なんで押井映画二つしか取り上げられてないのよ。押井の前の人はどうした、とか、ニューロマンサーに言及しねぇのかよ、とか、手塚様とか石ノ森さんとかはどうした、とか、まぁそういうのは置いといて。

 NHKでやってたサイボーグを特集した番組を見ていて、国民総サイボーグ化された共産主義国家なんてのがあると面白そうねー、とか思いました。
 神経接続でロボの操縦は反応が非常に早く、刹那を争う戦場では非常に有利な肉体特徴がある(ルール的にはまずはイニシアティヴへの特典として処理)というのは序の口。
 特集番組では、サイボーグ化した人々の意識について追求していましたが、ネットで各々の意識がリンクした世界では、「個々」の存在が、つまりは「統合失調症」の状態にあると見なされ、「治療」が国家意識に対して行われる社会があると、かなり面白そう、とか考えてしまいました。

 しかしなんだね、作業用外骨格はもう作れるね。これからはフォークリフトのかわりにそっちを普及させて欲しいなぁ。

'23-11
 ニューロン接続を、エーテル接続と指しかえれば、魔術的技術と言い張れるな、と。
 宗教国家の駆使するロボがこの技術を搭載していて、他国の兵器よりも反応が早く、まるで自分の肉体同様の細かい操作が行えるようになっている。
 アシュラシステムやガンパレ士魂号あたりを取り込むアイデアとして考えていた神経接続アイデアと統合できる。
 元の発想では、怪獣と対決する国家の切り札技術として考えていたのだけれど、宗教国家から怪獣王国への貸し出しが行われているという展開でいいかも。

 貸し出し品レベルでは意識リンクは戦局共有程度に抑えられているが、宗教国家本国では元ネタの、統合意識状態になっている。
 エーテル=魂=現世生物、を介した統合意識というネタは、原生生物「竜」との意識統合も行われている? 技術開発者にその意図は無かったが、実際技術が適用された結果竜との統合が行われ、宗教の深部は原生生物が原住民への関与を行う窓口になっている、というアイデアも良さそう。
最終更新:2023年11月11日 15:39