日常編07


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[09/03/01書き込み]

幼「ふう……」
俺「疲れた?」
幼「ラブホなら行かないからね」
俺「ち、違うよ。ご飯俺が作ってみようかなと思って」
幼「なんだ。いや、ラブホ街だからさ」
俺「ラブホ行ったことないなあ、カラオケみたいに行き帰りで鍵受け渡しになってるんでしょ?
  緊張しそうだもん」
幼「それでよくクリスマスの予約取れたな」
俺「お前はラブホ行ったことある?」
幼「ねーよ!誰と行くんだよ」
俺「なっちゃんと雨宿りがてらとかさ。今は結構友達同士でも行ったりするからラブホって名前はよくないとか言われてるらしいじゃん」
幼「えー知らない」
俺「友達が一人でラブホ行って仕方ないからエロビデオ観たって言ってたよ」
幼「一人でも良いんだ」
俺「ダメなとこもあるんじゃね?
  自殺とかあるらしいし」
幼「わざわざラブホで?」
俺「家で首吊りしたら部屋が汚れるし、飛び込みは迷惑かかるし……で家族にも社会にも迷惑かからないようにラブホなんじゃね?
  先週行った上野でも、丸井の屋上から飛び降りがあって下にいた人が巻き込まれて大怪我したんだぜ。しかも前日俺そこ通っててさ」
幼「危なかったね」
俺「他にも、修学旅行で沖縄に行った時に防空壕で足を滑らせて。あと一滑りしてたら底が見えないぐらい深いとこに落ちて多分死んでた」
幼「それはもっと気を付けて歩け」

 ◇

俺「まあそっちはそうでもなかったんだけど、秋葉原の方はこわかったな。
  前日秋葉原のアニメイトに行っててさ。レシートの写メ見る?」
幼「見る見る」
俺「えーっと……」
幼「なんか今色々痛い画像が見えたぞ」
俺「あまり触れないでくれ。
  ……あった」
幼「五千円は買いすぎ」
俺「そっちかよ」
幼「でもこっちの方が危なかったね」
俺「もし再会するまでに何か事故で俺が死んでたら泣いてた?」
幼「泣くよそりゃ」
俺「そっか」
幼「両方前日って、神様が助けてくれたのかな」
俺「俺は神も仏も信じてねーよ、おばあちゃんには悪いけど」
幼「ロマンがないなあ」
俺「無事にお前と再会出来たのは運命だと思ってる」
幼「だからまた……真顔で言うなって」
俺「キモかったか。気にすんな」
幼「急に変なこと言うから心臓がフル回転したぞ」
俺「嫌だった?」
幼「別に嫌じゃないけどさ」

 ◇

俺「事件の翌朝、心配されてサイトに書き込みされまくってたよ」
幼「そうだサイト見せてよ」
俺「ダメだ」
幼「どうせエッチなサイトなんでしょ」
俺「今メインでやってるのは趣味のサイトだ」
幼「漫画?」
俺「お前検索するからジャンルは言えない」
幼「あのお前がたまに見てるパンツパンツ言ってるサイトが怪しいと思うんだよね」
俺「『マンガがあればいーのだ。』の人はもう結婚してるよ」
幼「ええっ!?」
俺「その驚きは失礼だろ。まあ俺も報告見た時にはびっくりしたが」
幼「パンツパンツ言ってても結婚出来るんだ……」
俺「『おたくのヨメちゃん』ってウェブ漫画になってるから帰ったら読んでみる?」
幼「読む読む」
俺「まあ、あの人と俺は同じ漫画好きでも比べ物にならんよ。レベルが違う。
  何しろ、その漫画の中で月に三万は使ってる的なことを言ってるからね」
幼「お前も一万ぐらいは使ってるんじゃない?」
俺「一万と三万じゃわけが違うよ。自分の一番好きなドンピシャの漫画が毎月そこまでたくさん出るわきゃないんだからさ。
  普段一万買うのを今月は漫画がたくさん読みたいからと倍の二万買っても、漫画の質としては二倍じゃないんだよ。満足度はやっぱり違うよ。
  今買ってる漫画でも、こっちの続き十冊読むよりハンターハンターの続き一冊が読みたいってぐらい上下で違うし。
  三倍買ってるってのはもう漫画好きとしての度合いが全く俺なんかとは違うと思う。あの人のは愛だよ愛」
幼「分かったような分からないような」

 ◇

俺「じゃあゲームでも良いんだけどさ」
幼「うん」
俺「もしゲームがブームになって今の三倍のペースで……あ、違うわ。忘れて」
幼「おい!」
俺「今月、どうしても欲しいゲーム一つと、それなりに欲しいゲーム三つと、ちょっと欲しいゲーム五つ出るとするじゃん」
幼「うん」
俺「一般人なら一番欲しい一つだけ買うよな」
幼「まあ普通はね」
俺「俺はそれなりに欲しいのまで買うとする。四つだな」
幼「うんうん」
俺「ゲームマニアなら九つ全部買えるわけだ。もう全然違うだろ?」
幼「そんなに買ってもやりきれないだろ」
俺「うん、だからゲームマニアならやらなくても買うんだ」
幼「それはないだろ」
俺「買うだけ買ってやっぱりこっちは良いやってなって未開封で売ったりするんだ」
幼「おかしいだろ」
俺「常に五本ぐらいやってないゲームがないと不安で寝られないんだよ」
幼「ただの病気だろもう」
俺「本当なんだってば。ゲーム機の本体ないのにセーブ一つだから同じソフト二本と攻略本だけ買っておいたりするんだよ」
幼「ないって」
俺「これだからパンピーは困る」

 ◇

俺「つまり俺は突き抜けたものが一つもないんだよ。  漫画もゲームもマニアからしたらたしなむ程度だし、カレーがめちゃくちゃ好きとかそういう面白要素もないし」
幼「お前で突き抜けられなかったらベルリンの壁クラスだから革命起きないと無理でしょ」
俺「結局、これといった趣味や特技が何もないんだよ俺って。
  お前は特技とか自慢出来ることとかたくさんありそうだよな」
幼「うーん……私もないなあ……」
俺「そうか?」
幼「何かある?」
俺「まず、料理上手いじゃん」
幼「普通の物しか作れないのに自慢なんてしたら笑われるって」
俺「普通で良いんだよ。子供の弁当に伊勢海老とステーキとか入れたりしないでしょ。
  家庭の料理なんて、極端な話すると育ち盛りの腹ペコのガキが残さない程度に上手く作れれば母親として問題ないんだ。
  舌の肥えてないガキが満足するレベルに達してれば味やレパートリーなんてそこまで必要ないさ。
  まあ最近は給食の味もレベルが上がってきてて家より給食の方がおいしいって言われてるらしいけど、お前のなら大丈夫だろ」
幼「そうかなあ」

 ◇

俺「料理嫌いか?」
幼「あまり好きじゃなかったけどね」
俺「そうか」
幼「でも、うちにも育ち盛りの腹ペコのガキみたいなのが居るから今日も作ってやるかな」
俺「隠し子?」
幼「お前だよ」
俺「ハンバーグ食べたいな」
幼「好きなものもガキだな」
俺「帰ったら、俺もご飯炊いたり出来ることだけでも手伝うよ」
幼「ありがと」
俺「ハンバーグってこねるの疲れそうな上に焼き加減見るの難しそうなイメージがあるからさ」
幼「いつも大変なんだからね」
俺「感謝してます」
幼「和君、子供好きなの?」
俺「それは性的な意味で?」
幼「ロリコンなのは分かってるけど普通の意味で」
俺「どうなんだろうな。おばあちゃんの家に行った時に分かったけど、俺って大人しい子は好きだけどクソガキはちょっと嫌いなんだろうな、多分。
  子供って『なんたらちゃんがどうしてなんたら君がどうの』って相手が知らない奴のことも関係なしに説明するから何言ってるのか全然分からない奴もいてさ。
  真面目に聞かずに『そうなんだ』と『良かったね』だけ言ってれば良いらしいけど慣れてないから緊張して疲れちゃったよ。
  一人でお絵かきしたりゲームしてるのを見てる分にはすごくかわいいと思うんだけどね」
幼「ふふっ、子供にまで緊張しなくても良いのに」
俺「たしかにな」

 ◇

俺「……どうして、子供好きか聞いたの?」
幼「別にどうしてって理由はないけど」
俺「なんとなく?」
幼「なんとなく」
俺「俺も聞きたいことあるんだけどさ」
幼「どぞ」
俺「お前血液型何型だっけ?」
幼「Aだけど」
俺「Aか……」
幼「えっ、それがメインだったの?」
俺「うん」
幼「話が続くと思ってた」
俺「相性良いのかなと」
幼「占いに頼りまくってるじゃん。おばあちゃんはどうした」
俺「藁にもすがる気持ちで」
幼「そんなに不安?」
俺「お前は不安じゃないの?」
幼「私は安心だな」
俺「俺も安心はするな。おかげですぐ泣きそうになっちゃう」
幼「泣きそうになっちゃうってゆーか完全に泣きまくってますけどね」
俺「お前の胸がほっとしすぎるんだ。悪いことしてなくてもごめんなさいって言いたくなるんだ」
幼「そのぐらいで泣くなよ」
俺「だってお前、頭なでるんだもん」
幼「なでる前から泣いてるじゃん」
俺「なでたら蛇口全開になっちゃう」
幼「じゃあなでない方が良い?」
俺「全力でなでてほしい」
幼「やっぱガキと変わらんな」
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