第四回 仕事説明

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現校舎の東にある森 その奥のさらに奥に、旧校舎がある 「って言うかどんだけ広いんだようちの学校…」 部屋を抜け出した俺は、ぶつくさと文句を言いながら森を歩いていた 普通なら暗くてとても進めないが、どうやらこの箱には懐中電灯の機能もあるようだ …一体どんな構造になってるのだろう 流石にご都合主義としか言いようが… 「っと、ここか…肝試しにはうってつけだな」 古びたコンクリート しかし倒れていないあたり、手入れはされているようだ 「ここの屋上って言ってたが…何をするつもりなんだ先輩は」 多少の心配を感じながら階段を上り、屋上に続くドアを開けると二人の人影 夏紀先輩と…あれは同学年の… 「あ、来た来た。今から戦闘の説明するわねー」 そうだ、やっと先輩から説明を…戦闘? 「え、戦闘って、え、唐突過ぎません?」 「まぁまぁ、今回は説明だけで彼にやってもらうのを見るだけだから」 横にいたのは同学年の「野々山 翔児(ののやま しょうじ)」 いつも鼻の頭に絆創膏を貼っている、これまた昔の漫画に居そうなヤンチャ坊主である …多分 「とりあえず、分かりやすいように三行で説明するわ。1つ、能力で 2つ、出てきた敵を 3つ、滅する!」 「突っ込みどころは多々ありますが、随分単純にまとめましたね。特に1番が気になりますけど。」 「簡単でしょう?とりあえず見てもらえば話は早いと思うわ」 そう言って、懐から野球ボール大の黒い玉を取り出す それを軽く放り投げ、床に着地した途端に泥の様なものが広がる するとその泥がうねうねと形を変え、大きく歪な人型になった 「ななな、なんすかこれー!!」 「私が作った練習用人形よ、死ぬことは無いから安心していいわ」 「し、死なないって言っても野々山大丈夫なんですか!?」 「まぁ、大丈夫でしょう。野々山君、そいつを倒すのが今回の課題よー」 「…ういっス、了解っス」 野々山がポケットから何か取り出す、歯車…? 彼がそれを手の甲に当てると、大量のモーター音と共に歯車から様々な機械が飛び出す それが止むと、出現した機械が手足を成し、丁度胴の部分に野々山が収まった 『システム、戦闘モードへ変更 対象認識、距離24 体表の硬度を確認 マスター、武器の変更を推奨します』 「だぁぁ!分かってるっての!!毎度うるせぇなお前!!」 『失礼しました、コアのサーチに入ります』 何だあれ…アレが「能力」って奴なのか…?

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