お嬢様編D


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[09/06/20書き込み]

スケートはその後も特に上達しなかった。
そして敬子の家にやってきた。

[玄関]

嬢「ちょっと待っててね」
一見他と同じただの白いタイルに見えたのに、押すとそこだけ壁からタイルがカシャッと飛び上がり数字のボタンが現れた。
手慣れた感じでボタンをプッシュすると、ジー……と電動でドアが解錠された音がした。

俺「すっげ、鍵じゃないんだ……」
嬢「面倒臭いよね」
俺「悪の秘密基地みたいでかっこいい」
嬢「ひとんちを悪の秘密基地にしないで」
俺「あんな漫画みたいの初めて見た」
嬢「やりすぎだよね」
俺「おじゃまします」

 ◇

[敬子の部屋]

嬢「お兄ちゃんなぜかいるし。ごめんね」
俺「良いよ良いよ」
嬢「テレビ付ける?」
俺「大丈夫」
嬢「そっか」
俺「自分のテレビあるんだ」
嬢「うん」
俺「冷房まである」
嬢「付ける?」
俺「いや、良いけど……もっと良い靴下で来れば良かったな」
嬢「あはは、なにそれ」
俺「この部屋に漫画は目立つわな……」
嬢「変?」
俺「だってお嬢様って感じ」
嬢「お嬢様じゃないよ別に」
俺「でも、男あんまり呼べないんじゃない?
  びっくりされそう」
嬢「初めてだよ」
俺「初めて?」
嬢「うん。お兄ちゃんが面白がりそうだから。
  女の子だけの時はたまに呼ぶけど、男の人が一人でも入ってたら呼ばない」
俺「俺が来ちゃったけど」
嬢「抹殺するから平気よ」
俺「おい」

 ◇

嬢「彼氏入れないのも変だしね」
俺「しつけに厳しいこわいパパが出てきたりしないだろうな」
嬢「漫画嫌いのママなら出てくるかも」
俺「漫画禁止してるの、母親なんだ?」
嬢「和の両親はそういうのないの?」
俺「むしろ買ってきてくれて読む漫画に困らないよ。
  母親がゲームと漫画と小説好き、父親がゲームと小説と映画好きだからな」
嬢「私も買ってほしい」
俺「漫画面白いよね」
嬢「うん。和の家良いなあ」
俺「今度、また来れば良いじゃん」
嬢「行く」
俺「警戒心ないなあ」
嬢「そうかな」
俺「襲われちゃうかもしれないじゃん」
嬢「そしたら撃退する」
俺「撃退とかこわっ」
嬢「こわいよー?
  護身術習ってるから」
俺「え、それやっぱお嬢様だから誘拐されないように親が心配して!?」
嬢「理由はよくわかんない」
俺「はあー、お嬢様の護身術とか本当なんだな。
  俺が急に襲ってきても大丈夫なわけ?」
嬢「和なら余裕だと思う」
俺「弱そうってこと?」
嬢「強い弱いより冷静に対処して股間を潰せるかどうかだから」
俺「潰すとか物騒だな」

 ◇

嬢「先生的にはとりあえず股間らしい。内臓が外に出てるようなものだから狙いやすいし力も要らないんだって」
俺「そういや、ちびまる子ちゃんで花輪君に護身術教えてもらう話でも股間を狙えって言ってたな」
嬢「でしょ?」
俺「なるほどなあ」
嬢「和に襲われてもこわくないから冷静に潰す」
俺「潰すな潰すな」
嬢「潰すまでもないから潰さないけどね」
俺「じゃあ襲ってみても良い?」
嬢「良いよ」
俺「股間蹴るなよ?」
嬢「うん。どっからでもきなさい」
俺「えい」
嬢「きゃあ」

蹴られないなら安心してタックル出来る。とりあえずベッドに押し倒して気分を味わう。

俺「はあはあ……」
嬢「ちょっ……」
俺「敬子かわいいよ……」

手ごと抱きしめて股間を押し付ける。ああ、気持ち良い。

嬢「やあ……なんか、かたいの当たってるよ……」
俺「こわいだろ?」
嬢「こわくはないけどね」
俺「なんだと」
嬢「だって簡単にやっつけられるし」
俺「じゃあ、もう少し抱きしめてても良い?」
嬢「抱きしめるのはともかく腰の動きが卑猥」
俺「我慢してくれ」
嬢「我慢しなきゃいけないのは和だと思う」
俺「気持ち良くて無理」
嬢「変態」

 ◇

俺「やばい、イク……」
嬢「え?」
俺「はあはあ……もうイク……」
嬢「待って待って」
俺「あっ、出る……」
嬢「あうぅ……」
俺「うあっ……!」
嬢「で、出てるの……?」
俺「出てるよ……はあ、ああ……」
嬢「和の変態……」
俺「気持ち良かったよ……」
嬢「さっさと潰せば良かった」
俺「こんなことされたの初めて?」
嬢「当たり前でしょ」
俺「ものすごく興奮した」
嬢「興奮してたね」
俺「出会いがひどかったからしばらく我慢しようと思ってたのにな。
  押し倒して抱きしめたら気持ち良くて」
嬢「やだこの人、危ない」
俺「だって敬子の足が……」
嬢「足がとか、変態っぽいからやめて」
俺「ぽいだけなら良いや」

 ◇

嬢「……和の?」

敬子がくんくんと臭いを嗅ぎながら聞く。

俺「あ、臭い?」
嬢「臭いー」

会った日もトイレに行ってる隙に使用済みティッシュを見つけていたし、鼻が良いのだろうか。

俺「……どうしよ」
嬢「どうしよって言われても」
俺「帰るか、トイレで洗うか、拭くか」
嬢「トイレ、お兄ちゃんの部屋の方だから途中で会ったらやばい」
俺「じゃあ帰ろうか」
嬢「拭いちゃいなよ」
俺「良いの?」
嬢「うん」
俺「じゃあ脱ぎます」
嬢「早っ!
  なんか脱ぎたかったっぽい」
俺「違うよ、早くしないと乾いちゃうから」
嬢「あ、よく考えたら別に私が見てることないよね」
俺「見てくれないの?」
嬢「見ろって?」
俺「うん」
嬢「やっぱ変態」
俺「トランクスは敬子が脱がしてよ」
嬢「なんで?」
俺「早くしないと臭いが移ってお兄ちゃんにバレちゃうよ」
嬢「えー……うう……」

おそるおそる脱がしてくれる。精液の重みもあってか、途中でストンと落ちた。

嬢「うわ、なにこれちょっと……出し過ぎでしょ……」

実に良い反応だ。

 ◇

俺「先にトランクス拭いて。もう染みちゃってるけど」

嬢「私が拭くのかよっ!」

トランクスを渡してあぐらをかくと、文句を言いながらトランクスを拭く。

嬢「あー、手に付いちゃった……こんなもん?」
俺「次はこっち」
嬢「そ、それは自分でやりなさいよ」
俺「俺、敬子に拭いてもらいたいな」
嬢「……分かったわよもー」
俺「優しくね」
嬢「そこまで知らない」
俺「あ……」
嬢「痛かった?」
俺「気持ち良い」
嬢「まぎらわしい!」
俺「はあ……」
嬢「うう、また指に付いた……」
俺「指舐めちゃえ」
嬢「なんで舐めるのよ」
俺「おいしいんだよ?」
嬢「ほんと?」
俺「うん」
嬢「ちゅぱ……よくわかんない」
俺「お腹まだ拭いてないから残ってるよ。舐めてみ」
嬢「ぺろ……おいしくないよ?」
俺「ごめん、お腹舐めてほしいから嘘ついた」
嬢「バカ!」

 ◇

俺「もっとお腹ぺろぺろして」
嬢「やだ。苦いもん」
俺「お願い」
嬢「やだー」

ガチャ

兄「ケイー……うわ、わりい」

ガチャ

 ◇

そして数分後。

コンコン

嬢「はい」

ガチャ

兄「ごめん」
嬢「最初からノックしてよ」
兄「いや、女友達しかいないと思ってたからまたパンチラでも見れればと」
嬢「用事ないの?」
兄「最初はなかった。今は謝りにきた」
嬢「さっきのあれは違うんだから勘違いしないでね」
兄「勘違いも何も、完全にあれだろ」
嬢「違うの違うの!
  無理矢理押し倒して勝手に彼が!」

おい、その説明じゃレイプみたいじゃないか。

 ◇

兄「ケイが上に乗ってたじゃん」

そうなのだ。タイミングが悪かった。
俺が腰を動かしてる時なら言い訳出来た。服も着てたし、俺がじゃれてきただけってことにも出来ただろう。
半裸の俺と、四つんばいで俺のお腹に顔をやる敬子では言い逃れ出来ない。


嬢「無理矢理なんだってばー!
  ほら、なんとか言ってよ」
俺「無理矢理です」
兄「嫌がってなかったじゃん」
俺「それはまあ弱みを握ってるんです」
兄「弱みって?」
俺「俺に惚れた弱みで、どんなことされても抵抗出来ないんです」
兄「へー、ケイって尽くすタイプだったんだ」
嬢「違うー!
  勢いで、勢いで……」
俺「敬子、本当は嫌だったの?
  ごめんね」
嬢「あ、違うよ。びっくりしたけどそれだけだよ」
兄「え、痛くなかったの?」
嬢「そこまでしてない!」
兄「やっぱ途中まではしてんじゃん」
嬢「うぎっ。ううー、もう出てってよー!」
兄「わわっ、怪力で押すなって。はいはい、出ますよ」

バタン

 ◇

嬢「ふう……」
俺「家だと大きな声出すんだね」
嬢「お兄ちゃんが相手だとたまに大声になっちゃう」
俺「よく話すんだ?」
嬢「まあまあ」
俺「……お兄ちゃんのこと、結構好き?」
嬢「なにそれ、ふふ」
俺「いや、何でもないんだけどさ」
嬢「あはは、なになに?」
俺「うーん……怒らないでね?」
嬢「うん」
俺「敬子って、今まで告白された人は断ってたんでしょ?
  好きな人とかいたわけ?」
嬢「……なんか、全部分かって聞いてる感じだね」
俺「お兄ちゃんのこと好きなの?」
嬢「わかんない。仲良しだけど」
俺「告白断ってたのはお兄ちゃんの存在は全然関係なしか?」
嬢「……そう聞かれると困るかも」
俺「誰かに相談とかしたの?」
嬢「ううん。気付いたのも和が初めて」
俺「好きって言わないの?」
嬢「だって、言っても仕方ないし。本当に分からないし」
俺「ふーん……」
嬢「和、すごいなあ。
  どうして分かったの?」
俺「分かったわけじゃないけどね。
  俺がそんなにモテるわけないからさ。
  モテないと、好きってメールが来ても送る相手間違えてんじゃないかって思ったりするわけだよやっぱり。
  んで、友達にお兄ちゃん大好きが一人お兄ちゃん大嫌いが一人いてさ。
  そのことから、誰かが兄弟姉妹と話してる時に相手を好きか嫌いかなんとなく分かる時があるんだ。
  それで好きそうな感じだったからね。
  俺がたまたま和って名前でお兄ちゃんと同じだから気に入ってくれたのかなって、ちらっとは思っちゃうよ」
嬢「違うよ、和は和で好きになったの。名前は関係ないよ」

 ◇

俺「関係ないなら嬉しいよ」
嬢「関係なしです」
俺「じゃあ、キスしても良いのかな?」
嬢「してして」
俺「じゃあ……」
嬢「ん……」
俺「……俺のこと好きってうぬぼれちゃって大丈夫?」
嬢「うん、和だから好きなの」
俺「でもお兄ちゃんも好きなんでしょ?」
嬢「お兄ちゃんは好きかどうかよく分からないけど、和は大好き」
俺「もし今、お兄ちゃんに告白されたらどうする?」
嬢「そんなの丸めてポイ」
俺「丸めてポイか」
嬢「ポイポイポーイって感じ」
俺「信じるよ」
嬢「うん」
俺「俺を選んでくれたことを後悔させないように頑張る」
嬢「後悔してないよ」
俺「今後の話」
嬢「今後ね」
俺「今日は良かった」
嬢「ん?」
俺「お兄ちゃんのこと聞けて」
嬢「怒ってない?」
俺「なんで怒るの?」
嬢「お兄ちゃん気にしてるのにどうして付き合ったんだとか」
俺「俺はね、きっとひとかけらの期待をされてたんだよ。他の人は付き合う時点で断られてるのに俺だけ付き合えたんだからね。
  ただ告白が断れなかっただけかもしれないけど、それでも俺に何か情があったってことでしょ。
  その時は好きのひとかけらだったとしても、今こうして好きと言ってもらえるなら何を怒るのさ」
嬢「そんな考え方するんだ……。
  和って怒ったりしないの?」
俺「怒るよ?」
嬢「どんな時に怒るの?」
俺「知らない人の家に行って何か臭いティッシュがあって触ってみたら破けて精液まみれになったら絶対怒るね」
ツールボックス

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