女上司イメプレ編01

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幼「起きてよ」 俺「なんだあ?」 幼「そこ、クモクモ!」 俺「どこだよ……ああ、久しぶりに見たな。春にもいるんだ」 幼「なごむな!」 俺「ん?」 幼「んじゃないよ、やっつけてよ」 俺「クモはゴキブリも蚊もハエも食べてくれるんだぞ」 幼「クモ嫌いなの」 俺「じゃあもし俺が勝ったら俺の言うことを聞く?」 幼「今日はお前が言うこと聞く約束でしょうが!」 俺「つまらんなあ」 幼「早くー」 俺「別にやっつけなくても外に追い出せば良いんだよな?」 幼「うん」 俺「しかし、そんなにこわいのか?」 幼「だってモゾモゾして気持ち悪いじゃん。モゾり具合がお前にそっくりだよ」 俺「なんだと」  ◇ 俺「クモは旅立ったよ」 幼「クモ好きなの?」 俺「好きってわけじゃないけどな、でかいのは気持ち悪いと思うし。   最初に買ってもらったのが『ドラえもん』ってのは言ったよな。で、俺剣道やってたじゃん。二番目か三番目に買ってもらえた漫画がたしか『YAIBA』って最初の方が剣道の漫画でさ。   それにクモ男って憎めない悪役がいてそんなに嫌悪感はなくなったな」 幼「初耳だわ」 俺「まあ二人でクモ見たの初めてだしな」 幼「いや、剣道の方」 俺「剣道は知ってるだろうが」 幼「知らないて」 俺「子供の頃に『和君が剣道なんて生意気』とか言ってお前にはたかれたと思うが」 幼「えー嘘だあ……」 俺「俺泣いたぞたしか。   プールと同じ時期に通ってたから間違いない」 」 幼「プール?」 俺「お前がいっしょに泳ごうって言うからプール通って泳げるようになったんだろ」 幼「なにそれ」 俺「手紙のやつだよ!」 幼「あー、お前がなんかはしゃいで電話してきた?」 俺「それ」 幼「そうだ、寝てたのに起こしやがって。今日はこきつかってやるから」 俺「いや、今さら怒るなよ……」  ◇ そんなわけでスーパーに荷物持ちに付いて行くことになったのだった。 俺「セブンイレブン寄って良い?」 幼「何買うの?」 俺「ポテト」 幼「ポテトなんてあったっけ」 俺「いや、俺も知らなくてさ。セブンイレブンって俺の家の近くにないじゃん?   だから食べたことなかったんだけど会社で友達にちょっともらったら美味しくてさ」 幼「へえー」 俺「あ、丑の日だって」 幼「ホントだ」 俺「丑の日って夏じゃないっけ?」 幼「春の丑の日って書いてあるから夏のとはまた別にあるんじゃない?」 俺「秋や冬もあるのかね……美味そうだな」 幼「食べる?   二つあるし」 俺「げ、1280円だって」 幼「高っ!」 俺「なんでキャンペーンやってんのにこんな高いんだよ」 幼「これ国産だわ」 俺「俺は良いや……一切れで1280円ならステーキ食べたい。   真ん中にウナギがちょこんとあるだけでご飯見えまくってるじゃん」 幼「私も良いや」 俺「魚の癖に生意気だよな」 幼「寿司屋が怒るぞ」  ◇ 俺「お前寿司食べたことあるの?」 幼「バカにし過ぎなんですけど」 俺「いや、そうじゃなくて俺は魚あんまり好きじゃないから行ったことないと思うんだよね」 幼「なのにウナギ食べようとしてたのかよ」 俺「ウナギは好きなんだよ。焼き魚は好きじゃないって程度なんだけど生がな。グミみたい」 幼「グミはひどい」 俺「お前お寿司食べたい時ないの?」 幼「お寿司って普段食べるものじゃなくない?」 俺「でも父親のご飯はよくスーパーのお寿司だったよ?」 幼「あ、あれはなんか分かる。気楽」 俺「あれって全部かっぱ巻きのやつがあるんだから全部玉子のも作ってほしい」 幼「誰がそんな玉子ばっか食べるんだよ」 俺「玉子が一番美味いよ絶対」 幼「ってよりそれしか食べられないんだろ」  ◇ [公園(?)] 俺「ここでポテト食べちゃうわ」 幼「うん」 俺「もぐもぐ……」 幼「一つちょーだい」 俺「ん」 幼「あ、美味しい」 俺「おい、一つじゃなかったのかよ」 幼「あはは。気にしないで」 俺「ったく……なんか鳩多いな」 幼「鳩さん、自転車通っても全然こわがらないね」 こいつ25にもなって鳩さんとか……かわいいじゃねーかチクショー。 ダメだ俺。なんで今のがかわいく感じるんだ。 この恋全然冷めない。もう付き合って五ヶ月経つのにおかしい。彼女をずっと大切にしたい。 俺「なあ、良い天気だな……自動販売機でお茶でも買ってゆっくりしようか」 幼「何言ってんのバカ、あっちで百円で売ってるのにもったいないでしょ。さっさと行くよ」 俺「わ、待てよ」 ちぇっ(´・ω・`)  ◇ 幼「あんた臭くない?」 俺「そんな言い方はないだろ。俺にも心があるんだぞ」 幼「いや冗談じゃなくて」 俺「だったらなおさらだろ」 幼「足見てみ」 俺「足?」 幼「……」 俺「犬のフン踏んでる」 幼「やっぱり」 俺「どうして俺って分かった?」 幼「だって私踏んだことないし」 俺「俺がいつも踏んでるみたいに言うなよ」 幼「私んちの犬の散歩行くと毎回踏んでたじゃん」 俺「あのルートは犬のフンが多過ぎるんだよ」 幼「それでも普通あんなには踏まないよ」 俺「犬がたくさんいてこわいから足下どころじゃなかったんだよ」 幼「あのこわがりようは面白かった」 俺「田舎は犬多過ぎなんだよ。あの数はワンワンパニック並に理不尽ゲーだった」 幼「なんでもゲームにするな」  ◇ 俺「あまりに踏んで他の子供に笑われるもんで俺が散歩について行かないで、喧嘩になったよね」 幼「それは知らん」 俺「お前が  『あんなの気にしちゃダメだよ。もう泣かないの。   これはダーリンのために言ってるんだからね。もっと強くならなくちゃ。そうしないと結婚してあげないよ?』   とかなんとか言って励ましてくれたじゃないか」 幼「作り過ぎ」 俺「本当だって!   珍しく優しかったから覚えてるんだよ」 幼「そんでお前どうしたの?」 俺「『別にボクそこまで苦労してみおちゃんと結婚したくないもん……』みたいなこと言ったと思う」 幼「お前死ね」 俺「そしたらお前泣いちゃってきまずかったからキスして誤魔化した」 幼「お前サイテーだわ」 俺「まあまあ奥さん、子供のしたことですし許してあげましょうよ……」 幼「どこから低姿勢のおばちゃん出てきた」

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