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緋色の風が吹く

光は虹を放つと共に 大地の色を塗る

黒い影を一つ、また一つと丁寧に塗りつぶして真っ白な霧に包まれる。

柔らかな綿毛に光を通す蔦のカーテン

暗闇にもがく私を優しく絡めとる、笑顔。

そのどれもに私は恐れをなし蜷局を蒔くようにひっそりと息を飲む

、、、それは時であって時で無い。

まるで1人きり。この世界のたった1人の傍観者であるかのような笑みが

ふっ、とこぼれ落ちる。



その動きに導かれるように小さな声が反射し、連鎖を作り

一つの大きな手のひらが 溢れ出たものをしっかりと受け止める。

指の間から小さな虹がほんの少し覗く

僕らはそれを珍しいお菓子のように嘗めあうのだ

風は、

飴色の舌を持って君の元へ吹く

2005/07/14 words=Ree.