第⑨話 七色の人形遣い


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「な…何よその体!?」

プロトの体は鎧のようなもので覆われ、全長が約3m程になっていた


「この姿はテッカマンと呼ばれる者たちの鎧でな、さしずめ今の俺はテッカマンプロトってとこか」
「そ、そんなもの私の上海で…」
「言っておくがテッカマンの鎧は反応弾にも耐えるほどだ、お前の力じゃ破壊できん。それと速度も上がるからな」

「(さて…このハッタリがいつまで通用するかが問題だ、このまま逃げてくれるのが最良なんだがな…)」

「そ…そんなこと、やってみなくちゃ分からないじゃない!」


またもやアリスの人形が光りだす、あれを直に食らったら鎧が壊れるどころか自身も危ない


「くっそ…レーザーなんてずりぃぞ…」
「あら、何で避けるの?反応弾とやらにも耐えれるんじゃなくて?」
「損傷を最小限に抑えるのは鉄則だろ?」
「ふーん…それじゃズタボロになるまで痛めつけてあげるわね」


アリスは休むことなく人形爆弾を投げつけてくる、当たりはしなかったがこのまま避け続けるだけでは埒が明かない

「守ったら負ける…突撃するしか!」

鎧が姿を変えた、ラインが流線型に近付く


「これが!俺の!初スペル!!『貫通 破壊侵入』だぁぁぁぁッッ!!!」


流線型になったボディがアリスめがけ凄まじい速度で接近する


「喰らえぇぇい!!」
「そんな単調な攻撃、かわすまでもないわ」


攻撃はアリスの目の前に築かれた人形の壁に受け止められた


「くそっ…」
「今度はこちらの番ね、これで終わりにしてあげる」
「なっ…!?」


気がつくと周りが人形で囲まれている、そのすべてが鉤爪のような物を装備していた


「さぁ踊り狂いなさい!」


一斉に人形が襲い掛かる


「くそっ、避けきれるわけがねぇ…!!」
「中々耐えるじゃない、でも死角からは避けられないわよね?」

「!!しまっ…」


後ろからの人形の攻撃を間一髪でかわす、かわしはしたが…


「ほらやっぱりね、ただの鉛じゃない」
「それがどうした!まだ傷一つついちゃいないぜ!」
「そうね、それじゃこんがりウェルダンにしてあげましょうかしら」


人形がプロトの四肢を掴み、そのまま磔のような体勢で固定される

「は、離せ!!」
「大丈夫、きちんと中まで火を通してあげるから」
「くそっ!くそぉっ!!」


三度人形に光が集まり、溢れ、光の筋が人形もろともプロトを飲み込む

「こんちくしょぉぉぉぉぉ!!!」




「これで終ったわね、魔理沙に手を出すから…」
「う…ゴフッ…」
「!?」

砂煙の中に磔にされた人影から声が漏れる


「まだ生きてたの?しぶといわね」
「喰らう直前に鉄を展開した…こうして血反吐吐くだけで済んだぜ…」
「でも次は防げないでしょう?」
「な…」


ザッ


「!?」

「ま、魔理沙!?」

「やりすぎだ、アリス」
「魔理沙どいて!そいつ殺せない!!」
「殺させないためにここにいるんだ、アリス」
「どうして!?どうしてそんな女を庇うのよ!!」
「ごたごた言ってないでさっさとプロトを開放して帰れ、でないと私が力づくでお前をここから叩き出す」
「わ…わかったわよ!」

人形の力が緩み、床に投げ出される

「…今度詳しい理由を聞かせてもらうからね」
「お前にはもう何も話すことはないぜ」

「ッハァ、ハァ…」
「大丈夫か?すまないな、あいつの誤解を解くためにアレを持ってこようと思ったのが…まさかこんなことになってるなんて」
「魔理沙…、いや、謝るのは俺の方だ。俺に力があればこんなことにはならずに…ッ…ァ」
「喋るな、部屋に運ぶからじっとしてろ」
「う…うん…」








真の主人公は魔理沙じゃなかろうか
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