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2006/10/29

『脱構築とプラグマティズム』

編:C.ムフ 著:J.デリダ/R.ローティ/S.クリッチリー/E.ラクラウ 訳:青木隆嘉

2002 法政大学出版局 179P

叢書ウニベルシタス。

やっぱり個人的嗜好でローティの文章が一番好き。

デリダもローティもともに飄々としていて、論争している感じでは全然ないですね。

何か色々と皮肉言い合ってそうですけれど、仲良く喧嘩しているような感じ。

推奨度

★★★★

 

2006/10/26

『歴史と啓蒙』 著:ユルゲン・コッカ 訳:肥前栄一/杉原達

1994 未来社 310P

ドイツのビーレフェルトを代表する重鎮コッカさんの論文集。

喋っているときだとコッカと国家を混同するので困った名前。

推奨度

★★★★

見出し

物語への回帰? 比較の意図を持つヨーロッパ史の諸問題 構造と経験とのはざまの社会史 女性史をめぐる論争 伝統と解放

ドイツ史における国民の問題1870-1945年 ヒトラー以前のドイツ史 「全体主義」と「ファシズム」

破壊と解放。ドイツ史の転換点としての1945年 歴史と啓蒙

 

2006/10/23

『ウィトゲンシュタイン 「私」は消去できるか』 著:入不二基義

2006 NHK出版 126P

狐に摘まれたか、狸に化かされた気分です。

悪い意味では勿論なく。

トンデモない。

本気で久し振りにヴィトゲンシュタイン面白いと思ってしまった。

ここまでヴィトゲンシュタインの「私的言語」に面白い(単に面白いだけではもちろんない!!!)判定を下したのは、

この生まれながらに不二の門に入っている著者くらいのものでは。

消えた、本当に消えた。

消えたけれどどこにでもある。

&&あれ、スピノザさん?

推奨度

★★★★★

見出し

不二の法門に入る 独我論─「限界」としての「私」とは何か 無主体論─独我と無我は一致する

私的言語論─「ない」ままで「あり」続ける「私」

 

2006/10/21

『真理を追って』

著:W・V・クワイン

訳:伊藤春樹/清塚邦彦

1999 産業図書 201P

クワイン入門としては言うまでもないですが、哲学入門としてもオススメしたい。

クワインの思想超濃縮凝縮どろり濃厚ガヴァガイ味。

推奨度

★★★★★

見出し

証拠 指示 意味 内包 真理

 

 

2006/10/19

『ガーダマーとの対話 解釈学・美学・実践哲学』

著:ハンス-ゲオルグ・ガーダマー

編:カルステン・ドゥット

訳:巻田悦郎

1995 未来社 98P

ポイエーシス叢書。

ガーダマー入門としては言うまでもないですが、哲学入門としてもオススメしたい。 

推奨度

★★★★★

 

2006/10/17

『オランダ語』

著:桜井隆

1986 白水社 151P

オランダ語は面白い。

英語とドイツ語をやっていると、特に面白い。

日本にいて英語を教わらなかった人はいないと思うので、つまりドイツ語をやっていれば面白い。

「中間」ということがよく分かります。

こうなってくるとアイスランド語やデンマーク語なども激しく気になる。

にしても蘭学を捨てた明治日本は愚かと言わざるを得ません。

もちろん蘭学研究あってこその、ドイツ語理解・英語理解だとは思いますが、

方法論は完全に捨て去って一から築きだしたみたいですからね。

推奨度

★★★★

 

2006/10/15

『使えるヘーゲル 社会のかたち、福祉の思想』

著:福吉勝男

2006 平凡社新書 196P

平凡社新書は良書が多い。

なるほど、「このヘーゲル」は使えます。

ヘーゲルは本当に体系的だからといって一面的な見方しかできないと思われがちなのですが、

決してそんなことはない複雑な変人だということが、これを読めばよく分かるでしょう。

戦争讃美者で前近代的なんだか福祉拡充主義者で現代的なんだか、両側面が極端ですね。

そんな福祉論者としてのヘーゲルを主張しているのが著者。

ヘーゲルなんて嫌いダー、っていう私のような人のための本と言っていいでしょう。

ヘーゲル入門としては、★5ですね。

グローカルに!

推奨度

★★★★

見出し

「生活世界」の再創造にむけて ヘーゲルの生涯と思想 「家族」と暮らす 「市民社会」に働く 「国家」を創る 「福祉」が活きる

「グローカル」世界を生きる 「生きる権利」の価値理念にふれて

 

2006/10/13

『ロールズ 正義の原理』

著:川本隆史

1997 講談社 309P

現代思想の冒険者たちシリーズ。

ロールズで一番有名なのは何といっても『正義論』ですが、正直読み通すには一苦労どころか十苦労。

そこで本書、第四章は50ページほどで『正義論』の要諦をうまく解説してくれています。

解説というか、流れに沿って紹介。

『正義論』そのものにあたるより、こちら読んだ方がよほどロールズが掴めるような気がしてなりません。

推奨度

★★★★

見出し

<ジャックの世界>へ 生い立ちから学位論文まで 公正としての正義へ 時代への応答 『正義論』の宇宙 毀誉褒貶の嵐の中で

戦線の縮小? 『政治的リベラリズム』の地平 抵抗・倫理・契約

 

2006/10/10

『英語は「論理」』

著:小野田博一

2003 光文社新書 214P

何か論理的に書いている文章って英語の中でも一部のような気がしてなりませんが。

まぁ、知的な英語というのであれば、確かに論理的なのでしょうが。

しかしジャーナリズム英語なんかは別に論理的でないものが多いデスよ。

何だか読んでいて退屈でしたが、論理的に英語を書きたいという人は、見習うために便利な一冊かと思います。

格調が大切、というのはまったくその通りです。

書けりゃいいってもんじゃない、喋れりゃいいってもんじゃない。

かたっくるしけりゃいいってもんでもないですが。

推奨度

★★★

見出し

「論理的である」とはどういうこと? 論理的な英文の書き方・基本の基本 論理的に書かねばならないとき 理窟がすべて

理由を上手に述べるポイント 最重要はBe Clear! 文章作成上の注意点 clearな構成 「なぜなら群」の語について

「したがって群」の語について 格調が大切

 

2006/10/06

『英語力 世界初熟語が分かる英語教科書』

著:西巻尚樹

2006 KKベストセラーズ 190P

下と同じく、なのでかぶってるところも一部あり。

下が英語全般に対して、こちらは熟語に的を絞っている感じ。

熟語=暗記ではなく、要するに動詞と前置詞の本質的意味を捉えましょうってことですね。

言ってることは同じ本もいくつかありますが、この本独自のやり方は、やはり今までの文法用語を取っ払って、

独自の文法を築こうとしている点にあるでしょう。

私が説明しても詮無きことですので、実際図書館なんかで手に取ってみるのがよいかと。

ただ、下のも同じなのですが、思うのは

難解でごっちゃごっちゃした文を読むときにはまだまだこの手法じゃキツイなあということですね。

推奨度

★★★★

見出し

be動詞の使い方 英語の判断語をつくる3つのロジック 判断語から「気持ち語」へ─3つの要素で「気持ち」を表す

be動詞が隠れたロジック haveのロジック 「他動詞の使い方」の正しい理解とは? 熟語のロジック

to do...の使い方─to不定詞も判断語

 

2006/10/04

『世界に1つだけの英語教科書 英語のカンを一瞬にしてモノにする!』

著:西巻尚樹

2005 日本実業出版社 155P

奇を衒ったことを言っているように思えますが、結構言っていることはすんなりと入ってくるかと思います。

用語が特殊だから入りにくいというのはあるのでしょうけれど。

私は五文型ってなぁに?って人間ですので、それも手伝って読みやすかったというのはあります。

だから逆に、これは判断語、とかそういう風に言われても、それもまた受け付けないのですが。

推奨度

★★★★

見出し

世界一シンプルなVSOPメソッドとは? toの意味は世界に1つしかない 「A is B」はA=Bではない

自動詞・他動詞の区別は絶対するな! 英語のカンを一瞬にしてモノにする「~ing」の考え方 英文に未来形はない

 

2006/10/02

『世界の歴史 近代ヨーロッパ文明の成立』

著:J.M.ロバーツ

監修:鈴木薫

訳:金原由紀子

2003 創元社 276P

図説世界の歴史シリーズ。

 

推奨度

★★★★

見出し

近世ヨーロッパ 中世的権力構造の衰退 「列強諸国」による新しい世界 世界に襲いかかるヨーロッパ 世界史の新しい形