもこのぐらい御しとやかな人だったら私の苦労も減るのに…。
「私、パルカといいます。宜しくお願いしますね!」
「ノワール……………よろしく」
お互い頭を下げて礼をする。
これから闘い合う人なんです。
礼儀を守らばければ。
READY?
男性の電気信号の声が鳴り響き、ノワールさんはすぐに構える。
私も構えをとる。
にしても可笑しいですね。
普通の筐体なら女性の声なのに。
アレンジかな?
そ、それよりも敵に集中しなきゃ。
FIGHT!
勝負の合図があった同時に私はノワールさんから離れる。
勿論、ノワールさんは逃がすまいと、追ってくる。
本来ならお互いの距離150メートルからスタートするのですが、今回は運用テストだから距離もランダム。
私的にはもっと離れて闘いたかったのに~。
「ひぃ~!来ないでくださ~い!!」
「……………それ、無理」
途方もなく目的もなく空を飛び続ける私とノワールさん。
バンバン!
「キャー!?」
ノワールさんは私の事を追いかけながらモデルPHCハンドガン・ヴズルイフを撃ってきました。
避けるので大変。
とても反撃する暇がありません。
「何やってんだ、パルカ。追いやられてるぞ」
「お、お兄ちゃん!ごめんなさい、助けてー!!」
お兄ちゃんの声が聞こえたので逃げながら大きな声で叫ぶ。
助けて!
助けて、お兄ちゃん!
「いいか、まずは急行落下し水面スレスレで平行飛行しろ」
「は、はい!」
お兄ちゃんの言う通りに私は身体を垂直にし高度を下げていく。
海がどんどん近づいてきます。
不安がつのる。
このままでは海に当たってしまいます。
「…お兄ちゃん」
「まだだ。水面スレスレだからな」
お兄ちゃんの命令を聞き、更に高度を下げる。
もう間近まで海に近づいてきました。
「お兄ちゃん!?」
「よし!そこで平行飛行しろ!!」
「くぅー!」
私はスピードを落としながら無理矢理平行飛行に移る。
ヒューン…バシュー!
なんとか水面スレスレで平行飛行に移る事が出来た。
海の水は私が、かなり速いスピードで飛んでるので波が出来て両側に役1メートルぐらいの水柱が出来る。
「何コレ……………!?」
あれ?
ノワールさんが少し距離をおいて追ってきます。
なんで距離をおいたんだろう。
「昔から戦闘機は水面ギリギリは狙いづらいんだよ。180度分失われるからな」
「お兄ちゃん、ありがとう」
「おう!後はライフフォースを何処で召喚するかはお前が決めろ」
「はい!お兄ちゃん!!」
「頑張れよ!おっと今度はクリナーレのヘルプか…三人分のオーナーは大変だぜ」
そう言ってお兄ちゃんと通信が切れた。
よし、頑張るぞー!
私は更にスピードを上げ水柱を更に高くする。
…もうそろそろいいかな。
距離は400メートルぐらい離したし。
「ライフフォース!召喚!!」
ドパーーーーン!
私が言った瞬間、私の周りに水柱が出来た。
そして私の左手にはライフフォースを握っていた。
確かお兄ちゃんの話だと系統は光闇弓剣というらしい。
弓って言ってたから私の得意攻撃、遠距離攻撃に適切です。
お兄ちゃんがちゃんと私の事を理解し分かってくれてる証拠です。
ありがとう、お兄ちゃん。
「……………おー」
ノワールさんは私が作り出した水柱に困惑してるみたい。
今がチャンス!
ライフフォースを持つ左手をノワールさんに向け右手で玄を引く。
すると、そこには本来存在しない矢が、作り出され白い矢が玄に引っかかっていた。
「凄い…そして綺麗…」
矢が白くキラキラ光る。
幻想的な矢。
「当たって!」
バシュン!
矢を放った瞬間、私は驚愕しました。
最初の方の矢は、矢という形になっていましたが、私が発射した瞬間物凄いスピードで水柱を突き抜けノワールさんに向かって飛んでいく。
飛んでいく形はまるで流星みたいだった。
ノワール視点
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