日常編97


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俺「ただいまー」
幼「あー良い所に帰って来た。ちょっと味噌取って」

これじゃ仕事帰りみたいだが、ゲームのパンフレットが欲しくてゲーム屋に行って来ただけだ。

俺「ほれ」

買ったばかりの味噌をドサッと置く。

幼「開けてよ!」
俺「んだよー……」

パコッ。ペリペリ。

俺「全部取って良いの?」
幼「良いよ」

ベリッ。

俺「ほい」
幼「えー!?
  フィルム剥がしちゃったの!?」
俺「だから全部取って良いのか聞いたのに……」
幼「ガバガバじゃん」

みおがフタをしてみる。
パスッパスッ。
ブカブカでフタが出来ない。

俺「いつもくっつけたままにしてるような気がしたから聞いたのに」
幼「一番下のやつのことかと思ったんだもん……。
  あーん……でもちゃんと見なかった私が悪いから怒るに怒れない……」
俺「みおのがキツキツだからちょうど良いよ」
幼「下ネタかよ」
俺「味噌の膜もみおの膜も取っちゃってごめんね」
幼「死ね。膜の責任取れ」
俺「どっちの?」
幼「どっちも。味噌の膜が200万で私のは500万だ」
俺「意外と高額な味噌の膜」

 ◇

幼「もうあっち行ってろ、役に立たないな」
俺「ずっとお前が喋ってたんじゃねーか……。
  そういえば今日のご飯は何?」
幼「鮎の炊き込みご飯よ」
俺「鮎の炊き込みご飯?」
幼「和くん味が濃い方が好きでしょ?
  鯛飯が好きなら鮎の炊き込みご飯の方が好きかもって思って」
俺「鮎ってどんな魚だっけ」

10年20年と魚を食わずに生きていると、名前だけじゃなかなかピンと来ない。

幼「それそれ」

包丁で指差すみお。ちょっとこわいぞ。ゾクゾク。

俺「おお、なんかこれぞ魚って感じの見た目」

魚っていうとなぜかメダカのでかいのを想像しますよね。

幼「美味しそうでしょ」
俺「でもこいつ、死んだ魚みたいな目をしてるぞ」
幼「死んだ魚だ!」
俺「みおって律儀に突っ込むよね」
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