日常編98


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結婚式で節約出来たのでディナーやスポーツ、レジャー等を楽しむことになった。
まずはステーキを食べる。前にデートで行ったあそこだ。

俺「モグモグ……」
幼「ああっ、ソデソデ!
  洗うの私なんだからね」

俺の服の袖を捲るみお。
前と違い緊張していないので気楽に食べてしまう。

幼「んしょ……」
俺「みおが最初に肉を選ぶのは意外だったな」
幼「ここ美味しかったもん。お肉柔らかいし」
俺「トウモロコシが嬉しいんだよな、良い感じで焼けて」
幼「あはは、また言ってる」

 ◇

ゴロゴロ……パカーン!

幼「イエーイ、またストライクー」
俺「よくストライクばっかり出せるな……」
幼「簡単じゃん」

コロコロ……ガッ、コロコロ……ポトン。

俺「難しいじゃないか」
幼「なんで真っ直ぐ投げられないの?」
俺「素で聞かれると辛い」

 ◇

幼「あー、たこ焼き。買お買おっ」
俺「食べたばっかじゃない?」
幼「えへへ別腹でしょ」
俺「別腹でも太るんだぞ」
幼「その分スポーツたくさんやろうぜ」
俺「俺はあんまり頑張りたくないんだけどな……」
幼「良いじゃん、ガンバガンバ!
  よく食べてよく働いてよく遊んでよく寝る、これぞ人の喜びよ。ついでによく動く!」
俺「俺は食って遊んで寝るだけで幸せなんだが」
幼「良いじゃん、働いたり運動してる和くんかっこいいって」
俺「はいはい……」
幼「スポーツたくさんしようね」
俺「はいはい……」

 ◇

バッティングセンター。

俺「へー、カードもあるんだ……」
幼「ほらこっちこっち」
俺「あれっ、エアホッケーも出来んの?
  なんか色々あってすげーな……」
幼「いちいち感心すんな」
俺「えーっと、どうやって持つんだ?」

とりあえずバットを持ってみる。

幼「逆」
俺「えっ、持ちにくくない?」

振ってみる。

幼「てゆーか右で良いのか?」
俺「どうなんだろ。左だとこう?」
幼「そうだけど、指がこう……腰おかしいって」

手取り足取り。

俺「球って何球出てくるのかね?」
幼「25球。良心的」
俺「詳しいの?」
幼「よくバッティングセンター行ってたもん」
俺「誰と?」
幼「別に一人で」
俺「えーっ一人で!?」
幼「何よ」
俺「いや……球を25回叩くだけでお金を払わなきゃいけないのに何がそんなに楽しいのだろうかと……」
幼「面白いんだから。まあ私が打つの見てなさい」

 ◇

ボールが飛んでくる。
キン。

俺「いきなり当たった!
  すげえ!」
幼「ちょっ、バカ!
  恥ずかしいから!」
俺「当たるんだー……」
幼「当たるわよ」

キン。

俺「また当たった。なんで当たるんだ?
  すげえ音すんだな、こえー。ボールの方は金属じゃないのに金属音するって不思議だな」
幼「おい力抜けるから笑わせんな」
俺「やっぱ怪力だなー」
幼「やっぱってなんだよ。怪力じゃねーし」

 ◇

カキッ。

俺「そんだけボールが見えれば楽しいわな」
幼「一度、22くらいの時かな?
  打ってたら酔っぱらいが入ってきてね」
俺「酒飲んでても入って良いんだ」
幼「頭きて突き飛ばしたらボールが当たって正気に戻った」
俺「危ないな」
幼「私のせいじゃないし」

喋りながらボールを打つみお。

俺「喋りながらでも打てるの?」
幼「打てるけど気持ち悪いから話かけないで」
俺「なぜ急にけなす」
幼「えやっ!」

カィン。

♪ファンファカファ〜

幼「やったやったー!」

みおがどこかを指差しながら喜ぶ。

俺「なんぞ」
幼「ホームランよっ、見てなかったの?」
俺「どこに飛んだかなんて見えてねーよ……」
幼「あそこに当たったじゃない!」
俺「本当にお前のボールだったの?」
幼「疑い深いわね」
俺「だってあんなの滅多に当たらないんじゃ?」
幼「間違いだったら他の人も言いに行ってるはずだから分かるでしょ。
  とにかく言ってくるからカード持って待ってて」
俺「うん」

 ◇

コーラを一箱持って戻ってくるみお。

幼「カードか飲み物だったんだけど、カード翌日以降だったから期限やばそうだしコーラにした。あんた持って帰るのよ?」
俺「おお。女で当てる人珍しいんじゃね?」
幼「男でも何度も行ってても当たらない人多いよ」
俺「そんなの当てるなんてすごいな。前にも当たったことあるの?」
幼「一回しかない」
俺「でもあるんだ。その時は景品なんだったの?」
幼「そこは、二回無料だけだった」
俺「二回ってショボいな」
幼「ね。でもメッセージカード貰ったの。ホームランおめでとうございますみたいな」
俺「あーそれは嬉しいね」
幼「でもそれ入れてた定期入れみたいのすぐ無くしてへこんだ」
俺「はは、バカだな」

 ◇

ボスン。

幼「何故振らない」
俺「これで一番遅いの!?
  子供とか絶対打てないだろこれ」
幼「打てるから」
俺「なんだよこれおかしいだろ……プロじゃなきゃ無理だろ……」

ボスン。ボスン。ボスン。ボスン。

幼「高い高い」
俺「えー今の絶対当たってただろ。ロックオン機能ないと無理だよ……」
幼「頑張れー」

ペコ。

俺「当たった」
幼「ほらみろ当たるんだよ」
俺「なんだ簡単じゃねーか」

バスン。ポコッ。バスン。パカ。

幼「今の良い当たりよ」

 ◇

俺「ふひー……疲れた。なんだこれ」
幼「早いよ」
俺「いやこれ疲れるよ。千円で一球しか投げて来ないで良いよ」
幼「ただのぼったくり店じゃねーか」
俺「カード後何回あるの?」
幼「二人で後二回」
俺「ひえー、体バラバラになるんじゃね?」
幼「お前の体は発泡スチロールかなんかで出来てるのか?」

 ◇

俺「みおメガネ持ってる?」
幼「あ、うん」
俺「貸して。球が全然見えないんだよな」
幼「度、大丈夫?」
俺「見える、見えるぞ」

 ◇

パカン。ペキ。

幼「おーすごい。最初からメガネしろよ」
俺「未経験でこんなに当たる人いないんじゃね?」
幼「それはない」

 ◇

俺「疲れたー」
幼「お疲れ」
俺「これ手が痛くならね?」
幼「あー楽しかった」
俺「聞けよ」
幼「最後にエアホッケーやって帰ろっ」
俺「ま、まだ動けるのか」
幼「私が料金おごってあげるから」
俺「もう腹ペコだよー」
幼「さっき食べたばかりじゃない!
  もー、じゃあ帰ったら美味しいご飯作ってあげるから」
俺「ご飯なに?」
幼「何が良い?」
俺「んー、じゃあみおが得意なタマゴのカラ入りドライカレー」
幼「ちょっと入っちゃっただけじゃない!」
俺「あはは」
幼「お前なんて変な毛を入れやがったくせに」
俺「わ、わ、わざとじゃないよ」
幼「どもると逆に怪しくなるじゃねーか」

 ◇

俺「しかし、みおってスポーツなんでも出来るよね」
幼「なんでもじゃないけど、スポーツ好きだからね。
  子供の頃テニスやってて、なんかボール見えないなあと思ったら真っ暗になってたり」
俺「うわー」
幼「ランドセルを鉄棒に引っかけたまま忘れて帰って、ダブルで怒られた」
俺「バカだなあ」
幼「びっくりしたのよ。絶対怒られると思って青くなっちゃった」
俺「俺はそんなのないなあ。そもそも休み時間とかにスポーツするって発想がなかった」
幼「でしょーね」
俺「夜中にこっそりゲームやってたら朝になってて母親が起きてきたとかはあるけど」
幼「私と真逆ね」
俺「そんなみおも今は立派なゲーム廃人」
幼「あんたのせいだ」
俺「あれ、でも女の子との追いかけっこはしょっちゅうやってたわ」
幼「おい」
俺「体育館で追いかけっこしてた時に女の子といっしょに黒幕に隠れて、なんとなく後ろから抱きついて胸を揉んだんだよね」
幼「お前それ痴漢だぞ」
俺「でも逃げなかったし特に何も言われなかったぞ」
幼「こわくて文句言えなかったのかもしれないだろ」
俺「でもめちゃくちゃチビだったし女子とフレンドリーだったから、怒ったら普通に怒ると思うよ。ピンクの空気の中で談笑したような気がする。
  その後も普通だったと思うし」
幼「それ、相手がお前のこと好きだったんじゃね?」
俺「それはないよ。ちょっとエッチな興味があっただけだろ」
幼「えー、好きな相手じゃなかったら嫌がるでしょ」
俺「小学生ってまだ羞恥心とかあんまないんじゃね?
  他の子も、こたつの中に潜り混んでパンツの上からスジを触った時も別に怒らなかったし」
幼「つーかお前なにしてんだよ!」
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