日常編09

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[09/03/10書き込み] 幼「あのペンギンのタッチペン貸して」 俺「白い箱に入ってるよ」 幼「ないよー?」 俺「お前に貰った木のケースの中」 幼「えー?」 俺「チョコの――」 幼「あった」 俺「ゲーム関係は大体そこにあるよ」 幼「お前コーヒー飲めるの?」 俺「いんや」 幼「これどうしたの?」 箱の中から一つのコーヒーフレッシュを取り出す。 俺「それは中身はもう腐ってんだろ、お守りみたいなもんだ」 幼「お守り?」 俺「お前、気持ち悪いって言うから教えない」 幼「言わないよ」 俺「その箱にダイスが入ってるだろ?」 幼「うん」 俺「箱が木で出来てると」 幼「それで?」 俺「それでと言われても。ダイスとキでダイスキってだけだよ」 幼「あー、ゲームだから?」 俺「違うよ」 幼「え?」 俺「日付みてみ」 幼「ん……」 俺「……」 幼「……見た」 俺「そういうわけだ」 幼「ど、どういうわけよ!」 俺「全部言わなきゃ分からないか?   11月30日、その日に生まれたお前が好きってことだよ」  ◇ 幼「恥ずかしげもなく言うなよ……」 俺「まあいつも好きって言ってるし」 幼「でもこういう手の込んだことされると恥ずかしい……」 俺「気持ち悪いならやめるよ?」 幼「いや、気持ち悪くはないけど。なんか妙に恥ずかしい」 俺「結構やってるぞ。   ミノタウロスの斧、弟切草、えー……ガイコツまてんの杖かな?……睡眠草、消え去り草って頭文字で『みおがすき』って作って割れない壺に入れてこの気持ちがいつまでも割れないようにとか」 幼「何やってんだよ……」 俺「好きな人の名前をノートに書いたりしなかった?」 幼「したした」 俺「俺の名字に自分の名前を付けてみたことあるだろ?」 幼「あー……?」 俺「あるんだ」 幼「な、ないない!」
[09/03/10書き込み] 幼「あのペンギンのタッチペン貸して」 俺「白い箱に入ってるよ」 幼「ないよー?」 俺「お前に貰った木のケースの中」 幼「えー?」 俺「チョコの――」 幼「あった」 俺「ゲーム関係は大体そこにあるよ」 幼「お前コーヒー飲めるの?」 俺「いんや」 幼「これどうしたの?」 箱の中から一つのコーヒーフレッシュを取り出す。 俺「それは中身はもう腐ってんだろ、お守りみたいなもんだ」 幼「お守り?」 俺「お前、気持ち悪いって言うから教えない」 幼「言わないよ」 俺「その箱にダイスが入ってるだろ?」 幼「うん」 俺「箱が木で出来てると」 幼「それで?」 俺「それでと言われても。ダイスとキでダイスキってだけだよ」 幼「あー、ゲームだから?」 俺「違うよ」 幼「え?」 俺「日付みてみ」 幼「ん……」 俺「……」 幼「……見た」 俺「そういうわけだ」 幼「ど、どういうわけよ!」 俺「全部言わなきゃ分からないか?   11月30日、その日に生まれたお前が好きってことだよ」  ◇ 幼「恥ずかしげもなく言うなよ……」 俺「まあいつも好きって言ってるし」 幼「でもこういう手の込んだことされると恥ずかしい……」 俺「気持ち悪いならやめるよ?」 幼「いや、気持ち悪くはないけど。なんか妙に恥ずかしい」 俺「結構やってるぞ。   ミノタウロスの斧、弟切草、えー……ガイコツまてんの杖かな?……睡眠草、消え去り草って頭文字で『みおがすき』って作って割れない壺に入れてこの気持ちがいつまでも割れないようにとか」 後日追記・やっぱまてんの杖なんてないな。肉だ。 幼「何やってんだよ……」 俺「好きな人の名前をノートに書いたりしなかった?」 幼「したした」 俺「俺の名字に自分の名前を付けてみたことあるだろ?」 幼「あー……?」 俺「あるんだ」 幼「な、ないない!」

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