ダブルキャスト編06

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幼「ふあー、そろそろ歯磨きさせてよ」 俺「寝る?」 桃「食って飲んでまたイカされてでねみー」 幼「眠いっス」 俺「じゃあ寝よ」  ◇ 俺「二人ともホントに二回イケたの?」 桃「超良かったよ」 幼「イケた」 俺「普段はみお一人でもあんまりイカせてあげられないのになんで今日はそんな上手くいったんだろ」 幼「普段は手抜きしてるんだろ」 俺「手抜きしてないよ。みおのコンディションだよ」 幼「怪しいもんだわ」 俺「でもイカせられない日もなるべくみおが満たされるようにしたいと思ってるよ」 幼「はいはい。下手くそは黙ってな。   別に浮気するから良いわ」 俺「うう……」 幼「ふふっ、まあ気持ち込めれば良いって」 俺「うん……」 桃「でもエッチ優しいし上手いと思うよ。かき回せば良いと思ってる奴とかいるもん」 俺「俺は大丈夫だった?」 桃「グーよグー」 俺「そっか、良かった」 桃「それに剥けてるからカリがすごいから生だともっと気持ち良さそう。   フェラしてる時、生でされたくなっちゃった」 お世辞だろうけど嬉しかった。剥けてればカリがすごくなるなら苦労しない。 俺「桃の彼氏、今まで全員包茎なんだっけ」 桃「そうそう。だから口が苦しいのにゾクゾクしちゃって」 俺「俺にはよく分かんないや」 桃「強敵のオーバーキルボーナスを狙ってる時みたいなきついけど楽しい感じ」 俺「なるほど!」 幼「いや普通そっちの方が分からんだろ!」  ◇ [翌日] 俺「ぐぐ……」 幼「何やってんのよ」 俺「だって太ももが……太ももが……」 運動不足なのに急にたくさん動いたから膝に手を置かないと立てない。 幼「貧弱な。お前は留守番してれば?」 桃「見送りいーよ」 俺「良いの?」 桃「そんな歩き方してたら不審者だわ」 俺「ごめんね」 正直とても面倒だったので助かった。 桃「忘れ物ないよね」 俺「ああ、お前ニーソ置いてけ」 桃「なんで!?」 俺「後でみおと『このニーソ誰のよ、浮気してんでしょ』みたいな修羅場イメプレに使う」 桃「ニーソは忘れないだろ」 俺「お願い」 桃「えー。もう、これお気に入りなのに……」 俺「へへ、ありがと」 桃「なんで履くの黙って見てたんだよ」 俺「ぬくもりが欲しいし、履くのと脱ぐの見れるし」 桃「パンツ見んな!   ったく、デートだけのはずがひどい目にあったわ」 俺「サービスしてもらったから、あと盗撮とコスプレだけで良いや」 桃「死ねお前」 幼「日光で消滅しろ」 俺「君たちの笑顔でそういうこと言うところ、すごく可愛いと思う」  ◇ 一人になってさっそくニーソを持ってベッドに。 服を脱ぎます。 俺「はあ……桃大好きだよ……」 もそもそ。 俺「中で出して良い?   愛してるから……みおと別れるから……はあ、出る……。   出るよ、出る……」 ガチャガチャ! 俺「ひえっ」 バタバタ。 幼「ねー、やっぱあんたも来ていっしょにご飯食べる?   今日カレー180円だったでしょー?」 みおが帰ってきた。 俺「や、はあ、大丈夫だよ」 布団をかぶって返事をする。 幼「……」 桃「……」 俺「あはは……寒いね今日」 どうして言い訳ってのは無理があるのでしょうね? 幼「で、どっちでしてたの?」 俺「桃で」 正直に答える。ニーソが手元にあるし。 幼「浮気者」 俺「だってニーソくれるんだもん」 桃「私のせいかよ」 俺「みおあんまりニーソくれないんだもん」 幼「まだ使うの!」 俺「俺だって使うのに」 幼「使用法が間違ってる。とりあえず出なさい」 布団から出る。 桃「マジでニーソ持ってるし」 幼「変態」 俺「あのさ、やっぱ最後に桃の太もも貸してほしいんだけど」 幼「お前は猿か」  ◇ 桃「もー、服しわくちゃになっちゃうじゃん」 俺「ごめんね」 桃「そんなにこすりつけて痛くないの?」 俺「うん。桃の太ももとニーソ気持ち良い。出る、もう出る……ぎゅってして……」 また履いてもらったのだ。 桃「うん」 俺「ああすごいっ、出る……桃、妊娠してあげるって……」 桃「えっ」 俺「妊娠してあげるって、はあ、言って……」 桃「妊娠してあげる」 俺「桃大好き、桃好き、イク……」 出た。 桃「きゃっ」 俺「はあ、ああ……」 桃「私のニーソが汚された……」 俺「最後に恋人同士のキスして良い?」 桃「えー?   んうーっ、むー。んっ……」 俺「桃も抱きしめて……」 桃「ん……」 胸があるから強く抱きしめてもみおとは密着感が違うんだな、などと思いやけに興奮した記憶がある。  ◇ 桃「はい、もうキスおしまい。今度こそ本当におしまい」 俺「えー、もっとずっとしようよ」 桃「よく妻の前で平気で出来るよな。気まずくないの?」 俺「平気じゃないし気まずいよ。後でみおにめちゃくちゃお仕置きされるんだよどうせ」 桃「分かってるならするなよ」 俺「みおごめんねっ!」 幼「何爽やかに謝っとんじゃ!」 俺「桃なんか全然好きじゃないから気にしないでね」 桃「おい!   後で言えよ」 俺「みおとのセックスは愛情の表現だけど桃とのセックスはただの性欲処理だから気にしないでね」 桃「だから後で言えって!   泣くぞおい」 俺「お前なんかどうでも良いんだ。みおだよみお。   みおの前でフラグ折っておかなきゃ」 桃「ひっど」 俺「本当は3Pなんてしたくなかったけど桃に嫌われるために自分勝手なプレイに走ったんだ」 幼「それは絶対ウソだわ」 桃「ちくしょー、ニーソ返せっ!」 俺「あっ取らないで、好きだって。   桃大好きに決まってんだろ」 桃「寄るな!   髪をなでるな!   んう、もごぉ、口に指を突っ込むな!」 俺「なんかまた勃起してきちゃったよ」 幼「指を舐めてもらったから?」 俺「いや、夢だったんだよ『ただの性欲処理』とか女に言うの」 桃「鬼畜過ぎんだろ」 俺「アダルトゲームの影響」 幼「規制するべきだな」  ◇ [定食屋] 俺「桃、ご飯にするの?」 桃「うん。お魚食べる」 俺「値段変わらないからご飯大盛りにしてね」 桃「はいよ」  ◇ 店員「カツカレーのお客様がキャベツと福神漬けなし。    で、定食ご飯大盛りのお客様が魚のおろしと冷奴のしょうがなし。    半うどんセットのお客様は冷やしきつねうどんでネギと紅しょうがなし、ですね」 幼「すみません……」 桃「ネギダメなの?」 幼「いや、こいつが半分食うから」 桃「あー……」 俺「三人で六つも抜くって新記録かもしれんな」 幼「不名誉過ぎるわ」  ◇ [信号] 桃「あ、赤になっちゃう」 幼「渡る?」 俺「良いよ渡らなくて」 桃「こいつ絶対に走ろうとしないよね」 幼「そうそう。電車もそう」 桃「確実に間に合うタイミングでも走らないよね」 俺「子供がちょっとこわくてさ」 桃「ロリコンなのに?」 俺「そうじゃなくて自分の子供がね」 幼「ロリコンについては否定しない和くんであった」 桃「後半へ続く」 俺「なんでちびまる子やってんだよ。   だからね、自分の子供が出来た時に走らないようにしたいの。親は間に合うか間に合わないか判断するわけでしょ?   だけど俺ってあれじゃん、みおが『もう暖かくなってきたからコート要らないんじゃない』って言ったら次の日に台風来てもコート着ないで出ちゃうからさ」 桃「それは着ろよ」 俺「どんなに曇ってても『傘持っていった方が良いよ』って言われないと持っていかないからさ」 桃「持ってけよ」 俺「ようするに判断とかしないで生活してるからさ、下手に走ったら子供が危険じゃん。タイムセールに間に合うと思ったのにおばさん達に右腕を持ってかれたら困るじゃん」 幼「それはないけどな」 俺「とにかく俺が判断するのは子供が危険なので判断することを放棄した。   信号待ちや電車待ちは子供の名前を考える時間にした。最初からそのための時間だったと思うことにした。   子供の名前を考えながら家族の幸せを祈っていれば待ち時間なんてすぐだ」 桃「なんかいい話じゃねーか」 俺「まあ嘘だけどね」 桃「嘘かよ」 俺「嘘ってことにしとかないと恥ずかしいもん」 桃「別に恥ずかしくないだろ」 俺「本当はオリジナルの魔法の詠唱の文を考えてる」 桃「そっちのが百倍恥ずかしいぞ」  ◇ [帰宅後・食卓] 俺「モグモグ……。   うー……ぐすっ、みおー……」 幼「何!?」 俺「やっぱりみおのご飯美味しいなって」 幼「それで泣いてんの!?」 俺「だって久しぶりでしょ。ファミレス・俺・食堂で。   なんかすごく美味しい……」 幼「お前バカじゃないの?   いつも食ってるじゃん」 俺「そうなんだけど、そうなんだけど、うう……。   みおのご飯大好きだから胸がいっぱいになって……」 幼「はいはい。それじゃ明日はトマトサラダね」 俺「トマトはまだ無理」 幼「即答かよ。じゃあなんなら食べられそうなのよ」 俺「久しぶりにチーズの天ぷらが良い」 幼「別にお前の食べたい物は聞いてないから」 俺「俺絶対浮気しないからずっとご飯作ってね」 幼「朝してた気がするんだけど」

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