ダブルキャスト編02


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デート当日。

俺「うわっ、うわ、なにこれかわいい。えっかわいい。今日こっちも俺の彼女?
  なにこれ」
桃「なにこれってなにそれ」
幼「喜び過ぎ」
俺「だっておかしいよ。
  みおが怒るからかわいいって言わないつもりだったのになんでこんなかわいいの?」
桃「オーダー通りにしたからね」

俺のオーダーは、ヒール禁止とスカートとニーソ。ちなみに下着はピンクを指定した。
たしかにオーダー通りだったのだが、一つ誤算があった。

俺「ちょっとこれ……ダメだろこれ、本気出すの止めてくんない?
  これはマズイだろ。なんで胸を強調すんだよお前、空気読めよ。シャレにならんわ。
  普段こんな服着ててこれで胸見られるのヤダとかおかしいわ。
  みおの半分くらいのやる気で来いよ」

……胸がやばいのだ。
胸の形がしっかり分かるのに上品で若々しい。

桃「えーっ、なんで私が怒られてんの!?」
幼「すみません、バカなんですこの子」
俺「やばい。みお、絶対に手を離さないでくれ。
  うわあこんなことするんじゃなかった。みお助けて」
幼「死ねお前」
桃「頭大丈夫かこいつ」
俺「くっそ、ちきしょう……。
  みんな気をしっかり持て。僅かな油断が命取りだぞ」
幼「なんで戦場なんだよ」

 ◇

俺「そういや、彼女だから遠慮せず胸見て良いんだよね」
桃「彼氏でも遠慮はするだろ」
俺「でも俺みたいな真面目人間はこういう時しかセクハラ出来ないからね」
幼「なんか寝言が聞こえたぞ」
俺「ははは。あ、手も繋がなきゃ。もったいないや」

手のひらの汗を服でごしごしして、桃の手を握る。

俺「うわー……」
幼「どうよモテ男の気分は?」
俺「すげえ嬉しい。二人ともありがとう」
桃「みおちゃんに感謝だよ?」
俺「みおありがとう」
幼「しばらくめしつかいだからな」

外だからか、奴隷と言わずめしつかいと言った。少し残念だった。

俺「うん。でも今日は普通にみおの彼氏になりたいな。
  めしつかいでも夫婦でもなく」
幼「許してあげますよ」
俺「じゃあ二人とも彼女だね、やった」
桃「欲張りだなーこいつ」
俺「欲張りっ子世にはばかる」
幼「勝手にことわざを作るな」

 ◇

[ファミレス]

幼「んでね、こいつ緊張しちゃって。
  私もいっしょに行ったんだけど、ご飯食べられなかったのよこいつ」
桃「えーっ!?」
幼「ちょうどこういうマイナーなファミレスで履歴書渡してね。みんなでご飯食べようとしたらお腹空いてないって言うのよ。
  フライドポテトだけで良いって」
俺「緊張して飯なんか食えねえよ」
桃「お前、みおちゃんいっしょにいてくれて良かったなそれ。一人だったらやばかったろ」
俺「助かったよ。あれでさらに一気に好きになった」
幼「こいつ全然喋んねーから、こりゃすぐにクビだわみたいな感じよ」
桃「よくクビにならなかったよね」
幼「しばらく会えなくて次に会った時がお店に食べに行った時なんだけど、もうしっかりやれててさ。
  和くんが大きな声出してるからびっくりよ」
桃「へえー」
幼「一番感心したのが、私達の注文受ける時も恥ずかしがったりにやけたりしないでハキハキこなしてたの。
  ちゃんと敬語に徹底してたしさ」
桃「おー。かっこいいじゃん」
幼「なんかそれ見てたら感動しちゃって。心の中で思いっきり拍手と応援してた。
  お母さんが和くんの頭なでてるの見て私もなでてやりたいのにーなんて思っちゃって。バカだよね私」
俺「みおが格好良いよって言ってくれて嬉しかったな」
桃「みおちゃん積極的ー」
幼「違うの。作務衣が似合ってて格好良いねって言ったらお母さん達が『みおが格好良いって言ってるよ』って言っちゃったの」
俺「なんだ、作務衣のことだったのか。
  俺顔真っ赤になっちゃってしばらくわざと中で作業してたのに」
幼「いやぶっちゃけ和くんのことを言ったんだけどね。私もお母さんにバラされて真っ赤だったから和くん来ないでって祈ってた」
桃「良いなーそういうの。憧れちゃう」
俺「そういや、あの日デザートに乗せてたゆずの薄皮をみおのだけハート型にしたんだけど気付いた?」
幼「気付くわけねーだろ!」
俺「えー、難しかったのに。出来ないんだぞハート型なんて」
桃「あはは、和くん手間かけたのにかわいそ」
幼「周りくどい。
  そんなことしてる暇があったらさっさと告れよ」
俺「ひっど!」
桃「この夫婦好きだわ。最強」
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