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「「相手の武装が解らないからここはアンジェラスで」」(2008/05/09 (金) 01:07:18) の最新版変更点
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「相手の武装が解らないからここはアンジェラスで」
「ありがとうございます!ご主人様!!」
手の平でおおいに喜ぶアンジェラス。
まぁ喜んでくれるのは嬉しい。
だけど他の三人は少し残念そうな感じだ。
『後で他の奴等と戦うから、その時にな』と言うとパア~と明る表情になる神姫達。
さて、そろそろ対戦するか。
装備…よし!
指示…よし!
ステータス…よし!
アンジェラスを筐体の中に入れ、残りの神姫達は俺の両肩で座ってアンジェラスの観戦をする。
「アンジェラス、頑張れよ!」
「はい!ご主人様!!」
「負けるじゃないよ!一番最初の闘いなんだからな!!」
「お姉さま~頑張って~!」
「アンジェラスさんー!頑張ってください!!」
「うん!」
アンジェラスは元気な笑顔を俺に見せ筐体の中へと入って行く。
気がつくと俺は両手で握り拳をつくっていた。
いつになく俺の心は興奮していたのだ。
何故だろう?
多分、誰かを応援している事によって熱くなっているのかもしれない。
それとアンジェラスに勝ってほしい、という気持ちがある…かもなぁ。
俺は筐体の方に目を移すと中には空中を飛んでいる二人の武装神姫達が居た。
READY?
女性の電気信号の声が鳴り響き、一気に筐体内の中が緊張が走る。
勿論、外に居る俺達もだ。
FIGHT!
闘いの幕があがった。
お互いの距離150メートルからスタートして、まずは二人とも距離を縮め接近する。
アンジェラスは清龍刀を出し右手に持ち、敵のストラーフに斬りかかった。
「せいっ!」
ガキン!
振り下ろされた清龍刀はDTリアユニットplusGA4アームの右のチーグルで受け止められてしまった。
ストラーフはニヤリと笑い、もう片方のチーグルでアンジェラスの右わき腹を攻撃しようとする。
「ハァー!」
「ッ!?」
とっさにアンジェラスは清龍刀を自分から見て右側面に向けた。
自分のわき腹が狙われた事を察知し、清龍刀を盾にする事によりチーグルの攻撃を防ごうとしたのだ…だが。
グワシャンー!
清龍刀とチーグルがぶつかった瞬間、衝撃でアンジェラスは地上に向けて吹っ飛ばされてしまったのだ。
そのまま吹っ飛ばされたアンジェラスは、なんとか体勢を整えようとしたいたが、敵のストラーフはその時間帯も許さない。
何故ならば、シュラム・RvGNDランチャーを構えアンジェラスに狙いを定めていたからだ。
「オチローーーー!!!!」
ストラーフがシュラム・RvGNDランチャーを撃ち、弾がアンジェラスに目掛けて飛んでくる。
俺はこのままヤバイと思い、大声で叫んだ。
「アンジェラス!ポラーシュテルン・FATEシールドを使えー!!」
「あ、はい!」
装備していたリアウイングAAU7の翼に装着させていたポラーシュテルン・FATEシールドを左手に持ち、スキルのステディプロテクションを発動させる。
ボカーン!
ステディプロテクションの発動と同時に弾が当たり、アンジェラスの周りは煙だらけになる。
大丈夫なのであろうか?
煙で何も解らない。
もしかしてステディプロテクションが間に合わなかった!?
いや、それはないはずだ。
あの瞬間、ステディプロテクションの壁に弾が当たる所をこの目でしっかり見たのだから。
「大丈夫かー!?」
ヒューンィーン
俺が叫ぶと、なにやら静かに動く機械音が耳に入った。
まさか、この音は!?
「イッケーーーー!!!!」
アンジェラスの姿は見なくとも声だけで認識できた。
紛れも無くアンジェラスの声だ。
バシューーーーン!!!!
煙の中から一直線の青い光線が飛び出し、ストラーフ目掛けて飛んでいく。
「えぇー、そんなのアリ~!?」
ズバーーーーン!!!!
「アグッ!?」
ストラーフは直撃を回避したものの、DTリアユニットplusGA4アームの左翼部分に命中し、殆どもってイカレタ状態。
これで左翼が無いと同じ、相当なバランス体勢が悪いであろう。
それにしても、やっぱりあの攻撃はアンジェラスだったかぁ。
使った武器はGEモデルLC3レーザーライフル。
準備250硬直300、とても時間を掛けないと撃てない武器だ。
本来ならアンジェラスが撃つ暇が無かったと思うが、煙の中に居たために敵のストラーフが攻撃出来なかった。
それにシュラム・RvGNDランチャーを撃ってから時間が空いてしまった。
その空いた時間を使ってアンジェラスがGEモデルLC3レーザーライフルを使用したのだろう。
「今だ、アンジェラス!」
俺は右手の拳を左手の手の平に打ちつけ、パンッ、と音は鳴る。
アンジェラスは煙の中から勢い良く飛び出し、M4ライトセイバーを取り出す。
ビシューン、という音とともに柄から発する棒状の光の刃が飛び出す。
「決めます!」
アンジェラスが叫び、敵のストラーフに斬りかかった。
ズバズバズバズバズバズバズバー!
M4ライトセイバーのスキル、ジャスティスラッシュが発動し敵のストラーフを斬り刻む。
丁度、10HITした時に敵のストラーフのHPが無くなり力尽き地上に転落していき、ゲーム終了した。
俺の方の筐体に付いてるスピーカーから『WIN』と女性の電気信号の声が鳴り響く。
多分、相手の方では『LOSE』と言われてるだろう。
そりゃそうだ。
勝ちがあれば負けもある。
二つに一つ。
「ご主人様!勝ちましたー!!」
筐体の中で俺の事を見ながら喜ぶアンジェラス。
俺も自分の神姫が勝った事が嬉しくて微笑む。
両肩にいるクリナーレ達も喜びはしゃいでいる。
そうか…。
これが武装神姫の楽しみ方か。
確かに、これは楽しい。
おっと、アンジェラスを筐体から出さないといけないなぁ。
俺は筐体の神姫の出入り口の中に手を突っ込みアンジェラスを待つ。
数秒後、アンジェラスは満面の笑みをこぼしながら俺の右手の手の平に乗った。
「ご主人様、初戦は勝利です!」
「そうだな。よくやった、アンジェラス。これはご褒美だ」
「…あ」
俺の右手の手の平に乗ってるアンジェラスの頭を左手の人差し指の腹の部分で撫でる。
本来なら手の平全体で撫でてあげたい所だが、彼女達の身体は15cmの大きさだ。
だから人差し指の腹の部分で優しく撫でる。
「気持ち良いです。ご主人様…」
頬を桃色に染めながら照れるアンジェラス。
可愛い奴だ。
「あー!いいなぁ~アンジェラスの奴~。よし!!次の試合はボクが出る!!!」
「ダーリンのご褒美を貰うために頑張らないといけませんわね」
「あの…私の闘い最後でもいいので…もし勝ったら、お兄ちゃんのご褒美くれますか?」
両肩で何やらアンジェラスに嫉妬しているように見える三人の神姫達。
そんなにご褒美が欲しいのか?
まぁ今日はトーブン、ここにいるから一応全員戦わせてやるか。
俺はアンジェラスの頭を撫でるの止めて離すと。
「…え?もう、お終いですか………」
とても名残惜しそうに切ない顔で俺の事を上目づかいで見てくる。
う!?
可愛い過ぎてもっと撫でてあげたくなるシチュエーションだ。
だがもし、ここでまた再びアンジェラスの頭を撫でると両肩に乗っている三人に何されるか解らないので撫で撫ではお預け。
アンジェラスを右手から右肩に移動させ、俺は次の筐体に向かった。
闘いはまだ始まったばかりだ。
「さぁ行くぞ!これからは俺達のバトルロンドの幕開けだー!!」
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「相手の武装が解らないからここはアンジェラスで」
「ありがとうございます!ご主人様!!」
手の平でおおいに喜ぶアンジェラス。
まぁ喜んでくれるのは嬉しい。
だけど他の三人は少し残念そうな感じだ。
『後で他の奴等と戦うから、その時にな』と言うとパア~と明るい表情になる神姫達。
さて、そろそろ対戦するか。
装備…よし!
指示…よし!
ステータス…よし!
アンジェラスを筐体の中に入れ、残りの神姫達は俺の両肩で座ってアンジェラスの観戦をする。
「アンジェラス、頑張れよ!」
「はい!ご主人様!!」
「負けるんじゃないよ!一番最初の闘いなんだからな!!」
「お姉さま~頑張って~!」
「アンジェラスさんー!頑張ってください!!」
「うん!」
アンジェラスは元気な笑顔を俺に見せ、筐体の中へと入って行く。
そんな時だった。
気がつくと俺は両手で握り拳をつくっていたのだ。
いつになく俺の心は興奮している。
何故だろう?
多分、誰かを応援している事によって熱くなっているのかもしれない。
それとアンジェラスに勝ってほしい、という気持ちがある…かもなぁ。
俺は筐体の方に目を移すと中には空中を飛んでいる二人の武装神姫達が居た。
READY?
女性の電気信号の声が鳴り響き、一気に筐体内の中に緊張が走る。
勿論、外に居る俺達もだ。
FIGHT!
闘いの幕があがった。
お互いの距離150メートルからスタートして、まずは二人とも距離を縮め接近する。
アンジェラスは清龍刀を出し右手に持ち、敵のストラーフに斬りかかった。
「せいっ!」
ガキン!
振り下ろされた清龍刀はDTリアユニットplusGA4アームの右のチーグルで受け止められてしまった。
敵のストラーフはニヤリと笑い、もう片方のチーグルでアンジェラスの右わき腹を攻撃しようとする。
「ハァー!」
「ッ!?」
とっさにアンジェラスは清龍刀を自分から見て右側面に向けた。
自分のわき腹が狙われた事を察知し、清龍刀を盾にする事によりチーグルの攻撃を防ごうとしたのだ…だが。
グワシャンー!
清龍刀とチーグルがぶつかった瞬間、衝撃でアンジェラスは地上に向けて吹っ飛ばされてしまったのだ。
そのまま吹っ飛ばされたアンジェラスは、なんとか体勢を整えようとしたいたが、敵のストラーフはその時間帯も許さない。
何故ならば、シュラム・RvGNDランチャーを構えアンジェラスに狙いを定めていたからだ。
「オチローーーー!!!!」
ストラーフがシュラム・RvGNDランチャーを撃ち、弾がアンジェラスに目掛けて飛んでくる。
俺はこのままヤバイと思い、大声で叫んだ。
「アンジェラス!ポラーシュテルン・FATEシールドを使えー!!」
「あ、はい!」
装備していたリアウイングAAU7の翼に装着させていたポラーシュテルン・FATEシールドを左手に持ち、スキルのステディプロテクションを発動させる。
ボカーン!
ステディプロテクションの発動と同時に弾が当たり、アンジェラスの周りは煙だらけになる。
大丈夫なのだろうか?
煙で何も解らない。
もしかしてステディプロテクションが間に合わなかった!?
いや、それはないはずだ。
あの瞬間、ステディプロテクションの壁に弾が当たる所をこの目でしっかり見たのだから。
「大丈夫かー!?」
ヒューンィーン
俺が叫ぶと、なにやら静かに動く機械音が耳に入った。
まさか、この音は!?
「イッケーーーー!!!!」
アンジェラスの姿は見なくとも声だけで認識できた。
紛れも無くアンジェラスの声だ。
バシューーーーン!!!!
煙の中から一直線の青い光線が飛び出し、ストラーフ目掛けて飛んでいく。
「えぇー、そんなのアリ~!?」
ズバーーーーン!!!!
「アグッ!?」
ストラーフは直撃を回避したものの、DTリアユニットplusGA4アームの左翼部分に命中し、殆どもってイカレタ状態。
これで左翼が無いと同じ、相当なバランス体勢が悪くなちまったに違いない。
それにしても、やっぱりあの攻撃はアンジェラスだったかぁ。
使った武器はGEモデルLC3レーザーライフル。
準備250硬直300、とても時間を掛けないと撃てない武器だ。
本来ならアンジェラスが撃つ暇が無かったと思うが、煙の中に居たために敵のストラーフが攻撃出来なかった。
それにシュラム・RvGNDランチャーを撃った反動で時間が空いてしまった。
その空いた時間を使ってアンジェラスがGEモデルLC3レーザーライフルを使用したのだろう。
「今だ、アンジェラス!」
俺は右手の拳を左手の手の平に打ちつけ、パンッ、と音を鳴らせる。
アンジェラスは煙の中から勢い良く飛び出し、M4ライトセイバーを取り出す。
ビシューン、という音とともに柄から発する棒状の光の刃が飛び出す。
「決めます!」
アンジェラスが叫び、敵のストラーフに斬りかかった。
ズバズバズバズバズバズバズバー!
M4ライトセイバーのスキル、ジャスティスラッシュが発動し敵のストラーフを斬り刻む。
丁度、10HITした時に敵のストラーフのHPが無くなり力尽き地上に転落していき、ゲーム終了。
俺の方の筐体に付いてるスピーカーから『WIN』と女性の電気信号の声が鳴り響く。
多分、相手の方では『LOSE』と言われてるだろう。
そりゃそうだ。
勝ちがあれば負けもある。
二つに一つ。
「ご主人様!勝ちましたー!!」
筐体の中で俺の事を見ながら喜ぶアンジェラス。
俺も自分の神姫が勝った事が嬉しくて微笑む。
両肩にいるクリナーレ達も喜びはしゃいでいる。
そうか…。
これが武装神姫の楽しみ方か。
確かにこれは楽しい。
おっと、アンジェラスを筐体から出さないといけないなぁ。
俺は筐体の神姫の出入り口の中に手を突っ込みアンジェラスを待つ。
数秒後、アンジェラスは満面の笑みをこぼしながら俺の右手の手の平に乗った。
「ご主人様、初戦は勝利です!」
「そうだな。よくやった、アンジェラス。これはご褒美だ」
「…あっ」
俺の右手の手の平に乗ってるアンジェラスの頭を左手の人差し指の腹の部分で撫でる。
本来なら手の平全体で撫でてあげたい所だが、彼女達の身体は15cmの大きさだ。
頭の大きさも小さいため撫でるのは難しい。
だから人差し指の腹の部分で優しく撫でる。
「気持ち良いです。ご主人様…」
頬を桃色に染めながら照れるアンジェラス。
可愛い奴だ。
「あー!いいなぁ~アンジェラスの奴~。よし!!次の試合はボクが出る!!!」
「ダーリンのご褒美を貰うために頑張らないといけませんわね」
「あの…私のバトルは最後でもいいので…もし勝ったら、お兄ちゃんのご褒美くれますか?」
両肩で何やらアンジェラスに嫉妬しているように見える三人の神姫達。
そんなにご褒美が欲しいのか?
まぁ今日はトーブン、ここにいるつもりだから一応全員バトルさせてやるか。
俺はアンジェラスの頭を撫でるの止めて離すと。
「…え?もう、お終いですか………」
とても名残惜しそうに切ない顔で俺の事を上目づかいで見てくる。
うっ!?
可愛い過ぎてもっと撫でてあげたくなるシチュエーションだ。
だがもし、ここでまた再びアンジェラスの頭を撫でると両肩に乗っている三人に何されるか解らないので撫で撫ではお預け。
アンジェラスを右手から右肩に移動させ、俺は次の筐体に向かった。
闘いはまだ始まったばかりだ。
「さぁ行くぞ!俺達のバトルロンドの幕開けだー!!」
こうして俺達のバトルロンドがスタートした。
そしてこの日からアンジェラスの二つ名が出来た。
名は『全てを束ねる者』…。
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