ヨーダ編03

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よく考えてみれば、ヨーダから電話が来たときに俺のことを聞いてるんだから、いっしょに行こうとしてたわけだ。 付き合ってることを隠すなら俺のことは聞かないだろう。 俺「あのさ、嫌なら良いんだけど」 幼「変態」 俺「エロじゃなくてさ。   ヨーダに俺達が付き合ってること言いたいんだけど」 幼「言いたきゃ言えば良いじゃん」 俺「そっすか」 幼「そっすよー?」 俺「じゃあ、言うからさ。手、手をさ、繋いでてくれ」 幼「ん」 俺「…」 幼「…どうした?」 俺「やっぱお前が電話してくれ」 幼「自分で言いなさい」 俺「うう…」 幼「ほらほら、応援してるから」 俺「うん…」  ◇ ヨ「おうなんだー?」 俺「あんさ」 ヨ「おうよ」 俺「俺みおちゃんに告白したんだわ」 ヨ「ひょーーーい!」 俺「今付き合ってるんだ」 ヨ「ほほい」 俺「だからあんま、俺抜きで誘ったりとか…」 ヨ「うわーすまんすまん!   そんなつもりじゃなかったんだよ、わりい」 俺「いや…」 ヨ「いつからよ」 俺「11月末から」 ヨ「なーんだよー言えよー」 俺「ちょ、ちょっと代わるな」 幼「えっ、なんでよ」 俺(限界限界!)ぼそぼそ 幼(ゆっくりでもきっと怒らないだろうから自分のペースで言ってみ)ぼそぼそ 俺「代わってくれなかった…」 ヨ「なんだ、今そこにいるの?」 俺「うん、いっしょに暮らしてるんだ」 ヨ「えー!?えーーー!?   早っ、カズッチそういうの奥手だと思ってたわ」 俺「今は少しでもいっしょに居たくて、頼んだ。   だから、だから、自分達の時間が欲しいから…あんまりみおと遊んで欲しくないんだ。   今は心に余裕がないから、ごめんだけど…しばらく…あの…」 ヨ「あー良いよ良いよ!   みおちゃんかわいいから心配だもんな」 俺「…お前ちょっとあっち行っててくれるか?」 幼「エッチなことはばらすのなしだよ?」 俺「大丈夫。   …ごめん」 ヨ「なんだなんだ」 俺「いや、お前がみおちゃん好きだったりしたら酷すぎるから一応聞いておこうと思って」 ヨ「それ聞いちゃうか」 俺「まあ嫌なら良いけど」 ヨ「好きだったぜ」 俺「お…」 ヨ「小さい頃に一回だけ喧嘩したろ?」 俺「『私のために争わないでー』みたいなやつ?」 ヨ「うおっまさに」 俺「あの頃少女漫画に影響されてたよなあいつ、『ダーリン』とか」 ヨ「俺は名前のままだったけどな、ははっ」 俺「あ…」 ヨ「お?   気にするなよ」 俺「うん」  ◇ 俺「お前、父親に会いに行ったろ?   あの時俺も誘ってくれよ。気が気じゃなかったぞ」 ヨ「あーあれはさ、わざとハブったんだわ。お前無理だったとかみおちゃんに適当言って。   告白しようと思ってたからさ。だからみおちゃんは悪くねーんだ。ってか知らねーし」 俺「え、でもみおちゃん何も言わなかった」 ヨ「俺に悪いと思ったんだろ」 俺「告白したらなんて?」 ヨ「告白する前に心折れた。   『和君残念だったね』『和君中学校の頃何してた?』『和君…』『和君…』だぜ?   どんだけ好きなんだよって」 俺「共通の話題がなかったんじゃね?」 ヨ「いや、聞いたんだわ。そしたら好きってあっさり言われてさ。お前には内緒って言われたけど」 俺「なんで告白してくれなかったんだろ」 ヨ「あれからずっと好きだったなんて気持ち悪がられるからってよ」 俺「そんなの別に再会してまた好きになったって言えば良くない?」 ヨ「それ俺も言った(笑)   でも後で言いたくなるだろうしって」 俺「よくわかんねーな」 ヨ「恥ずかしいのもあったんじゃないのか?」 俺「そっか…。   いや、電話して良かった」  ◇ 俺「お前が俺の母親嫌いって言ったじゃん、あれからなんか距離あってさ」 ヨ「わりい、お前全然普通だったから怒ってたの知らなかったわ。   マジでごめん。俺の顔殴っとくか?」 俺「良いよ、二人で父親に会いに行ったのが気になったってのもあったろうし」 ヨ「そんなにあれ気にしてたのかよー聞けよー」 俺「うーん聞くのもな…」 ヨ「あーそろそろ時間ないから何かあったらまた電話してくれっか?」 俺「立ち読みか?」 ヨ「なんでだよ(笑)   昼はレッスンしてっから夜バイトなんだわ」 俺「なるほど。そんじゃ」 ヨ「俺の分も大切にしてくれよ」 俺「当たり前だ」

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