日常編27


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幼「ただいま」
俺「おかえり」
幼「お前何斜めってんの?」

斜めってるってのは斜めになってるという意味だ。まあ言わなくても分かると思うが。

俺「お尻が痛いんだ」
幼「ぶつけたの?」
俺「よく分からん。見てくれここ」
幼「……なんかぷくってなってるね」
俺「どうしたのかな」
幼「虫に食われた?」
俺「でもトランクスの下だよ?」
幼「どっかで浮気して脱いだんじゃないの」
俺「寝てる間にみおに噛まれたんじゃないかな」
幼「失礼な」

 ◇

俺「座ると痛いんだ」
幼「ここだけなの?」
俺「あとここも」

玉袋の片方を拡げて、蚊に刺されたような跡を見せる。

幼「なんでそんな所を」
俺「まあこっちは別に問題ないから良いけど」
幼「そっちの方が痛そう」
俺「体重かからなきゃなんでもないからこっちは平気だよ」
幼「ふーん……えい」
俺「痛い!」
幼「痛いんだ」
俺「痛いって言ったのになぜわざわざ確かめた……」
幼「ほんとかなって」
俺「痛いです」
幼「じゃあ仕事大変じゃん」
俺「仕事なんてまともにしてないから良いけどパソコンでサボりにくい」
幼「おい」
俺「冗談だよ。ちゃんと仕事してるよ」
幼「ガンガン働け」
俺「なんかドラクエの作戦みたいだな」

 ◇

幼「そんなんじゃエッチ出来ないね」
俺「あ、エッチしたい気分?」
幼「や、そんなんじゃないけど」
俺「みおがしたいなら良いよ?」
幼「間に合ってます」
俺「そっか」
幼「心配なら早くなおして」
俺「うん。多分すぐだよ」
幼「和君ってすぐそういうのなるよね」
俺「そうかな」
幼「そういうので悪くなったことないの?」
俺「水イボになったことある」
幼「水イボって何?」
俺「えーっと……」
幼「なんで脱ぐ」
俺「ここ、ぷくっとなってるでしょ?」

腕にある赤い小さな突起を指差す。

幼「うん」
俺「もっと大きいんだけど、こんな感じのがたくさん出来るの」
幼「痛いの?」
俺「痛くはなかったような。取る時痛かったけど」
幼「取る時どうするの?」
俺「どうするって、ギザギザのピンセットで挟んでぐるんと根元からねじり取るんだよ」
幼「うわー……血出るの?」
俺「根元は普通の皮膚んとこだからもちろん出る」
幼「じゃあ和君泣いたでしょ?」
俺「多分泣かなかったよ」
幼「ウソだあ」
俺「水イボ取れればみおとプールに入れると思って我慢したんだろうね」
幼「え……」
俺「あんまり嫌がった記憶ないから、多分そう。時期的にも合うし」
幼「いつ?」
俺「いつって聞かれると困るけど」
幼「あはは」
俺「覚えてないよそこまで」
幼「たしかにね」

 ◇

幼「お尻のも水イボだったりして」
俺「いや、これは違うよ。水イボはたしかタンコブみたいな形だし」
幼「あー、イボじゃないもんね」
俺「うん」
幼「なんだろね」
俺「まあただの肌荒れ的なものかもしれん」
幼「唇とかカッサカサだもんね和君」
俺「俺、唇の乾いた皮食べる癖あるんだよね」
幼「たまに牛みたいな顔して食べてるよね」
俺「どんな顔だよ」
幼「やってみ」
俺「……」

もくもく……。

幼「ほら、牛が何も食べてないのに口動かしてる時の顔じゃん」
俺「知らんわそんなの」

 ◇

幼「今度よく見ると良いよ」
俺「次おばあちゃんち行ったら見ようかな」
幼「牛いるの?」
俺「すぐ近くにいるよ。ニワトリもいて朝うるさい」
幼「あはは」
俺「ニワトリ飼ってる所に、産み立て卵の自動販売機があるんだよ」
幼「へえー」
俺「出てくる時に割れたりしないのかね」
幼「ゆっくり出てくるんじゃないの?」
俺「ああ、そういう自動販売機あるもんね。紙パックのジュースのとかお菓子のとか」
幼「そうだよ。卵買ったら出てくる時の衝撃で全部割れましたとか最悪じゃん」
俺「いや、割れてる上に帰りがけに卵投げつけられたらもっと最悪だろ」
幼「なんで投げつけられるんだよ」
俺「かわいい奥さんいるから嫉妬されて」
幼「なら仕方ないな」
俺「仕方ないで済ませないでよ」
幼「仕方ない」
俺「慰めてよ」
幼「なんでよ。想像しただけでしょ」
俺「想像でもテンション下がった」
幼「余計な想像するから」
俺「キスしてよ」
幼「やだって言ったら?」
俺「しょうがないから想像でみおに卵ぶつける」
幼「弱っ」
俺「そして蹴られる」
幼「想像でも蹴られるのか」
俺「そんで、抱きしめてキスしてくれる」
幼「ふふ、それは当たり。
  ……ちゅ」
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