ダブルキャスト編01

俺「桃がお詫びしたいって言うんで考えたんだけどさ。
  みおはどれが良いと思うか教えて」
幼「嫌な予感しかしない」
俺「一つは、いつどんなアングルからでも許可なく撮影して良い権利を一ヶ月。
  スカートの中の盗撮にマジに挑戦出来るっていう案ね。男の夢」
幼「却下」
俺「次は、桃の家のコスプレで撮影会。サンタさんとか。みおもいっしょに来て着て良いよ」
幼「却下」
俺「次は、体をいくら見ても怒られない権利を三ヶ月間。胸とか太ももとか遠慮せず見まくれる。これは俺がかなり助かる」
幼「却下」
俺「全部却下じゃねえか」
幼「当たり前でしょ!
  あんたなんか、友達やってもらってるだけでありがたいと思いなさいよ」
俺「どうしてもダメなら仕方ないから妥協策にする」
幼「最初から妥協策にしとけ」
俺「桃に一日だけ俺の彼女のフリをさせて、みおと三人で手繋ぎデートする」
幼「妥協策なのに1ミリも妥協してねーじゃねーか!」
俺「ダブルフェラから観覧車でのダブルキスにして、さらに手繋ぎデートにして2ランクダウンさせてる」
幼「最初が無謀過ぎるわ!
  さらに2ランク下げろ」
俺「じゃあお触りやセクハラなしの紳士的なデートで良いよ」
幼「それは当たり前のことだろ!
  根本的に変えろよ」
俺「そしたら……映画館でこっそり二人の太ももを触り続けるくらい?」
幼「下がってないだろ」
俺「みおが巨乳になるくらい?」
幼「一番難しいわ!」
俺「みおが俺を嫌いになるくらい?」
幼「それは簡単」
俺「そんなの無理だよとか言えよ!」

 ◇

俺「さじ加減が難しいな」
幼「さじ加減おかしいだろ」
俺「エロゲ好きだからどれを頼んでも分かってくれると思うんだけどなあ。
  女の子を助けてお詫びデートは王道だろ」
幼「もっと小さな願望にしろよ」
俺「じゃあ職場で手錠をかけてパンスト破いて写真を撮るとかかな」
幼「だから難易度下げろって言ってんだろ!
  もうお前がお巡りさんに手錠をかけてもらえよ」
俺「やっぱお弁当かなあ」
幼「お弁当なら作ってくれるんじゃないの?」
俺「お弁当なら、美味しかったって言えばみおがヤキモチ焼くしな」
幼「おい」
俺「やっぱみおがヤキモチ焼くようなことじゃないとダメだから、お弁当以下には出来ないんだよな」
幼「サイテー」
俺「でもお弁当じゃちょっと納得いかないよなあ」
幼「お前どんだけ偉いことしたつもりなんだよ」
俺「個人的にはやっぱ手繋ぎデートだったら良心的な気がするんだけど」
幼「バカ。もう私が電話するわ、何もしなくて良いからって」
俺「えっやだやだ。じゃあお弁当で我慢する」
幼「うるさい」

みおが電話してしまった。

 ◇

電話中。

幼「そうそう。しかもデートなら良心的とか言い出して。
  バカなことばっか言ってんのよ。あはは、ほんとよね」
俺「ねえ。やっぱり嫌がる桃にセクハラしたいよ。
  弱みを握らないとこんなこと出来ないんだよ?」
幼「和がまだ騒いでる。
  全く性根が腐ってやがるわこいつは」
俺「うう……」

もうだめだ。どうしてこうなった。

 ◇

こうなったら、謝って好感度だけでも回復するしかない。

俺「桃に謝るから電話ちょうだい」
幼「なんか和くんが謝りたいって言ってるから変わる。うん」
俺「もしもし」
桃「おっす。どうした?
  いや、私は何しても良いんだけどみおちーに悪いでしょ?」

みおちーってなんぞ。


俺「いや、俺がバカだったよ。弱みにつけこんでデートしようなんてクズだよ」
桃「えっなんかこわい」
俺「本当にごめん。軽蔑したでしょ」
桃「してないしてない」
俺「いや怒って良いよ。叱ってよ」
桃「なんで謝る」
俺「俺の気が済まないから叱って。クズって言って」
桃「いやいやおかしいでしょ。何がどうした」
俺「良いからクズって」
幼「おいなぜズボンを脱ぐ!」
桃「なんか聞こえたんだけど」
俺「気のせいだよ。
  そんな人だと思わなかったって言って、早く」
幼「ちょっ、桃ちゃん気をつけて!
  こいつマジ脱いでるからね!」
俺「おい、みおが変なこと言うと罵ってもらえないだろ。
  なんかセクハラしてるみたいで好感度下がるじゃねーか」
幼「みたいじゃないから」
桃「みたいじゃないから」

 ◇

俺「じゃあ、明日から俺が声かけても仕事のこと以外無視して。
  で、桃が何か聞かれたら言いたくないって答えてさ。
  俺が聞かれたら『ひどいことをしてしまったんです』って言って、あたかも乱暴でもしたかのようなムードをかもし出して取り返しのつかないことをした気分を味わうから。
  そんでみおにも会社から連絡がいったことにして無視してもらう。
  一週間くらいしたら『マリオカートやってる時に負けそうだったからリセット押したけど仲直りした』ってことにすれば良い。完璧!」
桃「それ罰ゲームじゃない?」
俺「我々の業界ではご褒美です」
桃「あはは」

ちゅぱ……。

俺「職場でやるとみんなに迷惑だから、お昼ご飯の時だけでも良いよ。
  俺が食事中ずっと謝ってて桃が携帯いじりっぱなしで無視する」
桃「それ私の印象悪くなるじゃん」

幼「んっ……」

俺「あのブサイクがなんかよっぽどのことやったんだなとしか思わないよ」
桃「そんなことないでしょ」

じゅぷっ……。

俺「じゃああれは?
  死ネ弁当」
桃「死ネ弁当で分かっちゃうのが嫌だ」

ぴちゃ……。

 ◇

俺「とりあえずどこまでならシャレで済むかみおと話してみるわ。また電話する」
桃「おう。最後に奥さまに変わってちょ」
俺「みお寝たみたいだけど」
桃「あ、そうなんだ。じゃあまた今度話す」
俺「おー、ばいばい。じゃなかった。またね」

さみしくなるからばいばいは言わないでほしいと以前に頼まれたのだが、たまに言ってしまう。
こういう女って結構多いですよね。

桃「あはは、またね」
俺「明日はみお帰るの遅いから、いつもみたいに仕事帰りに抱いてやるからな」
桃「ふふ、そんな冗談言って起きてたら大変だよ?」
俺「冗談だって分かるよ。俺がモテるわけない。
  そもそもみおが明日遅いとかないし。
  じゃあまたねー」
桃「はーい。和の一番お気に入りの下着を着てくからたくさん愛してね」
俺「何言ってんだお前。寒いぞ」
桃「おまっ、ノッてあげたのに――」

文句を無視して電話を切る。

俺「ふふっ、もうやばいから勝手に切っちゃった」
幼「ばかー……へんひゃいー……」

みおが口の中に俺のアレを入れたまま抗議をする。

俺「みおこういうの好きって言ってたじゃん」

ちゅぽん。

幼「好きとは言ってない。……と思う」

フェラから手コキに変えて反論するみお。

俺「興奮しなかった?」
幼「知らない……」
俺「みおがもし興奮してるならみおに種付けしたいな。
  このままじゃ、もう出ちゃいそうだから」
幼「……ちょっとドキドキ中」
俺「じゃあ良い?」
幼「うん……」

 ◇

幼「んん……」
俺「みおとこうしてるの大好き」
幼「じゃあもっとぎゅってして」
俺「こう?」
幼「もっと……」
俺「このくらい?」
幼「うん……幸せ」
俺「痛くない?」
幼「痛いくらいの方が抱きしめられてるって感じがする」
俺「俺も、みおと強く抱き合うの好き。足も挟んでよ」
幼「強く抱きしめさせてあげるとすぐにかたくなるもんね。変態」

そう言い、みおが膣を締め付け足を絡ませる。

俺「しがみついてきてるかわいい女が俺のなんだなっていう感情で勃起しちゃう」
幼「バカ。変なことばっか考えて」
俺「首も軽く絞めたい」
幼「なぜ急にそうなる」
俺「結構メジャーなプレイなんだぞ首絞めセックスは」
幼「私は抱きしめられる方が良いや」
俺「じゃあ首絞めないであげるよ」
幼「じゃあ私が和くんの首絞めてあげるよ」
俺「うん」
幼「なんで嬉しそうなんだよ」

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最終更新:2011年04月12日 12:21
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