クリスマス編02


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幼「もうこれ以上ダメだってば」
俺「がまんできねーよ、良いだろ」
幼「あっ!」
俺「うまいうまい」
幼「ダメって言ってるのに…」
俺「だって腹へったし。満腹度10切ってたし」
幼「お弁当のオカズがなくなっちゃうでしょ!もうあっち行ってろ!」
俺「えー」

 ◇

俺「おっドミノピザあるじゃん。頼むか?」
幼「先に弁当食えよ!」
俺「まあもちろん弁当も食うけどさ。ホテルってピザ食いたくなるよな」
幼「女の子と二人でホテル来たことあるの?」
俺「あるよ」
幼「えー、意外とモテるの?」
俺「モテるわけないだろ」
幼「ですよね」
俺「あれ、箸ないよ」
幼「空けると出てくる」
俺「うおっなんだこれ、最近の弁当箱ってすげーな」
幼「驚き過ぎだろ」
俺「俺はメカがシャキンシャキンするのに弱いんだよ」
幼「子供かよ」
俺「早く食べようぜ」
幼「あ、お前先に食べてて良いぞ」

 ◇

幼「うお、食べるの早っ」
俺「うまいっす」
幼「こんにゃく?」
俺「全部おいしい」
幼「えー…じゃあ何が一番おいしい?」
俺「チキボン(チキチキボーンのこと。少しピリ辛でうまい)かな」
幼「私が作ったやつじゃねーじゃん」
俺「玉子焼きもうまいよ」
幼「はいはい、お世辞は良いですよ」
俺「いや、家では玉子焼きは塩なんだよ。だから甘いのはあんまり好きじゃなかったけど、甘いのでこんなおいしいの食べたことないよ」
幼「えー、他が辛いから甘いのにしただけなんだけど。変じゃなかった?」
俺「おいしいよ。ウインナーもイモもうまいしさ」
幼「本当かー?じゃあ私の少しあげようか?」
俺「お前、食べなくて良いの?」
幼「どうせ後でまた『はらへったー』って言うでしょ、暇潰しにコンビニでも行こうよ」
俺「じゃあ食べちゃうよ?」
幼「どうぞどうぞ」

俺(もぐもぐ…)

幼「…」

俺(むしゃむしゃ…)

幼(じー)

俺「…なんかずっと見られると食べにくいんですけど嫌がらせ?」
幼「へへ、嫌がらせ」

 ◇

幼「おいしかった?」
俺「おいしいってより、好きなもんばっかだからな。いくらでも食えるわ」
幼「母さんに聞いちゃった」
俺「えっ俺の?」
幼「うん。最初は私のお母さんに聞いたんだけど、『じゃあ聞いといてあげる』ってなって」
俺「そしたらなんだって?」
幼「タコさんのウインナーとかウサギのリンゴとかつなの形にしたこんにゃくとか作って幼稚園児の弁当みたいにしとけばアホな顔して喜んで食べるって」
俺「くそ、アホな顔して喜んで食べちまった」
幼「ふふ、アホな顔ってゆーかアホ」
俺「だから食ってる時にやけに見てたのか」
幼「そーなのよ。だから、アホだわこいつって思って」
俺「ニヤニヤしてたもんな」
幼「へっへー」
俺「てっきり『デザートは私だよ…』って言うためにニヤニヤしながら食べ終わるのを待ってるのかと思った」
幼「それでニヤニヤしてたら私バカみたいじゃん」
俺「そーなのよ。だから、アホだわこいつって思ってw(゜o゜)w」
幼「セリフをパクるな!そんなオーバーアクションもしてない!」
俺「バカにされた仕返しだ」

 ◇

俺「コンビニの弁当売り切れてたらピザにする?」
幼「お前ピザ好きだな」
俺「ピザを一人で食うとちょっと余り気味になるからな」
幼「一人で頼むなよ」
俺「仕事してなかったころはしょっちゅう頼んでたよ。雨の日とか出たくなくてさ」
幼「どんだけ引きこもりだったんだよ」
俺「だって、外に出ても秋葉原とかで職務質問やらされるだけだし」
幼「大げさすぎる」
俺「だって今年だけで十回は余裕で止められたぞ」
幼「秋葉原、事件あったもんね」
俺「そんなの関係ないよ、前からだし。確かに警官増えたけど、止められるのはいつも同じ奴だけだよ。見た目で選んでるんだよ。前の奴ら全員スルーで『はい、ちょっと君。荷物調べさせてもらって良いですか?』って感じだぞ」
幼「ふーん」
俺「…お前は、俺と外歩くの嫌じゃないのか?」
幼「そんなことないけど」
俺「そっか」
幼「…次聞いたらひっぱたくよ」
俺「あっ…わりい、変な意味じゃないんだ。あの…手…繋ぎたくて…でも外じゃ迷惑かなと思って…はは、ごめんな」
幼「…ほら、これで良いんでしょ!バカじゃないの!?」
俺「お前の手、冷たいな…」
幼「手が冷たいと心があったかいのよ。知らないの?」
俺「はは、よく聞くよな…」(それ、本当だな…)

 ◇

俺「そうだ、ポーションもう冷えただろ。混ぜようぜ」
幼「ああ忘れてたわ」
俺「透明になった!」
幼「うっわー、なんか体に悪そう」
俺「うまそうじゃんか。…うん…なんだ…」
幼「…ふむ。なんというか…混ぜない方がよかったんじゃない?」
俺「混ぜるとどきどきするじゃん」
幼「ガキくさ」
俺「じゃあ俺とお前のよだれも混ぜてみるわ」
幼「えっ…ちょっ…んんー…」
俺「…ほら、どきどきしただろ?」
幼「変態!」

 ◇

俺「ツインとダブルって何が違うんだ?」
幼「ツインはベッドが二つ、ダブルはでかいベッドが一つだろ」
俺「ツインあんま意味ないな。仲良くない奴となら二部屋取るんじゃないか?」
幼「まあ男二人とかだと、仲良くてもツインにしたりするんじゃん?」
俺「そういうとこ男は損だよな。ちょっと仲良しだとすぐホモみたいに見られる」
幼「なんでだろうね」
俺「例えば女子高生二人が手を繋いでてもこいつら随分と仲が良いなって程度だが、男子高校生二人で手を繋いでたら気持ち悪いからだ。俺は高校の朝礼の時に男友達と仲直りして抱き合ったが、しばらくホモだと思われていた」
幼「わざわざ朝礼でやることないだろ」
俺「やっぱり高校でも友達出来ないのかと思ってたから抱きしめられたら感極まって」
幼「その友達どうしてるの?」
俺「ホモバーでバーテンしてる」
幼「ホモじゃねーか」
俺「いや、女も好きだって言ってたよ」
幼「じゃあ男も好きなんじゃねーか」

 ◇

俺「友達もしかしてホモだったのかな…」
幼「なんかされたの?」
俺「いっしょに花火見に行って焼きそばをはんぶんこした程度」
幼「ラブラブじゃねーか」
俺「そうかな」
幼「そうだろ」
俺「まあ良いや。話を戻すとさ、結局部屋はダブルで良かったんだよな?」
幼「うん」
俺「おっ、否定しないのか」
幼「べ、別にダブルの方が安いからダブルで良いってだけだからねっ!」
俺「ぶっ」
幼「なんで笑うのよー」
俺「なんでもねーよ」
幼「もー、勘違いしないでよねっ!」
俺「ぶはっ」

 ◇

俺「ああ…腹が痛い…」
幼「笑いすぎだし」
俺「いやー…なんか一気に疲れたわ。俺も寝るか」
幼「入ってくるな。バカが移る」
俺「いやー、せっかくダブルを喜んでくれたんだしね」
幼「だから、違うっつーの」
俺「まあまあ、素直になれよ」
幼「触らないでよ」
俺「といいつつ触らしてくれるんだよな、いつも」
幼「あんたが言っても止めないんでしょうが」
俺「だって触ってほしそうな目で見るからつい」
幼「そんな目してないから」
俺「じゃあ今はどういう目なんだ?」
幼「調子に乗りやがって、の目」
俺「いつもその目じゃない?」
幼「お前はいつも調子に乗ってる」

 ◇

幼「まだ起きてる?」
俺「うん」
幼「…」
俺「いやいや!何か言えよ!」
幼「うーん、今日は襲ってこないのかなって」
俺「なんだ、襲ってほしかったのか」
幼「そうじゃないけど、どうしたの?」
俺「俺はセクハラしなかったらどうしたのって言われるのかよ」
幼「だって変だもん…大きくなってたのに何もしなかったし…」
俺「いや、絶対に我慢出来るようにわざとゴム一枚しか持って来なかったんだよ。明日たくさん歩くから、痛いとお前が大変だろ?」
幼「…バーカ」
俺「どうしてバカなんだよ」
幼「バカだから」
俺「バカだから襲っちゃおうかなー」
幼「バーカ…」
俺「なんだよ、泣くなよ」
幼「泣いてねーよ…バカ…」
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