日常編91


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幼「わっ!
  何よ、黙って後ろに立たないでよ」
俺「ごめん」
幼「びっくりしたじゃない」
俺「うん……」
幼「どうしたの?」
俺「え……」
幼「何か言いたいんでしょ?」

ギクリ。カンが良い。

幼「早速浮気でもしたか?」
俺「ん……実は、雑誌から記事を書いてくれないかってサイトにメールきてて」
幼「すごいじゃん!」
俺「お金も少しは貰えるみたいなんだけど」
幼「やれよ!」
俺「やっても良い?」
幼「なんでダメなの?
  全然オッケーでしょ」
俺「そっか」

安堵する。

幼「どうして私に怒られると思ったの?」
俺「いや、怒られるっていうか……忙しいとみおに構ってあげられないから」
幼「それは良いけど、嫌だったり大変なら無理してやることないよ?」
俺「大丈夫。俺のゲームとかの時間は全く減らすつもりないから。
  ようするにみおが放置される時間が増えるだけ」
幼「そこはゲーム減らせよ!」
俺「これ以上は物理的に無理」
幼「どこに物理的な要素があんだよ!」
俺「人間は一日三時間ゲームしないと死ぬように出来てる」
幼「それは人間じゃないなにかだろ」

 ◇

幼「記事結構でかいじゃん!」
俺「記事がってより文字がでかめだな。文自体はそんなでもない」

出来上がった雑誌の自分の記事を見ています。

幼「これ誰かに見せて良い?」
俺「バカ!
  俺の紹介のとこにサイトが書いてあんだぞ、お前にもあんまり見せたくないんだからな」
幼「むぅ……」

どうしても見たいと言うので、みおにも見せることにしました。
交換条件はありましたけどね。

幼「面白いー、けどなんか和くんぽくないね雑誌だと」
俺「まあ結構訂正箇所あるからな」
幼「訂正されてんの?」
俺「俺のやつ見てみる?」
幼「見る見る」

パソコンに向かう。起動。

俺「もっと起動した時にカタカタカタカタ鳴りまくるパソコンとか作られねーかな」
幼「誰が喜ぶんだよ」
俺「えー!?
  ハードディスクとかもたまにフェイクでヤバくない時もカタカタいう仕様にしてほしいんだけど。
  ずっとカタカタしてる着うたフルがほしい」
幼「そんなのお前しかダウンロードしねーよ」

なんだか冷たいみお。パソコンにヤキモチ焼いてるのだろう。

 ◇

幼「こっちのが面白いじゃん!」
俺「面白いとは言わないけど、一番ニヤニヤしながら書いてたのは削除されたこの二行」

その二行をドラッグ。

幼「そこ面白い!
  なんで消したんだろ」
俺「文法が間違ってるとか読みにくいとかじゃね?」
幼「えー、むしろこっちの方が読みやすいと思うんだけど」
俺「ネットの文章と雑誌の文章じゃ層が全然違うからな。それに読者は俺がどんな人かも知らないとこから始まるわけだし。
  いつものノリで文章書いたら初対面の先輩にタメ口聞くようなもの」
幼「でも依頼しといて失礼だよね」
俺「いや、そのまま載るわけないだろ」
幼「そういうもんなの?」
俺「雑誌に載るとほとんどの奴が内容の変更の多さに愚痴ってくるからな。
  これしか変化がないのは良心的なんじゃね?
  なにしろ相手は金を払ってんだからなるべく良い文章にしたいだろう」
幼「でも、こう変えますよくらい言っても良くない?」
俺「本当はそうしてくれると嬉しいけどね。別にそこまでの関係じゃないからな。
  ここは変えないであれは消さないでとかイチイチ対応してられんだろ、あっちからすりゃ」
幼「そうかあ。
  んー……」
俺「みおが嫌ならこれから一切受けないことにするけど」
幼「そんな私は、私は和が良ければ、和が良ければ問題ないですよ」
俺「なんでそんなどもってへりくだる感じなの?」
幼「び、びっくりして……」

文字だとかわいさがイマイチ伝わらないのが残念だ。

 ◇

幼「へへー、出来た出来た。
  あー、ちょっと曲がってる……」
俺「よくそんなことするよな」

大げさというかなんというか。
みおは、プリントアウトした元の原稿とコピーした記事を切り取ってルーズリーフに貼り付けたのだった。

幼「こういうの自分のことより嬉しい」
俺「さっきまではなんでここ変えたんだとか文句言ってたくせに」

あきれたもんだ。

幼「和くんが全然怒ってないから安心したというか、怒らなくて良いんだなって思って」
俺「だって、アクセス数から考えるとなんで依頼きたのか不思議なレベルだからなあ。
  たまたまサイトに迷い混んで俺に期待してくれたんじゃないかなって感じちゃうよ」
幼「うんうん」
俺「それに好きにして下さい的なこと言ってあるからな。
  俺は文章まともじゃないから、変更されて当たり前だし」
幼「それに頭もまともじゃないしね」
俺「かわいかったのに急に毒舌に!?」
幼「サービス終わった」
俺「サービスだったのかよ!」
幼「金を稼いでもらうためにおだてサービス、ふふふ」
俺「まあ、みおがこんなにかわいいわけがないもんな」
幼「死にたいの?
  かわいいだろうがー」
俺「自分で言うか?」
幼「胸の存在感とかかわいいだろうがよ」
俺「お前最近自虐多いな」
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