ミッションの報奨金は、ほとんどのゲームで、プレイヤーのレベルから換算されているけれど、
 実際の話、ミッションやプレイヤーのレベルよりも、支払うクライアントの資産のレベルを基準に決定した方が良いと思う。
 その理由としては、PCとの報奨金上乗せ交渉の際に、幾らまでが限界か、というのをデータで管理できるから。

 報奨金基準=クライアントの資産力×クライアントが感じている危機感のレベル+クライアントの個々の特徴による修正

 というのが良いかと。
 そして、PCレベルやミッション難易度による報酬は、ミッション中に獲得できるとレジャーの総量、という従来の形式に準ずる形で、また別に用意する。

 「交渉」系のスキルの所持者だけが、実際に値上げ交渉を行い、判定で成果を求めることができる、としたいのだけれど、そうなるとカンパニーの「会計係」が外交役も務めるケースが多くなると思う。
 すると、会計係は戦闘中に役に立つスキルを覚える余裕が無くなってしまうだろうと予測できるので、これについては代替え案を用意する必要を感じる。

 交渉判定の結果、クリティカルなどでクライアントがデータ上支払える限界を越えてしまった場合は、アイテムなどでそれの代用とする案がある。
 これは実際販売店での経験があるからこそ言えることだけれど、ティッシュのような軽い品物ひとつつけただけで購入を決めてくれるお客さんは多い。
 なので、データ上では金銭的価値が少ないけれど、そのクライアントの特徴がでているアイテム(土地の特産品とか)をつけて、PCを宥める、という方法を取るのが吉かと思う。
最終更新:2007年06月21日 20:29