ファイルパスとは読み込みなどの対象となるファイルの位置を示す文字列の事です。
使用する文字
「ディレクトリ」と「フォルダ」はWindows上では同義と考えて問題ありません。
半角の「/」と「¥」は同じ文字として使われます。環境によっては「¥」が半角の「\」で表示される場合もあります。
ファイル名の文字の大小も無視されますが、文字の全角と半角は区別されるので注意が必要です。
半角の「/」と「¥」は同じ文字として使われます。環境によっては「¥」が半角の「\」で表示される場合もあります。
ファイル名の文字の大小も無視されますが、文字の全角と半角は区別されるので注意が必要です。
区切り文字
- ドライブ「:/」「:¥」
- ドライブ文字:/ 「c:/」 「c:¥」
- ディレクトリまたはファイル「/」「¥」
- 「c:/Directory/file」「c:¥Directory¥file」
拡張子
拡張子とは、Windowsにおいてファイルの種類を識別するための文字列です。拡張子が無いファイルも存在します。
一般的なテキストファイルでは、ファイル名の最後に「.txt」と付けられ、ドットより後の文字が拡張子となります。
Windowsのデフォルト環境では、拡張子の表示がOFFになっている場合がほとんどです。
RailSimIIなどでファイルパスを指定する場合は、拡張子まで記述する必要があります。
拡張子がすぐに分かるように、以下の手順で表示するように変更します。
一般的なテキストファイルでは、ファイル名の最後に「.txt」と付けられ、ドットより後の文字が拡張子となります。
Windowsのデフォルト環境では、拡張子の表示がOFFになっている場合がほとんどです。
RailSimIIなどでファイルパスを指定する場合は、拡張子まで記述する必要があります。
拡張子がすぐに分かるように、以下の手順で表示するように変更します。
- 「Windows」+「R」キーを押すか、スタートメニューから「ファイル名を指定して」実行を開く
- 「名前」に「control FOLDERS」と入力してOKボタンを押す
- 「フォルダオプション」ウィンドウが開いたら、上のタブを「表示」に切り替える
- 「詳細設定」の中をスクロールし、下にある「登録されている拡張子は表示しない」のチェックをはずす
- OKボタンを押すとすべての拡張子が表示される
絶対パスと相対パス
絶対パス
絶対パスとはドライブ名から始まるファイル位置を示します。
c:/RailSim2/Train/111系/texture.bmp
相対パス
相対パスとは、参照をしようとするプログラムやファイル(RS2では定義ファイルの位置)からの位置を示します。
定義ファイル「Train2.txt」が「c:/RailSim2/Train/000系/」の中にあり、「c:/RailSim2/Train/111系/texture.bmp」を参照する場合は以下のようになります。
定義ファイル「Train2.txt」が「c:/RailSim2/Train/000系/」の中にあり、「c:/RailSim2/Train/111系/texture.bmp」を参照する場合は以下のようになります。
../111系/texture.bmp
参照しようとしている「Train2.txt」は「000系」ディレクトリにありますが、「texture.bmpは」
ひとつ上の
「111系」の中にあります。
「../」と付くのは、「ひとつ上のディレクトリ」という意味です。2つ上なら先頭に「../../」と付けます。
「../」と付くのは、「ひとつ上のディレクトリ」という意味です。2つ上なら先頭に「../../」と付けます。
ちなみに「./」とつけると「現在のディレクトリ」を示しますが、省略しても問題ありません。
使ってはいけない絶対パス
「使うな」というほど厳しくもありませんが、自分以外も使うファイルにはできる限り相対パスを用いましょう。
添付ファイル