いすのろご。

今まで少なかったので、製作例をちょっと書いてみる…

さて、別のページではテクスチャの描くポイントなどを書いていきましたが、実際に例を出して書いてみたいと思います。
さまざまな例があると思いますが、今回は国鉄特急車両に付いていた「JNRマーク」を例に書いていきます。

JNRマークを描くとなったら、どういう風なイメージをしていくでしょうか。


テクスチャとしてこのまま描いてしまうと、シールを貼りつけた感じですよね。
これを「シール」から「金属パネル」にするためには、イメージできるのは例えばこんな感じでしょうか。
こうやってイメージをしながら、すこしづつ手を加えていくと下のような感じになっていくわけです。


上から1番目:通常の状態
上から2番目:「JNR」の下に影を追加。文字部分を選択し、境界をぼかして黒に塗りつぶし。レイヤーをロゴの下に貼りつけ。
上から3番目:ロゴを選択状態から、上部を白+スクリーンで、下部を黒+乗算でレイヤー貼りつけ。透明度調節を忘れずに。
上から4番目:水色を文字にレイヤーで乗算で薄く塗りつぶし、また筆ツールで適当にまだらを水色で描いてまた乗算。最後に明るさなどを微調整。

こんな感じでしょうか。
最後の工程は+αで良く見えるようにしましたが、上から3番目でもかなり良い感じですよね。
こうやってちょっと手を加えるだけで一気にテクスチャが進化をする訳です。

上で描いたように、「こうなるだろう」というのを実現するだけで、ここまでレベルアップできる訳です。
もちろんペイントソフトをフル活用することもポイントですが、完成した時のイメージをするのも大事です。
地味に実際のモノを観察していると、完成時のイメージがし易いかと思います。

  • ステンレス表現について
多くの方が既に書いていますが、ステンレス(金属)というのはただグレースケール(白黒)じゃありません。
若干の色があります。だって、金属のものを写真で撮っても、グレースケールになんかなってないですもんね?
私も最近まで単調なグレースケールだった(~E217系)ので、かなり違和感があったかと思います。大反省。


さて、ここでワンポイントテクニック。
ただグレーに青みを加えただけじゃ、「ちょっと青くなったグレー」なんですよね。
もちろんそれだけでも少しは見た目UPですが、ここでもうちょっと手間を加えると面白い事になります。
先ほどのロゴでも水色でまだらを描きましたが、同じように表面にまだらを描き、スクリーン処理で明るくします。
即ち明るくなった部分は「ハイライト」になるわけで、逆に暗くなる影があった方が実感的になりますよね?
なので先ほどの「まだら」に対して光があたらなさそうな場所を考えて、影を描き加えてゆきます。
このとき、青に対峙するような赤系に色を使うと、視覚的によりハイコントラストにみえて印象UPです。
赤といえば金属では「錆・劣化」を意味します。使用感も出ていい感じになる…と思いませんか?
SSは189系の、やりすぎて超ベコベコになったドア(笑)


ところで、E231系では同じステンレスでも仕上げで異なる表面を再現してみましたが、なんだかやっつけ感がありますよね・・・
実際にドア脇などのフレームと幕板・腰部のヘアライン仕上げ部分は反射でキラキラなのですが、ポリゴン分割ではこんなになっちゃいました。
この方法を使う場合には、貼り重ね用のテクスチャを別に用意して、必要個所以外の完全透過と反射のしすぎを抑える半透過をさせる必要がありそう。
ただあまり拘りすぎても返って浮いちゃうと思うので、テクスチャの頑張りと素材の変化程度で大人しくさせるのが一番みたいです。

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