愛してる編02

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俺「俺はみおの体の方が好きだけどね。押し倒したら勝てそうだもん」 幼「その『押し倒したら勝てそうだから好き』っての和くん何度も言ってるけど、それほめてんの?」 俺「そりゃほめてるよ。俺じゃなかったら妄想が暴走しちゃう体つきだぞ。ロリコンはみんな見るはずだ」 幼「ロリコン限定かよ!」 俺「男なんてほとんどロリコンだから大丈夫」 幼「お前といっしょにすんな」 俺「だって今まで生きてきてロリコンとマザコンとシスコンとホモしか会ったことないよ?」 幼「んなわけないだろ!」 俺「今まで会った中でみおが女として一番魅力的だと思うけどなあ、見た目も中身も」 幼「ねーよ」 俺「お前、テレビでも変な女ばっかかわいいって言うもんな」 幼「お前が変なんだよ」 俺「俺さ、告白する時こわかったよほんと。見た目で惚れて告白したって思われたらって不安でさ」 幼「バカ和。そんな人じゃないのくらい知ってるよ」 俺「みおが良い人なんだよ。   ……どっか触っても良い?」 幼「ぎゅーだけなら良いよ」 抱きしめるだけなら良いという意味だ。 ありがたく抱きしめ、そのまま話を続ける。 俺「それでさ。   桃のモテっぷりから考えて、なんでもって書くならエロいことはダメくらい書くだろ。   彼女いる奴や奥さんいる奴が平気で言い寄ってくるのをたくさん見てんだぞ?   それともあれか、俺だけは違うとか信用してるのか?」 幼「そうなんじゃないかな。絶対に弱みにつけこんだりしないって信じてるとか」 俺「違うね。俺は女に信用されるような男じゃない」 幼「そんなことに自信持つなよ」 俺「とにかく、なんでもするって言って期待させといて後からエロいこと拒否るのは最低でも懲役三年だからありえない」 幼「うそつけ!   勝手に作るな」 俺「まあ、実際に桃がどういうつもりで書いたかはあんまり関係ないんだ。   メール見て興奮しちゃってさ。すぐにメールを保護しちゃったよ」 幼「なにしてんだお前」 俺「保護しておけば、このメールを桃に見せればいつでも好きに出来るという妄想が何年でも出来る」 幼「ほんとバカだなお前」 俺「最初はみおに桃になってもらってメール見ながらイメプレと思ってたんだよ。   だけど、俺が桃フラグを余裕で蹴ったことをみおが知ったらきっと俺の一途さに感動してエッチなことたくさんしてくれると思ってさ。   そっちのがおいしいじゃん?」 幼「おいしいとか言ったら台無しだけどな」  ◇ 俺「でもすごくない?   なんでもするって言ってるのに『そんなことより財布盗られて生活費は大丈夫なのか?』だぞ。   エロゲフラグをわざとスルーした上に相手が言い出しにくいであろうことを聞いてあげてんだぞ。普段気が利かないのに格好良過ぎるでしょ。   みおだったら絶対俺に惚れてるだろこれ!」 幼「私だったら正直、あるね」 俺「そうだろ?   だからみおを落とせたってことで押し倒しちゃおうと思ったんだよ」 幼「いやそれはおかしい」 俺「じゃあオナニーするからパンツ脱いで俺にちょうだい」 幼「嫌です」 俺「パンツくれなかったら桃の名前連呼しながらメール見てオナニーするぞ」 幼「それもヤだな」 俺「そうだろ」 幼「じゃあその保護したメール削除してよ。そしたら考える」 俺「えー。超もったいない……。   じゃあみおのメールちょうだいよ。なんでもするってメール」 幼「意味ねーだろ」 俺「意味あるよ。和くんのしたいことならなんでもするって送ってよ。あ、待った。   こわいけど和くんのしたいことなら我慢する……いや、違うな。   ちょっとこわいけど和くんがしたいならがんばってみる。痛くしないでね……うん、こっちの方が良いな!   とりあえず今の全部送って」 幼「やだよめんどくさい」 俺「じゃあ携帯貸してよ、俺が送るから」 幼「もう勝手にしろ、お風呂入ってくる。MD借りるから」  ◇ 幼「まだやってんのか!?」 風呂上がりのみおが驚く。 俺「そんなやってないだろ?」 幼「私一時間以上お風呂入ってたんだぞ」 俺「なんだ一時間か」 幼「おま、おまえアホか。妄想大好きか。ちょっと見せろ」 俺「えっ、ダメだよ。恥ずかしい」 幼「お前に拒否権はない」 俺「あう、取られた」 幼【恥ずかしいからお風呂からメール。和くん、今日はたくさん愚痴聞いてくれてありがとう。すっきりした。あんまり優しいからお風呂でこっそり泣いちゃったよ。   私あんまり愛してるって言葉使わないけど、いつも愛してるよ。あっ、これ後でからかっちゃやだよ。からかったら絶交です。   明日は和くんの好きなハンバーグにするからお腹空かせて帰ってきてね】 幼「恥ずっ!!」 俺「だから恥ずかしいって言ったじゃないか!」  ◇ 幼「エロい方面の恥ずかしさなのかと思ったんだよ」 俺「みおが気が変わって相手してくれるかもしれないから出さないように我慢しようと思ってエロくない方向で妄想してたんだよ」 幼「無駄に我慢強いな。   脱いだパンツ使えるようにせっかくわざと長風呂にしてあげたのに」 俺「あっ、ちょうだいパンツ」 幼「もう遅いわ」 俺「えーなんでだよ。脳内のみおのメールがかわいいのが悪いんじゃん」 幼「知るか。   自分からあげるのと、お風呂に入ってる間に持ってかれて勝手に使われるのじゃ違うもん」 俺「ひどいー」 幼「残念でした」 俺「うう……」 幼「したい?」 俺「みお今はしたくないんでしょ?   良いよ無理しないで」 幼「我慢出来るの?」 俺「平気だよ。みおが嫌なのにしたって仕方ないし」 幼「やせ我慢してー。   ……和くんさ、愛してるってもっと言ってほしいの?」 俺「えっ、なんで?」 幼「そういうメール作ってたじゃん」 俺「うあ、あれは別に、無理に言わせてもさ」 幼「じゃあ私が言いたかったら聞きたいのかな?」 俺「わ……」 みおに押し倒された。 湿った髪から良い匂いがする。スベスベの肌が気持ち良い。生唾を飲む。 幼「ねえ……聞きたい?」 俺「べ、別に聞きたいわけじゃないよ」 幼「ふーん……」 俺「なんだよ」 幼「ちゅっ」 軽くキスをされる。 幼「愛してる、よ?」 俺「う、うん……」 幼「和くんは?」 俺「好きだよ」 幼「それじゃダメ」 俺「愛してる」 幼「えへへ……恥ずかしいね……」 俺「うん」 幼「ずっといっしょなのに変なの」 俺「ずっと恥ずかしい方が毎日楽しいよ。付き合い始めた頃の気持ち忘れたくないじゃん」 幼「そーだね。……なんか、良いこと言ってるわりにおっきくなってるよ?」 俺「それはごめんねとしか言いようがない。落ち着かせるから待ってて」 幼「今ならしても良いよ?」 俺「嫌じゃないの?」 幼「和くんがかわいいからおっけぃ」 思わずみおみおファンクラブに入った。  ◇ [事後] 幼「もっとぎゅって……」 俺「うん……」 幼「愛してるって言って……」 俺「みお、愛してるよ」 幼「私も愛してる……世界で一番……」 俺「みお……」 幼「絶対……誰にもあげない……」 俺「大丈夫だよ」 幼「ほんと?」 俺「ずっと愛してる」 幼「ふふ……あん、動かないでよ。抜けちゃヤだ」 みおが俺のを自分の手で入れ直す。 幼「私が寝るまで入ってろ。命令ね」 俺「俺のがずっと中に入ってるの好き?」 幼「大好き。あー幸せー、って感じ」 俺「そんなこと言われたらまた大きくなっちゃうぞ」 幼「そしたらまたして良いよ。私が寝ちゃってもして良いから。明日の朝まで和くんはずっと私ので、私はずっと和くんの」 俺「本当に寝ててもしちゃうぞ?」 幼「許す。大きくしてないとすぐ抜けちゃうし。   入れてなきゃいけないけど大きくなってきても出来ないってんじゃ辛いでしょ?」 俺「そんなのはみおの寝顔が見られれば全然辛くないよ」 幼「優しい」 俺「でも、寝てるみおにイタズラするの大好きだから絶対セックスする」 幼「やっぱ優しくない」

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