MYTH2新規ユニットを作るときの手順 | |||
NO. | 使用ツール名 | タイトル | 説明 |
1 | Fear | 既存ユニットからの複製 | Fearを起動して、「mons」フォルダを開き、あらかじめ想定している新規ユニットに似たタイプ(浮遊ユニット、直接攻撃ユニット、間接攻撃ユニットなど)のユニットをduplicateコマンドで複製して別名で保存する。 |
2 | グラフィックエディタ | ユニットのグラフィックを作る | Photoshop等でユニットのグラフィックを作る。BMP形式で保存。正面(角度0度)、側面(90度)、斜め(45度、135度)背面(180度)の5枚を作ればだいたいの動きは表現できます。 人間型などの足の動きを表現したい場合はアニメーションさせるため、コマ数に応じてグラフィックを作らないといけません。 Amberで"MYTH2">"local">"collections"にある(1)で複製したファイルを開き、"Collection"メニューでExport Bitmapでファイルを書き出しておき、そのファイルのサイズでユニットを作ると便利です。 |
3 | Amber | グラフィックの入れ換え | "Collection"メニューから"Add Bitmaps"を選んでグラフィックエディタで作ったファイルをインポートする。 Plate形式(1シーケンスごとにユニットグラフィックが繋がっている)でインポートしても良いのですが、たまにインポートできなかったりと不具合があるので、手間はかかりますが1個1個インポートしていくのが無難でしょう。 さらに、ウインドウ中段にあるメニューから"Sequences"を選んでシーケンスを表示します。"Sequence"には動作ごと(Walk、Attackなど)にグラフィックが割り当てられています。Sequenceのウィンドウを開いたまま、ユニットウィンドウに戻り、Bidmapウィンドウを開いて画像を表示し、ドラッグ&ドロップでシークエンスの画像と交換します。 |
4 | Amber | 画像位置調整 | Sequenceのウィンドウを開くと、Collectionメニューに"Display Animation" というコマンドが現れると思います。そのコマンドを実行してアニメーションウインドウを開く。 さらにそのアニメーションウィンドウで"Show Sel. Rect"をチェックするとゲーム状でユニットを選択したときに現れるセレクトボックスが出ます。ユニットのグラフィックの部分のドラッグで位置調整をしましょう。ユニット自体の位置や、"Show key. point"(剣先など攻撃が当たる接点の位置)、"Show Reg point"(足下の位置)、"Show Shadow"(ユニットの影の位置)もこのウィンドウで設定しましょう。 Animateボタンですべてのコマを確認し、Viewを変えてすべての画像を確かめましょう。 |
5 | Fear | Collection references作成 | Fearを起動し、Collection referencesのフォルダを開きます。New Tagコマンドで新しいファイル"Slime"を作ります。作成後すぐにウィンドウが開くので、 ウィンドウにあるCollectionメニューから"Slime"ファイルを選びます。 この時点では他の既存ユニットのようにグラフィックが表示されていませんが、あとでセッティングするのでそのままでOKです。 |
6 | Fear | mons作成 | monsフォルダを開き、手順(1)でコピーした元の既存ユニットのファイルをDuplicateコマンドで複製し、"Slime"と名前を付けます。 新規Tagで作っても良いのですが、設定し直したほうが楽なのと、エラーが少ないのでduplicateコマンドを使ったほうがいいとおもいます。 さらにそのファイルをダブルクリックで開いてCollection:のメニューから作成したファイル"Slime"を選びます。 |
7 | Fear | Units作成 | Unitsフォルダを開いてNew Tagコマンドで新規Tagを作り、Monster:メニューから作成した"Slime"ファイルを選びます。選択し終わると自動的にCollection Reference:メニューがでるので、そこでも"Slime"ファイルを選びましょう。 |
8 | Fear | mons修正 | monsフォルダに戻り、右下にあるEdit Sequenceボタンを押します。ここでユニットの画像がどのようなときに表示されるのかを設定します。各動きの説明はFearマニュアルに載っています。 |
9 | Fear | Projectile Group作成 | Projectile Groupフォルダを開いてmonsを作成したときと同様、Duplicateコマンドでファイル複製します。コピー元のファイルがWolfなので、"wolf body" "wolf hit" "wolf pieces"の3つのファイルすべてです。複製したファイルは"Slime body" "Slime hit" "Slime pieces"としてください。 いまの時点ではProjectile Groupの設定は必要ありません。 |
10 | Fear | Projectiles作成 | "wolf dying body" "wolf dead body" "wolf bite" "wolf head"をDuplicateでコピーし、それぞれ"Slime dying body" "Slime dead body" "Slime attack" "Slime dead piece"で保存します。 ここではSlimeが爆発した形状をWolfの頭の破片の特性に想定しています。 さらに、それぞれのファイルのCollection:をSlimeにし、各Flightを "Slime dead body"→dead body "Slime attack"→attack "Slime dying body" →soft death "Slime dead piece"→dead part に設定します。 最後に"Slime dying body"のPromotion Project Tag:をslime dead bodyにします。 |
11 | Fear | Projectile Group修正 | Projectile GroupはWolf仕様になっているので、これをスライムに直していきます。 "Slime body"をダブルクリックすると、guts bloodとwolf dying bodyがあるので、wolf dying bodyをダブルクリックして詳細を表示させ、Projectile:をslime dying bodyに変えます。同じ要領で、slime piecesを開き、 wolf foreleg(deleteボタンで消去) wolf hindleg(deleteボタンで消去) wolf head(slime dead pieceに変更) wolf torso(deleteボタンで消去) wolf tail(deleteボタンで消去) としてください。 |
12 | Fear | Objects作成 | Objectsフォルダを開いて、"Wolf object"をDuplicateして"Slime object"というファイルを作ります。 |
13 | Fear | mons修正 | monsフォルダに戻って、slimeファイルをダブルクリックして詳細を出し、Projectile Groupsを設定し直します。 Exploding:Slime Pieces Melee Impact:Slime hit Dying:Slime body に直します。 さらに、左側のobject:メニューからSlime Objectを選択してください。 最後にAttack設定をします。AttacksのWolf Biteをダブルクリックして詳細を表示させ、Projectile:をSlime Attackにしましょう。 |
ついに完成! |