日常編37


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俺「あれー?
  メタルスライムのぬいぐるみ知らない?」
幼「私に聞かれても知らないよ」
俺「みおが意地悪してるんじゃないの?」
幼「そんな地味な嫌がらせしないわ」
俺「うーん……」
幼「また布団に隠れてるんじゃないの?」
俺「さっき見たけどいなかったよ」
幼「あんたが寝返りでどっか蹴っとばしたんじゃん?」
俺「最近みおばっかり構ってたからメタリン家出しちゃったのかな……」
幼「アホか」

 ◇

俺「見付けた」
幼「どこにあったの?」
俺「昨日、みおがいっしょにお風呂入ってくれないからメタリンと入ってさ。
  下駄箱の所で乾かしてたんだった」
幼「バカね」
俺「良かった良かった。きれいになってたよ」
幼「ってゆーかなんであんな汚れるの?」
俺「メタリンは白いから汚れが目立つんだよ」
幼「そういうレベルの汚れ方じゃないと思う」
俺「たまにお風呂で洗ってあげて」
幼「やだよめんどい」
俺「えー。俺のニヒルなキャラと合わないのに」
幼「キャラはともかく、お前がお風呂でぬいぐるみ洗ってるの想像すると不気味だな」
俺「うん、だから絵的にもお前が洗うべき」
幼「それは嫌だ」

 ◇

幼「これ、本来こんなぺしゃんこじゃないよね?」
俺「子供の頃毎日いっしょに寝てたからなあ。
  朝起きるとよく潰してて、ごめんねってなでなでしてたよ」
幼「あはは」
俺「こっちのはまだ良いんだけど、あれは水洗い出来ないから潰れっぱなしの汚れっぱなし」
幼「捨てちゃえば?」
俺「やだよ」
幼「冗談だって」
俺「ずっといっしょに過ごすんだ。こいつらともみおとも」
幼「ハーレムですか」
俺「だってみおもスライムもかわいいから」
幼「浮気者」
俺「でも、みおが一番だよ?」
幼「んじゃ、ぱーんち」

スライムのぬいぐるみを殴るみお。

俺「何すんだよー」
幼「ふふ、本妻の妾いじめよ。本妻キーック」

蹴られてコロンコロン転がっていくぬいぐるみの群れ。

 ◇

俺「止めろよ、もったいないだろ。俺を蹴ろよ」
幼「『かわいそうだろ』じゃなくて『もったいないだろ』なんだ」
俺「みおの足きれいだもん」
幼「足触るなこらっ」
俺「いてっ。良いじゃん触るくらい」
幼「お前の触り方はいやらしいんだよ」
俺「みおがぬいぐるみにヤキモチ焼いて暴れてるから、足になでなでする」
幼「焼いてない!」
俺「みお、ぬいぐるみ好きだもんね」
幼「まあね。嫌いな人はあまりいないでしょ」
俺「……」
幼「なんだよ」
俺「ううん」
幼「言いなよ」
俺「みお、スライムのぬいぐるみ作れないかな?」
幼「えー、無理でしょそれは」
俺「だよね」
幼「どうして聞いたの?」
俺「笑わないでね?」
幼「笑わないよ」
俺「昔さ、彼女にスライムのぬいぐるみ作ってもらうのが夢だったんだ」
幼「あはは」
俺「笑った……」

 ◇

幼「ごめんごめん」
俺「みおのバカ……」
幼「友達とかに簡単に作れそうか聞いてみるから許して」
俺「作ってくれるの?」
幼「出来そうならね」
俺「ありがとう」
幼「あ、でも作るにしても暇な時に気が向いたらだよ?」
俺「うん」
幼「聞いてみるだけだからね、期待しないで」
俺「分かってる」
幼「……ふふっ」
俺「また笑った」
幼「だっておかしくて」
俺「変かな」
幼「和君らしいよ」
俺「言っとくけど、昔の夢だからね?」
幼「うんうん……だめだお腹痛い、ツボった……」
俺「……もう寝る」
幼「じゃあ添い寝してあげなきゃね。一人じゃ寝られないでしょ」
俺「あんまりバカにしてると押し倒して無理矢理ひどいことするぞ」
幼「ふふふ、子供のくせに」
俺「うう、もう今日はエッチ無理だな」
幼「どうしたい?
  寝ても良いし」
俺「寝ても良いし?」
幼「それとも、お姉さんが気持ち良くしてあげようか?」
俺「お願いします」
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