日常編71


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また実家に漫画を取りに行った。

俺「ただいまー」
幼「おかえり」
俺「あー重た……お腹ペコペコだよ」
幼「ふふ。ご飯出来てるよ」
俺「これ要る?」
幼「うわ、みっかったんだ!」


俺「珍しく家が掃除しててさ、プレートの方が発掘されてた」

急に『プレートの方』などと言われても分からない人が多いと思うので少し説明する。
これはビーズを乗せてから溶かして絵を作るやつで、僕らが子供の頃にデパートかどこかで作ったのだ。
孔雀のネックレスの方は去年の一月にみおにあげたのだが、もう片方のプレートの方は行方不明になっていた。記憶力のものすごい人ならまだ孔雀単品の時の画像を覚えているかも。
ま、その思い出の品が今回の掃除で奇跡的に出てきたわけで。

幼「結構きれいじゃん!」
俺「ミゾから違う色のビーズがはみ出しちゃってるけどな」
幼「和くんにしては上出来よ!
  珍しく普通の色合いだしね」
俺「どういう意味だよ!」

 ◇

幼「これちょうだい」
俺「欲しかったら良いよ。別に要らんし」
幼「やった。定期入れに入るかな?」
俺「入らんだろ」
幼「全然入らないや」
俺「そのプレートを胸ポケットに入れとけばピストルに胸を撃たれても間一髪助かるぞ」
幼「撃たれねーよ。お前そういうの本当に好きだな」
俺「こことかヒビが入ってるからもう一度溶かすと良いかもな」
幼「えーヤダよ。せっかくきれいなのに変になるかもしれないし。
  このままで良い」
俺「そう?」
幼「それにヒビあった方が月日を感じて嬉しくなる」
俺「変な奴」
幼「ちょっ、あんたにだけは言われたくないんですけど!?」

 ◇

そして食事。ちなみに炊き込みご飯とお味噌汁。
わざと混ぜないで作るので、みおは具がたっぷりの炊き込みご飯。
俺のは炊き込みご飯とは名ばかりの単なる味付けご飯的なものとなっている。
みおは「和くんのは美味しくなさそう」といつも言うが、俺はみおの炊き込みご飯のおコゲが大好きだ。

幼「んー、どこに置こうかな」
俺「まだ考えてるの?」

みおは食べてる間もずっとプレートを見ながら考えている。

幼「だって予想外に良い出来なんだもん」
俺「じゃあそれホワイトデーかなんかのプレゼントってことにしてくれない?
  プレゼント先払い」
幼「良いよ」
俺「お、言って得した。
  30個くらい作っとけば良かったな、そしたら10年くらいはプレゼントに悩まないで済んだ」
幼「あはは、バカ」
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