アルバムを全曲レビューするスレ 06-07

146 名前:町 ◆nlKHdpWPdE [] 投稿日:2006/11/28(火) 15:44:34 ID:8n35wat6
REPLACEMENTS 【PLEASED TO MEET ME】(1987 米)総評★★★★

1.I.O.U. ★★☆
現ガンズ&ローゼスのクリス(解雇されてなければだけど…)のタイトなリズムに導かれてアルバムはこの力強いロックンロールで幕を開けます。
スネアの音に多少時代を感じますが、まぁ目をつぶれる範囲。1曲目としては弱いかな。やや平淡な印象。
2.ALEX CHILTON ★★★★★
彼らの憧れであり共演も果たした元ビッグスターのアレックスチルトンの名をそのまま冠した名曲。頭のてっぺんから尻尾の先まで切なさの固まり。インディーギターロック好きは全員聴くように。
3.I DON'T KNOW ★★☆
ブラスを配したハードロック。やる気ないコーラスがパンクバンド ALLのふざけた曲に似ている。
4.NIGHTCLUB JITTERS ★★★☆
この曲地味だけどいいです。ジャージーな小品。そういえば、さっき挙げたALLもこういう曲たまにやるなぁ。俺は好きだよ。
5.THE LEDGE ★★★★
2曲目に雰囲気の似た、これぞマッツ節って佳曲。サビに絡むギターのなんて青臭いこと。
6.NEVER MIND ★★☆
一変、明るい雰囲気の善くも悪くもアメリカンロック。R.E.Mの後継者と言われてたのが解る気がする。
7.VALENTINE ★★★
こちらも明るい感じの軽めの曲。独自の歌メロにマッツ節が強く感じられる。その辺はモダンラバーズに通じるところがあるね。楽しく聴けるし悪くない。やや展開がぎこちないけどご愛敬。
8.SHOOTING DIRTY POOL ★★
1や3曲目に似た腰の座ったズ太いロックンロール。
9.RED RED WINE ★★★☆
多少パンク時代を思わせるテンポのいいナンバー。サビのコーラスも含めいい塩梅。
10.SKY WAY ★★★
アコギによる弾き語り。アルバムの素敵なアクセント。
11.CAN'T HARDLY WAIT ★★★★☆
アレックスチルトン参加の感動的なラストナンバー。反復する拙い単音ギターのリフレインがいつまでも耳から離れない。
最終更新:2007年03月10日 01:15