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「えろおな(18禁)」(2007/09/13 (木) 02:24:23) の最新版変更点
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*えろおな(18禁)
6月某日。
島田祐一は、史上最大のピンチを迎えていた。
恐らくは過去最高の危機だろう。
長くは語るまい。
ただ一言で記せばこうなる。
**オナニー見られた。
「………」
普段は無表情なアイゼンが、珍しくも目を見開いて俺の下半身を凝視していたりする。
奇しくも彼女のクレイドルは、机上に備え付けられた小物入れの上だ。
『する』為に少し椅子を引いていると、ちょうど視線が通る場所にある。
「………」
「………あの、アイゼンさん?」
敬語で話しかける。
俺の明日はきっと、この身長15cmのパートナー次第だろうから。
「………なんで起きてらっしゃるのでしょうか?」
普通、眠った神姫は特定の条件が無ければ起きない。
―――例えば、設定された起床時間になった場合。
―――あるいは、外部からダメージを受けた場合。
―――当然、パソコン上の操作、あるいはクレイドルにある起動スイッチを押すことによる起動命令を受けた場合も神姫は目を覚ます。
逆に言えば、目の前で何をしていようが、先の条件を満たさない限り神姫は決して目を覚まさない。
文字通り、ナニをしてたって目を覚ます筈がないのである。
「………」
「………あの、アイゼンさん?」
「…あ!」
ようやく反応があった。
そんなにショックだったんだろうか?
………。
…夜中に目を覚ましたら、いきなり主が下半身を扱いてた。
………充分ショックな出来事か………。
「…マスター?」
「な、何かな?」
上ずった声で答える。
「…自慰?」
「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
もうダメ。
きっとダメ。
ダメ確定。
俺の人生とかそういうの、今日で終わりみたいです。
「どうしたの?」
「アイゼン。今見た事は誰にも言っちゃダメだ」
「ん」
………あれ?
「アイゼン?」
「なに?」
………はて?
「今、俺がしていた事を誰にも言っちゃダメなんだよ?」
「わかってる。マスターが自慰してた事を誰かに言ったりはしない」
………いや、安心するのはまだ早い。
案外酷いオチがあるかもしれないので、このSSで油断は禁物だ。
「念のために確認するけど、文字で書いたりモールス信号で打電したりもダメだよ?」
「…?」
アイゼンの表情が少し困惑したものに変わる。
「マスターが自慰行為を行っていた事実を、他者に対し隠蔽する。という解釈ではいけなかったのですか?」
なるほど、何で当たり前のことを確認するのだろうと困惑してたのか…。
………。
………。
………あれ?
ひょっとして、これで問題なし?
数秒経過したが何も起きない。
絶対何か酷いオチがあると思っていただけに、少し拍子抜けだった。
…まあ、厄介な事になって欲しい訳じゃないし。コレで良いのか。
という訳で問題解決。
さあ、寝よう。
パソコンに出していたオカズ画像を閉じて、寝る準備を………。
「…マスター?」
「え?」
声に目を向ければ、クレイドルの上で正座みたいな女の子座りをしているアイゼン。
両膝に手を置いたまま、上目遣いにこちらを見上げている。
「…自慰の続き、しないの?」
「………」
小首を傾げてそう尋ねるアイゼンを見ながら祐一は思った。
ほら、やっぱりこんなオチが………。
初夏の暑さに脳がヤラレていたのかも知れない。
結局、祐一はアイゼンの目の前でオナニーを再開していた。
「……、……ぅ。…ん」
オカズの画像は閉じてしまっていたが、アイゼンの目の前で『する』のにはそんな物は必要なかった。
「………」
アイゼンは何もしていない。
ただ見ているだけ。
―――それが、どんな画像よりも興奮をかき立ててくる。
動きのペースはいつもより随分と遅い。
見られているという羞恥が、過剰に刺激を増幅するのか、少しでも早くすれば耐えられそうになかった。
いや、こんな羞恥は早く終わらせる方が良いと分かってはいても、手の動きを早くすることは出来ない。
「………くぅっ!!」
達する限界の喫水線を維持しながら、人差し指で、今までに無く膨れ上がったカリ首の裏側を刺激する。
アイゼンから見えない様にとの配慮だったのだが、他の事には気が回って居なかった。
「…あっ」
アイゼンの声は、ぬるりとした感覚が裏筋を這うのと同時。
快楽を呼び水に先端に溜まっていた先走りの雫が、人差し指を掠めて広がる。
「…マスター、それが射精?」
―――ゾクリと。
アイゼンの声だけで達しそうになった。
「……、いや、違う」
答える為に、と理由をつけて手の動きを止めた。
安心すると同時に、襲い掛かってくる喪失感。
続けたいという意思と、続けたくないという意思が混在していた。
「先走りっていう奴だ。気持ち良くなってくると、出る」
どういう経緯で、真夜中の寝室で神姫に性教育しているのかも思い出せない。
妙な熱に侵されているとは分かるのだが、それがどんな意味を持つのか分からなくなりつつあった。
「…気持ちいいの?」
「………。ああ」
正直に答えて、アイゼンの顔を見る。
相変わらずの無表情。
視線はペニスを見つめたまま微動をだにしない。
「―――?」
と、顔を上げたアイゼンと視線が合った。
「…続けないの?」
残酷にも続きを促すアイゼン。
コッチは目が合っただけでイきそうだったって言うのに。
だから。祐一の視線は、アイゼンの顔の下、首筋から少女特有の微妙な曲線を描く胸に移る。
寝る為に、いつものストラーフのインナースーツでは無く、神姫用のネグリジェ風パジャマに身を包んだアイゼンの胸は、浅い谷間まで顕になっている。
勿論見るのはコレが初めてではない。
余り回数は無いが、衣装の類を買うたびに目の前で着替えさせていた。
そのときには、特に感慨もなく見ていたはずのソレが。見慣れているはずのソレから、目を離せなくなってしまったのは、やはりこの雰囲気のせいだろうか?
「―――!! ………マスター?」
気づけば、祐一は左手の人差し指をそこに置いていた。
ふにっ、としたシリコンの手応えが、いつもとはまったく別の感覚として脳髄を駆け巡る。
「アイゼン。見てるだけじゃなく、自分でもして」
「………」
無表情のままだが、何処となく困惑した空気を身にまとったアイゼンの胸を、促すように突く。
「アイゼン?」
「…ん」
答え、立ち上がるアイゼン。
指が離れ、柔らかな胸の感触を惜しむ気持ちと、アイゼンに淫らな行為をさせるという興奮がないまぜになって、どうしてアイゼンが立ち上がったのか、という事には気が回らなかった。
アイゼンが動く。
動作は目で追えているし、何をしているのかも分かるのだが、予測と違う行為をしているという事が枷となり、その意味までは理解が及ばない。
着地し、立ち上がりながら手を伸ばすアイゼンを、ぼんやりと見下ろしていた次の瞬間。
「―――うぁっ!!」
「えっ!?」
視界が弾けたような錯覚と同時に、脳髄を震わせる快楽が背筋を這い上がった。
―――ビュッ、ビュビュ、と無様にも机の下に精液を撒き散らす。
射精したのだと理解したのは、それが終わる直前だった。
「………これが、…射精?」
椅子の上、祐一の又の間に立ち、ペニスに手を伸ばした姿勢のままそう問いかけるアイゼン。
「……」
アイゼンを見たまま、動けなくなる祐一。
遅いのか速いのかも分からない時間がたった後、最初に動いたのアイゼンだった。
「……ぁ」
小さく呟き、初めて気がついたのか、手の平を見る。
「………」
ネチャ、と指と指の間に糸を引く精の塊。
アイゼンの頬と顎。
パジャマに包まれた胸元。
そして伸ばしていた右手は祐一の精液にまみれていた。
限界だった。
「アイゼン!!」
言いながら、小さな少女に興奮を失っていないペニスを押し付ける。
「…んぅ」
乱暴な挙動に抗議するような声を漏らすが、アイゼンも拒絶はしない。
むしろ、ペニスに抱きつくように腕を伸ばし、自ら頬と胸とを摺り寄せてくる。
「くぅう!!」
祐一はアイゼンの背中に手を置き、腰を動かした。
間にアイゼンを挟みこんで、先程まで行っていた動きを繰り返す。
「………んぁ、あぅっ。…ま、ます、たぁ………」
動かしているのは手ではなく腰だが、その刺激は変わらない。
いや、アイゼンの柔らかさをはさんでしまった分、刺激は比較にならない勢いで襲ってくる。
そして、アイゼンを使ってペニスを刺激しているという行為は、興奮をかつて無いほどにまで高め、祐一の神経を追い詰めてゆく。
「………うぅん、くふぅ…っ」
漏れ聞こえる、アイゼンの上ずった声がダメ押しだった。
「くぁあぁぁぁぁぁぁぁぁ……、っくぅ!! ぅあっ!! …あっ!! ふぅっ!!」
果てた祐一は、アイゼンの目の前で射精する瞬間を見せる。
「………」
言葉無く、顔の前を横切って断続的に飛び散る精液を見るアイゼン。
ペニスを擦り付けられたときに、顔も胸も精液でドロドロに汚れているがそれには構わず、アイゼンは祐一の射精の瞬間を、終わりまで凝視し続けた。
「―――すごかった」
「―――ごめん」
会話がかみ合っていない。
そう認識し、アイゼンは首を傾げた。
「どうして謝るの?」
「いや、乱暴な事しちゃったし………」
「………。耐久強度的には許容範囲、問題無い」
流石に興奮が冷めたのか、今は冷静にアイゼンを見れる。
「あんな事されて、嫌じゃなかったの?」
流石に精液に塗れたパジャマは脱がし、今のアイゼンは上半身裸という状態。
祐一は脇や胸をティッシュで拭い、付着した精液を丁寧に拭き取ってゆく。
「………。マスターは、私におちんちんを擦り付けて気持ち良かったの?」
「…う゛っ……」
答えられる訳が無い。
だが、アイゼンは沈黙の意味を正しく理解した。
「…そう」
「あのさ、アイゼン」
祐一は、自分でも何を言おうとしたのか分からない。
「えっと……」
言いよどむ祐一にアイゼンが答えた。
「マスター、…次も私を使っていいよ」
「え?」
「マスターのお手伝いが出来るならいくらでも頑張る」
「………」
「………」
真摯に見つめてくるアイゼンの瞳には勝てなかった。
その晩、祐一はもう一度アイゼンにヌいてもらう事になった。
おわれ
必要無さ気なオチ
祐一「所で何で起きちゃったの?」
アイゼン「マスターが予約した」
祐一「え?」
アイゼン「『THE UNSUNG WAR』って映画をDVD録画したいから覚えてて…、って」
祐一「…………」
アイゼン「マスター?」
祐一「…開始から2時間半…。………もう、終わってるよな………?」
アイゼン「…うん」
祐一「………、忘れてたーっ!!」
かくして祐一は空戦映画の最高傑作を見逃した。
本日の教訓:深夜番組の見忘れ、取り忘れには注意しましょう。
眠くても頑張れ!!
明日学校(仕事)でも頑張れ!!
気合で起きているんだ!!
延長とかあるから、予約は当てにならないぞ(実話)!!
こんどこそおわれ
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----
文体が、エロ書くのに向いてない。
身体のサイズ上、神姫とのエロが難しい・・・。
ALCは実は未成年な処女童貞。
嘘など混じっておりますが、エロスが遅れた言い訳として以上を上げて置きたいと思います・・・。
こうなれば、『赤ずきんちゃんご用心』の導入を考慮するか・・・?
この画期的なエログッズへの移動は、優柔不断な人(仮)さまの
[[神姫ちゃんは何歳ですか?]] へどうぞ。
※エロいので、鼻血の出しすぎによる失血死にご注意ください。
万一の事があってもALCは悪くありません。
こんなエロいSSを書いた優柔不断な人(仮)さまの所為です。
『所為です』を『精出る』と打ち間違えたALCでした。
*えろおな(18禁)
6月某日。
島田祐一は、史上最大のピンチを迎えていた。
恐らくは過去最高の危機だろう。
長くは語るまい。
ただ一言で記せばこうなる。
**オナニー見られた。
「………」
普段は無表情なアイゼンが、珍しくも目を見開いて俺の下半身を凝視していたりする。
奇しくも彼女のクレイドルは、机上に備え付けられた小物入れの上だ。
『する』為に少し椅子を引いていると、ちょうど視線が通る場所にある。
「………」
「………あの、アイゼンさん?」
敬語で話しかける。
俺の明日はきっと、この身長15cmのパートナー次第だろうから。
「………なんで起きてらっしゃるのでしょうか?」
普通、眠った神姫は特定の条件が無ければ起きない。
―――例えば、設定された起床時間になった場合。
―――あるいは、外部からダメージを受けた場合。
―――当然、パソコン上の操作、あるいはクレイドルにある起動スイッチを押すことによる起動命令を受けた場合も神姫は目を覚ます。
逆に言えば、目の前で何をしていようが、先の条件を満たさない限り神姫は決して目を覚まさない。
文字通り、ナニをしてたって目を覚ます筈がないのである。
「………」
「………あの、アイゼンさん?」
「…あ!」
ようやく反応があった。
そんなにショックだったんだろうか?
………。
…夜中に目を覚ましたら、いきなり主が下半身を扱いてた。
………充分ショックな出来事か………。
「…マスター?」
「な、何かな?」
上ずった声で答える。
「…自慰?」
「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
もうダメ。
きっとダメ。
ダメ確定。
俺の人生とかそういうの、今日で終わりみたいです。
「どうしたの?」
「アイゼン。今見た事は誰にも言っちゃダメだ」
「ん」
………あれ?
「アイゼン?」
「なに?」
………はて?
「今、俺がしていた事を誰にも言っちゃダメなんだよ?」
「わかってる。マスターが自慰してた事を誰かに言ったりはしない」
………いや、安心するのはまだ早い。
案外酷いオチがあるかもしれないので、このSSで油断は禁物だ。
「念のために確認するけど、文字で書いたりモールス信号で打電したりもダメだよ?」
「…?」
アイゼンの表情が少し困惑したものに変わる。
「マスターが自慰行為を行っていた事実を、他者に対し隠蔽する。という解釈ではいけなかったのですか?」
なるほど、何で当たり前のことを確認するのだろうと困惑してたのか…。
………。
………。
………あれ?
ひょっとして、これで問題なし?
数秒経過したが何も起きない。
絶対何か酷いオチがあると思っていただけに、少し拍子抜けだった。
…まあ、厄介な事になって欲しい訳じゃないし。コレで良いのか。
という訳で問題解決。
さあ、寝よう。
パソコンに出していたオカズ画像を閉じて、寝る準備を………。
「…マスター?」
「え?」
声に目を向ければ、クレイドルの上で正座みたいな女の子座りをしているアイゼン。
両膝に手を置いたまま、上目遣いにこちらを見上げている。
「…自慰の続き、しないの?」
「………」
小首を傾げてそう尋ねるアイゼンを見ながら祐一は思った。
ほら、やっぱりこんなオチが………。
初夏の暑さに脳がヤラレていたのかも知れない。
結局、祐一はアイゼンの目の前でオナニーを再開していた。
「……、……ぅ。…ん」
オカズの画像は閉じてしまっていたが、アイゼンの目の前で『する』のにはそんな物は必要なかった。
「………」
アイゼンは何もしていない。
ただ見ているだけ。
―――それが、どんな画像よりも興奮をかき立ててくる。
動きのペースはいつもより随分と遅い。
見られているという羞恥が、過剰に刺激を増幅するのか、少しでも早くすれば耐えられそうになかった。
いや、こんな羞恥は早く終わらせる方が良いと分かってはいても、手の動きを早くすることは出来ない。
「………くぅっ!!」
達する限界の喫水線を維持しながら、人差し指で、今までに無く膨れ上がったカリ首の裏側を刺激する。
アイゼンから見えない様にとの配慮だったのだが、他の事には気が回って居なかった。
「…あっ」
アイゼンの声は、ぬるりとした感覚が裏筋を這うのと同時。
快楽を呼び水に先端に溜まっていた先走りの雫が、人差し指を掠めて広がる。
「…マスター、それが射精?」
―――ゾクリと。
アイゼンの声だけで達しそうになった。
「……、いや、違う」
答える為に、と理由をつけて手の動きを止めた。
安心すると同時に、襲い掛かってくる喪失感。
続けたいという意思と、続けたくないという意思が混在していた。
「先走りっていう奴だ。気持ち良くなってくると、出る」
どういう経緯で、真夜中の寝室で神姫に性教育しているのかも思い出せない。
妙な熱に侵されているとは分かるのだが、それがどんな意味を持つのか分からなくなりつつあった。
「…気持ちいいの?」
「………。ああ」
正直に答えて、アイゼンの顔を見る。
相変わらずの無表情。
視線はペニスを見つめたまま微動をだにしない。
「―――?」
と、顔を上げたアイゼンと視線が合った。
「…続けないの?」
残酷にも続きを促すアイゼン。
コッチは目が合っただけでイきそうだったって言うのに。
だから。祐一の視線は、アイゼンの顔の下、首筋から少女特有の微妙な曲線を描く胸に移る。
寝る為に、いつものストラーフのインナースーツでは無く、神姫用のネグリジェ風パジャマに身を包んだアイゼンの胸は、浅い谷間まで顕になっている。
勿論見るのはコレが初めてではない。
余り回数は無いが、衣装の類を買うたびに目の前で着替えさせていた。
そのときには、特に感慨もなく見ていたはずのソレが。見慣れているはずのソレから、目を離せなくなってしまったのは、やはりこの雰囲気のせいだろうか?
「―――!! ………マスター?」
気づけば、祐一は左手の人差し指をそこに置いていた。
ふにっ、としたシリコンの手応えが、いつもとはまったく別の感覚として脳髄を駆け巡る。
「アイゼン。見てるだけじゃなく、自分でもして」
「………」
無表情のままだが、何処となく困惑した空気を身にまとったアイゼンの胸を、促すように突く。
「アイゼン?」
「…ん」
答え、立ち上がるアイゼン。
指が離れ、柔らかな胸の感触を惜しむ気持ちと、アイゼンに淫らな行為をさせるという興奮がないまぜになって、どうしてアイゼンが立ち上がったのか、という事には気が回らなかった。
アイゼンが動く。
動作は目で追えているし、何をしているのかも分かるのだが、予測と違う行為をしているという事が枷となり、その意味までは理解が及ばない。
着地し、立ち上がりながら手を伸ばすアイゼンを、ぼんやりと見下ろしていた次の瞬間。
「―――うぁっ!!」
「えっ!?」
視界が弾けたような錯覚と同時に、脳髄を震わせる快楽が背筋を這い上がった。
―――ビュッ、ビュビュ、と無様にも机の下に精液を撒き散らす。
射精したのだと理解したのは、それが終わる直前だった。
「………これが、…射精?」
椅子の上、祐一の又の間に立ち、ペニスに手を伸ばした姿勢のままそう問いかけるアイゼン。
「……」
アイゼンを見たまま、動けなくなる祐一。
遅いのか速いのかも分からない時間がたった後、最初に動いたのアイゼンだった。
「……ぁ」
小さく呟き、初めて気がついたのか、手の平を見る。
「………」
ネチャ、と指と指の間に糸を引く精の塊。
アイゼンの頬と顎。
パジャマに包まれた胸元。
そして伸ばしていた右手は祐一の精液にまみれていた。
限界だった。
「アイゼン!!」
言いながら、小さな少女に興奮を失っていないペニスを押し付ける。
「…んぅ」
乱暴な挙動に抗議するような声を漏らすが、アイゼンも拒絶はしない。
むしろ、ペニスに抱きつくように腕を伸ばし、自ら頬と胸とを摺り寄せてくる。
「くぅう!!」
祐一はアイゼンの背中に手を置き、腰を動かした。
間にアイゼンを挟みこんで、先程まで行っていた動きを繰り返す。
「………んぁ、あぅっ。…ま、ます、たぁ………」
動かしているのは手ではなく腰だが、その刺激は変わらない。
いや、アイゼンの柔らかさをはさんでしまった分、刺激は比較にならない勢いで襲ってくる。
そして、アイゼンを使ってペニスを刺激しているという行為は、興奮をかつて無いほどにまで高め、祐一の神経を追い詰めてゆく。
「………うぅん、くふぅ…っ」
漏れ聞こえる、アイゼンの上ずった声がダメ押しだった。
「くぁあぁぁぁぁぁぁぁぁ……、っくぅ!! ぅあっ!! …あっ!! ふぅっ!!」
果てた祐一は、アイゼンの目の前で射精する瞬間を見せる。
「………」
言葉無く、顔の前を横切って断続的に飛び散る精液を見るアイゼン。
ペニスを擦り付けられたときに、顔も胸も精液でドロドロに汚れているがそれには構わず、アイゼンは祐一の射精の瞬間を、終わりまで凝視し続けた。
「―――すごかった」
「―――ごめん」
会話がかみ合っていない。
そう認識し、アイゼンは首を傾げた。
「どうして謝るの?」
「いや、乱暴な事しちゃったし………」
「………。耐久強度的には許容範囲、問題無い」
流石に興奮が冷めたのか、今は冷静にアイゼンを見れる。
「あんな事されて、嫌じゃなかったの?」
流石に精液に塗れたパジャマは脱がし、今のアイゼンは上半身裸という状態。
祐一は脇や胸をティッシュで拭い、付着した精液を丁寧に拭き取ってゆく。
「………。マスターは、私におちんちんを擦り付けて気持ち良かったの?」
「…う゛っ……」
答えられる訳が無い。
だが、アイゼンは沈黙の意味を正しく理解した。
「…そう」
「あのさ、アイゼン」
祐一は、自分でも何を言おうとしたのか分からない。
「えっと……」
言いよどむ祐一にアイゼンが答えた。
「マスター、…次も私を使っていいよ」
「え?」
「マスターのお手伝いが出来るならいくらでも頑張る」
「………」
「………」
真摯に見つめてくるアイゼンの瞳には勝てなかった。
その晩、祐一はもう一度アイゼンにヌいてもらう事になった。
おわれ
必要無さ気なオチ
祐一「所で何で起きちゃったの?」
アイゼン「マスターが予約した」
祐一「え?」
アイゼン「『THE UNSUNG WAR』って映画をDVD録画したいから覚えてて…、って」
祐一「…………」
アイゼン「マスター?」
祐一「…開始から2時間半…。………もう、終わってるよな………?」
アイゼン「…うん」
祐一「………、忘れてたーっ!!」
かくして祐一は空戦映画の最高傑作を見逃した。
本日の教訓:深夜番組の見忘れ、取り忘れには注意しましょう。
眠くても頑張れ!!
明日学校(仕事)でも頑張れ!!
気合で起きているんだ!!
延長とかあるから、予約は当てにならないぞ(実話)!!
こんどこそおわれ
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文体が、エロ書くのに向いてない。
身体のサイズ上、神姫とのエロが難しい・・・。
ALCは実は未成年な処女童貞。
嘘など混じっておりますが、エロスが遅れた言い訳として以上を上げて置きたいと思います・・・。
こうなれば、『赤ずきんちゃんご用心』の導入を考慮するか・・・?
この画期的なエログッズへの移動は、優柔不断な人(仮)さまの
[[神姫ちゃんは何歳ですか?]] へどうぞ。
※エロいので、鼻血の出しすぎによる失血死にご注意ください。
万一の事があってもALCは悪くありません。
こんなエロいSSを書いた優柔不断な人(仮)さまの所為です。
『所為です』を『精出る』と打ち間違えたALCでした。
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