第⑨話 七色の人形遣い

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第⑨話 七色の人形遣い」(2010/01/19 (火) 22:38:34) の最新版変更点

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「な…何よその体!?」 プロトの体は鎧のようなもので覆われ、全長が約3m程になっていた 「この姿はテッカマンと呼ばれる者たちの鎧でな、さしずめ今の俺はテッカマンプロトってとこか」 「そ、そんなもの私の上海で…」 「言っておくがテッカマンの鎧は反応弾にも耐えるほどだ、お前の力じゃ破壊できん。それと速度も上がるからな」 「(さて…このハッタリがいつまで通用するかが問題だ、このまま逃げてくれるのが最良なんだがな…)」 「そ…そんなこと、やってみなくちゃ分からないじゃない!」 またもやアリスの人形が光りだす、あれを直に食らったら鎧が壊れるどころか自身も危ない 「くっそ…レーザーなんてずりぃぞ…」 「あら、何で避けるの?反応弾とやらにも耐えれるんじゃなくて?」 「損傷を最小限に抑えるのは鉄則だろ?」 「ふーん…それじゃズタボロになるまで痛めつけてあげるわね」 アリスは休むことなく人形爆弾を投げつけてくる、当たりはしなかったがこのまま避け続けるだけでは埒が明かない 「守ったら負ける…突撃するしか!」 鎧が姿を変えた、ラインが流線型に近付く 「これが!俺の!初スペル!!『貫通 破壊侵入』だぁぁぁぁッッ!!!」 流線型になったボディがアリスめがけ凄まじい速度で接近する 「喰らえぇぇい!!」 「そんな単調な攻撃、かわすまでもないわ」 攻撃はアリスの目の前に築かれた人形の壁に受け止められた 「くそっ…」 「今度はこちらの番ね、これで終わりにしてあげる」 「なっ…!?」 気がつくと周りが人形で囲まれている、そのすべてが鉤爪のような物を装備していた 「さぁ踊り狂いなさい!」 一斉に人形が襲い掛かる 「くそっ、避けきれるわけがねぇ…!!」 「中々耐えるじゃない、でも死角からは避けられないわよね?」 「!!しまっ…」 後ろからの人形の攻撃を間一髪でかわす、かわしはしたが… 「ほらやっぱりね、ただの鉛じゃない」 「それがどうした!まだ傷一つついちゃいないぜ!」 「そうね、それじゃこんがりウェルダンにしてあげましょうかしら」 人形がプロトの四肢を掴み、そのまま磔のような体勢で固定される 「は、離せ!!」 「大丈夫、きちんと中まで火を通してあげるから」 「くそっ!くそぉっ!!」 三度人形に光が集まり、溢れ、光の筋が人形もろともプロトを飲み込む 「こんちくしょぉぉぉぉぉ!!!」 … 「これで終ったわね、魔理沙に手を出すから…」 「う…ゴフッ…」 「!?」 砂煙の中に磔にされた人影から声が漏れる 「まだ生きてたの?しぶといわね」 「喰らう直前に鉄を展開した…こうして血反吐吐くだけで済んだぜ…」 「でも次は防げないでしょう?」 「な…」 ザッ 「!?」 「ま、魔理沙!?」 「やりすぎだ、アリス」 「魔理沙どいて!そいつ殺せない!!」 「殺させないためにここにいるんだ、アリス」 「どうして!?どうしてそんな女を庇うのよ!!」 「ごたごた言ってないでさっさとプロトを開放して帰れ、出ないと私が力づくでお前をここから叩き出す」 「わ…わかったわよ!」 人形の力が緩み、床に投げ出される 「…今度詳しい理由を聞かせてもらうからね」 「お前にはもう何も話すことはないぜ」 「ッハァ、ハァ…」 「大丈夫か?すまないな、あいつの誤解を解くためにアレを持ってこようと思ったのが…まさかこんなことになってるなんて」 「魔理沙…、いや、謝るのは俺の方だ。俺に力があればこんなことにはならずに…ッ…ァ」 「喋るな、部屋に運ぶからじっとしてろ」 「う…うん…」 ---- 真の主人公は魔理沙じゃなかろうか #comment
「な…何よその体!?」 プロトの体は鎧のようなもので覆われ、全長が約3m程になっていた 「この姿はテッカマンと呼ばれる者たちの鎧でな、さしずめ今の俺はテッカマンプロトってとこか」 「そ、そんなもの私の上海で…」 「言っておくがテッカマンの鎧は反応弾にも耐えるほどだ、お前の力じゃ破壊できん。それと速度も上がるからな」 「(さて…このハッタリがいつまで通用するかが問題だ、このまま逃げてくれるのが最良なんだがな…)」 「そ…そんなこと、やってみなくちゃ分からないじゃない!」 またもやアリスの人形が光りだす、あれを直に食らったら鎧が壊れるどころか自身も危ない 「くっそ…レーザーなんてずりぃぞ…」 「あら、何で避けるの?反応弾とやらにも耐えれるんじゃなくて?」 「損傷を最小限に抑えるのは鉄則だろ?」 「ふーん…それじゃズタボロになるまで痛めつけてあげるわね」 アリスは休むことなく人形爆弾を投げつけてくる、当たりはしなかったがこのまま避け続けるだけでは埒が明かない 「守ったら負ける…突撃するしか!」 鎧が姿を変えた、ラインが流線型に近付く 「これが!俺の!初スペル!!『貫通 破壊侵入』だぁぁぁぁッッ!!!」 流線型になったボディがアリスめがけ凄まじい速度で接近する 「喰らえぇぇい!!」 「そんな単調な攻撃、かわすまでもないわ」 攻撃はアリスの目の前に築かれた人形の壁に受け止められた 「くそっ…」 「今度はこちらの番ね、これで終わりにしてあげる」 「なっ…!?」 気がつくと周りが人形で囲まれている、そのすべてが鉤爪のような物を装備していた 「さぁ踊り狂いなさい!」 一斉に人形が襲い掛かる 「くそっ、避けきれるわけがねぇ…!!」 「中々耐えるじゃない、でも死角からは避けられないわよね?」 「!!しまっ…」 後ろからの人形の攻撃を間一髪でかわす、かわしはしたが… 「ほらやっぱりね、ただの鉛じゃない」 「それがどうした!まだ傷一つついちゃいないぜ!」 「そうね、それじゃこんがりウェルダンにしてあげましょうかしら」 人形がプロトの四肢を掴み、そのまま磔のような体勢で固定される 「は、離せ!!」 「大丈夫、きちんと中まで火を通してあげるから」 「くそっ!くそぉっ!!」 三度人形に光が集まり、溢れ、光の筋が人形もろともプロトを飲み込む 「こんちくしょぉぉぉぉぉ!!!」 … 「これで終ったわね、魔理沙に手を出すから…」 「う…ゴフッ…」 「!?」 砂煙の中に磔にされた人影から声が漏れる 「まだ生きてたの?しぶといわね」 「喰らう直前に鉄を展開した…こうして血反吐吐くだけで済んだぜ…」 「でも次は防げないでしょう?」 「な…」 ザッ 「!?」 「ま、魔理沙!?」 「やりすぎだ、アリス」 「魔理沙どいて!そいつ殺せない!!」 「殺させないためにここにいるんだ、アリス」 「どうして!?どうしてそんな女を庇うのよ!!」 「ごたごた言ってないでさっさとプロトを開放して帰れ、でないと私が力づくでお前をここから叩き出す」 「わ…わかったわよ!」 人形の力が緩み、床に投げ出される 「…今度詳しい理由を聞かせてもらうからね」 「お前にはもう何も話すことはないぜ」 「ッハァ、ハァ…」 「大丈夫か?すまないな、あいつの誤解を解くためにアレを持ってこようと思ったのが…まさかこんなことになってるなんて」 「魔理沙…、いや、謝るのは俺の方だ。俺に力があればこんなことにはならずに…ッ…ァ」 「喋るな、部屋に運ぶからじっとしてろ」 「う…うん…」 ---- 真の主人公は魔理沙じゃなかろうか #comment

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