「第三話「学校」」(2007/10/14 (日) 10:27:29) の最新版変更点
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**第三話「学校」
※ヒカル視点
午前8時00分
「じゃ、学校行くから」
私のマスター『彩聞形人(さいもん けいと)』が言った
「そう言えば形人の学校って、どんな所?ついて行っていい?」
「駄目だ。MMSは持ち込み禁止になってるからな」
「ケチ!」
だって…彼女かなんかいるかどうか気になるもん…
彼女とかがいたら、私……
あ、そうだ!
※形人視点
午後12時15分
あー…腹減った…
早くメシにしよう
そう思い弁当を取り出したところ、違和感を感じた。
「…何か軽いな…?」
よく見ると、弁当箱は普段のものではなく以前使っていたものだった。
「まさか…」
予感的中
一言で言ったら、弁当じゃなくてヒカルが入ってた。
…ってオイ
「……」
「…てへっ♪」
「てへっ♪じゃねぇよ!!」
「彩聞、どうした?大声なんか出して?」
「いや風間(かぜま)何でもないから!弁当開けたら『てへっ♪』って書いた紙だけが入ってただけだから!」
「…そういやお前の母ちゃん、冗談好きだったからな。なるほど」
ああ中学時代からの友よ、勘違いしてくれてありがとう。
「でも矢瀬には気をつけろよ。アイツは神姫嫌いだからな」
う…ばれてる…
「なにしろアイツがMMS禁止を生徒会に訴えた奴だからな」
あーわかってるさ我が友よ
もうメシの事なんてどうでもよくなっていた。
弁当箱を持ったまま、僕は屋上へと走り出していた
「何でついて来たんだよ!」
「……」
「答えろ。じゃないと三日間エスコン禁止にするぞ」
「……だって…だって彼女とか出来たら私の事なんて見なくなるじゃん!」
は?
「私が認めない限り、彼女なんてつくらせないんだから!」
やべ、泣き出しちゃったよ…
「スマン。つーか彼女なんて僕ともっとも縁のないものじゃないか」
「グスッ…ホント?」
「それよか静かにしろ、あの委員長に見つかったら…」
「わたくしがどうかしたかね?」
そこにはヤセ形眼鏡の典型的なヤツがいた。
あ、やべ。
僕は現在、全速力で逃亡中。目下スネーク中である
「ほれ言わんこっちゃない、アイツは神姫に片思いの相手をを取られたから神姫にうらみを持ってんだ」
「あの人男だよ?まさかウホッな人?」
「その通り、ヤラナイカ系の奴だ」
そう、ヤツはホモである。
「そこのダンボール!止まれーっ!」
まずい、見つかった!?
「ダンボールが動いてるんだからあたり前じゃん」
やかましい!
僕はダンボール箱を捨て、再び全速力で走り出した
その直後、誰かにぶつかった
※ヒカル視点
いたぁ~…
形人の胸ポケットに居た私は思い切り床に叩きつけられた
誰かにぶつかったみたい…って女の人!?てゆうか形人!胸触ってるって!
…って相手の胸ポケットに居るのはMMS?(かも)
私は相手がMMSである事を祈り、ハンドサインで返事を送った
(MMSの敵に追われてる!そっちのマスターにこの状況を何とかしてくれる事を頼む)
相手(やっぱりMMSだった)はこちらに気付き、指でOKサインを作った
※形人視点
「あ!…すまん!」
反射的に飛び上がる
しかし地獄への使者はあと3mへと近づいていた!
もう駄目か!?
「あら?こんな所にいたの?、捜したわよ」
は?コノヒトハナゼボクヲサガシテイルノデスカ?
「お!氷男(ひお)先輩、アンタんとこの会員ですか?」
「そうよ。さっきから捜してたけどこんなとこでスネークしてたのね」
そう言って氷男と呼ばれた女生徒はこちらにウインクした
そして声を出さずにこう言った
(わたしはドール愛好会の会長、状況は教えてもらったからわたしに合わせて)
なるほど、胸にMMSが居る。ヒカルが説明したのか
「あーそうなんすよ会長!ちょっと次回検討されてる鬼ゴッコの練習をちょっと…」
「…どうゆう愛好会なんだ…?まあいい。警戒態勢が最近敷かれてるから気をつけるんですよ」
そう言って矢瀬は去っていった。なんとゆう変わり身の早さ…
所詮先輩には弱いとゆうことか。
※ヒカル視点
「すみません、助かりました」
「あら、いいのよ。あの人は裏返しで真面目みたいだから」
「にしちゃあ度が過ぎてるよなぁ…」
「わたしは『氷男聖憐(ひお せいれん)』ドール愛好会とは名ばかりの武装神姫愛好会の会長よ」
神姫愛好会?やっぱりあるんだ
「こっちはラリー、天使型(アーンヴァル)よ」
ラリーと呼ばれた神姫(こ)は無言でこちらに一礼した。てゆーかラリーってまさか…
「あ…僕は彩聞形人と言います。こっちがヒカル」
「よろしくお願いします。氷男さん」
「あら、普通でいいわよ。あとわたしの事はレンでいいわ」
言葉の最初に「あら」がよく付く人だな…
気のせいか形人が彼女に見惚れている…
面白くない…
※形人視点
「それよりも、放課後バトルロンドで対決しない?」
はい?何故いきなり?
「何となくよ、それじゃ、3時半に神姫センターで」
否定も質問の間もなく走り去ってしまった…。何なんだ一体?
「ところで形人…」
「何だ?」
「あの神姫(こ)…『片羽の妖精』ね」
そうかいお前もそう思ったか
第四話に続く
**第三話「学校」
※ヒカル視点
午前8時00分
「じゃ、学校行くから」
私のマスター『彩聞形人(さいもん けいと)』が言った
「そう言えば形人の学校って、どんな所?ついて行っていい?」
「駄目だ。MMSは持ち込み禁止になってるからな」
「ケチ!」
だって…彼女かなんかいるかどうか気になるもん…
彼女とかがいたら、私……
あ、そうだ!
※形人視点
午後12時15分
あー…腹減った…
早くメシにしよう
そう思い弁当を取り出したところ、違和感を感じた。
「…何か軽いな…?」
よく見ると、弁当箱は普段のものではなく以前使っていたものだった。
「まさか…」
予感的中
一言で言ったら、弁当じゃなくてヒカルが入ってた。
…ってオイ
「……」
「…てへっ♪」
「てへっ♪じゃねぇよ!!」
「彩聞、どうした?大声なんか出して?」
「いや風間(かぜま)何でもないから!弁当開けたら『てへっ♪』って書いた紙だけが入ってただけだから!」
「…そういやお前の母ちゃん、冗談好きだったからな。なるほど」
ああ中学時代からの友よ、勘違いしてくれてありがとう。
「でも矢瀬には気をつけろよ。アイツは神姫嫌いだからな」
う…ばれてる…
「なにしろアイツがMMS禁止を生徒会に訴えた奴だからな」
あーわかってるさ我が友よ
もうメシの事なんてどうでもよくなっていた。
弁当箱を持ったまま、僕は屋上へと走り出していた
「何でついて来たんだよ!」
「……」
「答えろ。じゃないと三日間エスコン禁止にするぞ」
「……だって…だって彼女とか出来たら私の事なんて見なくなるじゃん!」
は?
「私が認めない限り、彼女なんてつくらせないんだから!」
やべ、泣き出しちゃったよ…
「スマン。つーか彼女なんて僕ともっとも縁のないものじゃないか」
「グスッ…ホント?」
「それよか静かにしろ、あの委員長に見つかったら…」
「わたくしがどうかしたかね?」
そこにはヤセ形眼鏡の典型的なヤツがいた。
あ、やべ。
僕は現在、全速力で逃亡中。目下スネーク中である
「ほれ言わんこっちゃない、アイツは神姫に片思いの相手をを取られたから神姫にうらみを持ってんだ」
「あの人男だよ?まさかウホッな人?」
「その通り、ヤラナイカ系の奴だ」
そう、ヤツはホモである。
「そこのダンボール!止まれーっ!」
まずい、見つかった!?
「ダンボールが動いてるんだからあたり前じゃん」
やかましい!
僕はダンボール箱を捨て、再び全速力で走り出した
その直後、誰かにぶつかった
※ヒカル視点
いたぁ~…
形人の胸ポケットに居た私は思い切り床に叩きつけられた
誰かにぶつかったみたい…って女の人!?てゆうか形人!胸触ってるって!
…って相手の胸ポケットに居るのはMMS?(かも)
私は相手がMMSである事を祈り、ハンドサインで返事を送った
(MMSの敵に追われてる!そっちのマスターにこの状況を何とかしてくれる事を頼む)
相手(やっぱりMMSだった)はこちらに気付き、指でOKサインを作った
※形人視点
「あ!…すまん!」
反射的に飛び上がる
しかし地獄への使者はあと3mへと近づいていた!
もう駄目か!?
「あら?こんな所にいたの?、捜したわよ」
は?コノヒトハナゼボクヲサガシテイルノデスカ?
「お!氷男(ひお)先輩、アンタんとこの会員ですか?」
「そうよ。さっきから捜してたけどこんなとこでスネークしてたのね」
そう言って氷男と呼ばれた女生徒はこちらにウインクした
そして声を出さずにこう言った
(わたしはドール愛好会の会長、状況は教えてもらったからわたしに合わせて)
なるほど、胸にMMSが居る。ヒカルが説明したのか
「あーそうなんすよ会長!ちょっと次回検討されてる鬼ゴッコの練習をちょっと…」
「…どうゆう愛好会なんだ…?まあいい。警戒態勢が最近敷かれてるから気をつけるんですよ」
そう言って矢瀬は去っていった。なんとゆう変わり身の早さ…
所詮先輩には弱いとゆうことか。
※ヒカル視点
「すみません、助かりました」
「あら、いいのよ。あの人は裏返しで真面目みたいだから」
「にしちゃあ度が過ぎてるよなぁ…」
「わたしは『氷男聖憐(ひお せいれん)』ドール愛好会とは名ばかりの武装神姫愛好会の会長よ」
神姫愛好会?やっぱりあるんだ
「こっちはラリー、天使型(アーンヴァル)よ」
ラリーと呼ばれた神姫(こ)は無言でこちらに一礼した。てゆーかラリーってまさか…
「あ…僕は彩聞形人と言います。こっちがヒカル」
「よろしくお願いします。氷男さん」
「あら、普通でいいわよ。あとわたしの事はレンでいいわ」
言葉の最初に「あら」がよく付く人だな…
気のせいか形人が彼女に見惚れている…
面白くない…
※形人視点
「それよりも、放課後バトルロンドで対決しない?」
はい?何故いきなり?
「何となくよ、それじゃ、3時半に神姫センターで」
否定も質問の間もなく走り去ってしまった…。何なんだ一体?
「ところで形人…」
「何だ?」
「あの神姫(こ)…『片羽の妖精』ね」
そうかいお前もそう思ったか
第四話に続く
***次回予告
よう、え?だれかって?
そんなこと知ったこっちゃない。
次回「バトルロンド」(N:ラリー)
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