**☆ アルバムを全曲レビューするスレ ☆ 104 :荻野目洋子萌え :sage(ry):2005/09/26(月) 00:36:59 (p)ID:SAxEfyei(5) Bon Jovi 「Have a Nice Day」 2005/09/14リリース <★2点 ☆1点> 01.[ Have a Nice Day ]★★★★★:洋楽バンドで23年ぶりのオリコンシングルTOP10入りしたシングル。 過去の名曲に比べると落ちるけど、ノリが良くて聴きやすい。 中毒性もあるしボンジョビらしいシングル曲。 悪く言えばクラッシュ収録の「イッツ・マイ・ライフ」の焼き直し。 02.[ I Want To Be Loved ]★★★☆ :↑からの流れをしっかりと受けとめることができる曲。 ACAC間奏CとBメロがなくあっさりとした構成で早めにCサビに 繋げて、聴き手を飽きさせない。4分にも満たない小作品で しっかりと3曲目につなげている。 03.[ Welcome To Wherever ]★★★★ :一転アコギで静かに始まりBメロで整えてCサビへ。 You Are サビは、ワムの「ラスト・クリスマス」そのものだが、ボンジョビ色 にうまく染めている。 04.[ Who Says You Can't ]★★★★ :バングルズの「マニックマンデイ」のようなイントロから始まり80年代の Go Home 女性ロックバンドみたいな爽やかな曲。 ギターの音色が80年代を彷彿とさせる。 ────────────────(中盤)─────────────────── 106 :2 :sage(ry) :2005/09/26(月) 00:38:36 (p)ID:SAxEfyei(5) 05.[ Last Man Standing ]★★★☆ :疾走感あふれるアップテンポで、アルバムの流れを変える曲。 シンプルでボンジョビ特有の甘さが無いのでサラっとしていて 聴きやすい。 小林武史がいたら、このAメロをもっとかっこよくしてくれるだろう。 06.[ Bells Of Freedom ]★★★★ :ジョンレノンの「Happy Xmas」と同じギターのストロークで 独特のリズムを持ったバラード。 このアルバムではスロウバラードとしての勝負曲だろう。 Cサビのメロディに新鮮味が感じられないので8点どまりで。 07.[ Wildflower ]★★★☆ :開放感溢れるアメリカのロックバンドらしいミドルナンバー 大したメロディではないけど、アメリカ人には人気がありそう。 08.[ Last Cigarette ]★★★☆ :アブリルが歌いそうなノリノリの曲で、「ワイルドインザストリート」 に近いかな。それにしてもCサビの美しさ、コーラスワークは見事で Dメロの位置に、Cサビのコーラスだけもってきたりして聴き手に 飽きさせないように随分丁寧に作ってるな~って感じる。 ────────────────(後半)──────────────────── 107 :3 :sage(ry) :2005/09/26(月) 00:39:50 (p)ID:SAxEfyei(5) 09.[ I Am ]★★★★☆:このアルバムのクライマックス。 ハードロックバンドらしい力強い曲で、AメロからCサビまでパワーで 押しまくってたロックバラード。 最近は政治活動にも忙しいみたいだけど、このタイトルからしても 自分の立場をはっきりして、自分の存在を主張することの大切さを 歌ってるのでしょう。 こういうタイトル見ると、英語圏だったらな~、ロン・セクスミスとか 絶対いいんだろうな~とかいろいろ嫉妬しちゃう。 10.[ Complicated ]★★★★ :アヴリルのも同名の曲があったが、アブリルが歌っても なんの違和感もない。Aメロからノリノリで、そのテンションが Cサビまで持続しちゃうのがボンジョビの凄いところ。 この1曲を聴くだけでもボンジョビ絶好調だな~って思う。 曲作りに迷いが感じられない。(8曲目と似てるかも) 11.[ Novocaine .]★★★★ :この曲も↑同様勢いのある曲だが、ちゃんと色のある作品。 乱高下する流れるようなAメロに、合いの手のようにリッチーサンボラ がからみCサビではジョンとリッチーかけあいになっていて、 どちらのメロディも素晴らしい。 最初から最後までまで自然にメロディが流れていくのはお見事。 108 :4 :sage昔スネオやったね~ :2005/09/26(月) 00:40:48 (p)ID:SAxEfyei(5) 12.[ Story Of My Life ]★★★★ :美しいピアノから静かに始まる。このままギターレスでベンフォールズ みたいなのだったら素敵なんだけど、 ほどなくリッチーサンボラが突入してきます。 この曲のCサビもジョンのメインのメロディとサンボラのコーラスが からみあってフュージョンします。 ────────────────(ボーナストラック)───────────────── B1.[ Dirty Little Secret ]★★★★ :バウンスでみせたハードロックらしい荒々しいギターサウンドが 引っ張る曲。たしかにこういう曲はアルバムには1曲もなかった。 でもかっこ良い。 特にCサビの「Tonight」のところは渋くてかっこい良い。 B2.[ Unbreakable ]★ :アハーンアハーン叫んでいてスマップの新曲みたい。 B3.[ These Open Arms ]★★★★☆:ミスチルちっくなスライドギターの音色が印象的。 幻想的な独特の世界観をもったバラードで映画の主題歌 というのも納得のデキ。日本でシングルカットすれば売れるだろうに もったいないことをする。 名曲「Always」には及ばないものの近い雰囲気は味わえる。 109 :4 :sage(ry) :2005/09/26(月) 00:41:29 (p)ID:SAxEfyei(5) 総評 9点 /10(ボーナストラックは採点外) オリコン週間アルバムチャートで『ジーズ・デイズ』以来10年ぶりのアルバム1位を記録した作品 たしか前回はベストアルバムの「クロスロード」が売れまくって、その流れにのっての1位と記憶してるが 今回は何ででしょう?気づいたのは下記の3点 1. アヴリルラヴィーンが受け入れらたこと。→特に2NDアルバムはボンジョビの音楽と大して変わらない。 2. 目覚ましテレビに出たこと。→ボンジョビのコアファンはみんな社会人になりました。高木千佳子ちゃんが いなくなったとはいえ、あの軽部さんの芸能ニュースは大切な情報源。 3. どの曲もイントロが短くて5曲目の21秒以外は、15秒以内にAメロに突入していて聴きやすい。 今回のアルバムを堂々と9点つけるバカはネット上でも見かけなかったが、このアルバムは捨て曲がなく 全曲聴けちゃったし。それにボンジョヴィを知らない世代なら更に評価は高いでしょう。 とにかくアップテンポが多く勝負が早くて聴きやすい。 ものすごくシンプルだしね。 それよりなにより、ボンジョビが自信を持って自分達の音楽をやっている。 「ニュージャージー」の次のアルバムだよって言われてもなんの違和感も無い。 名曲は無いけれど1曲1曲粒が揃っているので、スローな曲が多かった名盤「ジーズ・デイズ」 と対極をなすアルバムだと思う。